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火炎魔神

で、

こんな次期にわざわざ会社上がりに買いに行ってしまうような代物とは?

もしや、ガンプラの新作!?フラゲ!?
それとも、あんなフィギュアとか!?

それとも・・・、まさか!!

そう!今回の私の買物は!


ジャスティスイフリート

はい、コレ。
”クラッシュビーダマン”シリーズの最新作にして、
脅威の新機構『シンクロウェポンシステム』搭載機!
『ジャスティス イフリート』です!


・・・・・・。

今、うろんな表情をしたヒト、一歩前へ出なさい!そう、キミ!


プラクションから連綿と続くタカラ玩具の真髄を、今このオレが教育してやろう!

(打撃音とか摩擦音とかオモシロカッコイイ擬音が3分ほど)


と、まぁ、寝不足ハイな文章ネタは置いておくとして、
『ビーダマン』シリーズ、久々に手を出してしまいました。

トイ好きの方ならば、ご存知かもしれない、
タカラの名シリーズである『ビーダマン』。
『爆外伝』のSFロボット変形メカなシリーズは、おおよそチェックしてたのですが
(本当に名作。最近、復刻された”魔神英雄伝ワタル”シリーズを手にして、
面白いと思った方は、今からだとちょっと見つけにくいかもしれませんが、
オススメしたい逸品揃い。)
それ以降、『ベイブレード』よろしく、競技性主体のギミックにシフトして以降、
デザインセンスには相変わらず惹かれていたものの、

「・・・いいオッサンが一人でどう遊べってんだよぅ。」

と、購入を見送っていたのですよね。

そして、数年間・・・、
カッコイイなぁ、でもいいオッサンがどうやって以下略、を繰り返し、
そしてそして、今年度の『クラッシュビーダマン』シリーズにて、
とうとう我慢の限界に達しましたよ!?


フェイスガード開放

いやあ、どうですか、この密度感!
みっしりと密集したユニットに埋没して人型を失いかけてるけどまだ人型、
という、非・人間形態の魅力!
正直な所、私が低頭身ロボが好きな理由の6割が、こういうメカが作れるからなんですよ!

フェイスの表情というか、目、いかついですね。
目つき悪いですねっていうか尋常じゃない顔ですね。
分かりづらい写真になっちゃったのが残念。

ユニット構成

各機能ユニットに分解可能。(ネジは付属品ではなくビーダマの転がり止め。)
これだけのユニットが装着されていて、ビーダマの発射に際して伊達である部分が
ほとんど無い、というのが見事の一語。
”ビーダマを飛ばすトイ”に情熱というか執念を傾け続けたタカラの
技術の集大成とも言えるでしょう。

本体である、ように見えて、実は各ユニットを取り付けるシャーシとしての役割が6割な
人型部分は、正にシャーシに徹していて、足は付け根で角度調整のみ、
腕は、わき腹のビーダマにテンションを加える部位を押さえ込む役割を持っており、
発射時には完全に固定ですが、ここまでバラした上でなら、気持ち可動可能。
気持ち程度。

ロボットとしてのアイデンティティと言えそうな顔面部分が、
ビーダマ発射形態時にはあえて隠されるというのがこのトイがあくまで
”ビーダマ発射ツール”である事を象徴するようでもあり、
メカニックデザインとしても実にカッコイイ。

バレル部分のスプリングはもちろん飾りではなく、
ビーダマにテンションを掛けるラバーのテンション増加パーツ。
だから『サスペンション』て名前は間違って無いか?(笑)

ガングリップ型の機関部は、一見ケレン味パーツですが、
ボンバーマンの時代からビーダマンいじっている(笑)と、
目からうろこが落ちるほど撃ちやすい。
ああ、これはガンガン撃ってみたくなる!


増設武器ユニット同梱箱を買ったのですが、
もう日が昇ってしまったので、とりあえずここまで(苦笑)。
予告すると掲載されないという悪いジンクスは払えたでしょうか?


それにしても、覚悟はしていたものの、
プラを切っている時間よりシールを貼っている時間の方が圧倒的に多いキットです。
グリップなんて、デザイン的には
”黒で成型したパーツの上に、赤いラバーグリップ”
何でしょうが、黒い部分は全部シールだ(苦笑)。
経時劣化がちょっと心配なので、シールをスキャンしておけば良かったかも。


『ベイブレード』などをいじった事がある方は周知であると思われますが、
タカラはこの手の機構モノ組み立てキットに結構ノウハウがあったりします。

しかし今回はちょっぴりてこずったぞ(苦笑)。

グリップ、機関部ですが、いや、よくぞ、というほど堅牢な構造。
おかげで、一度組み間違えると、バラすのが大変。
コレ、おもちゃなのに、しっかりとインボリュートギア使ってるんですよね。
ちょっとビックリ。
昔々、プラクションのギザギザ歯車が直ぐに坊主になってしまったのを
経験している者としては、もうココだけで「うお~!」だったり。

で、そのギアのかみ合わせが、しっかり説明書見てないと、結構間違う。
私だけ?うっかり物の私だけ~~!?

でも、コンチクショウコンチクショウと呟き分解しつつ、
トミー(まぁ、もう同じ会社ですが)のゾイドは、メカボックス完全組済みになり、
バンダイのミニプラは、(親御さんが?子供が?)組み立てられないという
クレームで、半完成品~完成品が主流になりつつあり・・・、
という状況が頭をよぎり、
今、機構モノを組み立て過程から楽しめるトイって減ったんだなぁ、
とか思うと、昔はよくこうして試行錯誤しつつ色々組んでたよなぁ、とか、
そうして、自分でいじるオモシロさにハマって行くんじゃないのかなぁ、とか、
連鎖的思考が深まってゆき、気付くとまた組み間違っている。げげんちょ。

しかし、自分で組む機構トイ、
せめてゾイドには生き残って欲しかった・・・。



オチ。
この『ジャスティス イフリート』、シリーズの主役機の、
何ていうかパワーアップ版なのですが・・・。


前身である『マグナム イフリート』、
発売して直ぐに、しっかり買っていたりします。

しかも、増設武器入りセット箱。


未組


・・・・・・、まぁ、そのうち組むかも。
(って言っていて、組んだ試しが以下略。)

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