ハイパーレッドジャック<RIDE-ON編>
『ハイパーレッドジャック』レビュー第2弾、
今回は、レッドジャックのサポートマシンにして、
メタルジャックのギミックを凝縮した『レッドセプター』をご紹介したい。
『メタルジャック』は、各員が『ジャックアーマー』と呼称される支援メカニックを装備し、
それぞれ固有の形態・能力を有する。
メタルジャックの能力を総体的に強化する”ハイパープロジェクト”において、
このジャックアーマーも重点的な強化の対象となった事は想像に難くない。
『ハイパーレッドジャック』専用のジャックアーマーとして開発されたのが、
この『レッドセプター』である。
トライク(3輪バイク)の形態を有するこのマシンは、
従来型メタルジャックシリーズの各特性を重畳して内包すると共に、
独自の新機構をも併せ持ち、
結果、従来のジャックアーマーに比して1m以上全長を伸ばした大型機となっている。
サイズと共に、重量も100kg近く増加しているが、
高出力化した動力と、洗練されたボディデザインにより、機動性は損なわれていない。
と、妄想設定からスタートです。
半ば妄想なので本気にしないように(苦笑)。
しかし、”洗練されたボディデザイン”ってのは、ホントの話!
色々と詰め込まれて巨大化しているにもかかわらず、実に格好良く、シャープなフォルム。
オートバイ、というかトライクなのですが、ホイルベース?を拡張し、
その間にエンジン?などを落とし込んだ、地面スレスレのフラットなフォルム。
上面図を見ての通り、
リア側のボディはセンターと1対の後輪を収めたサイドの3パートに分割されていて、
センターとサイドを接続するブリッジ部分が搭乗者のフットレストになっています。
そして、リアには、まるで噴射口のようないかついエグゾースト。
周囲を縁取るトラテープがまたカッコイイ。
下面図を見るとバレてお解かりの通り、トイ的にはサイド2輪はダミー・・・。
フットレスト下の補助輪でコロ走行する仕様だったり。
まぁ、なんだ。今の我々的にはダミーに見えるあのタイヤが、
きっと想像もつかないような技術によってちゃんと走行できる代物なんですよ、きっと。
タンクのような形状の部分に、『POLICE』のマーキングをシールで再現。
この世界ではれっきとした警察機関みたいです。
また、タンク上にはコンソール?がシールで再現。
”人が乗る”演出として、コンソール類の再現は嬉しい。
フィギュアと絡めて遊んだり。
タンク部は、後述の変形機構の都合、開閉するギミック有り。
まぁ、何を意図したものでは無いのでしょうが、
開くと内蔵メカニック?が露出するので、整備してる風になってイイ!・・・?
では、搭乗。
リア側センターボディに跨るように搭乗し、足をフットレストに収めると、
正に”マシンと一体”のフォルムに!
<SUIT-ON編>にて触れたヒジ関節に注目。
上腕の回転と、ヒジの”逆”関節によって、
自然にバイクのハンドルを保持するポジションになっているのが、
ある種アイデア賞ものだと個人的には思える。
また、首も上方向に可動し、前傾したポーズでのライディングに対応。
少ない関節は、ほぼ全て、滑らかなライディングポーズのために設けられ、
トイとしての単純スペック以上に魅力的なラインを見せてくれている。
3パートに分かれたリアボディの隙間に足が納まった状態が分かるリアビュー。
フットレストには特に固定部は無いが、
逆に、細かいライディング姿勢の変更にも対応できて、
この状態でのプレイバリューの向上に一役買っているとも言える。
しかし、それだけに、この状態でジャックスーツに持たせる武器類が一切無いのが惜しい。
劇中にも頻繁に登場した『バスター・ショット』などがあれば、
実に様になったように思えるが・・・。
まぁ、それが余りパーツになってしまったらそれはそれでイヤだけど。
それにしても、妙におしりがセクシー(笑)である。
そして、更なる変化!
リア側の側面が展開し、安定翼が展長!
側面ユニットも外側に展開し・・・、
スラスターノズルが!
そして、より機体に密着させるように低く伏せる。
これが、レッドセプターの第2の形態、ジェットモードだ!
レッドセプターは、陸上での高速移動能力と空中機動能力を併せ持つアーマーなのだ!
大きなユニット移動は無いものの、
意外とフォルムが変わって、”翼を展開”して見えるのが好印象。
側面のユニットがサイドに大きく広がりつつ、ちゃんとノーズに密着して
ラインを崩さないように配慮していたり、
”付け足しナンチャッテ変形”に終始させない工夫が見られる。
あのトラ模様の付けられたエグゾーストは、この形態のメインノズルなのだろうか?
サイドに計4基展開したユニットそれぞれにも、インテイクやノズルの形状が見られることから、
スラスターとして機能すると思われる。
また、リアのユニットの配置が、
フロントのユニットのノズル噴流を避ける(らしき)ポジションに展開していたり、
デザイン面でも”オマケギミック”と呼ばせない気合を感じさせる。
陸を、空を征したレッドセプター!
これで、従来型アーマーに対して無い機能といったら、
警察犬になるギミックくらいか(笑)。
というわけで、今回はジャックアーマー、『レッドセプター』をご紹介。
フィギュアと絡めて遊べるビークル、という視点でも、
十分に面白いメタルジャックシリーズ。
まぁ、前述どおり、フィギュア用の小物に一工夫欲しかったところですが。
サイズ的ボリューム感は申し分無く、フィギュアとのサイズ比は迫力満点!
内包したギミックが演出する、”みっしり詰まった”感触は、
単純なギミック以上のワクワク感をかもし出してくれる。
”これはきっと、良いトイだ!”という予感に満ちた手ごたえ!
そして、
レッドセプターに秘められた、”従来型メタルジャックの各特性を重畳して併せ持つ”、
という言葉の真価は、次回、<JACK-ON>編にてついに明らかにされる!
コメント
こういう“デカいのにスタイリッシュ”なメカはカッチョイイですな。
レッドジャックが搭乗しているポーズを見ると、「これが女の子だったらエロいなぁ」とか思………ゲフンゲフン。
figma長門さんあたりを乗せられれば…………
投稿者: Anonymous | 2008年7月 3日 08:17
・・・(゚Д゚)!
(部屋(暗黒要塞)へ猛烈にダッシュ・・・して戻ってくる。)
今!貴方はとてもいいことをいった!
というわけで、実際にやってみた
(7/6あたりのエントリ参照)
投稿者: やづま | 2008年7月 6日 07:41