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SHOOTING STAR and CRESCENT MOON

「オレ、トランスフォーマーリベンジ見たら、
その足でとなりのトイざラス行ってスタースクリーム買うんだ・・・。」

(死亡フラグ)

異界からのシューティングスター

・・・はい、待ちきれませんでした
これで死亡フラグ回避だぜ・・・?

当日は、ウィーリーでも買うかなぁ。

しかし、今、並行輸入版のボイジャーメガを、
思わずポチってしまいそうな誘惑とも戦っていたりする・・・。

万一、店舗で見かけてしまったら、感情がハジケる気がする。

落ち着け、オレ、あと2ヶ月待てば半額で買えるぞ・・・。

って、2ヶ月か・・・。うぉうあうぁぅあぅぁああぅあ・・・・。


というわけで、リベンジへの更なる一歩、ということで、

トランスフォーマーリベンジ版『スタースクリーム』です!

今日はビークルモードから。

スタースクリーム・ビークルモード

ビークルは、おなじみ、現用最強?戦闘機、F22 ラプター
ぜひ空自も導入して欲しいところですが、なかなか難しいようで・・・、
と、話がそれた。

スタースクリーム上面、エイリアンタトゥー

どうでしょう!これは中々の完成度!
前作では、ちょ・・・っと分厚すぎたり、オリジナルの巨大武装のおかげで、
ラプターとしてはナンチャッテ感が拭えませんでしたが、
今回は、わりと文句の出ない出来なんじゃないでしょうか?

機体上面に、びっしり施された、不可思議な幾何学模様は、
"エイリアン タトゥー"だそうで、
何やら、物語上、重要とかなんとか・・・?

あ、当方、ネタバレ封止のため、
情報サイトとか一切見てません。

トイレビュー目当てでググってると、思わぬところでネタバレに遭遇しそうになって、
もう、上映日まで鈴を持って土に潜ってしまおうかと
(不謹慎ネタ。)

スタースクリーム、ビークル後方

まぁ、後ろから手が出てるのは、当方は別に気にしない。
ノズルはクリアパーツで、中々良い雰囲気。(ああ!写ってない!)

ビークル下方

薄くなったお陰で、今回はちゃんと降着脚が装備されております。
まぁ、なんだ、まだまだ分厚いから、ノーズギアが妙に長いけど、
それでもエアクラフト物のトイとして十分見れる出来になったのは素晴らしい。

翼下には、付属のミサイルを懸架可能。
・・・ラプターだと滅多に無いシチュエーションのはずですけどね(笑)。


それでは、トランスフォーム!

スタースクリーム、トランスフォーム!

な、なんと大胆な!
前作とは似ても似つかぬ大胆な真っ二つ変形!
特筆すべき点は、
かなり大胆なユニット移動ながら、機構自体は実にすっきりとまとまり、
かなり変形させやすくなっています。
これは遊び勝手が向上して嬉しい改善点。

また、"メックアライブ"(後述)の機構が、

スタースクリーム、変形中

なんと、ビークル時には水平尾翼に隠れていて、
変形時に胴体中央へ連結させることで完成する、
という、なんともアクロバティックな構成になっていてビックリ。
これで、ちゃんとスムーズに動くのだから、2度ビックリ!


変形完了!

こ、これは・・・!

スタースクリーム、ロボットモード
(クリックで拡大)

ヤベエ、ストレートにカッコイイ!

スタースクリーム背面

前作の「・・・うん!これは面白いね!」と言うしか無かった、
(いや、実際他意も無く面白いデザインなのですが)デザインが更にブラッシュアップされ、
フリーキーな魅力を残したまま、実に洗練された格好良さをも内包してきましたよ!
タカトミさん!何てモノ作ってくれるのさ!

スタースクリーム、アタック!

異様に広く薄い肩、というか胴体、逆関節気味の足、長く、鉤爪のついた腕、
そして、"エイリアン"、としか言いようの無いフェイス。

劇中のデザインはきっとほとんど一緒なんでしょうが、
かなり"いい図体"だった前作にくらべ、シャープにまとまったフォルムになり、
実に奇怪な印象を受け継ぎつつ、"異形のエア・ウォーマシン"といった風情が
ほとばしっております。

空を切り裂く

また、"エイリアンタトゥー"は、ビークル時には上面、
ロボット時には前面に集中するよう配置されてるそうで。
なるほど、そこまで考えられた変形デザインなのか・・・、スゲエ!

スタースクリーム、バストアップ

バストアップ。
印象を、ぐっと引き締めている新たなアレンジになった頭部。
こっちのほうが、前作より劇中にも似てるしで、非常にイイ!

そうなんですよねー。
同型のサンダークラッカーを手にして思ったのですが、
前作の評価を、"うん!面白いね!"止まりにしてしまった主因は、
私的には、ビークル時の分厚さでも、両手のガトリングでもなく、
顔のデザインだったのですよね、ぶっちゃけ。


メックアライブ!

スタースクリーム、メックアライブ

生き物のようなマシンの表現としてシリーズを通して盛り込まれたギミック、
メックアライブ。
このスタースクリームには、首の左右回転と連動して、
胴体内左右の複数のシリンダーやギアが連動回転する機構を搭載!

メックアライブ機構部

メガトロンのものと同様、非常に凝った機構が仕込まれており、
また同様に、動き自体は地味だったりしますが、
しかし、メガトロンのものに比べて、動作部分の露出が多いのと、
任意に好きなだけグリグリ回せるので、
ギミック単体としてはこっちのが取り回しが良い。

スタースクリームの場合、
胸部の"謎メカ"部分のデザインにも良く似合う形で仕込まれており、
リベンジトイ第一弾日本投入分の中では、
最もコンセプトに沿って完成したメックアライブかも。


あと、腕のガトリングからミサイル発射のギミックもあったり。
例によって無くすので普段はしまってありますが(笑)。

スタースクリーム、ミサイル発射!

ここは、前作の巨大ガトリングも好きだったんですが、
この鉤爪もスマートさと凶悪さが混同していて中々の格好良さ。

しかし、前作のずっしりみっしりギミックだった腕に比べると、
ずいぶん淡白だよな・・・、
と思ってたら、その原因は、コスト減のための大幅な部品削減だそうで。

"ハイパーホビー"誌7月号(別冊付録)に掲載された、
やもすると問題発言にもなりかねないほどの赤裸々な、
設計開発の方々の血を吐くようなコメントがホントに泣ける・・・。

にしても、セント単位での削減を求められてたんなら、
やっぱりネジ種類は減らすべきじゃないか、とか思ったり・・・(苦笑)。

このスタースクリームの場合、
その部品削減具合が実に顕著に分かってしまう。
何故って、パッケージ写真では、削減前バージョンだから

どうも、ホントに土壇場で変えたようで、パッケージには、

"ガトリングガンがポップアウトする"(意訳)ギミックの表記と、
確かにガチャガチャ動きそうな部品類が見えるんですよ(泣)。

ああ・・・、なるほど、銃全体が、前方にガチャっと出てくるギミックがね、
そりゃカッコイイな。

ああ・・・、orz

あと、ビークル時のむき出しの鉤爪も、インストでは、
折り畳んで収納している図解になっているので、本来しまえた模様。
う・あ・あ・・・、orz

なんか、足の方は、結構部品数も多めで、
関節を伸ばす時、"すチャッ!"って感じに、小気味の良いロックが掛かったりで
機構的にも凝ってるのに対し、
腕の方は、妙に部品数が少なくて、関節の展開ギミックも、
一体成型の上腕に段付き軸が突っ込まれてるだけ、とか、
たぶん、腕まるごと"廉価版"に差し替えることで対応したんじゃないかなぁ、
とか、勝手に思ったり・・・。

思えば、このシリーズ、目が集光の構造なのに、みんな塗りつぶされているのは、
本当は目の色専用にクリア色の金型を起こすはずが、他のクリアパーツと
共取りにするしかなくなっちゃったんじゃ無いかなぁ、とか・・・。

泣ける・・・、ホントに泣ける・・・、orz


"Ready GO,to star heaven"

ALL RIGHT!時を翔けよう
(クリックで拡大)

「クレイジーだわ!あなたって!」
「ああ、満月の夜には特におかしくなっちまう!」


問題:いくつのネタが混ざってるでしょう。(配点8)


というわけで、"リベンジ"上映直前企画
スタースクリームでした。

星間にこだまする叫び

いや、何しろ、シャープなカッコ良さにしびれた!
新作映画に併せて、前作の主要キャラもリメイクされる事は
事前に聞いていて、その中でも最も情報の露出(というか流出・・・)が早かった、
このスタースクリームですが、
一度商品化されたキャラを、こんな短いスパンでリメイク?デザインも変えずに?
と思いきや、この全く素晴らしい姿に生まれ変わったスタースクリーム、
正しくスタッフたちにとっても"リベンジ"ということですね。

まぁ、それだけに、費用削減は彼らにとっても我々にとっても堪えますが・・・。


今日のBGVは、またぞろ衝動買いしてしまった
ブルーレイ版『トランスフォーマー』(第一作)

スゲエ高精細で、ぶっちゃけ劇場だと良くわかんなかったディテールもはっきり。
ストーリーもしっかり復習しつつ、
何気に見逃していた吹き替え版もやっと視聴。
おお!玄田コンボイ!

そして、"リベンジ"はついに、いよいよ明日、先行上映!
もうチケットは確保済!

さらにトイの方は、なんと10月まで予定が入っているとか!
我々の"リベンジ"は、正にこれから・・・!

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