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スーパーギャラクシーメガ(前編)画像重

ギャラクシーメガ・メガシップ形態メガシップ背面

前回に続きまして、今回は『ギャラクシーメガ』編です。

写真は、ギャラクシーメガの巡航/軌道基地形態、『メガシップ』。
『メガシャトル』用のアタッチメントを外部に係留したこの状態は、
『パワードメガシップ』と呼称されるとの事。

相変わらず、『メガレンジャー』の知識はかじった程度なのでご了承あれ。

さて、今回は写真が多めなので、ご覧の環境によっては、
表示されるまで時間が掛かる事がありますので、あらかじめご了承願います。


『電磁合体』と銘打たれておりますが、正味のところ、ほぼ単体変形。
スーパー戦隊では、『デンジマン』のダイデンジンを筆頭に幾つか存在しますが、
かなり珍しい部類です。

細部ディテール

表面の彫刻は中々細かい。
最近の戦隊ロボでは少数派の、メカニックディテール。

上部に2連装2基の『メガパーティクルキャノン』(たぶん)。軟質樹脂製。
(差し込まれているだけですが)旋回可能。


艦首を大きく展開し・・・。
艦首格納庫

ドッキングベイ開放。
現れたのは、『メガシャトル』。
メガシャトル

少々写真が不鮮明ですが、格納庫床面にもディテールあり。
高価なトイでも、ちょっと気の利かないものだと、格納庫の壁が
成型品の裏面むき出しだったりして興ざめですが、
これは後述のギミックも加味して、中々の出来。

母艦とのドッキングは、離着陸床への係留ではなく、ドッキングロックへの結合方式。
見た感じやギミックなどから、搭載機、というよりは、
昔ながらのスペースオペラに登場しそうな、”シャトル・恒星船”構成の宇宙船みたいな。
マイナーな例えで、サジタリウス号とか(笑)、
もっとマイナーな例えで、アルフェッカ号とか(笑、でも例えはこっちのが的確。)


メガシャトルは母艦から分離したブースターとドッキング可能。
飛翔体(?)の下面に巨大な主ブースター、
その左右にSRB(個体ロケットブースター)・・・じゃないと思うのですが、
それっぽい形状のブースター、というスペースシャトル風のレイアウト。
思わず直立姿勢にしてみたり。
メガシャトル・ブースタードッキング形態

メインブースターとシャトルの結合は、ブースターに半ば埋め込まれるようにガッチリ。
側面のSRBとブースターも、クリップ型ジョイントで、思いのほかガッチリ。
この辺は、特に劣化の心配が大きいところだったので、傷みに強い設計の良さに歓心。

劇中では、軌道上の母艦と地上との往還に頻繁に用いられた、との事ですが、
ブースターは大気圏で切り離したりしないのだろうか・・・。

なお、メインブースターは、後々のギミックにも活用しますが、
側面のSRBが分離できるギミックは、正味のところ


ただの演出


だったりします(笑)。

こういう、細かい遊びは、おもちゃ的には大歓迎。

近年の『ダイボウケン』は、合体以外の用途のギミックも
合体用のギミックから流用されて機能しているという、
非常に高い完成度を持った設計ですが、
ある意味では、ほぼ一通りのいじり方しか出来ないわけで、
その辺、ちょっと寂しかったり。

ただの合体要素メカになりそうなメガシャトルに、シャトル運用ごっこの
プレイバリューを増すギミックを付けてくれた事は実に素晴らしい。


では、いよいよ。
『電磁合体』!

メガシップ・変形シークエンスメガシャトル(他)・変形シークエンス

メガシップから、メガシャトル、メインブースター、SRB、そして底面のシールドを分離。
円弧を成す外縁部を剥がして伸ばすように変形。
シールドが少々付け外しし辛いですが、慣れで対処可能か。
格納庫の床面が起き上がり、ロボット時の踵のフタになる、
というのが、芸が細かく、ポイントが高い。

各部の固定は、クリップ型ジョイントで非常に安定していて、挿抜も容易。
胴体・脚部のユニットを、肩部で留めて分解しづらくする工夫もあり。

シールドは、写真の通り、ちょっと面白いギミック。
中心軸にある引きばねで、バチンと位置が決まる。

シャトルはこのサイズながら、結構色々やっている。
この分ではペイロード量なんてものは期待できないようだ(笑)。

ブースターは見たまま。
内部から砲身が展長し、『ブースターライフル』となる。
メガシップ時にも使用。シャトル時は、搭載は出来るが使用の可否は不明。
劇中ではどうだったのだろう。



合体準備完了。

合体準備状態シャトルと母艦の再ドッキング

母艦が変形したボディに、シャトルの頭部を、合体!

この時、脊椎あたりに仕込まれたマイクロスイッチが押し込まれ、
合体サウンドが鳴る!光る!
・・・写真が無かったりしますが(苦笑)。

合体完了。
これが、『ギャラクシーメガ』。
ギャラクシーメガ形態

単体変形のアドバンテージを生かし、プロポーションは良好。
というか、実に普通の人型です。

色調を押さえたブルーの地に、ライトグレーとシルバー、ポイントにレッド、と、
戦隊ロボとしては、比較的落ち着いたカラーリング。
シルバーは、つや消しメッキ。質感にもこだわりを感じます。

さすがに、まだタンポ印刷は無く、部分ごとの塗装仕上げも少な目で、
かなりシールに依存していますが、眼の部分は塗装済み。

胸部の”M”部分はクリア成型で、内部にLED発光ギミック有り。
”M”字上部にある二つのスイッチで、『歩行サウンド』『エネルギーサウンド』の
2種が鳴り響く。
『合体サウンド』と合わせて、計3種のサウンドを内蔵。

メガシップ時にも使用可能なギミックですが、実質『エネルギー』しか
使えなかったり。
今だったら、モードによって音が変わったり、とか容易に出来るのでしょうが(笑)。

電源は単四2本、背面のフタを外して供給。

余談ですが、今入っている電池は、まんだらけで入れてもらったものだったり(笑)。
おっちゃん、ありがとう!

かなり普通の人型で、素立ちにしていると、さすがに地味。
しかし・・・、
戦闘!アクション!
実は、足回りは変形用の関節が生きていて、結構動く。これは予想外。
おかげで、こんな派手なアクションポーズもそれなりに決まる!


と、いうわけで、『ギャラクシーメガ』編でした。

ちなみに、写真中、『メガサーベル』の紹介が無かったのは、
そう、コレが欠品だったから(泣)。
このくらいはジャンクを探しても見つかるか、とか思って。

・・・それに、個人的見解ですが、
ここまでのギミックをご覧の通り、『メガシップ』から『ギャラクシーメガ』までの
形態では、どの状態でも余剰パーツは無いのですよ。
・・・メガサーベル以外は(邪笑)。

”余剰を許さず!”の私としては、全体のシステムを総括して考えた際、
アレこそが実は余剰部品なのではないか!と、考え、
ならいっそ無い事にしても良いか・・・、

・・・と、思ったときもあったんですがね(苦笑)。
実際いじってみると、ああ、コレ、長物の剣とか似合いそうだなぁ、と、
つくづく思えてきてしまい、今では、何か代替物は無いか、と探す始末。
ヤレヤレだ。

しかし、合体システムとして、あの剣が余るのもまた事実。
いっそ、デザインだけオリジナルを参考にして、
フォールディング機構を持った新しい剣を作ってしまおうか!
・・・って、そんな事出来るのかよ。


まぁ、何はともあれ、続く。
次回、ヤツが来る!

黒い機影・・・!

今更勿体つける事もないのだが(笑)。

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