[No.649]
Re: HJ4月号
投稿者:ノイシュタタタット
投稿日:2013/02/28(Thu) 02:19
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>ウィザード
白い魔法使いとワイズマンの同一人物説は、自分もそう思っていたのですよね。
ファントムを増やすとか言ってるくせに、どう贔屓目に見ても、通常のファントムを上回る戦闘能力を持っている指輪の魔法使いに対して、一人のファントムに戦わせることしかしていないとか、一度、逃したゲートを放置していたりとか、本気を疑いたくなるような行動が目立つので、ゲームか儀式めいたことをしていると思っていたのですが、
魔法石をワイズマンが生み出していることから、その可能性はますます濃厚になってますし。
しかし、白い魔法使いと、ワイズマンが別にいるかのような描写や、ワイズマンが魔法石を生み出している描写からして、白い魔法使いとは別の存在なのかも、と思っています。
コヨミの例もありますし、白い魔法使いのファントムを自分から切り離して、魔法石に封じたもの(それで魔力や魔法石を生み出すのに使っている)を、復活させた(させられた)とか、そういう線もあるのではと思うのですよね。
コヨミに魔法石を渡していたグレムリンですが、調べてみると、伝承のグレムリンは人間に英知を得るきっかけを与えていたが、ないがしろにされて、人間に憎しみを抱くようになったとありまして、
あからさまに怪しいですし。ワイズマンの目を盗んで魔法石を持ち出すなんて、普通はワイズマンも理由があるから、持ち出したのを黙認していたと思いますし。ただのファントムがそれをやれるとは思えないんですよね。
グレムリンがたきつけていたフェニックスって、ワイズマンと能力的に近いファントムだったりします。
ワイズマンが魔法石を生み出していたのだって、指輪の魔法使いのウォーターとドラゴンのデータを見て、掛け合わせたのじゃないかと推測できますし、フェニックスは、一度倒されても、復活し、前に倒されたやり方では倒せない。
情報の蓄積とその応用という意味では、二人とも、かなり近い性質を持っていて、ワイズマンはそれを魔法石を生み出すことに、フェニックスは己の復活にそれを使っているわけで、指輪の魔法使いのオールドラゴンも、この傾向は同じですが、それをファントム側は、自分の体でやっているのに対し、指輪の魔法使いは魔導具を使ってやっている。能力的に、フェニックスにワイズマンの役に振ることもできるわけです。
4つのドラゴン形態に分身しただけでは、フェニックスに太刀打ちできず、オールドラゴンになって、はじめて太刀打ちできたので、ワイズマンを倒すのに、必要な力でもあるようで。
すくなくとも、ファントムたちのボスになるのに、情報の蓄積、学習、応用を能力として、顕現できることは必須のようです。
ゲートの魔力を基にして、ファントムが生み出されるわけですし、魔法に関しては、晴人たちは、すべてを知っているわけではないですし、魔導具などのアイテムも、ファントムの力を制御して、力を引き出すためのシロモノみたいに描かれているようですから、ファントムを魔法石に封印する魔法が存在する可能性があっても不思議じゃないかも。ビーストドライバーの例もありますし。
ワイズマンも、ボスの役割を振られたファントムに過ぎず、フェニックスを
新たにボス役にしたほうが面白いから、たきつけたのではという推測もできますし、フェニックスも復活する目残していますからねえ。
白い魔法使いが黒幕だったとして、ワイズマンは白い魔法使いと同等というより、1ランク下か、白い魔法使いの僕だったのでは?という推測もできてしまうんですよね。
>ブラックがピンクをナンパ
これは一話ではやってないですが、女好きのブラックというと、ジェットマンのブラックコンドルを思い出すひとが多いと思いますが、チェンジグリフォンもいまして、こちらは、年齢とわずの自称フェミニストで、パトロールの途中なのに、小さな女の子のネコ探しをしたり、ゴズマの航海士ゲーターの奥さんにそれでだまされた事もありますから。
ちなみに、ジェットマンのノベライズでは、話が竜とリエのベッドシーンから話が始まっているので、これまでにはないネタというわけではなかったりします。
正体を明かさない、距離を置こうとするなど、ゴーバスターズとかぶらないような
意図のもとにやっているのでは、
とにらんでます。劇場版では、絆を強調していたり、バディロイドも、あれも守護獣やパワーアニマルがしゃべるのと同じようなものですし、守護獣も、合体前でもしゃべるシーンがありましたが、しゃべる相棒をニ連続では飽きられてしまうということもありますし。
>無効化能力
元々、バトルものに限らず、少年向け作品というのは、主人公がルールの外にいて、そのルールをひっくり返す、もしくは破壊する傾向が強いですし、三国伝の劉備の正義も、コレに近いものがありますから。能力バトル
だと、無効化というのは、主人公能力としては描きやすいという理由も大きいですからねえ。
三国伝コミックス版のラストの天玉鎧&玉璽×4とか、天下統一編の時代に四人の大将軍が集うとかも、これもルールをひっくり返すようなものですし。
ハイスクールオーラバスターとか、魔法が使えないかわりに、魔法が通用しない体質を使って、狂った魔法使いを暗殺する仕事を強要されていた人間が、魔法使いの繁栄に幕を閉じてしまうなんてのもありますし。
ダーカーザンブラックの黒も、作中に出てくる契約者のルール外にいる存在で、契約者は能力を使うかわりに代償行為を行わないといけないという設定があって、黒は大食いをしばしば行っていたのですが、代償行為ではなく、元からこうだったとか、シャトル事故で、素で生き残ったキョウスケナンブとか、最近だと、まどかマギカのまどかも、魔法少女じゃなかったまどかが、最強の魔法少女になれる力を持っていて、最後には女神になってしまい、ルールをひっくり返すケースもありますし。
ガンダムXも、ニュータイプじゃない主人公が、大好きな女の子のために、突き進む話でしたし。
ジャンプマンガの黒子のバスケも、影が薄いという主人公とは相反しそうな特性を使ってますし、アニメでは、エピソードがそこまで追いつきませんでしたが、キセキノ世代の他のメンバーと違って、元から、バスケの才能があったわけではない。
ルールに縛られない存在で、それをひっくり返し、新たなルールを作り出すという特性を能力者バトルものだと、わかりやすくアピールするとなると、能力無効化というが一番やりやすい能力というのもあるんだと思います。
たとえば、金色のガッシュ(ベル)でも、主人公は頭脳派だけど、相棒の魔物は雷の力を使う魔物ですが、頭脳戦でみせるなら、ハッタリ変形のコーラルQとくませるとかキャンチョメとくませて、ハッタリで切り抜けて、戦い続けるという選択肢もあったはずですが、何でそれをやらなかったかというと、おそらくは、そういう戦い方は手間隙がかかりますし、派手さにかける場合が往々にしてあります。
それに対して、雷撃の力を使う魔物だと、派手さは確かにありますからね。
わかりやすくて、派手な能力というと、能力無効化がうってつけですし、表現次第で、変化をもたせやすいですからね。