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ネガティブな事を書き残すと、
見返したときにやはりネガティブな気分になるから避けたいが、
書きたいときもある。

気楽でバカバカしい話題を期待した方は、大変恐縮ながら、
このエントリは読み飛ばしていただきたい。


対戦ゲームで、相手の着座を確認した上で、
相手を無視して帰る人間を、当方どうにも許せない、という話。

相手がバカ勝ちしていて、途中で飽きて、疲れて、などなど、
そういう場合にしばしば、悲しいことに当方が行く場所ではしばしば見られる。

理由は色々。
顔も見ず、会話もする事無くマッチメイクが出来る弊害、と言えばそうであろう。
一般論的な礼儀の問題でもあるが、
何故、そうまで腹を立てるか一言であえて言うなら、

"その場で勝負に関わる人間全てを、一方的にバカにした行為であるから"、
と言えるだろうか。


時間の都合、集中力の都合、とにかく個人の都合で、
その席を立たねばならない事はしばしばあるだろう。

だが、そうした都合を克服できずに勝負の座に着いた事を敗因として、
負けた、という意思表示をすべきであろう

せめて、相手に一言あるべきだ。

当方、一度だけ、手を骨折してる時に調子に乗って対戦していて、
途中で痛みに負けて席を立ったことがあるが、
その時は、相手に詫びて退席の許可を求めた。

相手が、"骨折ぐらいで勝負を投げる気か、バカにしてるのか!"、と仰るならば、
それはもう、ぐうの音も出ない。
土下座でもするか、痛みをねじ伏せてでも勝負を続行すべきだろう。


なにしろ、そういった周りをバカにした輩を、
同じゲームのルール内で叩きのめせない自分が情けなくて嫌になる。

弱くなった。明らかに。
四六時中、一日10時間ゲーセンに居たクソ学生時代とは違うとはいえ、
意地も通せないくらい弱いのがホントに嫌。


しかし、そうした感情をすらバカにするならば、
そうした輩は、果たして己の人生において、"敵"を知っているのだろうか?

こいつを消さねばならない、と思った相手は存在しなかったのか?

帰属する集団を向こうに回してでも意地を通さねばならなかったことは?

自分の"死に時"を感じたときは?

幸い、というべきか、当方は無いでもない。

というか、無いまま一生を終える人間は、
随分と周りに大事にされて生かしてもらっているのだろう。

"たががゲームで"と言うなら、
"ゲームだからだろう"、という、古びた反論を述べておく。


結局、このネガティブを克服するには、前述どおり、
無礼な輩を同じルール上で叩き伏せるしかないのだろう。
もしくは、一生、負けたまま引き摺るかである。

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