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こなごなにくだけちる

先日(2月11日)の、人工衛星同士の衝突、という、前代未聞の事故。
ただでさえ、目を剥くような事態なのに、
国内での扱いのあまりの小ささに、薄ら恐ろしくすらなってきて、
思わずここに書いてしまったり。

WEB上のニュースも、ググって出て来た範囲では、
一様に、"宇宙ゴミの発生を懸念""宇宙の環境問題"とかが主で、
ちょっと穿った所でも、"政治上のリスクになりうるか?"とか。
どこも、

そもそもどうやったらぶつけることが出来るのか?

に、触れようとしていないのが、いよいよもって、もう恐怖ですらある。

車同士の正面衝突事故だったら、
散らばったフロントガラスの破片の処理の方を問題にしているようなもの。

「踏んだらパンクしてまた事故が起きるじゃないか!」


恐ろしいといえば、この件で、

「軌道上にゴミなんて浮かべておくのが悪い。
宇宙に放ってしまえば良いじゃないか!

と、真顔で語る人も、民レベルだと居る、という事。

廃衛星にいちいち第二宇宙速度を与えてたら地球は破産します。

また、そんな人々に限って、

"デブリとの衝突は起こるべきして起きた事故。"

みたいな、したり顔の報道を鵜呑みにしてしまっている、という、

これが真の恐怖なのかもしれん。

1万からある微小デブリと、1トンクラスの廃衛星を同じに考えるのもどうかと思うし、
そもそも、某国の衛星破壊実験の如く、ランダムなデブリじゃないし。

計算して軌道投入した物体同士の衝突。
不勉強な当方には、ヒューマンファクター無くしてはありえない事故にしか思えない。

これが、もし、衛星破壊実験した国の衛星だったら、

「狙って当てたんじゃね?」

と間違いなく考える所ですが・・・。

ううむ、怪事件。

もっと詳細であてになるニュースが欲しい。
あと、軌道速度はできれば秒速記載メインでお願いしたい(笑)。

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