SHIFT ATTACK SPORTS COUPE
さて、お立会い。
映画"DARK KNIGHT"、
早い話が"バットマン"の主人公、ブルース・ウェインの愛車が、
4インチフィギュア用ビークルとして登場!
劇中は、ランボルギーニ・ムルシエラゴやらに乗っているそうで、
コレも似ているらしいですが(イイ加減・・・。)、
実にカッコ良く、マッシブなフォルムは、なるほど、ランボルギーニっぽいなぁ、と。
後姿も、"いかにも"な厚みがあって良い。
何気に、他には何処にも見当たらないクリアパーツのテールランプが芸コマ。
4インチサイズのブルース・ウェインも同梱。
出来は、そこそこ。
しかし、雰囲気は良好。
小賢しい御意見無用、な、独特のたたずまいである。
4インチ、というと、日本ではミクロマンサイズか。
しかし、トイ的なカテゴリが違うせいか、可動は端から眼中無し、な造り。
ヒザが曲がるくらい。
似てるといえば、よく似てる?
パッケージ写真のものが、いわゆる邪神像だったので、
かなり改善されているなぁ、とか思ったり(苦笑)。
彫りも深く、マユ・瞳などの塗装もそれなりに良く出来ており、
塗料の飛び散りが残念な所。
そして!
もう、説明不要ってくらい当然の如く、スポーツクーペに搭乗可能!
・・・・・・ドアは開かない!
そして・・・、
!?
な、なんと!
一瞬にして、アタックビークルに変形!
うわあ!バカだ!(賛辞)
では、もう一度。
スポーツクーペが、
アタックビークルに!
スゲエ!
こうして正面から見ると、なんと車幅まで変化しているのが分かる。
・・・・・・お気付きかもしれませんが、このギミックの為、
接地しているのはタイヤではなく、裏面に隠れているキャスターだったり(笑)。
しかし、タイヤの軸に適当にガタが設けてあり、
ちゃんとコロ走行の際には、タイヤが地面に接触して一緒に回転したり。
上手い!
いやぁ、
いきなり"バットマン"のトイに手を出したのは、
店頭で見てしまったこの素晴らしくバカなギミックに
一目惚れしてしまったからなのですよ!
しかも、そいつに載っているフィギュアが、
っていう、もう、味?
精細さに傾注する日本トイへのアンチテーゼになりうるのでは、
とすら思える、この"味"にすっかり虜に!
そして、変形したアタックビークルの中には・・・、
あ、あー!
なんと!いつのまにやら、そこにいるのは我等がヒーロー!
バットマン!
そんな!ブルース・ウェインはいったい何処へ!?
(教えない(笑)。)
というわけで、本品の最大の売りは、
"一瞬にしてスポーツクーペからアタックビークルへ"、
そして、
"乗っているブルース・ウェインが、いつのまにやらバットマンへ"!
変形中の写真を見るとお解かりの通り、
変形途中のみルーフが閉じて、
その一瞬でブルースがバットマンに変身してしまうのです!
この、"変形"と"変身"を一体化したギミックが、実に惚れ惚れする。
ごっつい多角形形状のスポーツクーペから、
さらに巨大で攻撃的というかヤル気満々!なアタックビークルに。
バットマンと居並ぶ姿も良い。
何となく、車があまりに巨大な気がするのですが、
どこがどのくらいでかいのか、聞かれると「アレー?」分からない。ふしぎ。
フロントなんてどうも体当たり用のショックアブソーバーというか
衝撃倍化装置に見えてきてしょうがない。
となると、その隙間から出てきているフィンは、対人切だ(自粛)
テールも何やら物凄い事に!
巨大なエンジンっぽいものとか、翼状のものとか、色々出てきちゃってますよ!?
サイドから出てきているミサイルは、当然の如く発射可能。
しかし当方の部屋では封印だ。
(弾道を目で追っていても無くしたもの多数・・・。)
あと、ミサイル収納部を開いたところには、
搭乗姿勢のバットマン側面がモールディングされていて、
「・・・笑うところなのか!?」
と一瞬見る人間を惑わせる(笑)。
アタックビークルのデザインは、
映画本編に登場の装甲車"タンブラー"をモチーフにしている、という説も。
そういえば、フォルムが似ている。
当然の如く、映画には出てこないらしいですけどねー。
(ちょっと残念(笑)。)
カッコイイといえば結構カッコイイ?
不思議な味が売りとも言える(笑)ブルースに対し、
ディテール的に中々良く作りこまれていて、
『ダークナイト』版のバットスーツの再現度はそれなりに良好ではないかと。
目の塗装は頑張っているがギョロ目気味だったり。
マントは布製、ビークル搭乗時もこのままでOK(というか外せない)。
可動に関してはブルース同様、手足付け根とヒザのみ。
ビークルから下ろすと、何がしか手持ち武器が欲しくなるが何も無し。
持っていれば、ミクロマン版を流用したい所ですが、あいにく手持ち無し。
どこかにまだ売ってないだろうか・・・?
というか、ダークナイトミクロ、出ないかなー・・・。
というわけで。
バカトイ(賛辞)にひとめぼれ、アメトイ紹介でした。
どんどんハイエイジ向け・マニア向けになってゆく日本のトイ市場を見ていると、
こういう、大味だけど技が効いてて美味い!一品が、猛烈に恋しくなってくる。
ワンタッチでダイナミックに遊べて、
「うはあ!カッコイイぃ~!」
コレよ!
まぁ全部こんなんばっかじゃ困るけど(苦笑)。
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://hakkourin.serio.jp/yojo/mt-tb.cgi/312
良いですなー
このフランス料理のシェフが松坂牛に味の素ぶっかけた様な出来がw
あちらの大きいお友達市場には明るくないんですが、
このアイテムはどのポジションなんでしょうねえ。
高速のSAでダディに買って貰うレベルの物なのか
それとも、これがトイとしての最上級品……?
某ラジオでネタになってた、
シェイクスピアやモーゼのアクションフィギュアが発売される国ですから、
どこまで本気かさっぱり分かりませんわ。
>味の素ぶっかけた
全力で吹いた。
腹いてぇ!
いや!しかしその通り!
あの塩振る手付きでね!ばっ!と振りかけるわけですね!
で、美味い(笑)。
向こうでのレベル的には、
やはりお子向けではあるものの、
それなりにハイランクっぽいですね。
グランマにトイざラスで買ってもらう位?
(分からん!)
しかし向こうは、
”イイ年した大人がオモチャ買う”の
元祖(?)でもあるので、
値段聞くとガクブルするような
ハイディテールトイもあるとか・・・?
それはそうと、
>シェイクスピアやモーゼの
アクションフィギュア!?
ななななな!ナニソレ!
”腕と腰にスプリングギミック内蔵!
葦の海を叩き割るシーンの
スプラッシュアクションを再現!”
とか脳内妄想始まっちゃいましたよ!?
シェイキーの方はギミックが思いつかんけどね!
エライ斜に構えたペンの持ち方で固定ポーズか・・・?
でも、日本も場合によっては、シェークスピアとか、モーゼを萌えキャラ化して(このあたりは既にやっていそうな人がいると思いますが)、あまつさえ、商品化したり、作品化されたりしそうなので、平面か、立体かの違いみたいなもののように思えてしまうのですが(汗
>モーゼを萌えキャラ化して
全開全力で吹いた
そ、想像してしまった・・・!
平面は平面で、オソロシイものが出てきそうで、
それは見たいですね(真顔)。
ううむ、日本だと、
『織田信長が美少女に!』とか、
『新撰組が美少女軍団に!』とか、
その辺のノリなんだろうか。微妙に違う。