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Restart, my Lady

完 ・ 成 !

ナビが付いたのれす

カーナビ搭載いたしました。

走り出したら、道を知らなかろうが、土地勘が無かろうが、
壁にぶち当たるかガスが尽きるまで止まらない暴走機関車、
との定評のある当方の車も、
これで安心して未踏破地へ乗り出すことができるように!

もちろん、新品だろうが中古だろうが買う金は一切無いのですが、
この春、ついに新車を導入された兄者に頂いたお下がりなのです。

よって。

この際、どうあっても極限まで安く済ませたい!

という、費用対効果は度外視の貧乏根性発揮で、自力施工

念のため申しておきますと、当方は、車は酷使はすれど、
自分では満足に整備も出来ない、カーユーザーとしては極北の人間です。

オー*バックスで見てもらったほうが良いのでは、
と、何度もご忠告いただいた兄者の心配を他所に、

「とにかく開けてみないと始まりませんぜ!」

と、どこぞの美術ディーラーみたいな口調で言い放ち、
兄者の車に猛然と襲い掛かったのでした(邪笑)。


結局、下ろすのに半日、
積むのに、資料探しと材料探し込みで、3日。

繰り返しますが、ほんっとに、何も知らない状態からスタートだったので、

えー・・・、電源ってどっから取ってるの?

という状態からですよ、ええ。

やめろよ、そういう人間がダッシュボード開けるの・・・。

まぁ、この間、色々あって、
他の車のカーオーディオをイヤってくらいいじったので、
多少免疫は付きましたが(邪笑)。


前車から引きずり出したはらわたスパゲティ状の配線を前に、
組付け説明書片手に呻吟すること、しばし。

「何故!?何で!?***の線にアースが"入力"されてるの!?」

とか、仕様外の仕様もあったせいで(邪笑)、余計迷ったし。

内張りをバリバリひん剥き、助手席下に設置した本体まで配線。

「・・・イス、やっぱり下ろさないとダメか。」

ダメです。

しかも、イスを乗せ直したあとに、
肝心のGPSアンテナを配線し忘れてることに気付いてまた下ろしたり。

他にも、ラジオとVICS情報が受信できない!
と思ったら、アンテナ配線繋ぎ忘れてたり、
モニターが映らない!と思ったら、ビデオ配線が抜けてたり、
配線関係のミスで何度も同じ作業を繰り返しましたとも、ええ。

いやはやコレ、オー*バックスの工賃、2万円からってのは、
真面目に工数考えると、もしかして激安何じゃないか、と思えてしまったり。

まぁ、出さないのですが(邪笑)。

ごーいんな積み方なのれすよ

DVDプレイヤーも一緒に頂いたので、純正オーディオを下ろす事に。
そして、空いたスペースにDINボックス用の接続アームを取り付けて、
モニターを吊るレイアウトに。

ノーズが短い車なので、これよりも上にすると見切りに掛かっちゃうし、
下にすると、シフトレバー操作に干渉するし、
助手席側に逃がすと、乗客が地蔵になるし、と、
やはり狭い車なんだなぁ、と改めて思う次第。

オーディオ操作がし辛いのは、まぁ慣れろ、としか言い様が無い。

課題が残ってないわけではない。
音声入力スイッチを固定するブラケットを自作せねばならないのと、
(今はハンドルの下にぶら下がっている。)
何故か、ACCを入れるとラジオに酷いノイズが入るんですよね。
こりゃ何とかせねば。

あと、地図データがちょっとばかり古い・・・。
まだ秋葉原駅が改装前だったり、ロケットさんが営業中の頃の地図だぜこりゃ。


引き回し、完了。
機器固定、完了。
内装、完了。
後片付け(笑)、完了。

うはー!終わったー!というのが、昨日の午後。
微調整がてら、試運転、と、早速秋葉
だって、他に用も無ぇし。

無論、最近のナビだから、しゃべる。

「さっきの角を曲がればよかったのれす!らめらめなのれす!」

・・・とは、言わないけど。
いや、そんなナビ借金してでも買うわ。

「"まもなく、左方向、中央道八王子インターです。"」

「・・・・・・(知ってる。)」

「"この先、カーブがあります。"」

「・・・・・・(あるねぇ。)」

「"300m先を、左方向、中央通りです。"」

「・・・?(いや、ここは迂回だろ。)」

まぁ、分かっちゃいたけど、
知ってる場所を走る分にゃ、使わないですね(そりゃそうだ。)

むしろ、不慣れということも大きくて、
視界に入るソレが気になってしょうがない(苦笑)。

やはり未踏査地で使ってこそ、か。
はやく試してみたいところ。

ただ、VICS情報は便利!
今まで、カンで渋滞を探っていたのに、客観的な情報が加わる事で、
さらに渋滞予測はし易くなりそうです。

いやはや、車に乗り始めて、6年。
交差点の名前も満足に書いてない地図を片手に、
あっちこっち迷走しまくった日々とも、これでおさらば!

これで、真に"どこにでも行ける"ようになったと言えるのだろうか。

もう、誰にも止められない・・・(邪笑)。

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