ディノブレイク!
作成:平成十七年 六月 二十六日


夜に来たりて・・・

闇に立つ、ヤツは誰だ!


というわけで、噂の『D.I.C.E.』こと、日本名『ディノブレイカー』、
早速購入してまいりました。

ライバル系悪強キャラ大好き者の私は、
迷わず『ナイトレックスセット』をチョイス。

アメリカではテレビ放映もされているそうですが、残念ながら全く未見で
(日本ではテレビマガジンで展開している?らしいです。箱によると。)
キャラの人となりとか、全く知らないのですが、
見た目、かなり”濃いい”ので、説明無用っぽいですね(笑)。

まだ、玩具サイトにもレビューが載ってないので、とりあえず速報。


・・・しかし、いい加減撮影ブース用意しないと、写真が安っちい(泣)。
本日は、ブツがでかいので玄関にて。


敵か味方か、謎の戦士、『ダークファントム』。

何とも直球的な思わせっぷりキャラです。

個人的感性としては、正直、5人の中で一番微妙かも(苦笑)。
ちょっと昔のベタなアメコミヒーローそのまんま的と言うか(言うな)。

ヘルメットから露出した髪や、マスクが破損して口元が晒されている部分など、
その辺が格好良く見えるか否かで見え方がだいぶ変わるかも?

私的には、最初は結構「・・・?」でしたが、
こうしてじっくり見ていると割と”有り”になってきましたね。


剣・『ダークソード』は二本の剣が結合した合体武器。
(分離したそれには特に名称無し?)

ハイテクウェポン(ぽいもの)全盛のこのシリーズにおいて、
古風すら匂わせる、強者的雰囲気は大変良い。

きっと、合体剣は”必殺技”なんでしょうねぇ、
非常にたぎるものを感じますよ!


大刀と小刀、青と赤と、対になるように彩られている。
それぞれ刀身のしのぎ(?)部分に文字を思わせる細かなモールド有り。
全体的な造形、彩色ともに細かい。

大造りなビークルと、細かく作り込まれた小物とのコントラストが面白い。

合体は、柄のピンと、刀身部のホゾを噛みこませる。
”パチッ”という感じでは無いが、割としっかり結合できる。


合体状態ではフィギュア背部にマウント可能。ちょっと嬉しい。

特徴的なマフラーは、基部がBJである程度可動。
かなり表情付けに貢献してくれていて、ポーズを付けると中々格好良い。

金メッキのエンブレム台座を足首に付ければ、より確かな自立が可能。


可動部は、頭手足付け根、肘、膝二重、手首足首。
それに、前述のマフラーと、左肩のアーマーはBJで可動。
上腕、太腿に回転軸が無いのが惜しい。

他のキャラだと、バイク系のビークルに乗せる都合もあって、
脚付け根や首の可動範囲に結構余裕があるように見受けられましたが、
この『ダークファントム』はマフラーを巻いているせいか、
首の可動範囲は割と狭い方です。
脚付け根は・・・、何故だ(苦笑)。

さすがに、『ミクロマン』や『装着変身』を見た後の目だと、
可動範囲には少々物足りなさを感じますが、まぁ、実用上極端に困る事は
無いくらいには動く、と言った感じでしょうか。

ビニール系の材質に金物カシメなので、ゆるんだ場合のメンテが
少々面倒そうかも?



ここで、ようやくストロボを焚くと白っちゃけてしまう事に気付く。
遅い(泣笑)。




圧倒的なパワーと戦闘力を秘めた謎のディノブレイカー、『ナイトレックス』。

でっかいですね。

クルマ的ディテールパーツ(ランプ類等)がほとんど無い割に大きいので、
最初、箱から(針金ぐるぐる巻き固定(苦笑))取り出した際、
一見して大味に思えましたが、フィギュアを絡めてみると、
悪くないですね。かえって、巨大感が気持ち良いくらい。

ただ、このサイズでキャノピーが塗装処理というのは少々惜しい所。
唯一のフルカウルマシンでもある事ですし、特徴づけとしてクリアー処理は
行なって欲しかったかも。

ううむ、透明塩ビヒートプレスで作って置換出来まいか・・・。


また、この『ナイトレックス』には、サウンドギミックが内蔵されていて、
ビークルモードではキャノピー後方のスイッチを押すと、
”タイヤを軋ませて走り去る”サウンドが響きます。

音声系ギミックは、”当たり外れ”が著しいので、ちょっと不安でしたが、
こちらは中々格好良いサウンドでした。

単4電池2本使用。
裏面のスライドスイッチでON/OFF出来るのが気が利いている。
(夜中やかましいですからね(笑)。)



なお、このサウンドギミックの事もあってか、大きさに似合う程度の
重みがあり、そして、タイヤがプラ製ながら、結構しっかり回るのですよ。

・・・ぎゅ〜〜ん!、と、コロ走行させると実に気持ちがイイ(笑)。

うむ、実に大人気無い。

サウンドギミック併用で、気分は”D”?
(というよりこのデザインだともっとヤバイもののような・・・。)






このトイの肝の一つと言える、コックピットギミック。
やはり、フィギュアを搭乗させられる、というのは非常に燃える。

マフラーと剣は、外します。(取説には記述なし)。

ただ、マフラーは写真のように適当な位置に添えておくだけでも
それっぽく見えるのでまぁ、良し。

剣が置き場に困ってしまう。
容積大きいんだから、どこか開いてしまっておけないのが惜しい。

キャビンの容積に、まぁ収まることは収まりそうなので、
玩具的ギミックとしてキャノピー裏にジョイントを追加する事を検討中。





インテリアは、外観から想定できる程度の作り込み、と言った所ですね。
写真では(面倒なので(苦笑))行なっていませんが、
左手でハンドルを握らせる事も可能。
胸部アーマーのデザイン上、右手はちょっとタイトですね。

ハンドル自体も、間着っぽい手ごたえですが回転可能。

右手側サイドには、シフトレバー?というより操縦桿?といった感じの
大柄なレバーが付いていたり。
こちらは、手持ち無沙汰な右手にぴったりな位置です。

決して作り込まれている訳ではないですが、空想を膨らませてくれるには
十分かも。



・・・あー、フィギュアの頭のアンテナ、
案の定、気を付けないとキャノピーに当たって曲がります(苦笑)。

開けて「あー!」てな事もしばしば。
だからクリアにしてくれって・・・(苦笑)。



さて、いよいよ・・・、


ディノ・・・!

ブレイク!


続くかも?

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