著者近況
最終更新:平成十五年 三月 三十日

さて、読む方の身も考えろ、と言われつつ、長々と後編です。

一ヶ月というブランクと、凝集された物欲のおかげさまで、本当にネタには困っていません。

まぁ、もったいない事に、ネタは生物ですから、使わないと痛んじゃうんですよね。

ネタが無い時のために、冷凍保存でもしておければ良いのですが。



さて、なんかどこかで話に出したような気がいたしますが、

蒼の嵐禽

やまとの、完全変形・YF−21ファストパック装備型!

いやぁ、生産数いかにも少なそう(問題発言?)だったので、予約なしで買えるかと危惧しておりましたが、何てことは無く、近所の三割り引きな某カメラ屋さんで入手できました。

脳波操縦システム上面形結構薄い

ご覧のとおり、航空機として、完璧!とまではいかないところですが、それなりに格好良いファイター形態に、キャノピー開閉、着陸脚収納可能、と、一通りのギミックもあり、これが変形するとあらば、大満足といったところでしょうか。
(航空機形態を極めたいという相方・あやせは、『ファイター形態が甘いから欲しくない』と言い放っておりましたが・・・(笑)。)

前作で気になっていた厚さも大幅に軽減され、塗装も発色良く、紫掛かった色合いは実に私好みです。(写真では修正に失敗してちょっと青っぽい。)


が。


・・・まぁ、やまとは、メーカーとしては非常に向上心と誠意があり、踏まれても倒れない、と信じて、あえて言うならば・・・。


とても、”おもちゃ”として遊べたもんじゃない!


この一言に尽きます。

変形できるVF(あ、こいつはYFか)のガレージキット、というなら、まぁ、分からないでもないですが、

一般大衆向けの”玩具”として売り出そうというには、少々、ユーザー側の気遣いに甘えすぎているきらいが見えます。

とにかく!

変形が難しいのです!

写真つきの取説冊子が同梱されていましたが、モノクロ写真のそれがまた分かりにくく、結局、手を動かして試行錯誤しつつ正解を探すこととなりました。

パーツの位置出しや固定、変形パターン自体もまだ煮詰めきっているとは言いがたく、変形できる立体物、としてはかなりの完成度だとは思いますが、”玩具”としてはまだまだです。


まぁ、きつい事を言ってしまいましたが、前述どおり、”変形できる立体物”としては、本当に見事なもの。

ゼントラーディアンバトルアーマーの血統

バトロイド形態のプロポーションは申し分なく、簡単なポージングもこなします。
・・・私の入手した固体は、購入状態で足腰立たないくらい股関節がぷらんぷらんでネジを増し締めした事は、水に流しましょう(苦笑)。

あ、背後が散らかってるのも、水に流してしまってください(ただ苦笑)。


不敵に二挺拳銃(?)

ううむ、好きなんですよね、この手のポーズ。

大型拳銃(違う)を二挺持ちにして、ちょっと不気味に顔の前にこう、”ズルゥ〜”っと(笑)。

手首がなんか手袋に見えて、それもまたガンマンっぽくて良し。


・・・おもちゃ的には、このガンポッド持ち手首が差し替え、というのもどうかと思ったり。

変形は差し替えなしでも、遊ぶ時は事実上の差し替えになりますから、贅沢言うなら、収納できる範囲で何とかして欲しかったところ。

それに、この手首、トリガーガードに人差し指、入らないんですけど(?)。


ま、とにかく、”可変YF−21の立体物”としては及第点でしょうか。

おもちゃとしては、残念ながら、赤点。

あえて比べるなら、同時期に”完全変形・Ex−Sガンダム”なんてバケモノプラモを出してくるメーカーがあるのですから、次回はもうちょっと頑張って欲しいところ。

・・・いや、実際、一回変形させると、もうしばらく触る気が起きなくなるのですよ(苦笑)。



で、そのバケモノプラモのメーカーの出した玩具。



『マシンロボレスキュー』より、初のライバルキャラ、『ステルスロボ』です。

マシンモードは、中々鋭角的で格好いいと思うのですが、どうでしょう?

で、支援機は、四機のタンクロボ・・・って、おいおい!編隊どころか、随伴すらできないじゃないか!

(アニメでは、バーゲンホルム機動か!と言いたくなるような速度で、あっという間に飛んで来ていましたが・・・。)

(注・バーゲンホルム・・・SF作品『レンズマン』シリーズに登場する慣性力中和機構、
超光速での運動を可能に!)




で、ロボモード!

・・・どうだ!

ううむ、すばらしい。正に、あのマシンロボの再来。

なんという簡単変形(問題発言)!


しかし、特筆すべきは、カッチリした構造。

確かに、もう目をつぶってても出来そうな変形ですが、実にカッチリと、気持ちよく決まるのです!

・・・YF−21を触った直後だと、もう感動的(問題発言・・・)!

いやいや、冗談抜きで、この手の”玩具”として、カッチリした手触りは基本にして最大の目標とすら言えるもの。

バンダイは、この”カッチリ感”においては、現行のほとんどの玩具メーカーと比較して、確実に頭一個以上、上を行く技術を持っていると言えるでしょう。



ハイパーモード。

定価にして二千五百円、まぁ、メイン購買層からしてみれば、十分な額でしょうが、我々的には、そこそこの廉価。

それでいて、変形・合体までこなしてしまう、実にプレイバリューの高い玩具と言えるでしょう。

個々のマシンも、ステルスロボは、翼端を畳むと降着脚が出て来るとか、

(いや、コロ走行用の車輪で、しかも翼下のレーザー砲を外さないと接地しないというオチが付きますが(苦笑)。)

タンクロボは各モードでいちいち履帯部分がカチッカチッとスライドして気持ちいいとか、細かいところまできちんと作りこまれているのが好感を持てます。

また、集めれば、手足を同シリーズ間で換装する事も可能とか、デラックスな輸送機に搭載できるとか、シリーズを集めさせようとする魔の手も完備(笑)。

・・・孤高の”悪一点”を買ったから、他のは特に買わないけど(邪笑)。



ところで、商品とは離れますが、この『マシンロボレスキュー』アニメ中で、マシンロボは兵器ではなく災害対策用のロボット、として登場します。

ひねくれ返った当方、

「あんな高性能なロボットが、真っ先に軍事利用されないはずないじゃないか。」

とか思っていたら、このステルスロボ、マシンロボ開発の最初期段階で、兵器として開発され、存在を抹消された機体だったという中々にイカス設定が。

いやぁ、ベタながら好きなんですよね、この手のシチュエーション。

それに、思っていたツッコミを「わかってますよぉ〜」と切り返された気持ちよさもあって、最近、このアニメ、結構見てたり。邪悪な動機だ(笑)。


邪悪ついでに、

主役メカ、ジェットロボが使う必殺技、『ジェットパンチャー』、

要は、腕に合体したファイターロボを切り離して、ロケットパンチよろしく敵に突っ込ませる!という技なのですが、この技、アニメ中では、突っ込んでいった腕は大爆発する敵をバックに、ちゃんと戻ってきますが・・・。


本当は(というか、私的妄想中では)、そのまま自爆するのが正解なんじゃあ?


いや、この、同型の支援機四機が手足として合体する、というメリットは、やはり補給の容易さとか、サバイバビリティの高さでしょう!

つまり、手足の四機は量産型でいざとなれば消耗品!

私は第一話でこの『ジェットパンチャー』を見た時、思わず心中で賞賛したものです。

・・・戻ってくるのを見て萎えたけど(苦笑)。


ぜひとも劇中では、『右足<四番機>大破!左手<三番機>と換装!』とか、

そうして消耗した手足を輸送機が運んできて補給!とかいうシーンを見たいものです。

・・・アンパン男みたいだな。



さてさて、本当は、もっと大量に買い物ネタはあったりするのですが、時間の都合(?)で、このへんにしておいて、あとは後々に温存しておきましょう。

(傷むんじゃ無かったのかよ・・・。)

まぁ、半分くらいは、こちらではお見せ出来ない関連のものだったりするのですがね(苦笑)。


ここ最近で、買い物以外にした事・・・、

なんかあったっけ?

ちょっとばかり、「こちら側」が忙しく、掲示板はほったらかしになってしまったり、実はこの文も、本当は先週の段階で8割方出来てたのが今になってやっと完成したり、中々にままならぬ状況に陥っておりました。

で、残った僅かな時間は、ほとんどパソコン絡みに費やしていたのか・・・。

まぁ、おかげさまで、これでしばらくは「壊れたー!」とか「動かねぇー!」という騒ぎを起こす事は無いと思われ、記事の製作環境も強化されたので、あとは今の生活がもうちょっと安定すれば、少しは気の効いた記事をご提供できると思います。


・・・あー、あとはブロードバンド環境ですね。

ちょっと安くなってきた光ファイバーの導入を検討中。

しかし、どうも『ニューファミリープラン』というのは、胡散臭い気がして。

100Mbpsの回線を、最大16人の契約者で同時に使う、という事なのですが、つまり、最悪、16人が全員、ネット配信の映画でも見始めたら、そうとう負荷が掛かって、ADSLと大差なくなってしまうのでは?という懸念が、どうしても拭えないのです。

ちなみに、この『16人で割る』という絡みの話は、NTTのサイトでは一切触れられておらず、店頭にて説明員の方から直接聞きました。

ワーストケースで、どの程度の通信速度を見込めるのか、問い合せても見たのですが、やはり、地域と状況によってまちまちで、答えられない、という回答。

そりゃそうでしょうが・・・。

『最大100Mbps!』という、現実的に有り得ない理論上のベストケースを売り文句に出している以上、悪い場合のデータも少しは蓄積しておいて、こちらに提供して欲しいところ。


一人で100Mbpsを独占できるコースもあるのですが、こちらは依然、月額1万円オーバーのヘビーユーザー向けで、流行のネットゲームなどには当方興味なく、一日正味2時間程度のネット閲覧の為に、そこまで金をかけるのも、なんだか勿体無いようでもあり、金銭的にも厳しいところ。

とはいえ、今更ADSLというのもどうだろうか・・・、

というわけで、未だに具体的な結論は出ずにいたり。


しかし、早急に解決したい問題でも有ります。

なにしろ、新PCさんに必要、もしくは推奨とされるアップデートファイルが、とんでもない量あるのですよ!

ウィルス感染防止の為に、ノートン先生(何故、皆『先生』と呼ぶのだろう?)のアップデートだけはしたのですが、軽く一時間は掛かってしまい・・・。


この辺の顛末は、次回にでもお話いたしましょう。

てなわけで、今回はこの辺で。

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