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2011年8月19日

LAST IMPRESSION

数日遅れながら、
コミケ参加又は関連諸氏、おつかれさまでした。

水の補給を忘れる、というひどく初歩的なミスで、
"趣味人のヴァルハラ"の門が見えてしまったやづまです。

リモート更新がムリと分かった時点で、戻ってから更新しようと思っていたものの、

コマの四隅に 『戦』 『闘』 『体』 『勢』

って出ちゃうような、
某覚悟のなんとか張りの精神的ドーピング状態が切れた後の
体のぶっ壊れ方が年々ひどくなって、いい加減ホントにジジイになったと感じる今日この頃。

結局、今日になってやっと動き出したところで。


まぁ、何しろ、またしても中学生か!っていう弾薬搭載量だったので、
今回も一・点・突・破の電撃戦と相成りまして。

戦果

一点集中した分、少ないながらも大満足。

大手2件、中堅1件、他は、すれ違いざまになで斬り、という程度に留め、
一般入場規制解除と同時に離脱、という最近のお決まりパターン。

最後の一軒の前に水を買うのを忘れ、ここで死力を尽くすことに。
よりによって列が遅い遅い。炎天下で2時間・・・。

島中をちょこっとくらいは見るか、混むのを覚悟で西ホールに回るのが恒例だけど、
今回はそのまま緊急離脱。
ホントに夏コミは色んな意味で紙一重。

果たして、来年は参加できるのか。
そろそろ体でも鍛えようか・・・。


ところで、今年は夏コミだけではない。

世界の秋葉原ラジオ会館

ラジ館こと、ラジオ会館"納涼祭"・・・、

という名の、さよならイベントに参加してまいりました。

4Fエスカレータ

4Fエスカレーター終点。

交差階段

交差する階段。

この独特の、というか変な構造、各所に残る時代を思わせる雰囲気。
"秋葉原という文化"の代表格として、ふさわしい建物だったと思います。

耐用年数的など諸事情からの建て直しというのは理解できるけど、
気持ち的には、このままの姿で永久保存して欲しいくらい。

駐車場出口

この下に駐車場・・・。
撮影できなくて残念。

"昭和初期の最新テクノロジー"というか、メカメカしい秘密基地的雰囲気が
なんともラジ館に似合いで、好んで使っていたのですが、
最近は一般利用が出来なくなっていて、最後に一目見たかった。

1Fサイン板

ビルの閉館が20時。
東京勤務の頃、
仕事を定時で抜け出して、猛ダッシュで中央道・首都高速と乗り継いで、
ラジ館の駐車場に入るのが19時をだいぶ過ぎた頃。

2Fエレベータホール館内案内板

4F踊り場

アゾン跡地

4F休憩所

しかし、ラジ館を下から上まで駆け上ると、
フィギュアにトイ、同人誌、同人グッズ、ドールにトランスフォーマーまで一通り詰め込まれ、
ここだけで、

「ああ、秋葉原!」

という気分になれたものです。

モニュメント

あまりに有名なモニュメント。
次のビルに引き継がれるといいのだけど・・・。

定礎

定礎。
こんな変わったビルだけど、以外と"ものすごく古い"わけではない。

事務所エリアや屋上も開放し、ビアガーデンなんてやってたみたい。
"幻の8階"の写真とかは、もっと写真の上手いサイト殿を参照のこと。

イエサブ跡地

がらんどう。
改めて"本当に無くなってしまう"ことを思い知った。

そして、最後の"蛍の光"。

閉館

閉館。

ありがとう、生き方を教えてくれて。

また会おう、ラジオ会館。


新しいビルが出来た時、果たして当方はまだ現役なのか。

というか健在なのか。

まぁ、生きてさえいれば、絶対その時まで、

電 光 石 火 で駆け回っていると思われます(邪笑)。


さぁて、未来の話は夢と共に語るとして、
来月まで生き延びるべく現在の話を考えねばならんなぁ。

結局、休み中に6万くらい使ってるから!

コミケ4日目5日目きっちり買い物したし、
TFのリーダークラス2体も買ったからなぁ・・・、ハハ ハ ハ   / ヽ!

2011年8月14日

電光一至

さて・・・。


081402.jpg

コミケです。

現在、戦況は東駐車場待機列。
敵(日照とか眠気とか)は強力なれど、我ら士気旺盛にして、
ひるむもの一兵たりともなし。

戦友たちに、栄光と勝利があらんことを!

2011年8月13日

インターミッション


だるだる。

だるだるぱっちゅん

上京なう
今回は珍しく余裕を持って東京拠点入り。

リモートデスクトップがあるから、と、準備も簡単に、身一つで悠々と出撃!

・・・してきたら、ログインID変えたのにメモし忘れてた

orz

電源起動だけ出来てる、というタチの悪さ。ディスプレイも点いてるんだけど・・・。


ところで、なんで東京入りしてるか、わかりますよね?(邪笑)

2011年8月 9日

ULTIMA RATIO

――力を欲する――

ULTIMA RATIO

――究極の――







長きに渡り、Optimus Primeは
自らが最高指導者であるのみならず、
宇宙で最も強力な戦士の一人である事を実証している。

究極の戦士

彼はほとんどあらゆる兵器の用法について訓練し、
それを難なく彼自身の戦法に組み入れて使用している。

彼は、留め得ぬ戦闘能力を内包した、
歩く武器庫である。

(パッケージより意訳)


ムービー3、『ダークサイドムーン』ついに日本上映開始!
いよいよ熱く勢いを増すトランスフォーマー!

というわけで、祝砲代わりに、でかいのを一発。
燦然とその姿を現した"究極のオプティマスプライム"、

LET'S ROLL!

ULTIMATE OPTIMUS PRIME
(アルティメットオプティマスプライム)

をご紹介。


国外フォーラムなどで早くから公開され、その"究極"っぷりが話題になっていたこの一品、
"最大のオプティマストイ"という触れこみにて、
従来のサイズグレードに属さない大きさでの立体化。

ようやく日本国内販売も正式発表され、輸入ショップでもついに販売開始。
時はすでに映画公開直前、いやがうえにも盛り上がります。

はやる心を抑えて、まずはビークルモードから。

アルティメットオプティマスプライム、ビークル

おお・・・。
国内版ボイジャーで既に達成されていたとはいえ、
改めて、ようやくオプティマスにコンテナが!という熱い心の喝采を抑え切れません。

アルティメットオプティマス、ビークル前

トレーラーヘッド部分は、もうお馴染みのこの姿。ケンワースW900?ピータービルト379?
相変わらず、プロポーションは良好。

アルティメットオプティマス、グリル部分

フロントグリル周りは一色成型パーツオンリー、と、少々あっさりしているが、形状自体は良好。
グリル下のヒンジがちょっと大きいけど成型色に溶け込んで意外と目立たない?

塗装は無いものの、オーナメントのオートボットエンブレムもしっかりとモールドされている。

アルティメットオプティマス、ビークル側面

おなじみのファイヤパターンはバッチリ鮮やかに施されている。
青い部分は成型色だが、調色はかなり的確で違和感無し。
赤い部分も、ファイヤパターンの部分に少しパール掛かった塗装が吹き付けられていて、
ボンネットの質感は中々。

ガソリンタンク部分はメタリックシルバー塗装。
この処理、もうちょっとあちこちに増やして欲しかった・・・。
ホイル部分とか、タイヤもプラだしちょっと物足りないかなぁ。
日本版に期待しつつも、写真見ながらペイントするのもオツかも。

丸い穴は全てメックテックポート。本体だけで側面に6ヶ所、干渉も少ない配置なので、
どっさりメックアップできちゃいそう。

アルティメットオプティマス、サイズ対比

デラックスクラスのサイドスワイプと。スケール的にはこんなもの?
本体サイズとしては、ボイジャー以上、リーダー未満といったところ。

アルティメットオプティマスとぱちゅりーさん

ねんぷちのぱちゅりーさんと。
今シリーズ、全体的にサイズダウンしているので、旧ボイジャーくらいのボリュームかな。


トレーラーヘッド単体。

アルティメットオプティマス、単体

やはり形状は良好。
従来のリーダーサイズなどに比較して、ややリア部分が長いバランスかな?
窓はクリア成型で、各パーツのバランスも良好で、見た目の雰囲気は十分。

各部はガッチリしていて、ブンドドしていてもゆるみ、ずれが無いのが嬉しい。

アルティメットオプティマス、単体背面

ビークル背面。

キャビン後方のパネルの合わせに何か大胆な隙間が・・・。
ディテールは一通り施されており、サイズ相応の密度感はある。

カプラー部分

そして、カプラー部分。
残念ながら、コンテナとの接合はただ乗っけるだけ。
ま、確かにこのサイズでガチっとくっついていたら相当の強度を求められることになるが・・・。

メックテックなどの5mm径よりだいぶ大きく、互換は無かったり。


コンテナ単体。

アルティメットオプティマス、コンテナ単体

ボイジャー版コンテナなどにある脚は無いが、底面側の搭載物が多く、
それっぽく自立しちゃうので、まぁ、良いかな?

そもそも立体化される機会自体が少ないコンテナ、
今回、実車モチーフありとのことで、
フロント側には補機類も再現されていたり、いつもよりディテール多め。
正面にはさりげなく銀色のオートボットエンブレム。

アルティメットオプティマス、コンテナ天面

コンテナ側には、メックテックポートとCジョイントがゾ ロ ゾ ロ !

ポートは天面に8ヶ所、側面に左右4ヶ所、
ちと使いづらいけど下面に2ヶ所・・・、合計14ヶ所!

コンテナの上下端のエッジに沿って、Cジョイントのバーが合計12ヶ所!

ちょっとしたウェポンプラットホームになりそう。

アルティメットオプティマス、コンテナ側面

コンテナ側面。

成型色一色だけど、ややメタリックな粒子を含むプラで、割とそれっぽく見える質感。

外板のモールドも側面全面に施され、リベットなども雰囲気よく再現されている。

そして、パネル装飾として施された、G1オプティマスの意匠を引き継ぐ、側面のライン!

アルティメットオプティマス、コンテナ後尾

ラインの末尾には、もちろんオートボットエンブレム。
赤い塗装がアクセントとして映える。

アルティメットオプティマス、コンテナ背面

そして、背面。
一発抜きモールドながら、実車さながらのディテールが細かく施されている。
ヒンジの基部やハッチの厚みなど、ややオーバースケール気味だけど、
このサイズのトイとしては、ちょうど良いアレンジと思える。


紅、そして鈍色。

CONVOY

巨大なる守護騎


コンテナを分離し、トランスフォーム!

アルティメットオプティマス、トランスフォーム

構造はサイズの割りに簡単。
各部のロックもシンプルな挿し込みが多く、初回の変形で慣れてしまえば(常套句)
かなりスムーズに扱える。

フロント中央展開

唯一の難所。
フロントガラスを3枚に下ろす部分が固い。
構造としては単にツメで引っ掛けてあるだけ、
しかし、右も左もクリアパーツで、あまりたわんでくれず、力加減が怖い・・・。

頭部展張

フロントを変形させ、左肩を動かすと、
頭部がスプリングで飛び出す、ちょっとしたオートモーフ。

変形完了!

オプティマス正面

オプティマスプライム・ロボットモード

腕でけぇ!

特徴的な、というか、フロントノーズそのまま、という大胆なアレンジの腕が目を引くけど、
全体的に見事なプロポーション&ディテール、
正におなじみのオプティマスプライム。

オプティマスプライムの立体物も、前年のリベンジ版リーダーを一つの頂点に、
ポイントを押さえつつのアレンジもお手の物になってまいりました。

オプティマス背面

このバージョンの特徴は、リベンジリーダークラスのパーツ配置をほぼ踏襲していること。
そして、変形パターンもリベンジ版の構造をダウンサイズ・簡易化したものとなっている。

映像中のオプティマスを可変トイとしてはこの上なく忠実に再現したリベンジリーダー、
そのパーツ配置をこのサイズとパーツ数で再現出来ているというのが面白い。

ほとんど同構造でダウンサイズクローン化した、NEST版ってキワモノもあるけどね。

オプティマス、胸部

胸部アップ。
ムービー3版の特徴である、ムッキムキのマシン腹筋?が造形されたボディ。
一体成型・無塗装と、少々淡白な造りながら、新形状の特徴がよく出ている。

さすがに、胸部アーマーは一体造形だけど、形状バランスは良好。
というか、一体のままで、"開いてみせる"ために、フロントウィンドウの真ん中だけ抜いて、
そこにディテールパーツを挟み込む、というのは中々アイデア物の構造。

オプティマス、ボディアップ

下腕が目を引いてしまうけど、
全体のバランスは実にオプティマスの特徴というべきものを捉えている。

オプティマス下腕部

その下腕部。
長さもともかく、ボンネットの形状そのままというのが大きい印象を強くしている。
なんというか、
ギャラクシーフォース版のランドバレットとか、メタルスパワードコンボイとか、
あの辺のラインだなぁ、コレ。

オプティマス、肩部

肩部可動。
肩の装甲はシルエットこそ元デザインに似ているけど独特のアレンジ。
装甲のヒンジは胴体側で、可動する際は逃がすように動く。

肩を上げ下げする際、気をつけないと引っかかってしまうのがちょっと難点。
一応、過負荷が掛かると外れる・・・、けど、ヒンジ部がまたもクリアパーツと怖い構造。

オプティマス腕部可動

腕部可動。
ヒジの可動は結構浅い。90度は行かないくらい。
しかし、肩まわりがスッキリしていて、内側にも動かせるので、それっぽいポーズは出来る。

なんかこう、パゥワアア!なポーズとか。

オプティマス、脚部

脚部。
スネのメカニカルなモールドは結構しっかり再現。
タイヤはリベンジリーダーと全く同配置にして、今回も展開ギミックならず。
つうかアレ無理だよな・・・。

足首はつま先が別パーツ化されているけど可動はしない。
他はすべて一体成型と、ここは結構大味。

オプティマス脚部可動

脚部可動

足首が結構曲者で、後ろ方向にしか動かせず、カカトが短く、直立しづらい。
しかし、モモが長めでヒザもしっかり曲がり、腰周りがすっきりしてて自由に動くので、
大きいポーズはそれっぽく出来る。

オプティマス頭部

そして、ご尊顔。
良い出来。
一発抜きで塗りも少ないけど、ポイントを押さえたモールドと形状バランス、
マスクと頬のダクト部の塗り分け、そしてしっかり瞳まで作られた目など、
丁寧な作りこみを感じさせる。

オプティマス、頭部側面

特徴的なヘルメット形状も、イメージどおり。

オプティマス、後頭部

あまり見ない後頭部。
ああ、こうなっていたのか・・・。
集光ギミックは無し。目は塗り分けの都合か、別パーツ化されているので、
リペイントとかも楽に出来るかも?

オプティマス、全身

オプティマスのデザインの特徴でもある、
あおり視点での見栄えの良さが当然のように再現されているのが好印象。

今シリーズを悩ませるパーツの少なさから、このアルティメット版も逃れられてはおらず、
正味のところ、サイズの割りに大味な感は否めないが、
これまで何作もオプティマスを作ってきた経験値を活かし、
限られたリソース内の作りこみでしっかりフォローしてる感じ。


さあ、戦いだ!

唸れ豪腕

ダイナミックなポーズがひたすら力強くキマる!
クリック機構は全く入っていないけど、全体的な造りが分厚いので、
ふらふらした感じが無いのが幸い。

オプティマス、イメージイラスト風

やはり股関節の可動がよく効く。
イメージイラストっぽいポーズも、さくっと。

しかし、やっぱり何の武器も無いのが少々寂しい。
おなじみのエナジーソードはやっぱり欲しかったかな。

豪徹

まぁ、あの腕が十分武器って気はする。
顔ぶん殴ったら首ごともげるよね!


――幾度も問うた。"何故"と――

払暁

――そして――


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