破壊、眠り、蘇生・・・ゲシュペンストイェーガー
経緯を語ると長い。
ある晩、寝る前にマンガを読んでいて、
それを適当に枕元に放って寝たのですが、
どうやら寝ている間に、ロフトの下に落ちたようで。
ロフトの下は、PCデスク/書き物机/作業台/ゲーム席/ETC・・・、
まぁ、我が暗黒要塞における希少な、
人間が長時間滞在することが可能な・・・、なんというか、巣?
で、色々と出しっぱなしにしていたデスクの真っ只中に本が突っ込んでいったわけで。
で、そこに置いてあったペンタブレットのペンが、吹っ飛ばされて、
どーしても出てこなくなってしまったのですね。
どこに転がっていったのやら・・・。
で、止む無く、4年ぶりくらいにマウスを接続。
うわー、分かっちゃいたけど快適だ・・・、腕疲れないし、ホイール機能はやはり便利。
ただ、マウスパッドなんてものも、もはや当家には在庫が無く、
ここは折角だから、いっちょ良いのを買うか?
と、いうわけで秋葉原に行ったのが土曜日。
・・・ちょっとしたステキな逸品(何故か邪笑)を購入。手首が楽です。
ついでに色々と物色せんとリバティ殿を覗くと、そこにあったのが、
はい、ようやくここで、上の写真の『ナイトスクリーム』なわけですね。
箱なし・ジャンク扱い状態で、800円くらいだったか。
しかし、買わなかった。
なぜなら、私はこれを遊ぶ用、保存用と、2個持っているから(苦笑)。
というわけで、久々に出していじろうかね、と、意気揚々と帰宅。
そして、そこで事件が・・・!
見つからないのです。
二つあるはずの『ナイトスクリーム』、
どこにしまったのか分からなくなってしまった・・・。
心当たりを探す事、実に4時間。
暗黒要塞の深部に踏み入り、もはや怪異と化した箱と収納ケースの集積体を、
身一つで切り崩してゆくわけです。
深夜のことです。
予想外のものを発見したり、厳重に封をされた空箱が出てきたり、
そうこうするうち、"ヤバイ"部分を抜いてしまい、土砂崩れに巻き込まれたり。
空が白み始めたあたりで、ついに膝を突く私。
スーパーヒーロータイムの録画が始まったあたりで、ようやく元通りに積み終え、
バッタリと倒れるように眠りに落ちつつ、ぼやける意識の内に思ったのです。
秋葉に戻って買ったほうが余程早ぇ・・・
と、いうわけで。
当方の手元に、3個目の『ナイトスクリーム』がやってまいりました。
いやぁ、やっぱカッコイイですね。
ちなみに、胸に何気に装着されている『エネルゴンスター』は、
明らかに仕様上の付属品ではありません。
一応、リバティの方に聞いたのですが、
「や、この状態で買い取ったので・・・。」
持ってってかまわない、とのこと。わぁい、得した?気分。
トランスフォーム!
ご存知の方はご存知の通り、『トランスフォーマーG2』シリーズの傑作、
『ドレッドウィング』に同梱の『スモークスクリーン』の
変形パターンやアウトラインを踏襲したこの『ナイトスクリーム』、
某現用戦闘機ソックリの可変戦闘機とタメを張れるくらいきれいに変形します。
この変形パターンは、TF史上でもかなり美しい部類に入ると思われます。
各部のダメージディテールは、"不完全な肉体で復活した"という表現みたいです。
半身が透明なのも、実体があやふやな、半幽霊状態という事のようで。
出来の良さはもう今更語るまでも無いですが、
劇中のキャラクター描写も印象的なものでした。
シリーズ第1作(マイクロン伝説)で、
若さゆえの焦りで主君に背を向け、後に理念と意思をもって主君と刃を交え、
そして、調和のため、主君のために散っていた彼が、
第2作(スーパーリンク)で、記憶を失い、肉体も不完全なまま転生させられ、
命じられるままに、暴君として蘇生していたかつての主の命を狙い、敗れ、
そして、再び主に烙印を施され、忠実なる右腕として刃を振るう。
全てを忘れたままに・・・。
と、思わせぶりに書いておいてアレですが、劇中ではその辺の描写は薄く、
中~後半では、ほとんど第1作からのリンクは途切れてしまっていたのが
非常に残念ですが、この"死してなお"、"忘れてもなお"というひたむきさは、
(妄想補正ONで、という前提ですが(苦笑))かなり私的なツボでした。
余談ですが、番組放映後半頃にリリースされた、リペ商品、
『ナイトスクリームR』では、カラーリングが生前(?)に近い
状態になり、パッケージロゴに、『真の姿』という文句が記載され、
どうも生前ネタを少しは引っ張るつもりだったのかもしれません。
二挺拳銃。
左手の『フォースソード』は、刃部が邪魔そうですが、
私的には"銃としても使える"と思っていたり。
ああ、二挺拳銃で、死人兵士で、義に厚い・・・、
やっぱりコイツ、『ビヨンド・ザ・グレイブ』っぽいですね!(?)
好きだなぁ、こういうキャラ。
人呼んで(?)、バスターランチャー。
コレ買った人は何となく思いつくアンオフィシャル形態。
しかし、言い切ってしまえば、全然違和感なく格好良い。
ポテンシャルの高い玩具だ・・・。
こちらが本当の使い方。
『フォースブラスター』と『フォースソード』を接合、
長大な刀、『クリムゾンブレード』として装備可能。
『マイクロン伝説』以降、剣客、剣の名手として描がれる
ナイトスクリーム(スタースクリーム)の、最大の攻め手となることでしょう。
これだけの長物を構えてもポーズを取って自立可能だったり。実に素晴らしい。
スーパーモード。
やはり、"デモリションショット"というか"必殺形態"というのは燃える。
この状態になるとトリガーが露出する、ミサイル発射ギミックも有り。
ほんとに、パフォーマンスの良い一品。
というわけで、(旧)タカラ『トランスフォーマー・スーパーリンク』シリーズより、
『ナイトスクリーム』を何気なく紹介してしまいました。
あー・・・、週末は『ダークドラゴンキャッスル』でも載せようと思ってたのだが。
というか、土砂崩れに巻き込まれたペンタブレットのペンもとっとと探さないとなぁ。
ところで、マウスパッドは、"いいもの"を用意しましたが、
マウスそのものは、全時代的なトラックマウス(玉のやつ)だったりするのは、
何かやっぱ間違ってますかね?