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狂奏曲・『無縫』

駅前市営駐車場

ふぁい(ふぬけ中)、宇都宮へ行ってまいりました。

わざわざ車で、しかもろくに地図も見ずに行くと、こんな小旅行になるのだー、
という感じです。


4月29日 0400時
東京都は多摩の我が本拠を出発。

中央道から環八経由して、練馬から関越道へ

・・・アレ?関越?
そう、関越。
だって、ドラなびがそう言うからさ。
いや、検証しないで鵜呑みにしたオレが悪かった。
まさか100Kmも遠回りしているとは。


そもそもオカシイと気づけよ!群馬県経由ってあたりでさ!

・・・連休前の私が、どのくらい枯れ果てていたか、お察しいただけると幸いです(泣笑)。

途中で道に迷った際、

群馬県まっ只中で栃木県の**に行きたい、と、
ザックリにも程がある道の聞き方をしたにも関わらず、

「・・・**?栃木の?」

と、一瞬目が大きくなっただけで、

「それならねー、この道を・・・。」

と、かなり正確に(驚)教えてくださった、ローソンのおいちゃん、
ほんとにありがとうございますです。
ああ、貴方は正にコッチ系のカミサマが遣わしてくださった守護天使・・・。


まぁ、とにかく、走りましたよ、スットコスットコと。
さすがに連休中で、夜も明けてしまったので、思ったより空いてなかった高速を。

しかし、意外というべきか、
私はすっごく、高速を走るのが好きなんですよね、自分で思うに。
だから、この道程はとても楽しいに違いない、と思って計画したのですが・・・。

さすがに、徹夜明け右手骨折状態で走るのは辛かった。

オマケに、

「ああ・・・、連休だなぁ・・・。」

と、改めて思わせてくれる、追い越し車線を延々80Kmで走る車やら、
その後ろで団子になっちゃってる車列から、いきなりウィンカー無しで飛び出してきて、
ジャマな車はあおりまくって避けさせて急加速、を狂ったように繰り返す車やら。

その辺を適宜警戒しつつ、
こちらも結構速めの(というか法規的にアウトの)130Km巡航で走るので、
いや、予想以上に疲れる。

普段、首都高ばっかり走ってるので、あの4車線デフォルトは中々慣れず、

「つ、疲れた・・・、そこのPA(パワーアニマルパーキングエリア)で休憩・・・。」

と思いきや、前もって車線移動しておかないと間に合わなかったり。合掌。


とはいえ、
防音壁が途切れて見える、雪を頂く山々、まぶしい緑地、田畑、広い空、と、
なんか根本的に忘れていた心の安らぎを思い出させてくれる風景は、
実に良いものでした。

あ、写真は無しなのです。さすがに高速で両手離し運転する度胸は無いです(苦笑)。

あと、市街地に入ったらそれはそれで、
なんか集積度が高いというかぶっちゃけせまっ苦しい東京とは何か違う感じで、
それはそれで旅情というか。


さて、紆余に曲折を経て到着した目的地は、
まんだらけ宇都宮店
HAHAHA!、この私が、玩具屋の無い土地に行くはずが無いではないですか!
なんでも開店2周年記念との事で、相当数のレアアイテムが集められているみたいで、
それをちょろっと見てみようかと。

まぁ、結局、そのレアアイテムの類は買わなかったのですがねー。

開店直後は、整理券待ちの行列が出来るほどの盛況でしたが、
それも昼ごろにはひと段落して、幸い、狙っていたアイテムは
それでも残っていたのですが、
ううむ、残念ながら、予算オーバー。

復刻版『ゴウザウラー』、
『キングゴウザウラー』に合体するための2号、3号ロボまでのフルセット美品!

正直、かなり心揺り動かされたのですが、お値段は2万6千円くらい。
この状況下でさらにカードローンを増やすのは心労がでかすぎる(泣)。
状態、発売年代を考えれば、まぁ妥当な額だとは思うのですが・・・。

もうちょっと状態が悪くても、当方、多少は直して遊び倒しちゃうので、
手頃な安い物が出て来るのを待つとしますか。ちょっと未練はあるけどねぇ。


で、戦利品。

全身これ火器

ミクロマン・マグネパワーズのあたりのシリーズの、
”マグネタイタンズ”『ガンボディ』。
いやー、結構欲しかったんですよ、コレ。何気に買い逃していたので、
定価以下で未開封品が手に入ったのは、非常に満足。

五体余す所無く火器

どうです、この個性的なデザイン!うは、トキメク~。
関節も、実は同シリーズの『ロボットマン』が、
自立もロクに出来ない(泣)仕様だったので、かなりおっかなびっくりだったのですが、
これに関しては安定していて、遊び勝手は実に良し。磁石関節侮りがたし!

で、そのロボットマンの武装として組み換えるのが本来の使いみち(?)らしいですが、
そのロボットマンは現在、所持していないので、単体でそれっぽい形態に。

もはや火器

主砲射撃形態。
アレ?なんかすごくそれっぽい。
ううむ、やたらなデザインのモビルスーツよりも理に適ってそうな気が。

主砲からは、BB弾サイズの弾を連続発射可能。
膝からは手弾き式でミサイル発射可能。
単体でも十分なプレイバリュー。
思った以上に良いトイですね。こうなると、ドリルの人と丸ノコの人も欲しくなってくるなぁ。


あとスティックポスター欲しさに、
同人アイテムを千円ちょっと買ったりしましたが、割愛。
というか、ポスター自体は秋葉でも配布してたしなぁ。

宇都宮店オリジナルの、”スティックポスター2枚分の絵が一枚になったテレカ”
は、絵柄的には大変心惹かれたものの、上記の千円分を捻出するのにも
実は1時間近く迷った末なので、3千円分も買うもんあるかよ、と断念。

・・・しかし、何で”テレカ”なのだ。
いや、業界的になんかワケがありそうな気はするのだが、
もう3千円は3千円でかまわないから、ポスターにしてくれよ
と思うのは、マイナーな考えなのでしょうか。


このポスター/テレカ配布に関する内容が分かりにくくてかなり立ち往生。
くれるの?くれないの!?みたいな。
企画段階で絵柄やら配布内容やらが変更になったらしく、
旧情報のままのチラシが店内に張ったままになってたり、
スティックポスターが2種の(というか2分割の)絵柄からランダム配布、
という事が告知されてなかったり。

しかし、店員さんの応対はかなり好印象。
秋葉でも中々お目にかかれないレベルの丁寧&フレンドリー加減。


さて、買物を終えて、ふらりと宇都宮は『オリオン通り』をちょっとだけ歩いてみたり。
なんか、ココ面白い所ですね。

そもそも、まんだらけが入っていたビル自体が、上から下まで、これソッチ系
テナントばかりの集合体、正にコンプレックス!とでも言うべきもので、
かなりビックリモノだったのですが、それがあんまり通りから浮いていない、
という事に気付いてまたビックリ。

通りを見渡せば、ヘアエクステンドの専門店やら、和装小物やら、
どことなく、サブカルチャーが自然に居心地よく寄り集っている雰囲気。

全体の印象として、秋葉のような、
「常に臨界維持!」
なアブナイ空気とは別種の、落ち着いた盛り上がり、とでもいうような空気でした。

通りを行く女の子のファッションも、こちら系の意味でレベル高い子が居たり。
野郎はあんまり変わらない気がするのは凝りようが無いからだろうか(苦笑)。

まぁ、ほんの20分ほど歩いただけなので、地元の方や詳しい方的には、
ちょっと違うぜ、とか浅いぜ、とか言われてしまうかもしれませんが、
それなら、また行ってみて、もうちょっと楽しんでみたい、とも思えたり。


そして、『パワードギア』を置いているゲーセンを発見し、
息も荒くクレジット投入後、右手の骨折を思い出して一人声無く絶叫。
2面は越せなかった。


駅前(というには少々遠い)漫画喫茶の個室で、
10時間ぶりくらいに足を伸ばしてダレる。
あ~。

帰途をネットで検索しつつ、ブログを更新

こんな時のためのZERO3[es]なのですが、こんな時に限って、
忘れてきてしまっていたり。

しかし、ログインしてしまってから、
最近のネット喫茶の物騒な事情を思い出し、ちょっとビクビク。
念のため、パスワードを変更したほうが良いだろうか。

ま、それはともかく、帰途を調べる。

ドラなびで

他にネェんだよ!

やはり、関越道を強く勧めるドラなび(というかハイウェイナビか)を辛抱強く説得。
やっと、都心環状線に直接戻れるルートを教えてくれる。
出し惜しみしやがって、たったの93Kmで帰れるじゃねぇか・・・。


帰途。

こんどは東北道。

これまた、皆、巡航速度が速い速い。

車内で流していた某『サウンドアラウンド』のせいで、
変な音声が脳内に自動生成、再生される。

「ふええええ、こここ、ここってオービスとかないんですかぁ~?」

あっても寛容な設定なのか。

既に周囲を探る気力も尽きていたので、こちらも大雑把に130km巡航。
もはやとっとと帰りたいモード(苦笑)。


さて、帰ってきました東京・都心環状線!

狭い!細い!カーブ急!

ああ、しかし・・・、
落ち着く。

おお!渋滞!そうか、箱崎か!
ああ、帰って来たんだなぁ。
眼下はビル、白っぽい空。

ここに至って、ようやく私は気付いたのです。
私は運転が好き、とか、高速道路が好き、というより、

首都高が好きだということに。


ふれあい橋

神田川。
心の情景。

首都高まで来たなら、と、足は自然に秋葉へ。
やはり、ここがホームだ、と改めて認識。


最終走行距離463.3Km。
慌しい休日だった・・・。
いや、車で走って買物しただけなんだが。


ところで


実は、この日、一番でかい買物は、結局秋葉でしてたり。

オイオイ、ナニをしに栃木くんだりまで出てったんだアンタは!

ガンダムSEEDの人に怒られるぞ!

「アンタってひとはー!」

ってな!


・・・・・・で、何買ったって?
でかいモンって何よ?















進め!蹴散らせ!

う、うわあ!

で、出たぁ!ほんとにでかい!

いやぁ、一部のコアな方々に、”様”と敬称まで付けて崇め奉られている、
『リボルバーマンモス』ですよ、いやぁ、まいったなぁ!

以前から持ってた『轟雷旋風神(ブラックバージョン)』を載せたくて、
探してたんですよね、これ。

リバティの新しい店舗で、何か1500円さらに3割引とかで売ってたので、
ついに!購入に至りました!ありがとう!ありがとうございます!

天下御免の三日月頭

でかいでかいと言われている『轟雷旋風神』がこのとおり、すっぽり収まってしまうサイズ。
いや、怖ろしい。

買うときも中々苦労いたしました。
ええ、ここでも右手の骨折が。
っていうかいい加減ホントにめんどくさいぜ!右手!

棚から下ろそうと思ったら、噂には聞いていたものの予想以上の重さ。
右手が悲鳴を上げて、店員さんを呼んだり(苦笑)。

車に積み込むまで、あの巨大な箱をむき出しで提げて秋葉を歩くのは、
中々新鮮な快感でした。

動力伝達

ただ、ちょっと残念なのが、轟雷旋風神のタテガミに回転を伝達する部分、
やはり安全対策なのでしょうが、トルクリミッタとしてどこかにゴムベルトか何かを
噛ませてあるようで、かなり微妙な調節をしないと空転したり、回転が止まってしまったり。

ううむ、これこそが、”実は天雷旋風神ではなく轟雷旋風神が真の最強形態”と
言わしめた(というかどこかで聞いた)大きな要因だからして、
きちんと駆動しないのはやはり残念。
そのうち、バラして改良を試みてみようかと改めて思ったり。

ちなみに、上の説は、轟雷旋風神を手に取ると、確かにそう思えます。
天雷旋風神は、ギミックといい、何しろ余りまくるパーツといい、
どうも後付け感がぬぐいきれない。

後部揚収ゲート

轟雷旋風神を載せる際、開く後部ゲート。
「何さ、上から載せれば良いじゃん。」
と、私も現物を目の当たりにするまでは思っておりました。
あの轟雷旋風神を、持ち上げて格納スペースに下ろすの、結構タイヘン。
特に、お子達では無理では無かろうか。

どうせだから、スロープでも展長してくれれば、設定考証(邪笑)的にも
大変良かった、というのは贅沢か。


それにしてもデカい、デカ過ぎる。
写真ではお伝えしづらいというか撮りようもないのですが、
この巨体が、カラクリボールを連発しながらモータ音を轟かせて驀進する様は、
もはやひれ伏すしかない大迫力!
おおお!リボマン様じゃ!リボマン様のお通りじゃあ!

どうも、発売当時の芳しく無いセールス実績と、
あまりにもかさばるその巨体、また同コンセプトの巨大メカであった
『キングブラキオン』がそれなりに複雑な変形合体をこなしていたが故に、
総評としてはイマイチといわれてしまい、
戦隊玩具史では黒歴史扱い(泣)なこのリボルバーマンモスですが、
この迫力は、何かと制約の多い現在のトイでは味わいがたい魅力。
お値ごろで買える事も多いので、手にとってみても面白い・・・かも・・・、しれません。

・・・・・・どこにしまったらいいだろう。


超巨大カラクリ巨人

轟雷旋風神・ブラックバージョン。
これは以前に入手していたものですが、この格好良さは筋金入り。
デカい!重い!黒い!
これも機会を作って、写真とりまくってご紹介してみたい良品。

死角無し

某大手玩具サイト殿の記事を参考に、
本来余剰となってしまうハリケンドルフィンの頭をゴウライキャノンの砲尾に設置。
ドルフィン頭の中のリブをちょこっと切り欠いて、簡易固定が出来るようにしてあります。
ただ、やはり落ちやすいし腕の可動の回転軌跡に干渉するので、
ちゃんとした接続フレームを自作してやりたいところ。

あと、タテガミを回すワインダーは、ハリケンレオン単体と同じく、尻尾として付けておき、
これで余剰パーツゼロ!素晴らしい!

私的には、近代戦隊もの玩具では、3指に入る傑作と認識しております。


これを書いている只今、5月2日の夕方。
早くも連休後半ですかー。
まだまだ、やる事が全く消化できてなかったり。
せめて、わが暗黒要塞を少しでも攻略しなくては!攻略しなくては!

リボルバーマンモス様を収納し奉る場所が全く無いじゃないか!

今、廊下に路駐してます。

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