« いちばん良い鍋をくれ! | メイン | 夕日が今燃え上がる、未来 »

茜色が燃えるとき

――明日を今に塗り替えてく――

茜色の騎士


さて、本年初レビュー、始動。

初っ端は、こいつ、

"変形!ヘンケイ!トランスフォーマー"
ホットロディマス

熱く燃える騎士、疾走開始!


さて、まずはビークル。

ホットロディマス、ビークル

今回ご紹介のものは、ヘケヘケこと、日本販売バージョン。
メッキパーツの煌きが茜色のボディに映え、実にカッコいい。
やはりこのバージョンで再販してくれないだろうか。

ホットロディマス、ビークルリア

サイズはデラックスクラス、やや小ぶりなTFながら、
低い車高と幅広の車体、鋭いクサビ状ながら緩やかな曲面を描くボディは、
スポーツカーというより、今は稀になってしまったスーパーカーといった
シャープ&パワフルなスタイル。

ホットロディマス、ビークル上面

そして、シンプルにまとまったラインをド派手に飾る、ロディマスのトレードマーク、
全身のファイアパターンにでかいウイング、側面に這うエキゾーストパイプ、と、
実にキャラの立ったデザイン。

フロントの灯火類は透明ではないが、メッキ処理。

ホットロディマス、ウィンドウ内部

滑らかなラインのウィンドウは前、側面ともにクリア成型。
内部にはちゃんとシートとハンドルの造形。

ホットロディマス、バックファイア

後部の排気管?いやジェットノズル?ジェット!?
・・・に、青い炎のエフェクトを取り付け可能。バックファイアな状態。

ますますド派手、もうコイツ止まらないよどうしよう、なキャラ性がよく分かる。


茜色が燃えるとき

――茜色が燃えるとき――


トランスフォーム!

ホットロディマス、リア展開

変形はシンプル。車体後部を分割して起こし、

ホットロディマス、アタックモード

・・・で、コレが日本版では無かったことにされたアタックモード。
前述のファイヤエフェクトは、金属スプリングで発射可能。

中途半端といえばそうだけど、有りっていやぁ有りじゃなかろか。

ホットロディマス、トランスフォーム!

気を取り直して。

ビークル時の厚み調整のためか、
股関節を前後スライドさせて微妙なプロポーション調整もしてたり、
後輪を外側にスライドさせて足のラインに気を使ってみたり、
基本構成はシンプルだけど、細かいところで色々工夫してる。

ウィンドウ部がくるりと回転するのはG1トイと同じ。
というかパーツ割とかほとんどG1そのまま。

ホットロディマス、ウィンドウ部変形

実は、前述のシートはバックパック側とボディ側にまたがって造形されていたり。
凝るところ凝ってるんですよ、コレ。


変形完了!

ホットロディマス、ロボットモード

腰高でかつ胸も肩もがっしりと張ったヒロイックな体格、
胸にエンジン、燃えるファイアマーク、背に張り出した金色のウィング、
ホットロディマスとして必要な記号を全て備えつつ、
こんなにカッコ良かったか!?
というくらいアレンジされた、力強いシルエット。

ホットロディマス、背面

大きな特徴、と言いつつ、
ちゃんとこのウィングを備えるリメイク版ロディマスはあまり居なかったり。
というかリメイクされること自体が意外と少ない・・・。

ホットロディマス、バストアップ

改めて、特徴的な上半身のデザイン。
ファイアパターンを始め塗装は細かい目で見るとちょっと精度はナニだが発色はきれいで、
全身の成型色も特徴的なカラーリングをよく再現している。

ホットロディマス、頭部

イケメン参上!(キャラ違い)
細面で目元の引き締まった色男。

ホットロディマス、集光ギミック

青い瞳はおなじみ集光ギミック入り。

フォトンレーザー

さぁ!戦いだ!
前述のジェットエンジン?は、手持ち武装"フォトンレーザー"として装備可能。

フォトンレーザー、ブラストエフェクト

もちろんエフェクトも付く。フォトン?レーザー?」

レーザーチェーンソー

旧アニメムービーでちょい使用された"レーザーチェーンソー"を内蔵。
芸コマ。

ホットロディマス、アクション!

全体の可動範囲としては、今の基準だと、まぁ"並"。
腕周りがちょっと可動範囲が狭い。が、足はヒザ位置のバランスがよく、
モモ周りはよく動くので、結構大きなアクションが決まる。

スライディングショット

彼の役職は、"騎士"。

トランスフォーマーとしては、かなり珍しいその呼び名は、
責を伴う力、という暗示であったのか。


望みのままに燃え上がるまで

――望みのままに燃え上がるまで―


というわけで、新春一発目、ホットロディマス

古いものとはいえ、G1リメイクTFシリーズの先駆けとなった、"Classic"シリーズの傑作、
今の目で見ても、ホットロディマスの決定版の地位は全く揺らいでいない。

刹那も永久も消え去って

デラックスサイズというコンパクトな括りを使い切り、プレイバリューとルックス、共に高いレベル。
さらに、日本版では成型色の再調整でキャライメージにさらに近づき、
メッキパーツの導入で、さらに豪華に、実に満足感の高い仕上がり。

時間が経過してしまったこともあるものの、入手の難易度はどうにかならないものか・・・。

TF世界の中で、一時代を支えたキャラクターであり、
ヒーローの素養を十分に持ちながらも、
何故か中々ちゃんとしたリメイクと活躍の機会が無い、
このホットロディマスというキャラクターの魅力を再確認し、十二分に堪能できる傑作です。


















GUARDIANS

To be continued PRIME stage...

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://hakkourin.serio.jp/yojo/mt-tb.cgi/599

コメント

あーもうホットロディマス、カッケェ
頭より体が先に動くメリカンなヤンチャ野郎
しかしその奥には熱い正義の心が常に燃えている・・・

ビークルがほんとに秀逸ですね フォトンレーザーの収納とかすげー
赤くファイアパターンで派手派手、金メッキにクリアブルー
チャーの「このイカレ暴走族めが!!」が、よくわかるw

次回は・・・The Touchが流れるのか?!

>The Touch
ユーガッタ、タッチ!ユーガッタパゥワアア~!
 旧アニメ版ムービーはあのシーンに尽きるといって良い。

・・・なんでオレはLDしか持ってないんだ!
しかもプレイヤー処分しちゃったし!

ヘケヘケロディマス、やっぱ今の目で見てもかなり良い。
クラシック系のデザインは絶妙だったなぁ、やっぱ。

というわけで、The Touchが流れるか、また水樹奈々が流れるか(邪笑)。
つうか、ちゃんと終わるのか?

現在、よっこらせっと製作中・・・。