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2012年1月31日

ROMANCER'S NEO


イカズチでも壊せない

――イカズチでも壊せない――


さぁ!

サードバーティアイテムの時間がやって参りましたよ。

年頭更新一発目!とか思ってたら、まさか1月いっぱいギリギリまで引っ張るとは。

アップグレードタンクローリー

MAKETOYS製
BATTLE TANKER・アップグレードタンクローリー

ああ、どうして、トランスフォーマーはこうも面白いのか。

いちおう念のため、
本品はタカラトミー、ハスブロの未認可サードパーティ製品です。

"同人TF"っていう響きがしっくりくる。

パッケージ表

パケ。
"GUNDAM FIX"を意識したかのような、白地にイメージドローイングのようなイラスト。

パッケージ裏

製品写真が並ぶパケ裏。G2オプティマス部分は辛うじてディテールが見えるくらいの墨ベタ。
「トラック」という表記が(笑)。

パッケージ中

フリップ付きのウィンドウパッケージ。
十中八九、店頭に並ぶことの無い商品なのに、中々凝ってる。

フリップのフタ側にもイラスト。こちらは"装着状態"。

パッケージ中敷

パケの中敷にも、カラーイラスト。
折角の設定イラストをどっかに載せたかったってのもあるのかな。
それにしても中々の豪華さ。


前もこんな話を書いたかも、だけど、
こういう、元ネタを最大にリスペクトしつつ、元ネタのデッドコピーにならないようなアイテムは、
確かに"白か黒か"枠にはめるなら黒だろうけど、それこそ、日本の同人誌の観念と同じく、

"版元が具体的に大損してるわけではなし、
どっちかというと面白いから放っておきつつ、こっそり手にとってニヤニヤする"

というのが、最も多くの人が愉快になれる解だと思う。


もちろん、既製品のデッドコピーや拡縮コピーはダメだし、
版元から製品が出てないけど元キャラにソックリな商品、というのもダメだろうけど。
アップグレードパーツ、というのは、そういうダメを避けつつも創作はしたい、という気持ちの、
最も熱量が高くなる焦点、なんだろうなぁ。


さて、というわけで、

バトルタンカー トレーラー形態

BATTLE TANKER 巡航形態

このバトルタンカー、何かというともう、見たまま。
REVEAL THE SHIELD版G2オプティマスにぴったり合う、トレーラーなのです。

旧G2トイのようなタンクローリーに出来る!

バトルタンカー トレーラーリア

メカニック感がかなり強調されているデザインながら、
配置された記号はかなり旧版に似ている。

バトルタンカー トレーラー上面

全体のボリュームは、以外とコンパクトだけどバランスは良好。
よく見ると、いまどきのアイテムらしく、全体にCジョイントが配備されている。

連結部

連結部分。G2オプティマスの"それっぽい"連結部に5mm軸を挿す形式。
持ち上げると外れてしまうが、まぁこのスタイルのトレーラーならしょうがないかなぁ。

実は、旋回させるとG2のリアが微妙に干渉してしまう・・・。


――新時代の福音よ――

夢追

――夢追人を照らせ――


では、
トランスフォーム!

バトルタンカー、トランスフォーム

タンクが二つに割れると内部には武装パーツ!
そしてトレーラーの台車が分解し、さらにタンクの内部からアーマーパーツが出現!

タンク内部

タンク後部に搭載したパーツも分離。

タンク後部

上部パーツ裏。
とにかくあちこちに分散して収納されている。

上部パーツ裏

・・・と、その前に、

腰部パーツ換装

G2オプティマスの腰部パーツをネジを外して交換。
腰部アーマーの取り付け穴が設けられている。
"どうやって現行製品に取り付けるか"という命題に対する斬新過ぎる解。
デザインも若干違っているが、"コピー製品"にならない配慮と思われる。

腰部パーツ隙間

はーい、ちょっとした不具合。
股間部分に隙間が出来てしまいます。
ボスの高さにミスがあるのか、と思って削ってみたけど変わらなかった。
何か大した不具合でもないのに大工事の予感がしたのでとりあえずスルー。

と、いうわけで、
取り出したパーツを分解・展開し、スタンバイ!

装着準備

装・着!

脚部増加ユニット

脚部増加ユニット。
足先をビークル状態に収納し、バチンとはめ込み、前面のハッチを閉じて固定。

手甲

腕部はちょっと変化球。
腕部装甲と手甲というかガントレットに分かれており、
手甲のグリップをG2の手首で保持、装甲は可動アームを介して下腕裏のCジョイントで装着。

そしてさらに・・・!

メットオン

メットオン!

背部動力ユニット、ソード

武 ・ 装 !

装着完了!

完 ・ 了 !


メットオン!とか言ったものの、頭部ごと差し替えだったり。

差し替え頭部

さて、

ここがこの製品の最大レベルの不具合どころでもあったのです。

まぁ、かいつまんで言うと、ボールジョイントの受けがキツ過ぎて、
十中八九折れるという。

さすがにメーカー側も結構前に気付いたようで、取説別紙で、
"熱湯に付けてからトライしてみて"的な注意書きが同梱され、さらに、
どうやら熱湯がどうの、というレベルじゃないことに出荷直前に気付いたようで、

"穴を削って慎重にやってみて!・・・ダメそうだったら無茶しないで!"

みたいなコピー刷りが同梱されていたり。

ただし、この不具合は現在では解消されています。

ここが、このメーカーさんの偉いところで、ヤバイことに気付いた直後に、
改修ヘッドの製造に着手し、通販サイトで買った人には全数、無料配布しているのです。

改修ヘッド

左が初期ヘッド、右が交換配布ヘッド。
交換用は顔面パーツが接着からねじで固定に変更されて、取り付けがよりやりやすくなり、
受けの渋さは改修済み。
ボール折っちゃた人向けに、修理加工用のボール付き。
ここまでされたら許すしかない・・・。

ちなみにレビューの品は、初期ヘッドだけどすり合わせ調整してはめ込んだので問題なし。


装着完了!

バトルタンカー戦闘形態

BATTLE TANKER戦闘形態

手足が延長され、変更された頭部デザインにより頭身も調整され、
全体的に"巨人化"したシルエットに。

バトルタンカー背面

背面。
元々、大型の肩ユニットに似合うようなすそ広がり傾向だった脚部のラインを延長し、
極太のブーツのようないかつい印象に。
腕部の巨大な手甲も、ぱっと見の印象ではバランス良く見える中々絶妙なシルエット。

バックパックには新規武装の長剣と、気になるユニット・・・。

バトルタンカー、ボディ

胴体には、新規に装着された腰部アーマー。
ボールジョイントで可動。

ボディ、延長

また、取説には変形用関節を使って胴体を少し伸ばすとベター、
みたいに記載されている。上の写真がそれをやってみた状態・・・。

たぶん、素立ちでベストプロポーションを追求するとそうなる、という事なんだと思うけど、
個人的には、胴体の座りが若干悪くなるのと引き換えにするほどの差異が
感じられなかったので、以下、縮めた状態で掲載。

頭部

交換パーツによりデザイン一新された頭部。

サイバーな彩りのG2オプティマスに対し、
非常にオーソドックスなG1系オプティマスを踏襲したデザインとなった。

頭部可動

顔面の掘り込みも深く、モールドもシャープでカッコイイ。
塗り分けもきれい。

可動域はかなり広いが、軸がちょっと長くて真っ直ぐ正面を向くと浮いて見えるのが惜しい。

バトルタンカー軽装

差し替え頭部で軽装形態。もちろん、このまま変形可能。

装着形態でバランスを取ってあるから、軽装にするとちょっと頭がでかくなる。

ところで、

ソードラック

G2オプ本来の剣がどうも余剰になってしまうので、例によって小細工をして、
ソードラックに取り付けられるようにしてみたり。

この"バトルタンカー"、全体として余りパーツは皆無と言って良いのですが、
この元々の剣の扱いだけが浮いてしまっていて本当に惜しい。

いちおう、追加武装の長剣と同じソードラックに取り付けられる、という取説指示なのですが、
実際は持ち手の径が全然違うため、ほぼ固定は不可。

増設ソードラック

まぁ、とはいえ、今回のコレは"とりあえずやってみました"なやっつけ仕事。
Cジョイントに取り付ける、まではともかく、取り付く向きもイマイチで、強度もあんまり。
要検討だなぁ。

Cジョイントを上手く作れるようなナイロン材の既製品を探したいところ。


抜刀!アクション!

さぁ!戦いだ!

抜刀!

まるで日本刀のような片刃の剣。
G2オプも武器は剣一本だったけど、
アーマー強化しても火器は増やさず剣が増える、というストイックなパワーアップ。

アクション性はおおよそG2オプティマスそのまま。
手足が長くなった分、迫力アップ!

重剣士

アーマーのつま先、踵は独立可動、足首もボールジョイントで、足首は中々動く。
ただ、G2オプ本来のヒザ可動が足を引いてちょっと制約がある感じ。
しかし、大きく足を開いた体勢で安定できるから、剣戟ポーズはカッコよくイケる。

尖撃

そして、G2オプの腕部可動域はほぼそのまま継承。
下腕部が大型化しているけど、干渉は少なく、何より、下腕アーマーとガントレット部分の
構成が、優秀なG2オプの手首可動をそのまま活かせる構造なのが実に良い。

断撃

両手上段構えもいける。

そして。

抜剣――、

剣破

開放!

灼烈

長剣の刀刃を差し替えて、パワーアップ状態に!
ノーマルと大型ソード状態、両方の刃を同時にタンクローリーに収納可能。
使うパーツは全部余剰にしないで積める、というのが素晴らしい。

刀刃差替え

そしてそして・・・!

気になっていたバックパックからつながるリード線!というかもうお分かりですよね!

レーザーロッド、起動

レーザーロッド、着火!

そう!かつてG2TF標準ギミックであり、このG2オプティマスのデザイン元たる
"Laser Optimus"にも搭載されていたLED発光ギミック!

G2オプは武器の名称だけ継承していたけど、発光ギミックは搭載されなかったから、
これは何とも嬉しいギミック!

光量

2枚上の写真は長時間露光と画像処理でそれっぽくしてるけど、実際の光量はこんな感じ。
明るいところだと確実に柄のクリスタルだけが光って見えるけど、
暗いところだと赤クリアの刀身に光が回って結構雰囲気が出る。

古代の剣

剣ついでに。

初回封入特典、"古代の剣"

・・・といったものの、コレが一体何なのか、さっぱり。
コミックとかのオリジナル展開なんだろうか。

刀身はバトルタンカーの物と同一パーツ。

サムライ・ソード

そして、コレが何故かジェネレーションズ・ドリフトにピッタリ。

天下無双剣の代わりに持たせることが出来たり。

ドリフト装備状態

このとおり、ソードラックにも装着可能。
コレほんとに何なんだろう。


烈火、抜刀。

レーザーロッド発動、大剣と化したその一振りが炸裂する!

灼剣

巨刃を自在に駆る巨体!

巨刃

――オレの業火で――

業火

――燃え尽きろ!――


さて、アーマーを分離した残りのタンクローリー。

タンク展開

まさか、このままただの余剰になったりはしませんよ!

トランスフォーム!

バトルステーションモード

バトルステーションモード!

・・・とか言いつつ、取説には載っていないモードだったり。
メーカーサイトには、このモード、というか、色んな形態の写真が載っているので、
ほぼ公式モード?というか"トランスプレイ"と言いたいのか!?

タンク可変ヒンジ

難点は、タンク部分が重くて保持が難しい。
アームを上手く畳んで、それっぽくしている。

タンク後部リブ削り

実はタンク部分にちょっと設計ミスがあって、
補強リブの形状が干渉しててタンクローリー後部が上手く閉じてません。
もう容赦なくガリガリ削ってます。ガリガリ、ガリガリ。

タンク上部リブ削り

あと、上部のソードの柄を収納している部分と、リブの一部が干渉。
ここはタンクのパーツを左右共用するための形状で、干渉してる側は捨てリブなので、
全部削り落としても問題ないけど・・・、念のため短く削るに止めている。

この2点だけで、あとは結構ピッタリ変形できたので、
もともとの品質はかなり良いんですよね・・・。いくつかあるうっかりミスが惜しい。

ツインカノン装備

ステーションに装備されている2連装砲は手持ち武器にもできる。

ガン-カタ

腕周りの関節可動の優秀さはガンアクションでも活かされる。
手首がキマるのが大きい。

クアッドカノン

クアッドカノン!

こうやって2連装x2門並べると、
旧トイのバトルステーションに装備されていた4連ランチャーに似てる、かも?

オートボット、アタック!

旧トイではメインギミックだった、タンクローリーのバトルステーションモード、
復活したのが実に嬉しい。

プレイバリューを一気に広げてくれる基地モードは燃える。


挫折

決意に 追いかけたHeart tail

転変

禁じた 剣を掴んで

そして、新たなジェネレーションへ

弱くていい 君の定義 想い込めて往こう


そして・・・、

全ての力を一つに!

最大戦闘形態!

トランスフォーム!

バトルタンカー、フルアーマー形態

バトルタンカー・フル装備形態

完全装備!

タンクローリーが巨大な武装ユニットに変形!
なんという重量感!

腕部、そして脚部にも追加された、大量のミサイルが何とも攻撃的。

バトルタンカーフルアーマー背面

背面。
もはや要塞。

サイズボリューム的には、ムービー1ボイジャーサイズプラスアルファといった感じ。
デラックスクラスの素体を強化・強化で、
元のアウトラインが見えない、いかめしいシルエットにまで盛り付けてるのが超燃える。

バトルタンカーフルアーマー、側面

側面。
もう、ほとんど人型ではない。
足元をご覧の通り、さすがにバランスが悪くて直立は難しく、
写真ではカカトをちょっと持ち上げてムリヤリ立たせている感じ。

バトルタンカーフルアーマー、腕部グリップ

タンク部分が変形した、特徴的なウェポンプラットホーム部分はグリップで保持。
グリップはクランク状のアームを介して接続され、ある程度角度を変更可能。

ウェポンプラットホーム接続アーム

背面ユニットからの接続アーム。
分離せずに腕の側面まで移動させている手の込んだギミック。
変形時コンパクトに畳むため、可動用を合わせ多重に関節が仕込まれている。

クリックも多用されているが、やや強度不足なところが不安要素。

そして、こんな手の込んだギミックだけど、腕部の可動はかなり制限されてしまうのが惜しい。


さてさて、
いい加減、気になってると思うのですが、
アームの下に付いてる、不恰好な自作パーツ

コレが、個人的に思うにマキシマムに危ないポイント

つうか、人によっては不具合と思わないかもしれませんが・・・。

バトルタンカー合体時バックパック

そもそも、何がどうなってるのか。

このバトルタンカー、G2オプティマス本体との合体は、バックパックをこういう状態にして、

バトルタンカー接続部

合体部分

こんな感じにバックパックを引っ掛けて合体しているのですが、

G2のバックパックに対して引っ掛け部分が狭すぎて、ぎゅうぎゅうに歪んでしまう

G2バックパック接続部下面

ので、合体用のミゾにかみ合う、"一回り大きい合体ミゾ"を自作。

変形時干渉避けのためと、ある程度アジャストさせるために、ヒンジで可動するようにしてる。

他の設計がかなり手堅く出来ているし、品質、部品の精度も良好なので、
なんでこのバックパックまわりのかみ合いだけがこんなに大雑把なのかが謎。

実は、アーマー装着形態でバックパックに収めてる、
レーザーロッドのパワーパックもかなり座りが悪い。
G2オプ本体のバックパックはそもそも部品精度が悪くて上手く閉じなかったりしてたので、
もしかすると、バトルタンカー側も精度出そうにもどうしようも無かったのかも・・・。

それにしても、当方謹製パーツが目立ってしょっぱい出来。
原理試作程度のつもりで作ったとはいえ、あんまりだわ。
また切削屋に出してみるかな・・・。


さて、話を戻して。

アウトリガー展開

バックパックに折りたたまれたアウトリガー展開可能。

前述どおり、自立が困難なので、これを展開させて安定させることができる。

レーザーロッドのパワーパックがアウトリガーに装着されているので、
展開時はこんな具合に剣先が上を向くけどこれはこれで良し。

ヘッドアーマー

頭上を覆うアーマー。

ヘッドギア、というより、天蓋のように頭上を覆ってしまう辺りが、より非人型感を高めている。
透明パーツのヘッドアップディスプレイが雰囲気満点でかなりカッコイイ。

ヘッドアーマー可動軸

ヘッドアーマーは、ボールジョイント+クリック入りの可動軸で、
頭部が露出するポジションから、完全に覆う位置まで、左右角度もちょっと振ることができる。


さぁ!戦いだ!

火力炸裂

さすがにこのデザインゆえに、アクションは色々と制限されてしまっている。

アームは可動方向とか干渉とか、動かし方を考えながら関節を調節してゆく感じ。
下半身は重さに耐える姿勢に制限される。

が、この要塞のごとく巨体が動くだけですごいインパクト。

重厚無比

バランスさえ取れれば踏み込んだポーズも可能。
つま先のテンションがしっかりしてるので、
カカトを浮かせて前傾させても全重量をしっかり支えてくれる。

巨大な両椀を振りかざすポーズは大迫力。

火炎全壊

全開斉射!

アームの構造上、真正面に向けるのが難しいのが惜しい。
しかし、やはり"正面突破"はお約束。火力全開でぶっ飛ばせ!

巨塊

アングルによってはもう人型にすら見えない。

鉄塊飛翔

オレ変形。
"ストライカー形態"、とかベタな名前を付けておこう。

全合体のボリュームとソードアクションを両立してみた。
ウェポンプラットホームは後ろに向けて何か推進器なんだぜ、みたいな。

大旋機

アームは上手い具合に引っ掛けてこの位置でしっかり保持できる。
大ボリューム&剣殺陣で中々の見栄え。

パイルバンカーモード

大型ソードを装着!

取説には無いけど、どうもそれっぽい取付軸があるのでやってみると実にカッコイイ。

公式サイトにも似た状態の写真があるけど、ちょっと違う状態。
ていうか、サイトの写真、試作時に写したらしく、製品だと出来ない状態もあったり・・・。

鋼の暴風

暴風の如く乱れ舞う巨刃!

実は横に開く方向には結構自由度がある。
関節やグリップ周りのトルク差が大きいので、
大体の位置に近づけてからグリップを持たせるとスムーズにいく。

千貫雷撃

一・点・突・破!

全質量を剣先に、貫き通せ!


激戦の最中、素顔を晒し・・・。

素顔

最終局面でマスクオフ、な、お約束的に。


――君と云う名の下――

始まる、レジェンド

――始まるレジェンド――


と。

いうわけで。

SECOND GENERATION

年頭一発目のスペシャルレビュー。

新興メーカー"MAKETOYS"製アップグレードパーツ、"BATTLE TANKER"をご紹介。

新世代の煌き

アメトイショップでコレの開発中写真を見たときには、
"シャドーコマンダー"や"プロテクター"を作った"FANSPROJECT"の作だと
疑わなかったのですが、実際は全くの新規メーカーの作でビックリ。

販売形式も、専売サイトを設けるなど実に先鋭的で、
"これは人柱かも・・・?"とおっかなびっくりで買ってみたものの、
出来の方はご紹介したとおり、ハイレベルにまとまった良作。
なんか色んな意味で"手馴れた"感じがとても昨日今日のメーカーとは思えない感じで、
色々勘ぐってしまったり・・・。


昨年、いつもお世話になってるアメトイショップが、非正規TFの件でちょっと大変な目に逢い、
非正規は全く許されないのか?と、改めて考えさせられた次第で。

"同人TF"の是非については、本文中で述べたとおりですが、
それでも、例えばこういうアイテムが、本家のTFと同じように大々的に販路を敷いて
同じくらいの数を売り始めたら、それはやっぱりもうダメだと思うのですよ。

"ダメをダメと心得ているからダメじゃない"というか、
サブカルチャーのさらに水面下をこっそり楽しむ、
という意識があればいいと思うのですがね。

何より、素敵じゃん(邪笑)。

伝説が、始まる

トランスフォーマーは今年も色々新展開がありそうですが、同人TFも元気いっぱい、
公式、同人、共に、
今年も色々と"ガタッ!"と立ち上がってしまいそうなアイテムを披露してくれそう。

こちらも、全力、電光石火で追いかけて行きたいところ。

さて、忙しい一年のスタートです。

2012年1月 1日

跳龍

跳龍

あけましておめでとうございます。