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戦い抜きし

SURVIVE!

ボーナスは無くとも買物ー。
バンダイ装着変身・『仮面ライダー龍騎サバイブ』。
・・・いーやーぁ・・・、待ったわ。
放映終了から、もう5年?くらいでしょうか。
龍騎シリーズ装着変身化!と聞いたときには、
まさか13ライダー+契約モンスターまで完走するとは、冗談にも思わなかったというか、
今でも悪い冗談に思える(誉め言葉)。

ここまで来たら、もう"サバイブ体"は当然出るだろ、とか思ってたのに、
正式決定まで妙に間があって、アレ?アレ!?まさかー!
と、非常にヤなドキドキを味わわせていただきましたよコンチクショウ(苦笑)。


というわけで、もう速攻で買ってまいりました。

戦わなければ

いや、実に良い雰囲気じゃないですか。
特徴的な意匠を、細部までよく再現しております。
やはりこの顔面スリットは、素晴らしいデザイン。

装着させる都合か、はたまた劇中の再現なのか、
ちょっと頭が大きめな装着変身シリーズですが、
今回は胴体~肩アーマーが張り出したフォルムであるせいか、良いバランスに見えますね。

素体状態は割愛・・・、っていうか、このシリーズ、
剥ける意味があったのって、せいぜい『アギト』あたりまでじゃないだろうか・・・。

生き残れない!

少々残念ながら、
今回は顔面の塗装とアンテナ(?)の曲がり具合にかなり個体差がある模様。
私は幸い、2、3個手にとってみただけで結構良い個体が見つかったのですが、
顔面スリットの意匠がやはり結構塗装泣かせなようで、
目の赤がはみ出している個体が多いようです。

アンテナのぐんにゃり具合は、
マテハンっていうか箱詰めまでの間の管理の問題だろうなぁ。
まぁ、軟質樹脂なので、曲がっててもドライヤーなどで直せるのでしょうが。

踏み込み

可動範囲は、まぁこんな感じ。
・・・さすがに5年も前なので、もう細かい仕草とか忘れてしまった(苦笑)。

肘が90度曲がらなかったり、正座が出来なかったり、
同シリーズ『ハイパーカブト』など、近年の新設素体を見てしまうと、
ちょっと「アレ?」と思ってしまうかも。
でも関節自体はしっかりしていて遊びやすくて良い。

シリーズ自体は、近年になるにつれて、素体の改良はどんどん進んでいるのですが、
『龍騎』シリーズのみは、ライダーの素体は全員共通という設定があるとは言え、
とうとう最後まで同素体ほぼ使いまわしってのが惜しい。
13+2も作ったのだから、
どこかのタイミングで龍騎用の新素体を作れてたら良かったのだが、
といっても後の祭りですが。

一応、太腿のあたりを素材を軟質PVCに代えて、
多少なりとも可動範囲を稼ごうとしているそうですが、
体感としては全然変わらんですねぇ(苦笑)。

-Sword Vent-

ギミック。
携行している『ドラグバイザーツヴァイ』は銃剣を展開した『ソードベント』発動状態に変形。
また、冒頭の写真の通り、
『サバイブ』カード装填スロットである、龍顎部分のチルトダウンも可能。

ただ、残念ながらカードの着脱は不可。下あご側内部にカードらしきカクい突起があるので、
もしかすると途中までは着脱可の方向で設計していたのかも。
で、そのカクい突起、ソードの収納部辺りが面取りしたみたいに削り取られた形状になっていて、
どーもなんというか、そのあたりのクリアランスが上手くいかなかったのかなぁ、とか。
いや、ちょっと期待していたギミックだけに少々惜しい。

ちなみに、龍顎部分は『サバイブ』カード専用スロットで、
後部のハンドルが付いている部分が汎用というかメインのスロット。
こちらは完全固定。アイヤー(苦笑)。

あと、どういうわけか素体の可動手首で持ちづらい。これも、もう一息な部分。


ところで、何で私が特にこの龍騎サバイブを待っていたかって・・・、

-Advent-

・・・アドベント!契約モンスターを召喚!

-Shoot Vent-

コレを持ってるからなのですよ。
バンダイR&Mシリーズ『龍騎サバイブ』付属の、
というかこっちがもはや本体の、『ドラグランザー』!

上の写真はシュートベント状態。
ドラグバイザーからのスポッティング射撃に同期しドラグランザーの龍口から火炎弾で砲撃!

龍騎サバイブの技の多くは、武器・防具を召喚する他の13ライダーと異なり、
ドラグランザー自体が射撃や防御をこなすものらしいです。

物自体は、2年ほど前に、開封済み・アドベントカード欠、の状態で、1500円程度で購入。
ボリューム感や意外としっかり出来てるディテールは、十二分に満足な物でしたが、
付属の『ドラグバイザーツヴァイ』が全くノーギミックだったり、
龍騎フィギュアの可動範囲があとほんのちょっと物足りないところを補完してくれるであろう、
絶好のアイテムとして、装着変身版の発売は待ちに待ったものだったり。

・・・"シュートベント状態"とは言ったものの、このドラグランザー最大の弱点は、
このポーズしか取れないという事か(苦笑)。
何か、安全性の問題?なのか、龍形態で体を真っ直ぐに出来ないように、
ストッパーが付いてたりするのですよ・・・。
定番改造として、削り落としてしまう、というのもアリらしいですが、当方は未実施。
いじり壊しちゃいそうで・・・。


ファイナルベント・・・!

-Final Vent-

龍騎がドラグランザーの背に飛び乗り・・・!

ちなみにこの姿勢の維持は至難(苦笑)。

強襲殲滅形態

ドラグランザーが巨大なバイクに変形!

変形ギミックもバンダイらしく、カッチリしていてきれいに変形。
ノーズに龍頭の意匠を丸々残しつつ、目が龍騎本体と同じ意匠のバイザーで隠れたり、
龍形態の長さがきれいに折り畳まれるギミックやパーツ配置など、
変形パターンとしても面白い部類かと思われます。

爆炎と共に馳せ業火にて滅す

そして必殺技(ファイナルベント)は、
この形態からっていうかこのガタイで大胆にウィリーしつつ、
龍口から火炎弾を乱射して敵を集中砲火しつつ突進!
爆炎できりきり舞いの敵にそのまま突撃し、轢いてはねてトドメ
敵は木っ端微塵に爆散!という、すさまじいインパクトの『ドラゴンファイヤーストーム』。

放映当時、ドハデなエフェクトにおお!となって食い入りつつ、
インパクトの瞬間には、思わず口を突いて、

轢いたー!

という言葉が漏れてしまったり。いやぁ、仮面ライダーの伝家の宝刀といったら、
やっぱりキックとバイクではねるなんだなぁ、と。

烈火、咆哮

ボリューム満点、大迫力のアングル。
造形も実にカッコイイ。
モンスターがモンスターバイクに変形する、という、
ケレン味たっぷりなギミックが、ハマりきっていて、見事の一言。


ところで、

鏡写し

トリックベント!

お約束です。両方買ってる人間の9割はやってると思われます(笑)。

表か裏か

ご覧の通り、実の所、旧版とも言えるR&M版も、細かな意匠や形状の再現では負けるものの、
ぱっと見、全く装着版と並べても遜色ないくらいの出来に仕上がっているのですよ。

主な相違点は、ドラグバイザーツヴァイの再現性とサイズ、額のアンテナ、
そして肩アーマーの可動方式。
装着版は、肩に固定され、腕の開きに応じて上下に動くのですが、
R&M版は、肩の軸と同軸に付いていて、回転して逃がす事が出来るのです。
場合によっては、R&M方式の方が、肩のラインがきれいにつながって良い事も・・・(苦笑)。

可動範囲も、旧装着素体とR&Mで五十歩百歩なレベル。
もちろん、装着変身のほうが可動個所は多いし姿勢も安定するのですが、
全然違うか、というほどでもない。

そして・・・、最も留意したい点。

となりの花は赤い

ヲヲイ!バンダイさんよ!腰に付かねぇじゃんかよ!

困った事に、R&M版では出来た、ドラグバイザーツヴァイを腰にというか
全身のジョイント(ジペッジスレッド)に取り付けるための突起が無くなっていたり。

他の装着龍騎シリーズではそつ無くこなしている装備品装着ギミックなのに、
何故コイツだけ方針を変えたのだ!?

設定?上のジョイント形状に近いモールドを入れたかったのかもしれませんが、
プレイバリュー的にNGですねー、私としては。

と、いうわけで、

お手軽に

もぉー!しょうがないわねー!(然るべき声に各自脳内変換されたし)

完全装着・・・

ジョイントのモールドの中央の凹に、ピンバイスで2mm径の穴を開口、
そこにコトブキヤのプラユニット(1)の3mm径ボールジョイントをねじ込み、改造完了。

これで、とりあえず腰には付ける事が可能。
ボールジョイントにしておかないと、R&M同様に真っ直ぐはめ込もうとすると、
胸アーマーの開閉ヒンジに思いっきり干渉して取り付かなかったりするのでご注意。

"腰には"というか、まぁ腰に付けば十分っちゃ十分なのですが、
腕とか背中とかに付けようとしてみたら、
ジョイントの径が何としたことか、個所によってバラバラ。
背中はスカスカだったり、膝はギチギチで全く差し込めなかったり。

他のライダーの武器等を装備してみる際には、注意が必要と思われます。

尚、念のため、改造の際はご自身の責任にて。


銃士・・・?
銃士!

獣王??

獣王!

魔弾・・・龍?

魔弾龍!

三つの力を一つに!三位一体!

三位一体奥義!・・・?

マグナドラゴンキャノン!

・・・いや、ゴメン(苦笑)。


冗談はともかく(邪笑)、
やはりドラグランザーと組み合わせると、俄然プレイバリューが向上。

13ライダーの契約モンスターは
全てR&Mの塗装追加バージョンアップ版として発売されましたが、
果たしてこのドラグランザーはどうなるか。

シール貼りの部分が全塗装バージョンとか出されたら、かなり困ってしまうなぁ。
思わず買ってしまいそうで。

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コメント

ドラグランザー、ストッパー削り落としても、まったくといっていいほど、効果はありませんので、やるだけ無駄な工作なので、やらない方がいいです(実施済み)。

簡単工作よりも、改造の領域になるような気がします・・・。

放映当時は、変形オミットで、TVに出ていたバイク型のサイズとデザインのモデルを期待していたクチだったりします。

そういえば、当時は、ソフビでモンスターが出ていたのですが、ドラグランザーこそ、モンスター形態をソフビで出していたら、売れたんじゃないかなとか、今でも思えてしまいます・・・。

いろいろと大変ですが、気を落とさないでください(汗

>まったくといっていいほど・・・

なぁ!なんだってー!(片手にニッパー)
ううむ、誰だ、定番工作とか言ったヤツぁ。シール剥がすのをためらっていて未実施。危ない危ない。

と、いうわけで、どうも、いらっしゃいませノイシュタタタット様。
こちらでも良い情報ありがとうございます!


色々と(苦笑)ありましたが、ボーナスの件は危うく助かった模様ですので、もう大丈夫です、ご心配お掛けいたしました。

さぁ!多々買い(オイ!)