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末路

当方のPCさんの不調、現在の進捗~。

修理依頼の見積もり結果が出て来ましたよ!?


ソニーの人の言うことにゃ。

『・LCDが全体的に白っぽく写っている。』

・・・???
全く映らなかったはずなのですが。
この段階で、もしや、全然別件の初期不良、
”PC立ち上げ後にモニタをONすると、何も映らない事がある。”
だったのか!?
だとしたら、別に故障でも何でもないじゃん!

・・・しかし、確かにあの日、出来る手は尽くして確認したのだから、
仮に今映っていたとして、そんな危なっかしい状態で使い続けるのは何なので、
とにかくLCDは交換。

これ以前に、当方、職場の方に(いや、まぁ、そういう方面の会社なので)
聞いてみたところ、
もし、LCD表示部の故障なら、ユニット交換で10万円コース。

ギャー。

ただし、

「部品は、せいぜい5千円。日本は人件費高いからね。」





ギャー!



怖!人件費怖!

で、

「壊れているのが、インバータユニットだったら、まぁ3万円くらいかな?」

インバータ、ええ、何ていうか私もそんなに詳しくない(大問題発言)ので、
適当に言いますが、液晶画面の電気的な調節をしている部分。明るくしたり暗くしたり。


修理屋さんに聞いてみたさ。
「壊れているのはどこですか?」
って。

・・・その手の客と思われたようで(苦笑)、
もう付いていくのがやっとの専門用語でたっぷり説明してくれました。

要約。

”バックライトとか、電気的な制御をしている部分の、自然故障”


インバータか!これは不幸中の幸い。10万コースは免れた・・・。
しかし、自然故障、か・・・。
やはり、ここ一年、ディスプレイ付けっぱなしだったのが、寿命を縮めてしまったのかも。
本体は持病があるにしても、表示部は切っておけば良かった?

で、この段階でのお値段、

6万6千円

うわぁ!予想を3万くらい上回っているよ!ちょっとちょっと!

そして、案の定、頼みもしない部分も色々見てくれました。

『・ヒンジがゆるくなっている』
修理につれてゆく時に初めて気付きました。つまり、その程度の事。
直すと、多分7、000円くらい、との事(見積もり外)。修理しない。

『・内蔵WEBカメラが壊れている』
う~わぁ、やっぱりか!
やっぱり、というのは、もし、バイオのHSシリーズを長くお使いの方なら、
もしかしてご存知かもしれません。
私も、今回の件で、情報を集めて初めて知ったのですが、

どうも、VAIO HSシリーズのディスプレイ内蔵カメラは、

設計か製造段階の致命的ミスで、恐るべき故障率となっている

との事。
中には、メーカー修理を繰り返すも、3回壊れた方も。
HSシリーズ初期から、末期まで、全く改善は見られなかったそうです。
・・・ソニーよ。

当方のものは、購入した日に、

「うわ!監視カメラだ監視カメラ(笑)!」

と、遊んだきり、収納状態にしたままで早3年。
つまり、そゆこと。

見積もり・2万円(オイオイ!)修理、当然せず。
どうしても使う機会が出来たなら、収まっているスペースをくり抜いて、
市販のWEBカメラ(3千円程度)を詰めた方がマシっぽい。


『ディスプレイタブレット保護板の交換は不要』

・・・はい?
だって、端っこの所、思いっきりハードコートが剥げてるじゃん!
映れば良いって認識なのか・・・。
改めて見積もらせ、7、000円との事。実施。

これで、計73、000円


実は、見積もり額に対する評価基準とするため、
前もって秋葉で色々と見てきていたのです。

夢のTYPE-R!中古なら13万から!

うそ!むっちゃそそられる!

と、思いきや、そう甘くは無かった。

わざわざ、オーダーモデルで、チューナーを外してあるという、
ある意味硬派な個体でした。ダメじゃん。

とは言え、ちょっと型落ち狙いなら、(ちゃんとダブルチューナー入ってて)23万くらいですかね。
難点は、弾数が圧倒的に少ない!

ソフマップの店員さんに、「R欲しいんですが。」と言ったら、
開口一番「R,カッコイイですからねぇ。」と・・・。
やはりRに対するイメージはソレか。

そもそも人気があるし、滅多に中古が出ないそうで、
探した当日には、秋葉で3台しか見かけず。うへぇ。


次、タブレットディスプレイを新規購入の場合。
自分のPCの使途からして、ほとんど飾りとはいえ、
今ではかなり気に入っているタブレット環境なので、どうにか引き継ぎたい所。

・・・しかし、
ご存知の方は、メリケン人風に肩をすくめて、ヤレヤレのポーズをしておられると
思われますが、この考えは、調査開始5分で、浅はかだったと判明します。

価格・20万

・・・・・・うわあ!

ちょっと待って下さいよ!今、修理しているPCが、新発売の時に、
大体27万だったんですよ!?本体は7万円デスカイ!

この結果により、次の調査項目の難航がすでに予想されました。


次の調査項目、同じPCの中古を探す。

そう、変わった特徴(ペンタブレット)があるとは言え、3年オチの、しかも普及機。
もしかして、下手にディスプレイを直すよりも、全然安いのでは?と。

その考え自体は、まぁ、間違っては無かったのですが・・・。

実際、在庫していたならば、6万円ちょっとだそうです。

在庫していたなら・・・。

秋葉中探して、影も形もなし!

ああ・・・、それはそうだろうなぁ、単品なら20万円の環境だもんなぁ。


と、まぁ、こんな具合で、改めて73、000円をにらんでみる。

結局、タブレット環境にこだわるかどうか、というのが全てであって、
その答えも出ているのですよね。

まぁ、結局、修理をお願いしました。

仮に、このPCさん本体の方がもう長く使わないとしても、
何しろ20万円のディスプレイですから7万ですむなら、
直しておく価値はあるかと。
同じ物の中古を探すにしても、探す間、今の暫定環境でガマンする事になるのと、
使用状態も良く分からない中古品で、また故障したら目も当てられないですし。


唯一の懸念事項は、


実は、他のPCでの使用が可能か、確かめた事が無かったり。


・・・重大事項じゃん!
他のPCで使えなかったら、何ですか、このPCさんをサイボーグみたいにいじりまわして
使い続けるってんですか!?

いや、とは言っても、楽観的な見通しではあるのですがね。
このディスプレイタブレット、正体は、有名な『WACOM』の製品そのものっぽいのですよ。
ドライバーソフトも、『SONYタブレット』と銘打っているものの、
操作画面はWACOMそのままだし。

だから、よほどソニーがオリジナリティあふれる改訂を施していなければ、
WACOMのサイトで無料配布のドライバーで無難に動くと思うのですよね。

・・・思うのですよね。

・・・何しろソニーだから心配だ。
そして、何が失敗だったかって、修理に出す前に、確かめる事が出来なかった事。

ソニーの人に聞いても、紋切り型の
「そういう確認は一切行なっておりません。」
しか言わないしさ。

よほど常識なのか、あるいは禁句なのか、あれほど胡散臭い(苦笑)情報があふれている
ネットの口コミ関係(某2とかも見てきたのですが)では全く情報無し。

いよいよ不安が募る・・・。


まぁ、とにかく、色々問題(主に資金捻出の)は残っているものの、
修理は10日程度で済む、との事。
それまでには、デスクの周りを片付けておいて、
久しぶりに新品気分でいじってみたいところ。


・・・ところで、ディスプレイが帰って来ると、前にも申しましたが、暫定的に用意した、このヨレヨレのディスプレイが、
全く遊んでしまうのですよね。


、どうやら、上手く条件を満たしてやれば、この現在のVAIOさん、
”HS81BT5”でも、かなり強引ながら、デュアルディスプレイ環境に出来るという情報が!

まぁ、私がPCオンチだっただけの話なのですが、ビデオカードって、2枚差し出来るのですね。
どうりで、世のフリークス(誉め言葉)が、3ディスプレイ、4ディスプレイと、
恐ろしい環境を作っていて、どんなビデオカードが存在してるんだこの世には!、
と思ったこともあったのですが、何のことはなかったのですね。

ただ、ただでさえ狭狭キツキツの筐体なので、あろう事か、『ギガポケット』
(VAIOの録画ソフト。ここでは、そのための画像変換ボード)
を外さないと入らないとの事!え゛~!


・・・ここで、私はとんでもない贅沢を思いついた!

こんな無駄に贅沢な代物が、かつて存在していたのですよ。

え?贅沢って、発売当初はこんなのが4万円近くしたのですよ。

実は、以前に、U101でテレビを見れるオプションを求めている時には、
さっぱり忘れていたのですが、コレは、まぁ、高いだけあって、
U101のようなスペックでも、テレビ視聴は勿論、録画までこなす、
時代からすれば、中々すごい代物だったのかもしれません。

コレの発売時期は、今使っているHS81BT5の、ほんのちょっと後。
ギガポケットのバージョンもほんのちょっと上で(5.5)、
しかも、三次元YC分離やら、当時は、上位機種にしかなかった補正機能や、
ビデオ出力機能も当然のように備えているのですよ!ええ!

・・・いやぁ、PC用ディスプレイの輝度が、一般のテレビよりもこんなに暗いなんて
全く知らなかったので、初めて今のPCで『天誅』やったときは、真っ青になったものです。
物陰に入ると、何も見えないじゃん。
画像関係全部、PCに集約できると思ったので、ちょっと困ってたのです。

前述の秋葉での調査の時、このユニットを偶然見つけたのですが、
この、発売当時は
「わぁ!U101もこれがあればテレビが・・・(値札)・・・ギャー!」
と、高嶺の花だった高級品も、今では、

中古PCサプライ 9800円

ああ、年月とは無情なものです。
っていうか、VAIOノートPC以外のあらゆる環境での動作保証が無いなんて、
売りようが無いですよ!さすがに(苦笑)。


というわけで、本体内蔵のギガポケットを除去してビデオボードを積み、
代わりにこの外付けギガポケットを使えないか?!

というのが、現在抱いている、ささやかな(邪笑)野望。

まぁ、上記の如く、VAIOはVAIOでも、ノートPC以外、増して、内蔵ギガポケットのある
機種では、『対応しない』とはっきり明記されているのですが、
その内蔵を外すわけだし、試す価値はあるような気が。

ダメでも、U101は動作保証されているので、
車載テレビにする、というトンチキな2次利用も既に考えつき済み。

ああ、こうなると、何かもう、

金の事はおいておいて

今すぐにでも実行に移したい、というか心の中では実行中!みたいな気分に!


VAIO本体のHDDが認識しなくなるが治りさえすれば、
ホントに実施するに当たって何の懸念も無いのだが・・・。

この症状も治すと、今度こそ「買った方がよほどマシ!」なんだろうなぁ。

しかし、全部買いそろえて、実装し終えて、
二度と起動しなかった、何てオチはゴメンだぞ・・・。

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