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篭城

で、本当に閉じこもっていたり。

いや、別に先日のことがそれ程にまで堪えたという訳ではなく、
色々と内在していたウップンを内向きにぶちまけて、
2日ほど有給を取ってダラダラしてたり。


理由:体調不良

で済んでしまうのだから、さすが会社員って気楽だよな、と、
世の頑張っている会社員の方々からマップ砲撃を喰らいそうな事を
言いつつ、本当に2日間、ダラダラしていました。

いや、さすがに、勿体無いという思いが初日の午前中くらいはあったので、
ヤッツケで作った撮影ブースの改良と、未だにやってない『ギャラクシーメガ』の
レビュー掲載でもしよう、そんで部屋の片付けも進めて、水曜にはすっきりして
出社しよう、とか思ってたのですがね。

結局、なんかそれすらやる気が起きずに、それどころか、だんだんと
”自分の中に現存するフラグの中で、何が優先権を持っていて、
 何を自分は優先してやりたいのだろう・・・?”
みたいな問答が始まり、

「・・・あー、今ナニもやりたくない気分。」

という結論に。

その時点で、翌日出勤する気も起きず。

2日間、メシ喰って寝て『ヒットマン』(PS2版)ひたすらやりこんでました。

おかげで、どうにか1面のマフィアと2面の将軍はサイレントアサシン達成。
3面の公園で車に爆薬をセットできないかウロウロしているところです。

で、今朝に至る。

これでもう一日、もう一日、と言ってるうちに、元に戻れなくなるんだなぁ、と。

まぁ、そろそろ飽きたので出ますがね。

いや、『ヒットマン』は飽きないが(笑)。


この『ヒットマン』、何か、
『過激で直接的な表現が話題を呼んだ』
みたいな事が触れ込まれてましたが、いや、こんなもんじゃないですかね?

むしろ、私は『スーパーマリオ』をリアルタイムでプレイしていたガキンチョの頃、

クリボーをムチョ!と踏み殺す感触を想像して

身悶えした覚えが。
表現がライトならナニをしても良いってもんじゃ無いだろう。


その辺のギャップで初めて違和感通り越し嘔吐感まで覚えたのが、
『メタルギアソリッド3』でしたね。

メタルギアシリーズは、なにしろMSXの頃から大好きだったので、
PS版もかなり楽しんでいたのですが、
『リアリティ』をいよいよ追求しだした『ソリッド2』の頃から、何だか生々しく思えてきて、
『3』でとうとう、”ヒトゴロシ”に対する忌避感まで覚えてしまった、というような。

シリーズの最初の頃は、敵を倒しても、
ピコピコ!って感じの効果音と共に敵が半透明になって消えて、
後にはアイテムが残る、みたいな、いかにも、な処置だったので、
それを当然としてずっと付き合っていた者としては、そうですねぇ、さっきの例えなら、

クリボーを踏みつけると「オぼェふ!」という断末魔と共に血と臓物と肉片が

というようなスーパーマリオの新作、という感じでしょうか。
もちろん、穴に落ちると、『ボキ!グシャ!』という効果音が。

そうか、そうだよな、と改めて理解した後では、
まぁ、語弊を含むかもしれませんが、楽しめましたね。
相変わらず、人に銃を向ける忌避感は消えないけど、それも含めて、
自分が戦場に立っている、という臨場感を味わう体感シミュレーションというような。


で、『ヒットマン』。
それなりにやりこんでくると、いかにも「おお!プロのヒットマン!」と思えますが、
最初は、それはそれはもう、間抜けでしたねぇ。


雑貨屋が配達をしている。雑貨屋の身ぐるみを剥いで、変装しよう。
あ、雑貨屋に気付かれた。あー、逃げ出した。
あ!車で逃げるぞ。待て、止まれ。

轢かれた

とか。

どうにか屋敷に侵入して、そーっとドアを開けたら、
死角の位置に

あ、マフィアのボス(ターゲット)と手下。

あ、気付かれた。ガンガン撃ってくる!こりゃたまらん。

と、ドアを閉めると、

<情報>マフィアのボスの死体を、手下が発見しました。
<情報>警戒が強化されました。

・・・誤射だろ!手下の!

オレはまだナニもしてないぞ!

こういう『天誅』チックな楽しみ方もいいかもしれません。


とかダラ文している内に、すっかり良い時間に。
仕方がねぇなァ、出社するかぁ?

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