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オルタネイト・プレイヤー

「もっとだ!もっと強力な銃だ!
この銃では仕留められん!」

恐怖が、幾何級数的に広がる

「創り出せ!お前なら創り出せる!俺なら撃てる!」

閃光、まるでビジョンの向こう側から

―――閃光、まるでビジョンの向こう側から、この世界めがけて、
自分が投下した爆弾が飛び込んできたようだった―――

ハロー、モンスター

―――"ハロー、モンスター"―――


や、また『マルドゥック・ヴェロシティ』読みかえしてたもんで。
"64口径の銃"誕生のエピソードは熱い。
これ読んだあと、『マルドゥック・スクランブル』読むと泣ける。


というわけで、
当サイトの少ない閲覧人口の中でも更にネタ判別人口の少なそうなネタでスタート。

ダッジラム・コンボイ

今回のブツは、ご覧の通り、
"コンボイ feat ダッジラム"

キスぷれ版!

しかも、

"トランスフォーマーキスぷれ"版

です。

今更の上に、その金はどこから出て来たのさ
(知らん、もう、何もかも。)

劇場版第2作公開が近いので、慌てて買うことに。

前の"劇場版効果"で、
中古トイショップでも投売りだったTFにみるみるプレ値が付いたのが
もはやショックとして脳裏を離れず。
今回は、前ほどの事にはならない(というか高騰したままそんなに下がってないし)、
とは思うのですが・・・。

あとね。
当方、結構好きなんですよ、大嶋殿。


まぁ、ともあれ。

ラムと少女

"キスぷれ版"コンボイなわけです。

キスぷれ自体のどうこうは、もう語られつくしているので、割愛。

ただ、個人的には、こういう果敢な企画は大好きでしたが(笑)。

ただ、メディアにああもそっぽを向かれちゃ、戦いようが無いよなぁ。
連載が雑誌のモノクロ1Pとあのラジオドラマだけってのは・・・。

ダッジラム SRT-10

ビークルモードは、ダッジ・ラム SRT-10
8.3リッター、500馬力、時速247Km/hをマークするという、バケモノトラック
何に使うんだ、何に!という。

ダッジラムSRT-10リア

"世界最速のトラック"としてギネスに・・・、
ってだから何だよ!世界最速のトラックって!

コンパクトカーばっかの日本では、そもそも存在する動機が理解できない(笑)、
ちょっとうらやましい車。

各ゲート開閉

バイナルテック/オルタネイターの標準仕様、
各ゲートの開閉ギミック&ステアリング連動可動ギミック。

ただ、前タイヤは変形ギミックの兼ね合いもあって、
そんなに大きくは曲がってくれないのがちょっと残念。
あと、ステアリング連動、って皆言うから、てっきりハンドル連動かと(苦笑)。
フロントタイヤ左右連動だけなのね。

エンジンルーム

ボンネットがあまり大きく開かないので、
折角エンジンが再現されているのだが、あまり見えない。

・・・何か見えています。後述(邪笑)。

ノーズエンブレム

エンブレム類のタンポ印刷は中々きれい。
塗装の質感も良好。

ドア エンブレム

ただ、当方の個体は、右リア側にシルバーの塗料をこぼした跡が(泣)。
前のオーナーの過失か、工場出荷時からか。
何か後者って気がするぜ。

ガンダムマーカー消しペンで一応薄くはなったものの、
本格的にこすると、多分下地も落ちるなこりゃ。

あと、さすがにガシガシ遊んでると印刷は落ちちゃうっぽい。
早くも右のドアの文字が少々・・・。

内装

インテリア類も、結構頑張っている。
シート側は、質感をもうちょっと頑張れと言いたいが、
まぁここは変形ギミックの影響モロだから、その辺追求するのは気の毒か。
床下になんかあるぞオイとかも同議(笑)。

カーステレオやメーター部分を塗り分けてくれているのがちょっと嬉しい。
もうひと頑張り、メーター類はデカール貼ってくれれば・・・!

ヘッドランプ、グリル、ホイル

特徴的なグリルはメッキ処理。
ホイールや、クリアパーツの灯火類内側などもメッキ。
結構いい感じ。

モールドの細密さはややぬるいですが、
価格や特異なギミックを加味すれば、
カーモデルとしてもかなり健闘している部類と思われます。


そして、

メリッサさん

"キスプレイヤー"メリッサ嬢。

キスをすることでトランスフォーマーがパワーアップ云々、

「キス?どこでもいいの?」

と、バカな事を考えてしまった当方はともかく、
"なんで!?"と言ったら負け、みたいな設定。

うしろ

フィギュアとしての出来は・・・。

まぁ、ベストアングル限定で62点、標準で45点ってところでしょうか。

塗りがちょっと荒いが、
アイペイントなどは(ガチャフィギュア基準で)そつ無いレベルだし、
モールド品としての出来もそう悪くは無い。

だがどうも、顔の輪郭に、原型の大嶋氏のクセが、
あまり良くない方向で強調されてしまったような気がする。
ベストアングルがかなり限定される造形。

で、そのベストアングルが、
どうも普通にディスプレイするとあまり見ない向きな気が・・・。
・・・・・・この記事用の写真を撮っていて、理由に気付いてしまった。
"理由"を楽しめれば、プラスもう5点。

大嶋殿・・・、アンタ、冒険者だな・・・。


美点としては、
バイナルテック/オルタネイターと同スケールのフィギュアとして、
こうやって乗せて遊べたりすること。

1/24カーモデル用のフィギュア自体は、それなりにあるけど、
アニメ調キャラクターでこのスケールは結構希少?

助手席にキミ

腕のパーツを組み替えて、運転ポーズにも。
ハンドルが引っかかるので、乗せるのは結構大変。
しかし、免許を持ってる歳に見えないぞキミ。

運転席にワタシ

立ちポーズの下半身も付属。
パケ絵っぽく、サーフボードにもたれかかるようなポーズ。

常夏少女?

腕2組、下半身2個を適宜組み替えて色んなシチュを作ろう!みたいな事らしい。
パケ絵のポーズとかはさすがにそれっぽく、ぴちっと決まる。

波乗り少女?

パケ絵っぽく、コンボイに襲い掛かるポーズ(笑)。

じゅるり(危

に、にげてー!司令官、にげてー!


というわけで、トランスフォーム!

トランスフォーム!

ほとんど、立ち上がるだけ、とも言える、おおむね簡単な変形。
ただし、部分的に、知らないと厄介な個所があったり。

どう厄介かと言うと、まずフトモモ。
説明書に、はっきり"伸ばす"と記述されているものの、
あまりに固くて、しかもあまり見た目に大きく変化しない伸び方なので、
随分経って偶然伸ばせた時まで、ホントに伸びるとは思わなかった(苦笑)。

リア荷台分離部分

そして、ここを伸ばせないと、次の肩~腕の展開で地獄を見る。
クリアランスが確保できずに、腕のロックピンが上手く抜けない。
だから、フトモモが伸ばせる事を知るまでは、
力ずくでパーツを曲げて変形させていた。
ぶっちゃけ、この時点でかなりこのトイに対する評価を誤解していた。

尚、フトモモ関節は依然としてとても固いので、どうしても伸びないときは、
足を投げ出して座ったようなポーズにすると、
伸ばさなくても変形のクリアランスを稼げる事に気付いた。

ついでに、肩を折り畳む関節も、初回では全然動かし方が分からず、
そのくせガッチリ固定されていて、ずいぶん難渋したが、
ここはまぁ、憶えれば何とかなる。

鼓動を秘めたその銃口

バイナルテック/オルタネイターではおなじみ、
エンジンが銃に変形!するギミック。
エンジンのカムカバーだけじゃんと突っ込んじゃダメですか?


変形完了!

コンボイ、ロボットモード

G1コンボイのイメージとは一線を画す、マッシブなプロポーションが素敵。
それでいて、目に鮮やかな全身のレッドが、"コンボイである"ことを主張。

一見して、ヒザが無いように思える、ずどん、と落ちた足のラインとか、
このどっしりしてるけど鈍重ではないプロポーション、好みだわ。

フロントやドアのパーツを上手く配した、肩周りのフォルムもカッコイイですね。

コンボイ背面

荷台がほとんどそのまま脚部、というのが良く分かるリアビュー。
ヒザ裏のカバーがスラスターなのかな?
なんか、ロクに動かなさそうなプロポーションだけど、
このスラスターが無茶な推力を発揮して、スゲエ勢いで機動しそう。

取説どおりだと、リアウィングを畳んで、
リアゲートを半開きに支えてカカト、という事ですが、
どう見ても強度が負けてて怖いので、リアゲートの開閉軸を瞬着で渋くして、
自重くらいは支えられるように。

これ、総亜鉛ダイキャストの"バイナルテック"版だと無理だろうなぁ・・・。

コンボイ頭部

バストアップ。
紛う方無き、コンボイ顔。
目が奥まって細められた、中々凄みを利かせた造形。良い!

イオンブラスター

武装。
前述の、エンジンが変形した、『イオンブラスター』"改め、
メリッサ命名、"コンボイガン"(本当)。

ドライヤーみたいな形状はともかく、この分厚くマッシブな体躯で構えると、
ほとんどハンドガン。
メインアームとしては、ちょっと物足りない所。

そこで、こんなもの登場。

サーフボードが変形

先ほどの、メリッサさんのサーフボードが、組み替えて・・・、

高周波ブレード装備

剣になる!

"高周波ブレード"改め、
メリッサ命名"サーフブレード"(いや本当)。

高周波ショートソード&ナイフ

分解状態で、2刀として使う事も可能。

これは、"キスプレイヤー"の能力で、TFと融合(!)したメリッサさんの、
ナイフ使いとしてのスキルを活かした武装だとか。

ていうか、あの娘、そんな恐ろしいスキル持ってたのか・・・。
(詳しくは『マスターキートン』あたりで。)


武装類は、手のひらのピンに差し込んだ上で、可動指で握らせて保持。
可動指はしっかりしたテンションで、ピンの渋みも中々、
十二分な保持が出来そう・・・。

なのですが、コンボイガンも、サーフブレードも、
なんか、何故なのか、指を完全に閉じると、
グリップと指が干渉して、ピンが抜けてしまう。オオイ!
適当に干渉しない位置を探る必要有り。

ブレードは、ピンを挿さずに、指だけで握ってもしっかり保持可能だったので、
それはそれでOKか・・・。


さてさてさて、
武器は揃ったけど。
だけど。
やっぱり必要じゃないですか?

もっと強力な銃が!
この分厚くマッシブなボディに相応しい、重圧(プレッシャー)を放つ、
強力な銃が!

そう、そこで、

限界突破の証

冒頭のこのブツなのですよ!

コレは何かと申しますと、ご存知の方はご存知と思われますが、
いわゆる同人トイなのですね。
海外の有志、というか企業なのか、『FansProject』なるところの製品、
『ABT OP UPGRADE SET』です。

こちらは、色々と熱いTFトイ対応製品を作ってることで、
ここ近年、一躍有名になったところ。

日本的認識だと、"明らかにソレ用"でも、ちょっとはボカすところ、
こうも堂々と?出せるのはお国がらなのか、何かうらやましい話。
どうもオフィシャル側も嫌がってはいないっぽいし(笑)。

何か、近年増えた"劇中の徹底再現"だけしか眼中に無い
ハイエイジ向けトイばかり見ていると、
彼らのトイ魂の熱い輝きに、目が潰れそうになりますよ、ホント。

そう、トイ魂・・・!

・・・変身(ターン)だ!

この銃、これこの通り、ガキガキ変形!

冷静さを分厚く纏う

燃料タンクにトランスフォーム!
ビークルモードの荷台のフチにはめ込んで固定できるのです!
さっきから写りまくってますね。

どうよ、オフィシャルが物足りないから、もっとカッコ良く!
でもプレイバリューは崩したくない!
それを具現した行動力には、トイファンとして敬意を表したい。

正直、国内の小規模メーカー製トイ同様の出来を想像して、
大幅な手直しも覚悟していたのですが、
成型品の出来も、新興メーカーとは思えぬ上々ぶりで、
ビスとロールピンで堅牢かつ、確実に組み上げられた構造は、中々に好感触。
変形ギミックも、部分的にタイトなすり合わせがあるものの、
あれだけの複雑さにも関わらず、スムーズにしっかりと動作。
これは嬉しくなってしまいます。

"劇中再現のためだから、手首とかくらい差し替えてもいいよね"
とか、
"劇中を再現したから薄くて脆いんだ、気を付けて!"
とか、
実質、据え物にしかならない"トイ"の多い近年にあって、
ホントに欲しかったのはコレじゃないか?
とすら言っても差し支えの無い、"業物"を見た、という思いです。


ただまぁ、難点が無いわけでもない。

荷台への固定が、やや甘い事とか。
しかし、これはコンボイ側部品の寸法の出来にも依存されるので、
後付でこれだけやったのだから、これ以上責めるのも酷か。


あと、価格
輸入トイ、という事で尚更割り増しになってもいるのですが・・・。
当方は、秋葉近辺で4,800円で購入。
首がどんどん締まってゆくぜ・・・!

実は、他にも手放しに誉められない重篤なポイントがあるんですが・・・、
後述(苦笑)。


さぁ、戦いだ!

虚無をもたらす

コレだ!来た!
分厚くてマッシブなでかいボディに、威圧感に形を与えたようなでかい銃!

保持も、ちゃんとピンに差し込んで可動指で握らせられる上に、
親指を引っ掛けて位置決めもしているので、イオンブラスターよりしっかり持ててる。


ポージングに関しては、このTF、まぁまぁ、と言ったところ。
ご覧の通り、とにかく足回りはちょっと身を沈めるポーズが出来るくらい。

ただ、重心が低いデザインなので、つま先とカカトを接地させれば、
思いの他、立ってくれる。

冷静さでは越えられない壁

モモの付け根自体は動くので、ヒザに依存しないポーズならこの通り。

特大の重圧

腕周りは、変形の都合も有りそこそこ動くが、上腕のロールが無いので、
ややクセがある。
肩の関節を大きく開けるので、さほど不自由でもない。

総じて、ポーズの効く方ではないものの、
この厚みあるプロポーションの迫力がその辺の不具合をねじ伏せている感触。
これはカッコイイ・・・!


「あんたの恐怖を消してやる。全て残らずな。」

限界点の突破

―――"限界点(クリティカル)の突破、その証し"―――


さてさてさて。

実は、前述した銃、というか、『ABT OP UPGRADE SET』。
まだ続きがありましてね。

秘められた叡智

ロボットのボンネットを開けると・・・、おお!マトリクス

何と、本来何も無い胸部に、マトリクスとその収納部を追加出来てしまうのです!

叡智をその手に!

マトリクスは、取り外し可能。
メッキ加工されており、雰囲気はバッチリ。

いや、コンボイだからって、しかも変形の都合、胸が開くからって、
よく、コレにマトリクスを入れたよ・・・。

そして!

完全格納

もう当然の如く、このパーツ、取り付けたまま変形可能!
ビークル時に、元々空っぽだった部分にきれいに収まってしまいます!

もうホントに!ホントに!やってくれるよ!


・・・・・・、
はい、お待たせしました。
懺悔劇場の時間です。

オチともいう。

まぁ、ご存知の方はよぅくご存知だと思われますが、
実は、さっきベタ誉めしてたこのセットの、
まずい所は概ね、このマトリクスパーツの方なんですね・・・(苦笑)。

実はですね。
このパーツ。取り付けると。

腹が・・・

胸がちゃんと閉じなくなるのですよ。

ええ、クリアランス不足で。

orz

更に、取り付け方法の問題で、

ステアリング連結部

ステアリングのギミックが非常に渋くなるのですね。

orz

まぁ、こちらは、取り付け方法がだいぶ苦肉の策的なものなので、
ギミック追加のトレードオフとして許せないでもないのですが・・・。

なんか、前述の銃を作った方々にしては、まるで

「勢いでついやった。反省はしていない。」

な出来。

特に、胸が閉じないのは結構重篤で、プロポーションが目立って崩れるんですね。

ついたあだ名が肥満体。ああああ(泣)!


、いうわけで。

ビフォー

ガリガリガリガリ!ガリガリガリガリ!

アフター

切ぃれちまったぜぇぇー!(当方の中の理性が。)

外見に明らかに影響するくらいなら、
内部の、それも所詮後付けのモールドなど、捨ててしまえ、と。

ボンネット裏

ガリガリガリガリ!ガリガリガリガリ!

出来るだけモールドを活かせる方向ではやってみた。
ボンネット裏の、インテイクの裏打ち&フロントグリル固定パーツなんて、
ネジ止め部分を残して、透けるほど薄くしたりしたものの、それでも無理。

結局、追加パーツの方も、
ボンネット/フロントアーマーを懸垂するパーツが当たるセンター部分は、
強度を保てるだろう限界まで削り取り、
一見、当たらなさそうだったその両サイドの部分も、
モールドどころじゃ無いくらい削り込んだり。

当たり方がどうも分からず、手探りの作業になったため、
ひょっとしてまったく当たらない部分まで削ってしまった可能性は否定しがたい。
一応、最後の理性で、元々の形状を自在樹脂で転写しておいたので、
根気次第でそれらモールドの復元も可能といえば可能。

前輪連結部伸長状態

フロントタイヤの連動ギミックは、根治には至らなかったものの、
ツメのテンションを落とすように削り込んだ上で、
新たに本体まで貫通するシンチュウ線を打ち込んで強度を補完する処理で、
ちょっとはタイヤが軽く動くようになった・・・、
けど、まだ想定外の負荷が掛かってる状態なんで、
そのうち何か不具合が起きなきゃ良いが。

しかも、このツメ、変形時には片方だけ外れるので、
幸い、外見からは分かりにくいが、増加パーツが傾く。
シンチュウ線をセンターに打ち込んだ事で、気持ち程度軽減されて、
まぁ、外見からだとおよそ分からない、我慢できるレベルになったから、
忘れる事にするか・・・(苦笑)。

引き締まった腹!

おおら!どうだ!
もう太っ腹とは言わせない!


叡智、そして、力

力と叡智、共に掲げて!


スペシャルサンクス。

天下御免の超人ハルク!

ミフさんにもらったTFクロスオーバー ハルク
実はむっちゃカッコイイ上に、
スプリングでぶんぶんぶん回せるパンチのギミックが
トリップしちゃうくらいキモチイイ。

烈火大斬刀はコンボイに持たせようと思って買ったが、
結局FANSPROJECTさんのアレを買っちゃったからハルクに進呈。

あと、文章・セリフを引用しまくった『マルドゥック・ヴェロシティ』は
かなりイケてると個人的に思う。


というわけでー。

ほとんど非純正オプション調整の手間とはいえ、
ここまで手を入れたトイは久しぶりだぜ、な事になってしまった、
キスぷれ版コンボイでしたが、
いや、何気に、かなり気に入りの一品になってしまいました。

気に入ればこそ、ここまで手間も掛けましたさ。

バイナルテック/オルタネイター系商品は、実は初めて手に取るのですが、
何しろ、ビークル形態の造りこまれた存在感と、
その存在感を損なわず拡張したかのようなロボット形態に、惚れた。

何に使うんだ!的なラムSRT-10という車種選択も、
考えてみれば、コンボイというキャラにはよく似合っているように思われますし、
タフでパワフルなこの車自体、結構当方の好みだった模様。

そして、その存在感に見合う武装が手に入ったというのも大きい。
考えてみれば、やはりこの銃を作った方々も、
同じくこのオプティマスの存在感に中てられた方々なのでしょう。

外装の作りこみ程に、パーツの造りや変形ギミックが繊細には出来ていない、
という難点もありますが、
逆に、ガチャガチャ遊ぶには程よいとも言える位で、
リアルな車>カッコイイロボット、という、
カーロボット系トランスフォーマーの原典にも触れて楽しめる、
中々の逸品であると言って良いのではないでしょうか。

きすぷれいやー

それで、ええ、まぁなんだ。
フィギュアの方も、存在感は負けてないと思いますよ。
しかし、イロモノ企画ゆえに、乾坤一擲の完成度が求められてもいた、
というのが、厳しい事実か・・・。

ちょっとキュートなパッケージ

買うのが恥ずかしいパッケージングについては、
当方的には正解
ぶっちゃけ恥ずかしがっていて成立する企画ではない、
というか恥ずかしがらせないと成立しないと思ったり(邪笑)。

そっちをメインに据えるか否か、というバランス感覚はどうあれ、
ロボットもの作品に、可愛いキャラクターを添える、というのは、
非常に古典的な常道とすら言える手法なので、
ここまで冒険しないまでも、今後もやって良いと思うのですがね。

まぁ、美少女がカーモードに変形!とかはカンベン。

あ、アーシー・・・。

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