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闇に光を!

または、
私は如何にして暗黒要塞を切り崩し、生還するに至ったか


こなさん、みん(止めろ)
御来訪の皆様、ご無沙汰しております、八端です。

とりあえず、親サイトの掲示板の方にコメント下さった方、
(見ていらしたら)大変申し訳ないです。

私事にて、かなり泣きの入った多忙さでした。


まぁ、先の述べたとおり、暗黒要塞の攻略だったわけですが、

今回は、ちょっと本格的にやる事となってしまいまして、
普段、踏み込むどころか光すら届かない深部までも、

侵攻し

暗黒の門が開かれた・・・

侵攻し

闇の軍勢が地を埋め尽くす・・・

侵攻し

そして秩序は失われ、混沌が世を支配する・・・

侵攻し尽くす事となったわけでございます。


あ。
さ、さすがに、上の状態は片付け途中ですからね!
か、勘違いしないでよね!


いやはや、途中までは、
掘り出し物(笑)見つけては、こんな写真撮ったり、

スカルドン

普段光が入らない窓から入る朝日で自然光撮影ー、とか、

朝日の中のメガザラック

如何に散らかった背景をボカして撮れるか実験とか、

ブキヤのクド公

している余裕があったのですが、

その余裕自体が全くの見積もりミスだったわけでございまして。

最奥、入り口の反対側の壁収納まで到達し、
ついに捨てることを決意した(泣)PC98(2機)を玄関に出した所で、
絶対的に時間が足りない事に気付いたのが先週の月曜。

そこからがデスマーチの始まりで。

水曜なんか有給まで使ったのに、
火曜の帰りにカゼひいて、戦闘力大幅ダウン。

薬の副作用のダルさにフラフラしながらズルズル作業を続けるも、
何か一向に終わる気配がなく、

「何で同じ部屋から出て来たものが同じ部屋に入んねぇんだよ!
物も減らしてるのにPC982台分も!」

と、泣き言こぼしながら、どうにか目処が付いたのが、
実に、日曜の22時

土曜に至っては、形而上表現抜きで、メシ食うヒマさえなかった・・・。

ええ?
じゃあ、もっとスゴイ事実を。

もう、1週間も秋葉に行ってません


結局、後半、「ヤバイ!」と思った段階で、分類整理を中止しちゃったから、
またガラクタごった煮のコンテナが天井まで詰まってる状態にしてしまった・・・。

ほのかに期待していた居住空間の拡大も果たせず、
かなり捨て身で挑んだ割に、結局、捨てる予定だったものをようやく処分できた、
程度の成果しか上がらなかったのがとても不満。

ただ、序盤の、余裕~余裕~、の段階で導入した"隙間収納型本棚"は、
今回、数少ない戦果と言えそう。
評判は聞いてたけど、コレ、良い!
省スペースで天井まで本!しかもドカ積みじゃなくて、
ちゃんと、いつでも取り出せる!背表紙こっち向き!素晴らしい!

今までどうだったかって、上の写真でも見といてくださいよ(泣笑)。


で、
片付け終わった部屋の写真は?

・・・・・・、いや、無論、写真の状態より格段にマシではあるものの、
あんまりにも達成感の無い状態なのでやっぱり衆目には晒さない(苦笑)。


というわけで、一週間ほど、とんだ禁欲生活、秋葉にゃ行けねぇしさ!

で、さっき、
「ああ、やっと終わった!
結局、今日も秋葉行けなかったし、こんな時間で出来る事・・・、
そうだ!今こそ"ケロケロA"と"三国伝"の単行本買ってきて読んでやる!」

と、深夜までやってる本屋(車で20分)に突撃したら、
売り切れ

orz


明日・・・、明日、いっぱい遊ぼう・・・(泣)。


いやはや、
まったく、気楽なつもりで始めたら、とんだ地獄を覗くハメになってしまった。
さすがは暗黒要塞、そのフタを開かば、
この世は腐海に飲み込まれてしまうのですね・・・。

それでも、
燃 や す し か な い よ 。
と、ババ様のファイナルアンサー的断行には至らなかったので、
努力した甲斐はあったか。

依然、紙一重ではあるのですがね。

趣味人として生きることを選んだ段階で、何者も逃れることの出来ない宿命・・・、

さて、貸し倉庫とかアパートとか借りられるくらい出世するのが先か、
ババ様降臨するのが先か、
いよいよ、その臨界点が迫っているようです。

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コメント

現在の八端さんの状況がまったく他人事ではありません(爆)
壱樹です。

私も同レベルな部屋の状況……
さぁどうしよう……

“震度4くらいが来たら死ぬのはデフォルト”な現況、いい加減に改善したいです……

ババさまではないですが、妻のママさまに「燃やすしかないよ…」と言われました。やはり皆様共通の悩みどころですね~。

「やっと座れるようになったー。」
とか、何か根本的にマズイセリフがポロっとこぼれたやづまです。

壱樹さま、ミフさま、まいどどうもー!です。

>耐震
 実は!
 耐震だけはしてある(と、思い込んでいる)我が暗黒要塞。

 いやぁ、この機会にお見せすれば良かったかもですが、
 重心を微妙にずらして積んだり、
 倒れる方向を内向き同士にして支えあう塔をこさえるとか、
 応用編・腰の高さまで積みあがり、人が乗っても崩れない雑誌の束、
 ”ボンボンタワー”(笑)とか、
 モノって積み方次第で、オカシイくらい崩れ難くなったりしますね。

 ・・・え?直下型の縦揺れですか?多分崩れますね(微笑)。

>ママさま
 ひ、人と腐海はもはや切っても切れない、
 そう!共生関係なんだよ!イイ感じなんだよ!

 ・・・という具合に、キバヤシ顔で語ってみると、
 或いは、
 「な、何だって~~~!」
 と言って、納得してくれるかも。
 ・・・失敗した場合の保証は持てない(苦笑)。

 家族ぐるみでコッチの道、という、ハーレムシナリオ(!?)マダー?
 ・・・ムリ?


なんというか、
さすがに10年前くらいの物になってくると、
今の目で見て、「うーむ・・・。」なものも多くなってきますが、
対して、10年を色あせずに残る”名作”が有るのもまた事実。
そういうのだけチョイスして残しても、
やっぱりそのうち、個人の所蔵能力を超えてしまうのは、
数学的自明なのですよね・・・。


そして、同居人の居る方の場合、
やっぱ、こっち方面の”溜め込む”系趣味を、
感覚的に同意してもらえるかどうかが、重要な分岐点ですねー。

昔の当方の親父との会話。

父「こんな奥に溜め込んだもの、どれも使わないものなんだろう!?」

やづま「・・・いや、使うって実用品じゃ無いんだけど。」

 (いや、”実用品”に妙な含みは無いはずなんだが(苦笑)。)

父「・・・、だから、使わないんだろうが!」

やづま「(ダメだ、会話してくれない・・・!)」

親父の部屋は、今も昔も、服と時計と布団しかありません。

ああ、我ら、趣味人に幸あらんことを!