そこは地の果て、夢の棲む里
そう、ここは、
こんな機関車が動体保存されていたり!
こんな電車が動体保存されていたり!
こんなカッコイイ屋敷が移設されていたりする、
そう、
に、行ってまいりました!
いやー、当方、それほど建物には詳しくないのですが、
兄者(既に2度行ってる)の、
「趣味人ならば、必ず気に入るであろう・・・。」
という気迫のこもった勧めにより、今回、初めて行ってみたのですが!
何というか、もう、
圧巻。
ナニここ。
誰かの妄想の中ですか?
オレ、夢見てる?中央道下り350Km連続運転、そんなにヤバかった?
現実を疑うほどの、夢のごとき光景。
もうね、何処行ってもこんな風景、こんな建物が続くのですよ。
うううむ、ビバ・・・!
というわけで、写真をもう、これでもか!これでもか!これで(略)ってほど
写してきたのですが、
当方、何しろ、テメエのブログの写真すら満足に撮れぬヘタクソなので、
まともに写ってた、それっぽいのをタラタラちまちま載せるだけにしておきますよー。
ぶっちゃけ、気になったら、行って見てね?というか。
あと、全然詳しく無いので解説は期待しない。
先程の"カッコイイ屋敷"こと、『芝川又衛門邸』の中にある、見事な木彫り。
・・・が、浴室の換気口だったりする。
か、カッコイイ!
で、玄関の明かり取りがステンドグラスだったり。
か、カッコイイ!
また別のお屋敷。
人呼んで『坐魚荘』。
西園寺公望(きんとも)という、明治期の政治家の別荘。
窓からの眺めがスゴイ!
また、公望という方、なんか竹が大好きだったそうで、
邸内の至るところに竹による装飾が施されている。
これなんかもその一つ。
か、カッコイ(もういい)。
二階からの景色もたまらない。
なお、公望という方、なんと激動の明治に、2度も総理大臣やってる方で、
詳細は省くって言うか全然知らない(苦笑)のですが、
とにかく命を狙われまくった方だそうで、
邸内の用心設備が、もっのすごい!
いわゆる"忍者屋敷"とはちょっと違うのですが、
実践レベルで命の危険を考え続けた人の建てた家、という、
何やら凄みを感じる仕掛けがあちこちに・・・。
そう考えると、この裏門とか、物言わぬ迫力を醸し出しているようで・・・、
か、カッコ(いいってば)。
建物ばかりではなく、明治期の機械や設備なども保存されてたり。
一部のものは動体で!うーわー。
糸紡ぎの機械。
なんかコレ、すっごいサイバーじゃないですか?ないですか?
そして・・・、
教会!
ステンドグラス!
う、美しい・・・。
さらに教会!
うあー!美しい!
うわあ、たまらん!
あんまり美しく、雰囲気が良いため、
ここでモデルさんを連れてきて写真撮影をしてしまう方が、
かなりいらっしゃるそうで。
兄者が過去に訪れた時、いずれも、
時には複数組、"それ"をしているグループがあった、との事で。
えー、
やってみました。
・・・・・・。
ああ、ここまで真面目に旅レビューだったのに、とか言うの禁止!
言ったじゃないですか!
「どうにもならないわけない」
って!
・・・そこの方!
・・・踏み外したな、
って顔してますね!?
・・・まぁ、正味のところYESだがな!(邪笑)
というわけで、より一歩、向こう側へ踏み込んだ趣味に耐性の無い方、
以下のリンクはトバして行って下さい。
<教会で少女人形を写すの巻>
*****(編集中ー、近日掲載。)*****
・・・、
と、上記のような事に猛烈にハマっていたら、
どうも時間配分を致命的に間違った模様。
帝国ホテル(玄関)の中見る時間が無くなっていた!
うわあー!
明治村の、ある意味、最も大きな"ウリ"かもしれない、
建物方面の趣味の方ならば、説明無用の巨匠、
フランク・ロイド・ライト氏の設計による、至高の作。
こんな凄まじいものが、玄関だけという姿でここに移築されている経緯は、
もう、語って語りつくせぬほどの事情が・・・。
時間が無くなった!
と言いつつ、戸締りしているお姉さんを尻目に、
エントランスくらいはちょろっと見てきましたけど、
いや、もう、なに、アレ?
凄!
部屋中、ライトだらけ。
スクラッチレンガ使いまくり。
幾何学模様デザインしまくり。
ある意味、おかしくなりそうな空間。
ええい、くそ、壊すなよ!こんな惑星レベル文化財!
外の街灯も噴水も、そこらへんのもの、全部ライトの設計。
この悪魔超人みたいな顔の装飾も。
当方、10分でクラクラしてきましたが、1時間も居たら、
認識を侵食されるのでは、という、恐るべきライト度。
ぜひ、たっぷり侵食されに、また行ってみたいものです。
ほんとにほんとに、
閉館ギリギリどころかオーバーまで粘りきった、証(苦笑)。
ぽつーん。
念のため、兄者の固有結界・"無人境"は発動しておらず、
平日なりに、他のお客さんも居ましたので。
(固有結界・無人境:どういうわけか、兄者がひとりで旅行に出ると、
相当な高確率で人っ子一人居ない!という状況に遭遇するという。
場所と季節のチョイスが渋すぎるんデスよ、兄者・・・。)
っていうか、ここだけは"無人境"にしたらイカン!
なにしろ、ここ、民営なんですよ。
・・・ええ、そうです。
あんな文化財、こんな文化財、重文とかゴロゴロしてるのに、
維持管理、ぜんぶ、民間です。
確かに、某ネズミーランドみたいな派手さ賑々しさは無いですが、
こんな素晴らしいところがいつもガラ空きなんてオカシイですよ!
(内心、ガラ空きの方が雰囲気は良いとか思ってはゲフ!ゲフン!)
建物系に関心のある方は、もう当然ご存知だと思われますが、
それ以外、なんというか、趣味系の方、
必ずお気に召すと思われるので、とりあえず一度は必見!と思われる、明治村です。
・・・・・・今回の我々並にじっくりどっぷり見て回ると、
ぶっちゃけ、明治村的には、大赤字なんじゃないかと心配に(苦笑)。
と、たのしい名古屋旅行一日目。
その夜と二日目も、それなりにバカやってたりして。
それは次回。