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あなたは稲妻のように

安っくて、遊びでがあって、カッチリしてるトイ欲しいなぁ、
と、秋葉某リバを散策したら、珍しく真心中なモノを捕獲。

鋼の儀杖兵

久々の、ムゲンバイン。
バンダイ ムゲン合体シリーズ 『ファングタイガー』です。

開済品ながらほぼ新品。ジョイントも全て元気。シール未使用。
これで680円
ううむ、マーベラス。

ていうか、いきなり妙な形態からお送りいたします。


コードF・"ファングタイガー"、儀杖兵形態
実体装甲を兼ねるバインパーツを全身に鎧い、
パーツ個々の抗力場発生機能を相互干渉により最大展開した、
"全面領域展開形態"。

主力戦車による砲撃を、距離1200mでは全周囲無効化、
距離500mにおいては前面および上面の貫徹を完全に阻止可能。
この強力な力場は浮遊移動にも用いられ、擬似空力効果により、
時速120kmで巡航可能。
また、攻撃においては、作用圏内の運動量を任意に操作し、
攻撃対象をれき断、圧壊させる。
作用圏は最大半径400mまで展開し、
半径30m以下においては、駆逐艦クラスの抗力場に拮抗する干渉力を有する。

全面領域展開形態

なお、この"全面領域展開形態"は、
ムゲンバインシステムを採用したマシンロボにおいては、ほぼ標準的に実装され、
力場的作用から逆算的に決定される形態ゆえに、
いずれのマシンロボにおいても、おおよそ画一的な、彫像的シルエットになるため、
式典などでは、この形態で整列されることが多い。
このため、"儀杖兵"という通称が与えられている。


のっけから妄想全開。
いや、組み替えたら、妄想しなきゃよ(笑)。

ムゲンロイドを、びっしりパーツで覆ってみたらこんな感じになったというか。

当方、ムゲンバイン買うと、このパターンは必ず作ってみるので、
その辺から上の妄想設定が発生!というような。


ではデフォルト状態。
マシンモードは、ジェット機?的な形態。

ファングタイガー・マシンモード

ブレード状の長大な機首がカッコイイぃ!

当品、同シリーズ『エアレオン』のリデコなのですが、
追加されたこのブレードパーツと、ちょびっと組み方を変えただけで、
シルエットがこんなに変わるのに、改めて感心。

巡航形態?

『エアレオン』と同等に組むとこんな。
ブレードパーツは翼上にエンジンポッドっぽく搭載してみたり。

デルタ形状の翼のパーツの構成が、
後々の"ムゲンバイン黄金時代"に続く巧みさの片鱗を感じさせる、と思う。

後背面

逆に、初回作(エアレオン)故の迷走とも見られる、
マシンモード用ランディングギアを展開出来る下面。

飛行機トイとしてはとても嬉しいギミックであるものの、
特定のデフォルトビルド用の可動ギミックというのは、
後々のシリーズにおいては可動ギミックが、
"何かに使えそう"な方向性でまとめられている事を考えると、少々不足。

あと、エアレオンでは無かったノズル的なディテールが有り。
トラ頭の裏側あたり。


そして、トラ。
アニマルモード。

ファングタイガー・アニマルモード

アニマル頭部、"ヘッドパーツ"の完全新造により、
エアレオンからこれまたイメージをガラリと変えてきました。
幾何学的に処理された"トラ縞"が、このシリーズのデザインの妙味。

後々の、さらに後々あたりの、
まぁ、その、あれだ、ぶっちゃけ迷走期では、
大きくデザインの方向性を変えて、
良くも悪くも普通のヒーローメカ的方向性になりましたが、
個人的には、この幾何学基調のデザイン傾向は、
"有形ブロックトイ"というコンセプトに相応しく、
また、メカトイとしても斬新であった、と思ったり。

ブレード展開!

背面に装着されたブレードパーツを展開してみる。
ムゲンロイド肩部可動軸を使ってここまで展開できるが、
真正面には向かない。というか、広げるものじゃないのか・・・?

ブレードライ・・・

と、それなら、これでどうよ。

ちょこっと組み替えるだけで、こんな事が出来てしまうのが正にムゲンバイン。
ブレード側のジョイント位置や形状が、
上手くムゲンロイドの形状を避けて取り付けられるようになっている?のが、
実に快感。


さて、恒例、ムゲンロイドフル装備モード。

ファングタイガー・ソーディアン

"ファングタイガー・ソーディアン"
とでも呼びますか。

ソーディアン背面

脚部の構成は、エアレオンの時も迷ったのですが、
初期のほうのシリーズはパーツ数も少ないため、
"ちょっとだけ頭身を伸ばしつつガッシリしたフォルム"が中々作れず。
何パターンかやってみた中で、
"もう、トラの後足がダンパーで良いじゃん"
というわけでこんな感じ。トラ前足はこの配置にするとつま先っぽく見えそう。


そして、単体ロボを組むときに、決定的に困ってしまうトラ顔とジェット機首を、
開き直り的に両腕に配置!
だがこの腕は・・・!

ブレード展開!

武装展開!ファングブレード・アクティブ!

やっぱり、巨大なブレードを作れるパーツがあるんだから、
巨大なブレード装備したいじゃないですか!

トラ顔は・・・、シールドだ!シールド!
OK!有り有り!

扱いに困るパーツは逆に大胆に活かす、ビーストウォーズ的発想。

半ヤケ(苦笑)くらいに思ってたら、
なんと、マシンモードと同パターンで組んだ機首が、
上手いことにヒジっぽく可動してしまった!

このブレードパーツは、
この後の(個人的評価における)ムゲンバイン最盛期を思わせる、
色々使いたくなっちゃうカッコイイパーツ!

しかし、まだ最盛期じゃないんだなぁ、と(苦笑)思ってしまうのは、
凹ジョイント1個所しか無いので、ビルディングには、非っ常に活かし辛い・・・。

ただ、2刀を合わせた時に、ジョイントでパチっと留まるのは、
トイ的にとても良い。


ムゲンロイド・コードF

文脈的に出しそこなっていた、ムゲンロイドの頭部アップ。
やっぱり、この
"アルファベットシンボル"+"アニマルモチーフ"+"メカニカルフェイス"
って良いデザインですねぇ。


アクションポーズも実はイケる!

ブレードアクション!

シールド側の腕は、この角度なら干渉せずに固定可。

前も言ったことがあったかもですが、
ムゲンロイドの手足の可動部は、全て堅牢な金属ばねクリック構造!
プラばねと違って、クリックの途中で止めてもヘタりはしない!

・・・と、思うのですがね(苦笑)。
まぁ、正味の話、金属ばねも披露してヘタるのですが(苦笑)、
それでも、プラばねクリックよりも(一般的には)ヘタり辛いはず・・・。

真面目に検証はして無いので、一応自己責任という事で(弱気)。
いちど真面目に検証してみるかなぁ。


そして、ブレードファングと基部を連結!
(真っ直ぐにしただけですが。)

ムゲンザンバー!

ファングブレード・ブーストアップ!
"ムゲンザンバー!"

全身が駆動し、唸る轟剣を叩き込む!

更に、肩まで全て剣化。
単体で巨大剣運用は剣キャラ?のロマン!

肩ジョイントをこれまた中途半端な角度にすることで、
何となく可動してるっぽくできたり。

ムゲンの剣闘士

というわけで、突発的にムゲンバインを買ってきて遊びまくってみました。
ああ、この"買う。・即・載せる"フットワークは気持ち良い。

あとは、"オレを使え!"的な丸ごと剣形態にして、
巨大メカに持たせるだけですねぇ。
ううむ、公式合体『ムゲンカイザー4』の構成面子でも集めてみるか。

いや、常に手元に転がっている『ゼノンバイン』以来、久々のトイ版ムゲンバイン。
楽しくて楽しくて。
やっぱり、このシリーズは傑作。
最近、秋葉近隣では中古も手に入りづらくなっているのが、残念。
・・・というか、同好の方々に買い尽くされてしまったのか?

改めて、再販&復活を願う。

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コメント

ナイスバイン(笑)
壱樹です。

敢えて今になって初期バイン。
そのチョイスに乾杯。アンド、見事妄想(笑)
ムゲンバインの妄想は楽しいですよね〜
当方は先日、某虎(略)にてムゲンファラオの妄想同人誌を発見。
カバヤの「ほねほねザウルス」が敵キャラという大胆設定でしたw


…………ところで、剣聖獣やら海聖獣やらはどこ行きました?(邪笑)

ではワタクシも…ナイスバイン。
儀杖兵妄想燃えた。アルファベットシリーズがズララッと式典(的な何か)に立ち並ぶ様は壮観でしょうね。
もちろんゼノンは空席ですな!

YES!ナイスバイン!ブラボー!
何を言っているのか良く分からなくなってまいりましたが、
やづまです。
どーもー、です。

>ムゲン同人誌
 ファラオ同人!?ほ、『ほねほね』!?
 うわあ!ナニソレ、物凄く欲しい!
 探しに行っちゃう勢いで。

>剣聖獣&海聖獣
 ・・・・・・、彼らは・・・、
 今も、戦っている。
 我々の知らない遠い場所で・・・!(キラーン!<流れ星)

 こんどはムゲン阿修羅とか。
 仏教モチーフ来ター!と、大喜びで参戦予定。

>式典に立ち並ぶ
 やっぱ、その式典を”儀杖兵”ゼノンが襲撃!ですかねぇ。
 (ワカモト声)「おぉや、このオレを招待してはくれなかったのかぁ?」
 みたいな。
 ならばキサマは糸車の針に指を刺して・・・、
 アレ?何の話になってる?

 眠れる森のムゲンバイン・・・。