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異郷、いや故郷?

本家の法事にいってきたり。
となりの県なのですがね。

先代が本家をおん出て上京し、以来*十年、
当代の私に至っては、生まれも育ちも東京なので、
ぜんぜん祖国という実感は無かったりしますが、
ともかく本家の行事っていうとはるばる中央道を下っていかなくてはならないということで。


道路が混むので、当日行動では開始時間に間に合わないと思われ、
やむなく、前日から泊り込むことに。

山ン中、コンビニすら無い所ですよ・・・。
なにしろヒマになるので、
毎回、本やら未組のプラモやら大量に持ち込むのですが(苦笑)、
今回はZERO3[es]があるから、多少不便ながらネットもできるし、だいぶ気楽。


とか思ってるのは考えが浅い証拠


んなコンビニも無い土地でPHSがつながるわけ無いよな!

ええ、携帯電話すら、アンテナが立ちにくいです(驚笑)。

不幸中の幸いは、ZERO3にはスペランカーの件以来、NESエミュが入れてあったこと。
お陰様で、一晩中ドラクエ3やってました。

いま、Lv30。
さいごのかぎが見つからない(笑)。

(・・・いや!自分で解くから!ネタバレはいらんですよ!)


朝、庭に出てみて、生物層の異様な豊富さにビックリ。
なんか、図鑑でしかみなくなっちゃった動植物がわんさか居るんですけど!?

「むしってもむしっても生えてくる。」

ってぞろーーっと生えてきたキノコをむしってぶん投げてたり。

「モグラが芝をほじっちゃうから、穴に(水道の)ホースを突っ込んでやったんだが。」

それダメ!そこまでしちゃダメ!
別の穴から慌てて出て来たそうです。つかまえて森ン中に放ったとか。うわあ。

なんか、人間もまだまだ、ちょっと気を抜くと自然に簡単に圧倒されるんだなぁ、とか思ったり。


「すこし山に入っていくとマツタケも普通ににょきにょき出てくる。


ナニー!
と、勇んでやたらに山に入っていってはいけない。
なにしろ、今回、法事られている(いま作った言葉)のは、
山狩りに出て行ってそのまま帰ってこなかった当方の祖父だったりするので。

どうも車で崖っぷちを走行中、何か(未だに不明)に気を取られて、
とっさにハンドルを誤ってダイビング。おかげで発見に随分手間取ったり。

ってまぁ、山の中の事故とはちょっと違うのですがー。
実際怖いですよ、山。
でも地元民はナタ一本でどんどん入っていっちゃうけど。


法事。

仏教は仏教でも、宗派が違うと全然違う。

いや、それ以前になんかスゲエおおらか(苦笑)。
お堂は開いたまま誰も居らず、開始時間を随分すぎてからお坊さん到着。

「いや、もうしわけない。これから祭壇作るから。」

・・・おおらかだ。

しかしこのお坊さん、お経はぜんぶソラで読んでいて結構スゴイ。
教典とか進行の式次第とか、全部暗記してるんですねぇ。


ナマで当方を見たこと無い方には分からないネタですが、
当方の家は結構血が濃い(?)ようで、代を経ても全然顔かたちが変わらない。

久々に会う親戚の方々に、口々に”先代に似てきた”と言われ、
自分でも鏡を見て少々ぐんにょりするくらい似ていると思ったり。
あまつさえ、叔父や甥が数人揃って、
「ちょっとそこに一列に並んでごらん」なんて言われた日には、
私とほぼ同じフォーマットの顔が、年代順に幾つも幾つも並ぶわけだ。

どうにもシュールな光景に思えてならない。

おもむろに生物の基本目的を思い出したり。
自己の存続、こうして、随分前の代からこの顔は伝わってるんだろうなぁ。


東京に帰還。
時間にして丸一日に満たないのに、なんともすごい遠くへ旅してきたような気分。
速攻で秋葉に行く。エネルギーチャージ

時間感覚までなんか妙になってしまって、またさらこんな時間にこんな文を書いていたり。
ああ、数時間後に出社するのが何か悪い夢のようだ

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