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2009年1月31日

「こうですね、わかります」

ケータイレビューはちょっとお休みして、
時事ネタに手を出してみたりしますよ。

舞え、熾天使

ダブルオーは、ティエリア君を見てると実に退屈しない。
絵に描いたようなヒーロー漫画的ツンデレ君(笑)。

『サクラ大戦』のマリアさんみたい、というのは例えが古いか。


「胸にガンダムの顔が!?」
「カッコイイからだ!」

か、かおがぁあー!

このネタも、ぼちぼち「お兄さん、お姉さんに聞いてみよう!」ですかねぇ。


私設武装組織"ソレスタル・ビーイング"(以下、ソ団)が誇る、
最精強の太陽炉搭載兵器、『セラフィムガンダム』が、
専用支援ユニット・『GNセラヴィー』と共に出撃!

撃ち放て、神罰の炎!

必殺のバーストキャノンが、戦場に浄化の焔を放つ!

戦火を焼く火

巨大なGNセラヴィーは機動プラットホームであり、エネルギープラントである。
機敏だが継戦能力の低いセラフィムの行動を劇的に拡張するのだ!

黒衣の聖騎士

長大な砲を携え宇宙を駆けるその姿は騎士の如し!


それにしても、つくづくダブルオーは、"宇宙の騎士"ネタが好きですねぇ。

あ、そうそう、言い忘れてましたが、
今回は間違ってもレビューとかじゃあ無いですよ?(邪笑)


セラフィムガンダムとGNセラヴィーが、
脅威の合体!

火を纏う天使の翼

一点突破・侵攻形態GNアームズ・セラフ

燃える翼

セラフィムガンダムのGN炉と直結する事で、更に大推力・高火力化したセラヴィーは、
GNアーマー形態に変形、強力な突破兵装となり、戦線を突き破る!


そして、このGNセラヴィーには、秘中の秘と言うべく、
恐るべき戦闘機能が隠されていた!

鎧纏いし天使

なんと!
セラフィムがバックパック形態に変形し、動力ユニットとしてGNセラヴィーに合体!
これが、最強形態たる、重駆逐戦闘形態・セラヴィーガンダムである!

焼き尽くせ!

その名に冠した燭天使の、焔に包まれた翼の如く、
広域殲滅機構・シザーブラストを展開!
戦火を焼く焔となれ!セラヴィー!


・・・・・・、

ウソですよー。
ほとんど、全部。
ひとに言ったら笑われるからダメよー(邪笑)。

はい、ええ、
HCM Proシリーズ『セラヴィーガンダム』なんですがね。

セラヴィーでした

色々あって、ごらんの有様に。

いやぁ、だって、というか、
前にも申し上げたとおり、
「我、余剰を許さず!」
なもんで、
ええ、

・・・うしろに誰もいませんよ?

「・・・・・・。」

セラフィム頭を外して、"後ろに誰もいませんよ?"
なんて、許しがたき。

というわけで、

えりもとすっきり

合体時にはセラフ頭の装着を阻み、
分離時にはセラヴィーとの合体を阻む、

邪魔パーツである、
巨大ガンダムヘッドの"トサカ"を取っ外しました

それに、セラフィム時にもバックパックみたいにセラヴィーを背負えれば、
ごらん頂いたとおりの有様通りのプレイバリュー!

こんな楽しいプレイをスルー出来る訳無いじゃあないですか!


え?他にも色々おかしいって?

いや、
セラフィムのアンテナは、セラヴィー合体時に肩キャノンに干渉したんで除去。
軟質バージョンを付けておいて湾曲上等、というのもアリかも。

セラフィム手首&隠し腕は、かなり未練があるものの、
現状、どうしようもないので除去。
ヒザキャノンにだけ付けておいて、セラフィム分離時には付け替える、
というのも考えたけど、クァッドキャノン状態も捨てがたいので、断念。

とはいえ、サーベル阿修羅は魅力なので、
現状、デッドスペースと見込まれる、セラヴィーのスネ内部に、
余り手首とビームサーベルを入れるスペースを作れないか、とか妄想中(邪笑)。

コレで貴方のお手元のセラヴィーも、今日から余剰レス


・・・・・・、
とか言っておいてアレですが、
まぁ、元デザインとの兼ね合い上、結構犠牲が多いので(苦笑)、
オススメは全然出来ないのですがねー。

しかし、まさか、万が一、何かの致命的な運命のもつれにて
やってみようかな?とか道を踏み外してしまった方のために、

トサカ・・・

参考写真。

トサカの後頭部側にフタが接着されていますので、
少し力を加えては戻したり、熱を加えてみたり、こじってみたり、
慎重に慎重を重ねて、じわじわとパーツを浮かせば、
もしかして、ひょっとしたら、あんまり破損させずに取り外せるかも。

そして、外しただけでは、実はダメで、
トサカの基部がセラフィム首パーツにつながっていて、
セラヴィーの背中に干渉するのです!
そこは、思い切ってニッパーカットになります。
切る形状は、恐らく、フェイス状態時に、トサカの振れ止めになる形状・・・、
だと思うけど、正味のところ良く分からん。
無くても一応、トサカの動作には影響しない?
上の写真のように、軸は残しておけば、もし後悔しても
とりあえずトサカは復活させられるけど、
セラフ首が付かないほどはではないものの、やはり干渉するので、
思い切って全部切ってしまったほうが、スッキリしそうではある。

・・・言ってるうちに切りたくなってきた。
もし後悔したらもう一個買う勢いで、切っちゃうか・・・?

なお、万一、実施の際には、
間違いなく、決定的にメーカー保証対象外となり、
それどころか、当局に怒られたりするかもしれませんので、(しない。)
くれぐれも、自己責任にて。
まだ見ぬ余剰レスジャンキー仲間の検討を祈ります。


それにしても、
これだけ遊ばせてもらっておいてアレですが、
今回は、文句の一つも言いたいところ。

いまどきのデザインにしては、商品化前提、と分かっていながら、
ギミックの立体的な検討が足らなさ過ぎじゃないだろうか、
とか思ったり。

セラフィムの細い胴体に、
肩関節(クァッドキャノン基部)、フェイスバースト、セラフィム頭部、
と、詰め込みに詰め込んで、
なにか特別な工夫は、っていうと特に無いみたいだし・・・。

特に、セラフ首の収納は、スケールの問題もさることながら、
GN炉はどこにいっちゃうんだろう、
という、設定的な問題もあったり・・・(苦笑)。

そもそもセラフィム自体"隠し演出"扱いであるものの、
意図的に造形をぼかさないと、一発でバレるくらい、
変形ギミック自体にトリックが無い。

"うしろのひと"って通称、結構前からあったもんなぁ(苦笑)。

隠し腕の展開に至っては、思いつきレベルで放置されているように見える。

デザイナー殿なのかバンダイなのか、どちらにウェイトの多い問題なのかは、
定かではないものの、もうちょっと頑張って欲しいところ。

アリオス&GNアーチャーも、余剰パーツ無しでは合体出来ない、とか、
ちょっとガッカリ感のあるギミックだったし、
今のところ、大きな問題が無いのって、オーライザーくらい?


色々言ったものの、良い所も多い。

セラヴィ顔のゴツさがたまらない。
特に、目がスリット状に細いのが実にカッコイイのですよ。

可動範囲に関しては、経験の功か、よく煮詰められており、
(ヒザキャノンの可動範囲がちょっと残念だが・・・。)
添付ディスプレイベースの使い勝手も実に良好で、
アクション展示がビシッと決まる。

また、品質に関しては、手放しで誉めていいレベル。
話に聞くに、"当たり外れの多い"シリーズと言われるHcm-proですが、
今回は、かなり個体差が少なく、高品質を維持しているようですし、
成型品の出来の精密さや、勘合の上手さは、
相変わらず、並みの機械メーカーはだしの恐ろしさ。

翔べ!ガンダム!

可変(?)支援メカ+ガンダムのトイだと思い込んで遊んでると、
これが中々にカッコ良く思えてくるから、妄想補正ってスゴイ。
トサカをもがずにセラフ首が付くなら、ぜひオススメの遊びなんですけどねぇ。

前作の、『ヴァーチェ』からの継承である、"重量級ガンダム"、
正味のところ、前述の文句を全部承知の上で
思わず買ってしまったくらい好きなプロポーションなので、
今後もぜひ発展し続けて欲しい所。


ところで。

当方の兄者の、セラフィムを一目見た感想。

「江頭2:50。」

ティエリア君が聞いたら卒倒しそう。

2009年1月25日

「その力、私が与えよう」

ようやくレビュー再スタート。

力あるものたち

フォンブレイバー01(ゼロワン)』と共に暗躍し、更なる力となる携帯端末の影・・・!

今回は、"DX フォンブレイバー"シリーズを強化する、
"ブーストフォン"のご紹介。

まずはこちら、
『ブーストフォン デモリッション』

ブーストフォン デモリッション

ちょっとビビッドな色合い(笑)なクラムシェル型携帯。

デモリッション裏

裏側は分割線が以下略。

サブディスプレイ

サブディスプレイは、容赦無くシール。
ただし、フォンブレイバー(以下PB)ではフィルム素材に裏面印刷、
とか、ちょっと頑張っていたが、これはただひたすらに紙シール。

デモリッション開

開状態。
PB同様、ヒンジめいた機構は無いものの、それなりにテンションは有り。
画面はやはり紙シール。
操作部キー類は、全て印刷と彩色のみ。

結構不満なのは、"携帯ごっこ"するトイなのに、
キー類がダミーですら無い、ただのモールドというのはどうか、という事。
まぁ、シールではなく、一応印刷にしたのが最後の良心と思っておく。


この"ブーストフォン"シリーズ、どうもPBでは頑張っていた、
質感方面への頑張りがあまり見られないのがちょっと残念。

価格こそ2,940円(定価)と、PBに比べればだいぶ押さえられているものの、
トイとしては中堅的価格帯だけに、
もうひと頑張り、なんとかならなかったのかと思えてしまう。
やはりコスト的に厳しいのか・・・。


親分と対比。

01と比較

基本、1/1スケール、ということで、ゼロワンとサイズ的に大差無し。
厚みだけは勝っている・・・(笑)。


さて、ここまで見ただけでは、
ただのちょっと見た目の個性的な携帯トイ。
しかし、もちろん、これだけでは終わらない。

では、"ブーストフォン"の能力をご覧いただきましょう。

ぱかっ

「ぱかっ」

デモリッション変形

各部が展開し、変形!
リブを軟質樹脂の受けにはめ込む形式のロックで、
携帯状態でもガタツキは無し。ここらへんの気の使い方は良し。

デモリッション・アクティブモード

変形完了。
これが、アクティブモード

マニピュレータらしきものを備えた、
カニっぽいというかサソリっぽいというか、甲殻類的な姿に変形!

デモリッション後ろ

本編未見のせいか、コレが何が出来るメカなのかイマイチ分からん(苦笑)。

デモリッション可動範囲

脚はある程度見た目通りに可動。
もっとも、デザインがデザインだけに、ちょっとポーズが付く程度。

ゼロワンと共に!

ブーストフォンの、その真の能力とは、
フォンブレイバーに新たな機能を与える事!

いざ!"着身"!

"DXフォンブレイバー"(以下写真は01(ゼロワン))に
アクティブモードの状態で、"着身コード"を入力!

デモリッション!着身!

着身コードは、取説に記載されており、
ブーストフォンを購入して初めて分かる仕組み。
とはいえ、3ケタのそのコードのうち、
パッケージに2ケタまで記載されているので、
もはや総当りで何ら労無く判明させられるので、
以下、無遠慮に記載する事にさせていただきます。

デモリッションの着身コードは【367】【AC】
入力と共に、ダウンロードしているようなアニメーション。

やはり、省電力対策なのか、
アニメーション中にバックライトが切れてしまう。

着身シーケンス開始!ダウンロード・・・!
プログラム展開・・・!モード変更!

そして、チェーンソーがギコギコ回る、
ブーストフォンのアイコンがスクロールして額に掲げられて、着身完了!

アイコン表示時には、バックライトが再び点灯!
これは良い配慮。

デモリッション・起動!

・・・・・・で、カッコ良くパーツがびゅんびゅん飛んで、
ク*スみたいに装着されるのかと思いきや・・・。

・・・さぁ、着るぞー。

実際(劇中)は、分解までは自動だけど、装着はPBが自分で行う。
この現実味が"明日未来"。

デモリッション・ジョイント類

細部のジョイント類は、倒れて収納されていたり、
頭部?が大きく開いて内蔵パーツが展開したり、
この辺は細かく処理されていて良い。

というわけで、今度こそ着身完了!

ゼロワン・デモリッション着身形態


"フォンブレイバー01(ゼロワン)・ブーストフォンデモリッション着身形態"

巨大なチェーンソー携えた、破壊的な形態に!

このように、"ブーストフォン"とは、
"フォンブレイバー"の外部拡張機器として機能するサポートメカニックなのです!

まぁ、トイ的には、クロスアップフィギュア的なプレイですね。

尚、"着身"に伴い、
"ブレイバートーク"モードも、一部変化。
ゼロワンの場合、以下の通り。

【1】で、「ブーストフォン**!」と、着身セリフ!
【2】で、効果音、これは、クラックシークエンスなどと同じ音。
【3】で、「着身完了だ。」と、セリフ!

【4】~【9】【*】【#】は変わらず。

十何秒か放っておくと、元の状態に戻ります。
PB側のリアクションは、パーツの着脱には全く関係なく、
"着身コード"の入力にのみ依存します。

しかし、着身状態の解除が、ちょっと早すぎな感じ、ということもあって、
出来れば、モードON/OFF程度でいいから、
パーツ取り付けを認識して欲しかったところ。

デモリッション着身背面

右手のチェーンソーに目を奪われがちですが、
左手の2連ロッド状のものは、打突用装備、いわゆる"パイルバンカー"。
本編中で、同胞たるフォンブレイバーを抹殺した事もある、
恐ろしい破壊力を秘めた武装とか・・・。

背面や脚部に装備されたデモリッションの胴や脚は、
バランサーとか、大型装備駆動用のコンデンサーとか、そんなものですかね?
額に装着された電脳戦記っぽいセンサーアレイ?もまた格好良い!
劇中では、コレが暗闇で煌々と光るシーンもあったりして印象的なので、
蛍光塗料や反射シールで再現してみるのも一興かも?

破壊し、切り拓け!

破壊し、破壊せよ!

解説によると、"災害的状況の打破を想定した"との事ですが、
格闘戦用としか思えない物々しさ。

(本編未見なので伝聞ですが)実際、ゼロワン敵対時には、
主人公達や他のPBに対しその力が行使され、
ゼロワンの脅威の象徴的な装備になっているとか・・・。

味方となった今では、その力は人命救助のために存分に揮われて・・・いる?


お次はこちら、
ブーストフォン アナライザー・・・。

ブーストフォン アナライザー

・・・って、こ、これは!

アナライザー・キーボード開状態

"U"!"U"じゃないか!

なんと、某社のウルトラモバイルPC、"U"にソックリなフォルム。
もっとも、サイズはかなり小さいので、
パソコンというか、PDAといったところか?

ケータイばかりで展開する都合、
デザインモチーフ選択の面白さはこのシリーズの売りと言えそう。

尚、キーボード部のスライドは、金属ばねクリックで小気味良く動作。
機械的構造に関して残念な事が多い(苦笑)同シリーズでは、
珍しく良いギミック。

アナライザー底面

デザインのインパクトで霞んでしまう(笑)底面。

キーボードや画面など、携帯トイとしてのクオリティは、
やはり『デモリッション』同様。

というわけで、前置きはほどほどにいってみましょうか。

きょろきょろ

「きょろきょろ・・・。」

アナライザー、変形

底面から、"ベルトドライブ"が展開!
このギミックがまた、同シリーズにしては(苦笑)、
中々カッチリ感があって、小気味良い動作感。
邪推ながら、この"アナライザー"、シリーズの再末期のリリースだったため、
メーカー殿もだいぶ設計に慣れてきたのでは?とか思ったり。

アナライザー アクティブモード

変形完了!
アクティブモード!

先程の『デモリッション』に比べて、何ともシンプルな変形。
底面にキャタピラ状の"ベルトドライブ"が出てきて、
前面のカバーとマニピュレータがぱかっと開いただけだったり。

アナライザー背面

しかし、このシンプルさはいっそ潔い。
背面なんて、もうまんま、"自走するPDA"である。

解説によると、隙間などに入り込んで、配線などを物理的に処理する、とのこと。
先のデモリッションよりかは、目的が明確だが、
ひっくり返ったら自動復帰できない気がするあたりが、中々キュートだ(笑)。

やはり、その真の力は、ゼロワンによって発揮される!

ゼロワンとゆけ!

何気に、ゲットライド状態にしてみたり。

アナライザー、着身!

着身コード、【269】【AC】を入力し、アナライザーを着身せよ!

アナライザー、着身完了!

アナライザーのアイコンは、回る地球儀?
その能力とは・・・!

やれやれ、着るか・・・

・・・の、前に、やっぱり装着は自前で。
さっきよりパーツが多くて、やや途方に暮れ気味のゼロワンさん。

しかし、劇中では、空中着身なんていう荒業まで披露したらしい、
恐るべし!ゼロワン!

ゼロワン・アナライザー着身形態

着身完了!

"フォンブレイバー01(ゼロワン)・ブーストフォンアナライザー着身形態"

バックパックから展開された、2枚のサブディスプレイが目を引く姿。
ネットワーク機能の強化を目論んだ形態だそうで。

あ、背面撮り忘れた(orz)。

劇中では、サブディスプレイにゼロワンの顔(!)が表示されたり。
剥がせるシールで再現できないだろうか・・・。

ネットワーク・アクセス!

電界に、我が意をもたらせ!

PBが本来持つ強力なネットワーク干渉能力を更に高める、
ある意味、最も"ブースト"フォンと言うに相応しいブーストフォン。

ディスプレイ2枚を従えた、見た目のボリュームと迫力も実にカッコイイ。

ところで、

ケイタンク(違

こうですね、わかります。

しかし、キャタピラの位置とか付き方とか、こうしてくれと言わんばかりで(笑)。


というわけで、
劇中ではゼロワンが組織から出奔する際に持ち出し、
そのままゼロワンの強大な力を誇示するかの様に行使された、
2つのブーストフォンをご紹介いたしました!

って、おや?

ひょっこり


劇中ではゼロワン未使用ながら、
もうひとつご紹介。

『ブーストフォン・グラインダー』です。

ブーストフォン グラインダー

スライドオープン携帯型。
やけにゴツい意匠は、Gショッ*携帯ぽい感じなんでしょうか?

グラインダー底面

比較的すっきりした底面。

グラインダー、オープン状態

オープン状態。
『アナライザー』に比べると、小気味良い、という感じではないものの、
スライド開閉可能。
しかし、今更だが、デザインのせいで殊更分厚く思える(苦笑)。

ディスプレイやキーに関する品質は、
前2者と同様。
やっぱり、ちょっと物足りない・・・。

というわけで、とっとと変形!

くるりん

「くるりん」

グラインダー、変形

下の筐体から四肢を展開!
今までで最も可動部が多いかも。

グラインダー、アクティブモード

変形完了!

アクティブモード!

人型に変形!
かえって新鮮である。

グラインダー背面

・・・正に人の字
妙に愛嬌のある姿。コレがちょこちょこ歩いてきたら、
おもわず蹴っ飛ばして拾い上げてしまうかもしれない。

・・・が、そんな愛嬌ある姿と裏腹に、
(解説より)"超振動モーターを内蔵し、局所的な地震を起こす"
なんていう、
"明日未来"からちょっぴり逸脱してるっぽい物騒な機能を有するようで!

さぁ、そんな物騒な力を身に纏え!

グラインダー!着身!

グラインダー着身!

着身コード 【453】【AC】を入力!

グラインダー、着身完了

アイコンは、握られる掌。

んじゃあ、着ようかねぇ

・・・・・・、の前に、
やっぱり着るのは、自前。

割とパーツが少なめなのが救いか、ゼロワン。

ジョイント収納

インストを読んでいて、一瞬、「余剰パーツか!?」、
と、思いきや、
ジョイントがちゃんと本体内に収納されていてひと安心。

スライド筐体の前側と後側の連結に、
PB装着と同型のジョイントが用いられている、という、設計的合理性。
・・・、まぁ、トイの構造として、どこまで合理的かは置く(笑)。

ゼロワン、グラインダー着身形態

着身完了!

"フォンブレイバー01(ゼロワン)・ブーストフォングラインダー着身形態"

劇中では、主人公・『7(セブン)』がもっぱら用いるブーストフォン。
ゼロワンが味方になった今、こうして用いられる事もあるのかも?

両腕・両足のみ、という、他のブーストフォンに比べて、シンプルな構成。
両足は、アウトリガーのような見た目で、多分、機能的にもアウトリガー。

そして、その両腕に秘められた機能は・・・、

崩壊せよ!

来たれ!崩壊!

コンクリートを粉々にするほどの振動を発生できる!という、
恐るべき能力を有するようです。
それも、劇中の描写を見た感じ、"ざぁぁぁ・・・!"っと砂になるような!
さらに、応用的機能として?マイクロウェーブの発生も可能!
こちらも、鉄をも溶かす高出力とか・・・!

なんてこった、これはデモリッションと比肩する強烈な武装・・・!
どうにも、"明日未来"を大胆に逸脱しているような代物です!

左手の鉤手?は、スライド機構がそのまま生きていて、前方に展長可能。
そして、最も特徴的な右手は、アイコンの如く、巨大な掌のように展開!
各指の可動によって、様々なポージングに対応。

さすがに重い上に、PB側の関節がちょっとテンション不足で、
水平に持ち上げたポーズは辛いかも。

しかし、その機能を誇示するかのような巨大な手のフォルムは、
インパクト満点の格好良さ!


というわけで、

"フォンブレイバー"の能力を拡張し、
更なる力となる、"ブーストフォン"をご紹介いたしました。

トイとしては由緒正しい、とすら言える古い形式である、クロスアップ、
つまり、フィギュアにパーツを装着するプレイですが、
"ケータイに、携帯を装着する"という、
モチーフ的な面白さが独自性と言えるでしょう。

ただ、前述の通り、やはり、"携帯"というか、本体がELトイである強みを
もっと生かす構造になっていないのが惜しい。
フォンブレイバー本体を手にとって、その多様な演出にすっかり浸ったところで、
さて、と、新たに継ぎ足すオプションであるからには、
その辺も更に満足させて欲しかったところ。

着身せよ!その力!

とはいえ、
そのデザイン的な面白さは十分、特筆に価するもの。
"ケータイ捜査官"シリーズをして、誰が言ったか、
現代のゴールドライタンという記述を見かけた事がありますが、
全くもって同意です。

手のひらサイズの携帯端末、という"縛り"から、
人型へ、また、異型異機能のオブジェクトへと変形し、
合体までこなしてしまうこのシリーズは、
こうした方向性における"当代の担い手"として十分なものとなったでしょう。

次代に現れるものは、
果たして、"現代のケータイ捜査官"と言われるのか否か、
見れるものなら見届けてみたいもの。

2009年1月20日

電波の届かない所にいるか

週明けたら、瞬間的ながら異様に忙しくなってしまった当方に、
ゼロワンが何か言いたげです。

デスクトップの居候

前回の続きが何故まだ載らぬ?
途中で放るのは圏外だ。」

ええい、突発的に忙しくなったのだ、2日くらい待っておれよ。

追求のまなざし

「いまこの駄文を書く間に、
写真を撮って載せたらどうだ、バディ、やれ。」

ナニをう!この家電製品!前回で全部終わらせるはずが、
オマエの百面相だけで何十枚写したと思ってるか!

(笑)

「私の素晴らしさを、
貴様ごときに易々と説明できるわけが無かろう(笑)。
まぁご苦労と言っておこう。」

このプラ筐体・・・!厚み30mm近くあるケータイのくせに抜け抜けと・・・!

ああ、もう、そういうわけだから、続きは2日後くらいね。
もうスリープしててくれよ、夜中に呼び出してシンギングとか言うなよ。
今日は撮り溜めの『ガンダム00』見たらもう寝る。

疑惑のまなざし

「トレミーの修理ロボは、
一体何をあんなに溶接ばかりしているのだろうか?
気付くとまっさらな部分にまでトーチを当てているような・・・?」

圏外、圏外だ!
突っ込んじゃイカン!


と、いうわけで、ゼロワンさんに文句を言われつつ、
続きは明後日あたりになりそうです。

2009年1月16日

「お前の望みを受信した」

えー・・・、

電界の黒
「・・・・・・。」

で き せんで し た !

ええ、もう、こらえ性の無さは天下に名立たるところで通っております。
結局、タマランから20時間しないうちに購入を決意してましたとも。

エー?プリンタ?買ウヨテイナンテ・ナイデスヨー?
"セイカツヒ"ッテ・ナンデスカー?

・・・全然困ってないから!
スゲエ満足だから!


そもそも先日、コレの食玩版を買ったキッカケは、
数日前に秋葉のまんだらけで、
フォンブレイバー(未開封)が2千円で売ってるのを目撃して、
「安っすいなぁ・・・。」
と、目を引いて、ちょっとこのキャラが気になってしまったのですよ。

思えば、既にこの時このケータイの魔手に陥っていたのですね。

え?ああ、はい、結局、
フツーにヨドバシで4千円で買いましたけど。

・・・・・・、
まんだらけ売り切れ>某リバで3千円未開封発見、まぁこれでいいや>
いちおうヨドとアソビで価格確認、だいたい2割引き、リバ最安値確定>
リバ売り切れ。40分足らずの悪夢。見敵必殺だってあれほど・・・。


さて、
まぁ、紆余やら曲折やらはもう、スッパリ忘れて、
レビューっぽくお送りしようかと。
いや、いつもの如く、
"詳細は専門サイト殿を・・・"
と、言おうと思ったら、購入検討の時に結構ググってみたのですが、
ほとんど出てこなかった(?)ので、
当方が人柱情報をご提供してみようか、とか。


バンダイ 『DXフォンブレイバー 01(ゼロワン)』

ソフ*バンク 815T PB

劇中同様、というべきか、実物同様、というべきか、
ソフトバンク 815T PB(東芝製)、を模した"モバイルフォーム"

実機の色は"ディストーションブラック"。
・・・が、このトイでは全面、黒い部分は非塗装の生地色。
色調再現度は、実機未所持なので不明。

最近の携帯電話にしては、少々厚い(・・・。)。
側部にコネクタ類(?)。

筐体底面

底面。
筐体外装の継ぎ目が割と多く見られる(・・・・・・。)。

底面ユニットの下のバッテリーケース内に、
電源として、ポリマーバッテリー・・・、ではなく、
LR44形ボタン電池3個内蔵。

サブディスプレイ

カバー側。
前述どおり、全面ほぼ生地色だが、
ここだけは加飾シートを貼り付けており、
考えてみれば世にも珍しい、"実機携帯モチーフトイ"として、
やはり出来る限り質感にもこだわろうという方向性が見える。

サブディスプレイは、残念ながらラベル貼り付けにて再現。
しかし、ラベルは透明フィルムの裏面に印刷されたもので、
やはりここにも質感への気遣い。

さすがに携帯実機の品質には遠いものの、
ローコストながらそれなりに品質にこだわろうとする姿勢には好感が持てる。


表示部開状態。

表示部

ヒンジ部の径が大きい。
ていうか表示部(ディスプレイ部)が分厚い。
いや、実の所、全体的にとても分厚い。
これは厚い(苦笑)。

薄さを身上とする近年の携帯(実機)にはさすがに勝ち目が無いか・・・。
手にとってガチャガチャ遊んでいる分には、そうでも無いのですが、
こうして写真に撮ったりすると、一目で気に掛かる。

ついでに、ヒンジのトルクも少々弱い。
というか、ヒンジなんて使ってないし(苦笑)。
後でバラして調整しようかな・・・。

入力部

入力キー部。
まぁ(笑)、期待してはいなかったですが、
ここはさすがに実機とは似ても似つかぬ単ペラのメンブレンキー。
カーソル及び上部4つのキーはダミー。
上部中央は、各ギミックに関わる【AC】キー。
ENTERみたいなもの。


・・・と、淡々と筐体解説していましたが、
実は、この間にも、色々とやかましいのですよ!
このケータイ!

ここからが本番。


ディスプレイを開くと同時に、
効果音と共に起動グラフィック(?)表示!
グラフィックは2通りくらい。

ウェイクアップ

サイバー的な感じのアニメーションに、
"WELCOME"メッセージ、
そして、『01(ゼロワン)』のフェイスパターンが目覚めるアニメーション。

ウェルカム

携帯から、"しゃべるケータイ"へと変貌する瞬間。

青顔赤顔

フェイスパターンは、ウゴウゴとアニメーション表示。
バックライトLEDが多分(苦笑)4色程度内蔵されており、
ベゼル(外枠)と内側の組み合わせで様々な色に発光。
固定パターン数種がランダムに出てきます。

【AC】や【キャンセル】(終話)ボタンを押すごとに色パターンが変化。

実機の通話スピーカーの位置に実際にスピーカーが入っていますが、
普通の携帯でいう所の、着音などの大スピーカー兼用なので、
携帯的に耳に当てるとうるちゃい(笑)。

当然の如く、画面上部のアイコン類は全て印刷によるダミー。
これも、裏面印刷なので、剥げる心配はなし。
しかし、ちょっと不満なのは、ディスプレイ表面が、
実機同様の硬質素材ではなく、ビニール様の柔らかいものであること。
気軽にゴシゴシ拭いたり出来ないし、ちょっと扱いが恐い。
市販の保護シートを貼れば少しは改善されるか・・・?

画面下の丸凹は、左がリセットボタン、
時計機能くらいしかリセットされない?
それとも、稼働時間などの履歴を記憶している?としたら嬉しいのですが。
(電池交換時に消えるだろうから悲しいだろうけど(苦笑。)

右側は、ディスプレイ開閉の認識用。
深さが結構浅いので、手で押し込んでも"閉じ"状態に出来たり。

時計表示

放っておくと数秒でバックライトが消灯し、
さらに置くと、スクリーンセーバー的に、時計表示に切り替わります。
この時計は実際に使用出来るもので、別途設定で時刻合わせ可能。

そして、『ケータイおしゃべりモード』!
数字キー【1~9】、【1~9】+【*】、【#】に対応した音声をゼロワンがしゃべる!
各キーに対応する100の単語を、3つまで任意に連続入力し、
【AC】で発声!
その組み合わせ、実に2万通り

「おまえは 事件だ 素晴らしいな」

とか、

「そこだ ハッカー ルールールー・・・」

などの怪文が作り放題(笑)。

使用できる文節は以下の通り。

おまえは【1】 だ【*1】 無駄だ【#1】
バディ【2】 ルールールー・・・ 【*2】 やめておけ【#2】
やってみるがいい【3】 なんだ【*3】 しっかりしろ 【#3】
まずい【4】 セブン【*4】 ミスしたな【#4】
ハッカー【5】 サード【*5】 慎重に【#5】
それは【6】 ダウンロード【*6】 少し【#6】
事件だ【7】 チャージ【*7】 そこだ【#7】
圏外【8】 アクセス【*8】 すまない【#8】
任務【9】 素晴らしいな【*9】 いいぞ【#9】
完了【0】 驚いたぞ【*0】 礼を言っておく【#0】

まぁ、順列組み合わせなので、文章として成立するかどうかは別問題(笑)。

「おまえは 無駄だ やめておけ」

とか、ひたすら罵倒されるのも好きなだけ可能。

ただ、文節間には少し間が入るので、

「だ だ だ」

とやっても、『らき*た』っぽくはなりません(邪笑)。

発声時には、単語に応じて、表情も変化。
この変化が実に豊富で、正に百面相。

「むー」「くわっ」
「だうー」「むひょ」

キャラ設定的にありえねえ表情かもしれん。

更に!特定のSPコードで発動する、隠し音声!
これが・・・、また濃い

当方、今に至ってなお、本編未見なので、
何とも言えないのですが、一体、

「好きだ。」

とか、どういう状況で言うのだろうか、このクロスケが・・・。

尚、どうしようか、と思ったのですが、
情報集積の点でここにも載せたほうが良いかと思い、
勝手ながら、方々で調べたSPコードを転載させていただきます。
一応ネタバレ?なので、カーソル反転にて。
(以下)

【♯299AC】「人間とは、何だ。」
【*390AC】「好きだ。」
【*960AC】「黒とは、素晴らしい色だ。」
【#613AC】「私は求め続ける。」

(以上)
これらのコードは、後述の方法で、ゼロワン自体から聞ける事もあります。


また、ミニゲーム機能も搭載。

待ち受け?状態にて、【MENU】キーを押すと、
【トレーニング】と【トケイ】のコマンドが交互に現れます。
(【トケイ】は前述の時刻設定。)

トレーニングトケイ

トレーニングメニューは、
【ショーブ】【シンニュウ】【ウイルス】
の3種類を選択可。

ショーブでは、文字通り、ゼロワンと記憶力ゲームで勝負!
ランダムに表示される数字を憶えて、入力してゆき、
3回ミスで負け、正解でレベルが上がってゆき、
レベル9クリアで勝ち、みたいです。

ゼロワンと勝負数当てゲーム

勝つと、「おどろいたぞ。」とか誉めてくれつつ、
だぅ~と泣かれてしまう。

だうう~

たかだか最大で3ケタ、直前のものを憶えていれば良いので、楽勝。
レベルが上がると制限時間が縮むらしいですが、
そもそもの制限時間が長めなので、
大真面目に難度を語るほどのものでもないです。
ゼロワンに人間の力を見せつけてあげましょう(笑)。

シンニュウサーバーに侵入!(?)

シンニュウは、縦シューティングゲームと言うべきか。
敵機や障害物を避けながら進み、ゴールを目指す。
操作は、左右移動と敵を破壊できるショット。
やはり難度は低いほうだけど、それなりにイケる(笑)。
マップパターンは、ランダムではないみたいですが
ある程度に種類があるみたい。
敵のサーバーに侵入!なイメージ?

そして、ウイルス。
一見、由緒正しいイン*ーダーゲームですが、
敵(侵入してくるウィルス?)を倒すには、
画面下部の数字の数だけ、キーを連打しなくてはならないのです。
しかも、3ライン同時に来るけど、
一度に1ラインしか入力できない素敵仕様。
10組程度?撃退でクリア。最後はボスも来ちゃう。

ウイルスウイルスを撃退!

何気に、これが一番辛い。

と、いうのも、実は、どのゲームも、難易度以上に問題なのが、
メンブレンキーの押し損ないなのです・・・。
正直な所、このメンブレンキー、
玩具に使われている事を差し引いても、出来がイマイチ。
押し方にコツでもあるのか、
真上からグイグイ押してもまるで反応しないことがあったり、
ちょっとサクサクとは程遠い操作感。
通常の操作なら、落ち着いて押し直せば反応するのですが、
大急ぎで9回押せ!とか言われると、もう、ねぇ(苦笑)。
このトイで、最も惜しい点。

シンニュウとウイルスでは、
クリアするとゼロワンに誉められたり礼を言われたりする。

礼を言っておく


さて、
これだけだったら、別になんて事は無い、ただのELトイでしょう!(?)
こいつは更に、自発的にコンタクトを取ってくる
コールイベント機能を搭載しています!

メールキター

待ち受け状態で放っておくと、
適当?なタイミングに、"メールが受信"され、着信音が!

表示部を開くか、【AC】ボタンで開封。

ありがたいお言葉

・・・とまぁ、こんな感じで、
かつてのバンダイトイの"くらしの教室"チックな説教くさい内容とか、
ケータイ捜査官の心得だとか、
キョウノウンセイだとか・・・。
ちなみに、全文カタカナ。ラッキーカラーはクロ

たまに、
「スミヤカニ テッシュウ セヨ」
とか、作戦めいたことを言ってきたりして、気分を盛り上げてくれたりも。

ちょっぴり難点なのは、バッテリライフ対策なのか、
本文を見ている時にバックライトが強制消灯されてしまう事。
読み辛いったら(苦笑)。

大事なのは、たまーに、前述のスペシャルコードが送信されてくること。
まだ確認できていませんが、恐らく、長く付き合って(?)いれば、
ネタバレや総当りに頼らずとも、
スペシャルコードが判明する仕組み、というわけで。


そして、なんとゼロワンから電話が掛かってきてしまう!

電話キター

メールと同じく、適当?なタイミングに、いきなり着信音。
メール着音とは別、というのが微妙に芸が細かい。

これも表示部を開くか、【AC】で受話します。

若干ややこしいのは、
この時、実機同様に"受話"ボタンを押してもつながらない事。
最初、慌てて受話ボタンを押しまくってしまった。

きおつけろ

内容は、前述の"ケータイおしゃべりモード"の文節+専用のもので、
効果音が入る場合もあり。

「ハッカー だ 気を付けろ(効果音)」
「そこだ コード を 入力 せよ」

など、メールに比べれば、臨場感のあるものが多く、
中々気分が出るかも?

「バディ やめておけ」
無駄だ

など、
どうしようもない事を言い捨てられることもありますが(笑)。
いや、誉めてくれることもありますよ?

話し終わると一方的に切れて(笑)、
"ツー、ツー"音の後に待ち受けに戻ります。

また、

「ついてこれるかな?」

と、"ショーブ"モードに移行したり、

「ウイルス だ」

と言って、"シンニュウ"や"ウイルス"がスタートすることも!

これら突発イベントが、結構、"バディなんだな"、という気分が盛り上がる、
と、思うのですが、どうでしょう。

いや(笑)、結構多くの方は、この突発コールが気になってしょうがないので、
普段は電池を抜いてるとか、
後述の方法で鳴らなくしてる、とか、このトイの売りとすら言える機能の割に、
うるさがられているのがちょっぴり不憫(苦笑)。

ただ、私が聞き逃しているだけなのか否か、
最後に操作してからしばらく経つと、何も言わなくなるような?
未確認ですが・・・。

そう、上を読んでお判りの通り、
このトイにはON/OFFスイッチはありません!
だって相棒の電源切っちゃだめじゃん!(笑)
コンセプトに一途、という意味では、実に徹底した仕様です。

着信・着メール音が鳴っても、しばらく放っておけば、実際同様切れます。
・・・が、コールの場合はともかく、
メールもその時受信しないと読めない、というのはちょっと変(笑)。
3件程度で良いから、"受信フォルダ"に溜めておけるとかなら良かったかも。

尚、この"コールイベント"、こちらから起こすことも出来ます。
普通の電話でいう所の、"受話"ボタンを押すと、
"コール"か"メール"がランダムで発生。
こちらから電話したり、新着メール確認、とかいうニュアンスですかね。


というわけで、気分はすっかり、"ゼロワンのバディ"になったところで、
本領発揮!と参りましょうか!

コードを入力!

待ち受け状態で、
コード【501】【AC】を入力!
数字入力すると何故か変な顔になるけど!

すると、ディスプレイには!

さあ、変形だ!

・・・オモシロイ顔のついた携帯がくるくる回りつつ、かっ飛んでゆくような、
変形待機アニメーションが!

さあ!変形だ!

背面ユニット展開・・・

トランスフォーム・プロセス開始

背部ユニット固定解除。
固定は板リブをはめ込む方式。

動作モードを変更・・・!

姿勢制御プログラム常駐開始・・・

折り畳まれたフレームを展開し・・・、

スケルトンフレーム、定置完了・・・!

モードシフト、完了

"肩甲骨"部分を引き上げて、肩をディスプレイ部にはめ込んで、完了!

フォンブレイバー01、推参・・・

なんと!
携帯電話が人型に変形しました!
(・・・・・・。)

これぞ、"歩くケータイ"たる、その真髄。

肩甲骨部分をスライドさせる動作がスイッチになって、
変形音が鳴り響き、ディスプレイには変形アニメーションが表示されます!
(上の写真は、実物の変形と連動してるっぽく置いただけなのでご了承の程を。)

ちなみに、コード入力無しで変形させてもアニメーションは出ますが、
変形後にエラー音が出て、"やべっ"って顔をする(笑)。

ゼロワン アクティブフォーム

というわけで、ようやくいつものトイレビューっぽくなってきた(苦笑)。
これが、『フォンブレイバー 01(ゼロワン)・"アクティブフォーム』です。

そのプロポーションたるや、見事なまでに、
手足の生えた携帯電話以外の何者でもありません!

シンプル!超を付けてしまいそうなほどシンプル!

ゼロワン アクティブフォーム背面

ただ、安易に"ディスプレイ部分が頭"、なのではなく、
前述の肩甲骨スライドにより、いわく絶妙なバランスになっている事を、
手に取ると気付かされます。

本来、そのものが高い意匠性を有する、
"携帯電話"というオブジェクトの持ち味を十分に生かした、
これは実に味のある良いデザインに思えてしまいますがどうでしょう?!

歩くし走るし

そして、見たまんまのフルアクション仕様!
およそ、"ここが動かない!"みたいな不満は無い、十分な可動域。
腕がちょっと短めなので、腕組みとかはやりづらいかもですが、
バランスとしては良く見えるので、これはこれで有りか。


ただ・・・、
ちょっ・・・と、言いづらいのですが、
関節の造りとか、前述のメンブレンも含め、何というか設計が、
いつものバンダイらしい"手堅さ"を感じない、
正味のところ、ちょっと頼りない感じ。

このトイ、実はというか見たまま、というか、
ちょっとポーズを取らせると実に立たせ辛いのですが、
これは、見た目の足の小ささとか重心の高さも要因ですが、
関節のテンション不足が主因。

特に、耐磨耗材としてチョイスしたと思しき、関節部の柔らかい樹脂が、
ぶっちゃけイマイチ
磨耗はしないものの表面摩擦が無さ過ぎて、
締め付けないとテンションが出せないので難しい素材なんですよね・・・。

同様の設計は、10年前くらいのトイには頻繁に見られましたが、
近年では、バンダイは勿論、
主要なトイメーカーのほとんどがやらなくなったはずで、オカシイな・・・?

と、思っていたら、これ、実は生産はバンダイではないのですね。

バンダイ プレスリリース(2008/2/27)

あー、たまごっちとか作ってるところかー。
トイの経験自体は豊富そうですが、
意外と、可動モノ苦手だったのですね・・・。

しかしまぁ、"白目剥いて腕をクロスさせる"位にダメって訳じゃないので、
可動範囲を利用し、
バランス感覚でフォローすれば、まぁ、ダイジョブ!立てる!


ちなみに、モバイルフォームで既に携帯電話大なので、
手足が伸びると、なんというか、結構でかい

「・・・おおきい。」

「・・・(そわそわ)。」

対比は、いつもの地球外(略)インターフェイス少女。

何気に相性いいんじゃないって気も?
>きっと、一方的にいじられるでしょう。ケータイが。


このアクティブモードでは、ELギミックも専用のものが起動!

コールボタン("受話"ボタン)を押すと・・・!

パソコンから・・・アナライズせよ!

「アナライズ」

のセリフと共に、『アナライズ』モードが発動!

パソコンの画面に潜ってゆくようなイメージのアニメーションが表示され・・・。

データが形を成してゆくデータの海にダイブ・・・

いかにもっぽい?演出ののちに、数種類の結果がランダム表示。
取説曰く、"全6種類"ですが、未だに全部見れません(苦笑)。

・・・天気予報!?ぎゃっ!

何故か天気予報?を探り当てて"ギャッ!"って顔をしたり、

終わったァァー!

出し抜けにゲームオーバーだったり(解析失敗?)、
"LOST"したり、(解析失敗・・・。)
結構パターン豊富に思えたり。(6種だってば。)
ちゃんとサーバーらしきものを探り当てたりすることもあったり。


そして、さらに、"コールボタン"によって発動する機能がもう一つ!

(ぽちっ)

「シンギング、黙って聞け。」

・・・エエー!?

他のフォンブレイバーでは、ここには『サーチ』という機能があるのですが、
何しろゼロワンは特別です。なんか、色々と。

この"シンギング"モードは、文字通り、ゼロワンが独唱します!
あのしぶーい声で!セクシーに!ダイナミックに!

るーるーるーだんだんだだんっ

「るーるー、だんだんだだん、だんだんだだんっ・・・」

う、わあ・・・。気持ち良さそう・・・、楽しそう・・・。
バディといえど、とても止められる雰囲気ではありません。

歌のパターンも、組み合わせで数通り?

気持ち良ーく歌い終ると・・・、

採点中・・・

何と!自分で採点し始めます!

オイ!ケータイ!

ごじゅ・・・ってんにじゅう・・・ごてん!

低っ!

このゼロワン、己の世界に浸っても、決してただのナルシストではないのです!
自己評価がおそろしくシビア!

絶望した!

自分で点付けておいて、こんなにガッカリするし。

たぶん、これもランダムなのでしょうが、
どうも低めの点になる事が多いような気が。

それだけに、

ひゃっくてーーん!自分に有頂天

もう、たまに100点出した時の、この有頂天っぷりったら。

こいつ・・・、ホントに不器用なヤツだなぁ(泣)。

"コールボタン"を押すごとに、
"アナライズ"と"シンギング"のどちらかがランダムに発動します。


ちなみに、アクティブフォームでは、"待ち受け"にならないから?
コールイベントが発生しません。
コールがうるちゃい(笑)方は、肩をスライドさせておくと、
とりあえず黙らせることが出来ます(苦笑)。


アクティブフォームでは、トークもアクティブ!?

この状態では、【1~9】の数字キーに対応した"決めセリフ"を喋る!
人呼んで、"ブレイバートーク"モード!

「バディ、行け。」

と、ケータイに逆に命令されてしまうアレとか、

殺し文句たる、
「お前は圏外だ。」

など、あのシブねっとりした声で決めてくれる!このケータイが!

もう、コレわざわざ買った理由の6割くらいが、
コレといっても過言ではない。

収録セリフは以下の通り。

「お前は圏外だ」(【1】【AC】)
「私がゼロワンだ」(【2】【AC】)
「お前の望みを受信した」(【3】【AC】)
「バディ、行け」(【4】【AC】)
「ネットワークアクセス(効果音)」(【5】【AC】)
「その力、私が与えよう」(【6】【AC】)
「クラックシークエンス(効果音)」(【7】【AC】)
「オブジェクトダウンロード(効果音)」(【8】【AC】)
「コアシステムクラック(効果音)」(【9】【AC】)
「任務遂行」(【0】【AC】)
(着信音)【*】
(着身音)【#】

『サウンドミニプラ』では物足りなくなった方、
これだけ喋ってくれるゼロワン、如何でしょうか(笑)。

ん・・・?

おぉ!?
「理解不能だ」が入ってないことに気付いた!

エエー!?

それとも、コールイベントとかに入ってるんだろうか・・・。


「クラック・シークエンス!」

イニシエイト・クラック・シークエンス・・・!


【7】【AC】で、"イニシエイト・クラック・シークエンス"発動!
(気分だけ。)

確かに平手が無いと感じが出ないけど!


と、
いうわけで。

かつてないほどの長文というか量というかで、
『DXフォンブレイバー 01 (ゼロワン)』
の、レビューをお送りいたしました。

ELトイのレビューがこんなに地味ぃに手間がかかるとは、
予想が甘かった。3日も掛かるとは・・・。
写真なんて、アニメーションが上手く撮れなくて、途中で連写に切り替えたから、
ざっと180枚。(大半が捨て(邪笑)。)

今気付いた。かつて無いのは、当方の根気だ

明日未来の黒天使

"サイバー犯罪と戦う、歩く携帯、01"

実は、この記事を書くに至った今でさえ、
まだ『ケータイ捜査官7』本編は、
最新の一話分(36話)しかまともには見ていないのですが、
これは未見であったことが実にもったいない傑作だったかもしれない、と、
思いつつあります。

"明日未来"というキーワードの舞台設定、
携帯電話、という、現在における、限りなく身近なアイテム、
そこに、エスピオナージ風味(・・・?)と、"おもしろカッコイイ"的アレンジ。

トイ的にも、ジオメトリ的な美しさと、擬人的コミカルさを併せ持ちつつ、
なんかカッコイイ・・・。

出遅れに出遅れ、今更ながら、
「期待したい。」
と言わせる作品、
「面白い。」
と思えるトイを"受信"できた幸福を、
このゼロワンを通じて存分に堪能したいところ。

2009年1月10日

アンテナ一本


理解に苦しむ光景

「理解不能だ。」


家電製品に言われるまでも無く、私自身理解し難い。

はい、実はですね、
プリンタの目詰まりやらかしてしまいましてね。

ええ、どうも調べているうちに、初めて知ったのですが、
なんというか、当方のプリンタ、エプソン製なんですよね・・・。

・・・これ以上は、同業種(表稼業)の情けにて言わない。

で、まぁ、普通なら買い替えか、という所なのですが、
このプリンタ、いままでコミケと年賀状くらいにしか使ってなくて、
単色とか2、3色カラーで数回使っただけでしてね・・・(泣orz)。

このままブン投げてしまうのが、あまりに惜しい、というか悔しい
ので、ネットで拾った情報を頼りに、自力修理を試みている次第にて。


で、まぁ、幸か不幸か、某2chや、個人サイトなどで、
かなり実践的な情報が集まり、コスト的には、自分の手間以外には(苦笑)、
数百円レベルで可能、という、大変、前向きな傾向だったので、
実施に至るわけですが。

下ごしらえ・・・?

・・・・・・、
まぁ、ぶっちゃけのところ、経過が芳しくなくてですね、
改めて調べたら、成功した件の大半がキャノン製でしてですね、
エプソン製は、数件の挫折例が載っていてですね。

orz

「オマエは圏外だ。」

というセリフが脳内に木霊しているところです。

しかし、まだ希望が残されている。
当方の親父殿が、何気に超音波洗浄器という、
ほぼ最終兵器と言えるものを所持していたことが判明。

更に、たいへん環境にやさしくないという理由で、
地球上から駆逐されたはずの万能レベルの洗浄溶剤、
***まであると!(とても言えん。)

"通電したままの基板も洗える"とか、猛烈に便利だったとか・・・。

うわー、忘れてた。元専門職だったんだ、この人。

ただ、この親父殿、何をするにも知り尽くしたような面で口を出してきて、
言うこと聞かないと拗ねるので、
ここから道具を借りるのは最後の手段にしたかったのだが・・・。

ええ、今回も、
マゼンダを洗った溶剤、イエローのノズルに突っ込もうとしてくれましたし。


まぁ、なんだ。
上手くいったら、数少ない生還例として2chにUPしたり、
ここでも手順を載せたりして、ネット上の資産として還元いたしましょう。
上手くいったら・・・。orz


ちなみに!
買い換える、以前の健全な判断である、

修理に出す。

が抜けてない?と思われた方。

無論、真っ先に検討しましたとも!
大体、1万円は軽くかかるそうです。

そして、次善の策として、何気に同じ型番のプリンタ、ヤフオクで探してみたら!

"中古プリンタ 1,000円から"

・・・・・・、
即決でも5,000円くらいか。

この事実が最も

o r z

な要素だったりで。

ええ、もう、
"修理出したら1万円!買い換えたら1万じゃ済まないぞ!"
だったらやる気も出ようものを、
結局、単に意地でこんな難行に挑んでいる、
というバカバカしさよ・・・。

んじゃ、洗浄液取り替える作業に戻るとしようか・・・。
λ...


あー、ところで、
このアルコール臭い、報われなさげ作業の合間の心の癒し。

「ゼロワンだ。」

"サウンドミニプラ しゃべるケータイ捜査官7"
『フォンブレイバー 01(ゼロワン)』

いやー、『ケータイ捜査官』、
当方、不覚なことに全く未チェックだったのですが、
この"しゃべるミニプラ"『ゼロワン』のキャラには惚れてしまった。

あのねっとりドスの効いた声で、

「無 駄 だ 。」

とか言うのタマラン。

このミニプラは、5種のセリフをランダムにしゃべるのですが、
"DXフォンブレイバー"なら、ボタン操作で好きなセリフを好きなだけ
(順列組み合わせ式で2万通り以上(笑))喋らせられるとか。

ああ・・・、プリンタ修理も買い替えも全部ほっぽり出せば、
そのくらい買えるなぁ・・・、うふふふ・・・。

「プリンターは投げるな!」

とか、言われそうなので、もうちょっと頑張ってみますー。
全て終わったら、きっと良い思い出になるさ・・・、うふふふ・・・。

2009年1月 8日

"X"(クロス)ロード

さて、年頭一発目は、満を持してコイツから。

奴は

当ブログでは色々おなじみになりつつある、
当方的殿堂入りトイ
マシンロボ ムゲンバインシリーズ 『ゼノンバイン』です!

何度かご紹介している、このムゲンに遊べる一品の、
新たな形態を今回はご紹介。

暮れに出すはずが、アッセンブル大祭に流され出番を逃してしまい、
そして、この一番美味しいタイミングに復活!


前回の、『ムゲンバイン』は!?
~あらすじ~(笑)

ファングタイガー執念の一撃が、ゼノンバイン不敗のバインシフト、
『アサルト・モード』をバラバラに打ち砕いた!

逆転の一撃!

果たして、どうなる!?

(以下続き)

「アサルト・モードを破るか、小僧・・・!
よもや単体のコモン・ナンバーにこれほどの力があろうとは・・・!」

不気味な余裕

「・・・いや、"単体"故にか?」

「何をグズグズと!怖気づいたか!それとも、禁断の"コードX"とは虚仮脅しか!」

「・・・クッククク、良い、良いぞ!」

「!?」

「小僧、いや"コードF"よ!ここが入り口だ!力という覇道の!
このオレと同じ道の!
群れ集まり、矮小な己の背中を隠し合うしか出来ぬ烏合のより、
キサマは己が力のみを頼りに、ここまで駆け上ったのだ!」

「な!?オマエと、同じ、だとぉ!?ふ ざ け る な ぁぁぁ!

「グワーハハハハ!
良いぞ!見せてやろう!己のある道の先を!
ムゲンバイン!


で、「そぉの程度か!キサマのパゥワァは!」とか、
ピンチのファングタイガー、仲間との友情合体に目覚めてピンチを切り抜ける、
とか、その手のお約束展開なんだろうか。

と、ノリノリ悪ノリ進行でお送りしておりますが、
アサルト・モードを破られたゼノンバインの新たな形態は、コレだ!

重強襲形態

"コードX"重荷重強襲形態(ヘヴィローデッド・アサルト・モード)"

コードX・ゼノンバインの強襲形態バインシフト
『アサルト・モード』の数少ない弱点である、
戦闘機動時の重心の高さを解消し、同時に駆動機構を重畳化。
これによりトルクおよび制御チャンネルは倍加され、
打撃戦闘フローは更に高度化され再初期化された。
クローズドレンジにおいては、正に<X>(エンドマーク)となり得る、
拮抗不可的存在であろう。

(参照>ハイパー・モード

昔の記事では"ハイパー・モード"と呼称していた事に今気付く(苦笑)。
ハイ、要は、以前よりも頭身の低いロボにしてみましたー、

・・・といえば、それまでなようで、そうでもない。

腕部収納位置
腕部展開位置

以前は肩の可倒式ジョイントに吊っていた副碗は、
腕の凸ジョイント2ポイントを使用し、より堅固に結合。
副腕形式を廃し、通常腕部と展開腕部の2モード変化する仕様に。

重打撃形態

展開後は、以前と変わらず、二挺拳銃を武器とする、打撃形態に!

だがしかし!

アーティスティック・・・!

動く!動くのです!ヒザが!
以前の組み方だと、ヒザは、というか可動部がほぼ死んでいたのに対し、
バインジョイントや、ムゲンロイドの可動部を利用して、
おおむねフルアクション!(ちと誇張)状態にパワーアップなのです!

元々、バインパーツ側の可動部で動いていた腕部も従来どおりに可動、
肩の可倒ジョイントを固定してしまった替わりに・・・、

正にデスペラード

ロイドの肩ジョイントを可動に使うことにした事により、
大幅にアクション性アップ!

・・・って、チョットマテ

い、いや!問題ない、はず、デス!
ムゲンロイドの肩関節や足回りの関節は、確かに90度ごとのクリックで、
写真のような角度に固定するのは仕様外ですが、
かなりしっかりした金属ばねクリックなので、中途半端な角度で止めても、
易々とヘタったりはしない、と、思われます!多分!

・・・一応、自己責任ってコトで(苦笑)。

ビートを刻め!

ひとたび割り切ってしまえば、あんなこんなそんなカッコイイポーズが!

決まる!キマル!

クロスマークを刻むヤツ

というわけで、『ゼノンバイン』アクション特化形態、とでもいうものでした?

正面形状がほとんど四角のずんぐり体形が、
以前組んだ単体ロボより、はるかに私好み。
出来てしまえば、どうして最初からこうしなかったのか、とすら思えるけど、
たしか以前は、足がちゃんと一直線になってないのがどうしても許せなくて、
自主的にボツにしたんですよねー。いやぁ、固執ってイケナイですね。

ちなみに、今回の形態の発端は、
今までの組み換えで使っていたジョイントが軒並み割れてきた
という、実に現実的な制約から逃れているうちに出来ちゃった、みたいな(邪笑)。

壊れてもなお、ゾクゾクするような昂まりをくれる、なんて素敵なトイ。
こうなったらもう、全部のバインジョイントがガタガタになるまで、
いっしょに戦うぜ!


まぁ、未開封の予備は、それはそれで用意してあったり。

2009年1月 3日

あけましたね

では、今度は気楽なブログ『余剰部品』としての年頭ご挨拶。

重ねてですが、当方喪中にて・・・・・・、

って、思えば毎年、せいぜいイラストとか合成写真くらいしか
特別な事ってしてなかったですよね。
まぁ、気分の問題ということで。

ところで年頭一発目ですが、重要なお知らせです

今現在、IE7(Internet Explorer 7.**)にて当サイトを閲覧されている皆様、
大変申し訳ありませんでした

IE7で記事アーカイブ見ると、表示が壊れて見れない事に、
昨日ようやく気付き、これを修正させていただきました。


大晦日、親兄弟どもが集って年越し、という、まぁ、のどかではありますが、
見様によっては、
2次元もしくはスケール表記のある嫁と過ごすクリスマス
と同レベルの事をしていた当方(苦笑)、
コミケ騒動で時間が押してしまい、
年末更新は親父殿所持のノートPCでやっていた際、
初めてそこでIE7というものに触れる事となりまして。

もう、戦慄
はい、今年初めての更新は、実はアーカイブテンプレートの編集でしたー。

そもそも、どこをどういじったか覚えてないのに、原因を探さなくてはならないと。

ええ、仕方が無い、検証のため、当方も入れましたよ、IE7・・・。
ぶっちゃけ、まだまだイマイチの評判が拭えないので、きれいに見送るか、
Google Chromeにしようかなぁ、とか思ってたのですが・・・。

てっきり、表示が壊れる原因も、
IE7の欠陥かともう反射的に思っていた(笑)のですが、
調べてみたらややこしいことに、

「(意訳)元々IE6の表示にバグがあった。
互換ブラウザ(Fire foxとかOpera)は、
とりあえずIE6と同じように見えるよう調整している。」

という、"ご飯噴いちゃう"真実がここに。
つ、つまり、今までまともに見えていたことがバグだったと・・・。orz

明け方まで地味ぃーに地味ぃーに試行錯誤し、どうにか初日の出前には直せました!

「正月から洗濯なんかしてると、洗濯ばっかの一年になるよ!」
("掃除"とかでも可)

の論理を借りるなら、今年はテンプレートとCSSをいじりまくる1年ですね!
うわあ!めきめきブロガースキルが上がるぞぅ!

・・・マジなところ、
当ブログ、まだまだまだまだ、あちこちおかしかったり不便だったりなので、
ホントに1年付きっきりで調整してもいいくらいなんですがね。


と、作業のキリがよかったので、今年は良いカメラ(前年比)がある事だし、
初日の出を撮影してまいりました!

2009年初日の出

多摩川にて。

屋内で小物ばかり写していると、ほとんどカメラのスペックは不要なので、
カメラ的には欲求不満に思っているかもしれませんが、
ようやく、フルパワーを発揮できる被写体を写してやれました。

しかし、寒かった
正味のところ、コミケよりも凍える思いをした。
というのも、いや、ナニ、日の出の時刻を知らずに出てしまい、
6時前からカメラを据えつけてしまって、1時間近くも身動き取れなかったからで・・・。

正に曙光

結局、この状態になってくれるまで、"空が完全な紺色から徐々に朱の色に"が
アニメーション出来る位写真撮ってしまった。

この絵面も相当にそれらしいですが、
もっと登ってすっかり丸い姿を拝める所まで写すものらしく(?)、
同じ現場に居た堂に入った雰囲気のカメラマン諸氏は、
まだまだどっしり構えていましたが、
ここで当方、ハタと

「・・・・・・カメラって太陽写して良いんだっけ?」

という、大前提の疑問に行き当たり、このくらいで撤退してきた次第です。
ホントの所どうなんだろうか・・・?

まぁ、ともあれ、来年の年賀向きの良い素材が手に入りました。


さて、というわけで、相変わらずドタバタした年頭を過ごしております。

つうかですね、
毎年毎年、正月休みって、
なまじな平日よりか忙しいのですよ!
"正月休み"休みが欲しいくらいデスよ!

暮れからこっち、日2時間睡眠で回しております。

しかし、ドタバタしつつも、やっておきたい事は目白押し。
とりあえずは、まぁ、冒頭でも述べた、このブログの整備ですかね。
あとは、作りたい模型も結構溜まってきている。
ブキヤのライデンとか・・・。

あと、ハイパーレッドジャックの続きとかね!

・・・orz

忘れちゃいない、片時も忘れちゃいない。

しかし、正味のところ、このまま続きー!という気でもなくなってきてたり。

いや!投げたい、という事じゃなくてですね、
写真が!
カメラを新調して、そろそろ幾らか慣れてきた今日この頃、
なんというか、今見ると明らかにダメな写真が混ざってるレビューなので、
今更いじるなら、写真撮りなおしたいなぁ・・・、
とか、泥沼確定な事を考えております、ハイ。

ハイパーレッドに限らず、ご紹介したいトイは山ほどあるんですよねー。
じっくり写真撮ってなめ回す様に遊びたいトイが!

時間とのチキンレースですな。


まぁ、そんなこんな中でも、おそらく結局、

こんな日常

こんな日常は今年も変わらずに回ってゆくものと思われます。

そんな日常を何となく気分で追ってゆく当ブログ、
よろしければ、また変わらぬご愛顧のほどをお願い申し上げます。

2009年1月 1日

年頭ご挨拶(2009)

今年、当方、喪中の為、
例年の派手なご挨拶は控えさせていただいておりますので、
その旨、ご容赦頂けますよう。


御来訪の皆様におかれましては、
旧年中は、"SD戦国伝考証サイト"・『八紘輪』ならびに、当ブログ、『余剰部品』を
ご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

新年も変わらぬご愛顧を賜れるよう、努力致したい所存です。


ここには、『SD戦国伝考証サイト 八紘輪』の『近況』としての
立ち位置にて、旧年を振り返り、今年の方針をお話したいと思います。


さて、親サイトの『近況』としての立ち位置に帰ると、
旧年の活動に関しては、大変心苦しいご報告となってしまいます。
結局、掲示板上にて投稿頂いた、月刊誌の読み合わせ以外、
なにも無かったと言うに等しい状況でした。

強いて言えば、『関節構造考証』なる記事を立ち上げようとしたものの、
結局、前置き説明程度の段階で頓挫してしまい、
もはやリンクを付けるのもはばかられる、
大変、情けないこととなってしまっており、
御来訪の皆様には大変申し訳ない状況となってしまっております。

よって、新年度においては、この『関節構造考証』の立て直しと、
確かな成果の確立を主目標とさせていただく方針です。


ごく個人的見解ながら、
こと、"考証"という次元で見た場合、
SDキャラクターの体構造という問題は、
全く手付かずのまま、積み残しの問題となっている、
というのが、近年の私の見解です。

"烈伝""三国伝"と、プラモデル製品におけるデザインの変化や、
ガレージキットと、それをベースとしたハイエンドトイ"SDXナイトガンダム"を見た限り、
大変僭越ながら、真面目に可動を検討している方々には、
10年位前に通過したポイントで、
しかもそれといった焦燥感を得ずに停滞しているように思われます。

もし、バンダイ社やホビージャパン誌の諸氏が、
この意見を聞き"小賢しい"と思うぐらいならば、私としては、むしろ安泰です。
近日中に"違和感無く良く動く"SDが手に入る事は期待して良いでしょう。

前述の『関節構造考証』にて当方が示そうとしたのは、
その10年分の試行錯誤の結果、というべきものであり、
それは、問題解決の方向性や取捨選択という点で、
恐らく全ての方の支持を得るものでは無いと心得ております。

SDは時にシリーズそのものが凍結しつつも、
いざ再開時には、極度に先鋭的な進歩を遂げた"ガンプラ"の基盤を
そのまま流用できる分だけ、
模型という見方では、
"どうしようもない停滞を打破しようとした経験"
が希薄なように思えます。

対してガンプラは、かつて幾つもの"墓標"を打ち立てつつ、
とうとう、"アニメそっくりのRX78ガンダム"が
内部構造の考証を加えつつ自在に可動する、という、
もはや不気味とすら思えるほどの先鋭的プロダクツを完成させています。

それと同等、いや、さらに先の事をSDにおいてさせるには、
そろそろ、"ザクの肩をハの字に切って"満足している過程は、
終わりにしなければならない。

さもなくば、一部のガンプラが陥りつつある事態と同様、
表面記号のみの変化に終始し、自らを消費して尻すぼみになるのは
避けられない事と思われます。

"MSフレーム"の如く、
"正解とは思えないけど、試行としては確かに有意義と言える"
ものを作り、提示する事が出来れば、
長くSDを愛好しているものとしては、これ以上ない有意義と言えるでしょう。


これらの言葉が、壮言に終わらぬ事を、自身に厳に言い聞かせつつ、
2009年の抱負とさせていただきます。