-EXTENDER-
出来ました。
日曜の晩に注文した磁石がもう到着。ネットと物流のコンビネーション、恐るべし!
『世界最強』の二つ名を持つ、ネオジム磁石です!
いや、恐い!恐いよ!コレ!
・・・ええと、タカトクのバルキリーをお持ちだった方、
着陸脚で指バッチン!
と同じことが磁力で起こる、と言えばお判りいただけますでしょうか?
まぁ、マイナーな例えはともかく、
”引力”、”力場”という言葉を一発で信じる気になる光景が見れました。
・・・どうしましょう。こんなの、散らかった部屋に怖くて持ちこめないデスよ(苦笑)。
ハードディスクとか時計とか、一撃でDEATHだろうなぁ。
で、本題!早速組み込んでみました!
まぁ、写真だと、あんまり効果が良く分からないとは思うのですが、
手前とロール方向に、それぞれ30度近く傾斜しても大丈夫。
・・・30度?アレ?
・・・まぁ、色々手違いがあった。
まず、息巻いて注文した磁石が、実は全然入らないサイズだったんですよね(バカか!)
5000ガウスの、10mm球形ネオジム磁石。
・・・前回の写真の位置に、入るはずも無し。
で、慌てて、再度注文。げげんちょ。
今度は、径15mmx5mmの丸型ネオジム磁石。ただし、こちらは3800ガウス。
まぁ、それでも十二分に強力なので、行けるだろうと。
・・・思ったのですが、ううむ、結果だけ見ると、まぁ、正味のところ、
前回も言っていた、ガタックの全身のモーメントに、足首だけだと逆らいきれないのですね。
これだけ強化しても。
実際、今度は逆さ吊りでも、まぁそれなりにOK。
ううむ、その気になれば、もう片足も同じように施工出来るのですが、
一番上の写真のように、ちょっと構えて立たせるには、
もう一個のマグネットの位置を変える必要があり、そして、現状、磁石が仕込めるくらい
大きな隙間は、今回の位置にしかない・・・。
左右対称に仕込んで、棒立ちなら出来るんですがねぇ。
棒立ちにするにしても、多分、今回の結果から見るに、
やっぱり振り回せばモーメントに負けて落ちるような気がするしなぁ。
むむむ、ガタックの足の側にも、ネオジム磁石を仕込めば、
多分、力を込めて引っ張らないと取れないほどになると思うのですが、
さすがに、この1個1、000円の磁石を、よく結果を読めない実験のために
割りたくないような・・・(苦笑)。
それに取説によると、普通の磁石より環境の変化に弱いため、
わざわざメッキしてあるとの事なので、
前回の如く割り砕くと、何か面白く無さそうな気がします。
まぁ、それでも、無改造は言うに及ばず、
ありふれたフェライト磁石を仕込んだ時よりは、格段に、
「ぎゅおおお~!キャストオフ!(キャアスト・オゥフ!)とりゃあ~!」
と、楽しく遊ぶための助けにはなってくれていますので、
まあ、お手軽改造という事もあるし、今回はこれで十分か。
上記の磁石類、『UnDigital科学博物店』という、
おもしろ教材などを扱っているネットショップで購入。他にも、色々ありましたので、
その手のアイテムに関心アリなら、オススメ。
結局使わなかったけど、オーダーは続行した、
(カード決済だから、取り消しが億劫で(苦笑)。)
球形ネオジム磁石。一個、480円。3つ購入。
そして、今回使用した、丸平タイプ、2個組で、2、100円。
まぁ、個人的には、本来の使途や流通を考えれば、この値段と購入の手軽さは、
十二分にお値ごろだと思います。
今回は、模型改造用に使ってしまいましたが、本来は、上にも書いたとおり、
教材として販売されているもの。
実際、オモチャとしてお手軽に扱うには、少々難があるので、
もし、ご購入される方はご注意を。
実際、3800ガウスのネオジム磁石でも、梱包時は、プラスチックのケースに保護され、
磁石と磁石の間に、厚紙で慎重にスペーサーが噛ませてありました。
そう、磁石同士がくっ付くと、おいそれとは取れないのですよ!
球形の方は、取りやすい形状なので、くっ付けた状態で梱包してありましたが、
これがうっかり扱うとアブナイ!
いや、マジで引力圏内に入ると、すぅっと加速して、バッチン!とくっ付くので、
下手に扱うと、爪の一つも割りかねません。
前述のバルキリーの例えが分からない方は、”パチンコ玉でデコピン”と思っていただければ。
しかし、平丸の方は、今回のようにまだ用途がありそうですが、
球の方はどうするか・・・。
・・・ロボットマンにでも使ってみる?
さて、
ここまでに、私がガタックエクステンダーのために買った磁石関連の総額は、
これで7、000円近くに達したわけです!ブラボーですね!
・・・このガタックとガタックエクステンダー、全部で一万円近いわけだ・・・。
まぁ、実際に使った分だけなら2、600円くらい、というのがある意味更に凹みますが(泣笑)、
めずらしく、プランから材料調達、施工まで、スムーズに進み、完成にこぎ着けました。
(スペックが仕様を満たさなかった、というオチが付いたが・・・。)
この私が簡単にぱっとやっちゃうくらいなので、ホントに簡単でした。
結果が結果なので、いらっしゃるかどうかはともかく、もし、お試しの際は、
まぁ、お約束の台詞ですが、ご自身の責任にて。
実際、途中でエクスアームの通り道に磁石が(磁力で)侵入してしまい、
ギミックが不動になってしまって慌てて分解、という一場面もあった事を付記しておきます。
私の場合、前述の径15mmx5mmのネオジム磁石を仕込む為に、
内部をちょっと削り込みましたが、エクステンダーのガワは結構肉厚に余裕があるので、
このサイズの磁石なら、難なく仕込めると思います。
エクスアームのギミックに使われている金属シャフトとスプリングが、
作業中もしょっちゅう、”世界最強”の引力に囚われていた事も付記しておきます(苦笑)。
磁石の固定はしっかり行なうのが無難でしょう。
最後に。
この改造により、以前よりは割と
「ぎゅーん!ライダー!キィィィック!」
とかやって、ガシガシと遊びやすくなって、
まぁ値段ほどではないけどそれなりな利点を得たことと引き換えに、
もう絶対パソコン・時計に寄せ付けられないDANGERアイテムと化した
という、ありふれた事実を記しておく事にいたします。