ディノモードは豪快なフォルムのティラノサウルス。

迫力満点です。

尾部、脚部あたりの変形は、ほぼ見たままですが、
脚基部はラチェット入りで強度も十分、尾部はきちんと結合して固定されます。

前脚は細かい関節を複数介して変形させているので、見た目よりも可動します。

このシリーズ、前頁のように、ビークル時には、ディノの”目”を隠すのが
こだわりらしく、この『ナイトレックス』でも、中々格好良く開閉します。


首がサウンドギミックの切り替えスイッチになっており、
変形時に引き伸ばすと、ティラノの吼声が響きます。こちらも中々よろしい。

ちなみに、縮めると前述のビークル音。
また、キャノピー後ろのスイッチでも吼えます。



ビークル時のラインを崩さず、頭部から尾まで滑らかなボディラインが美しい。

首は、可動軸があり、若干ながら左右に振ることが出来ます。
結構表情が付くので良い配慮と思えます。

口もかなり大きく開けます。
他のディノブレイカーにアグレッシブに喰い付けと（笑）？


惜しいのは、特徴である巨大な後脚があまり可動しないこと。

つま先、かかと（？）が変形時の関節で可動しますが、”踏み込む”方向には
動かないので、足が大きく開けても、上手くバランスを取って立つのが
難しいですね。

つま先関節には、ラチェットも無いので、ポーズによっては自立しないかも？
（ムゲンバインの箱書きみたいだなぁ（苦笑）。）

人竜重撃、必滅の刃！

バランスを上手く取ってやれば、こんなことも出来たり。

ティラノ頭部の目ひさしにフィギュア足を引っ掛けるのがコツ（笑）。

オフィシャルでは有りなのか分かりませんが、
私的には有り、っていうか必須！コレをやりたかったんデスよ！

蛮魔咆哮・重影烈突！

ああ、勝手に技名まで考えてしまった。



テレビ版でもほんとにこんな事をやっていたら、
ビデオを取り寄せて見たくなってしまいますがね。




というわけで、『ディノブレイカー・”ナイトレックスセット”』でした。

総じて、一言で言うならば、”存在感のあるトイ”ですかね。

少々大味な部分が気にならず、ぱっと見て心惹かれたならば、
手に取ってみて損は無いと思われます。



・・・と、そうそう、こちらトイザラス先行販売との事で、
お値段、４、４９９円。

『ビーストウォーズ・リターンズ』の国内販売の時もそうでしたが、
ちょっと割高な気がしますね（苦笑）。

”先行”というからには、そのうち一般店舗にも流通するのかもしれませんが、
その時には、三千円台で売ってくれると結構嬉しいかも。


何はともあれ、『ミクロマン』シリーズが”ガシガシ遊べる”カテゴリから
遠ざかってしまい、『アムドライバー』が完結してしまった今、
乗り物系トイのベストチョイスとなるか？といった所でしょうかね。

今後の展開に大いに期待します。