ハードル
無茶な指使いでデザインナイフを扱っていて、
「まずい・・・、手を切りそう・・・。」
と、ふと刃先の指を見ると、
もうとっくに切っている事にその時初めて気付いた時のムズムズ感。
余談である。
足の寸法がひとまず決まったので、
各部の干渉を見込んだ検討をするために、BB戦士の外装を、
それらしく見えるレベルで着せ付ける作業を開始。
スネは、もうデザインの変更から必要だが、
とりあえず、BB戦士のそれを半分におろす感じで二つに分割し、
前脚、後脚に貼り付け。
そして、腰をどうしようか、という所でハタと止まる。
こと"ガンダム"というものの腰のデザインはもうずっと"かぼちゃパンツ"で、
それがたしかHGガンダムの頃に、あれは"腰ミノ"である、という方法論が生まれ、
以後、"サイドアーマー""フロントアーマー"という命名を頂き、
模型泣かせな構造をどうにかこうにか騙し騙し、
ついにここ近年、本家バンダイの設計陣は、
あの腰ミノを穿いたままフトモモを腹までカチ上げる事を、
特別な機構を用いず、寸法関係の解決のみで可能成らしめる、
という、一つの革命を成し遂げるに至る。
しかし、BB戦士をいちいち削ってガワにする、というコンセプトの今回、
そんな絶妙な寸法関係をいちいち求めるわけには行かない。
というか、本来、腰ミノを穿いたまま足をカチ上げるのは困難なんですけどね、
人間なら・・・(笑)。
この腰ミノをあまり手を加えず外装として利用可能にし、
あまり分割しないである程度ポーズが付けられるような"一般解"が欲しいところ。
中のリブボスは全部切り飛ばし、あとは部品割りを利用して、
前後に開くだけ、とかにしておくかな・・・。