COLD METAL-SILVER FLAME
―――白銀揺らめく冥府の炎―――
はい、いきなりですが、
>"リベンジ"版ボイジャーサイズメガトロン・・・、
劇中イメージのメタリックシルバーリペイントバージョンです。
いやあ、ガマンできなかった。
全然出来なかったなぁ(笑)。
まぁ、作業としては、例によって大変大雑把。
正味の話、
塗装作業としては失敗の域。
いやー、相変わらず、全然模型作らないもんで、
ゾイドの時にあれだけスプレー吹いたのに、
久々にやってみたらコツを全く忘れていて、中々ヒドイ事になった。
まぁ、TFムービー的に、
ぴっかぴかに平坦でキレイよりも、
少しボコボコグツグツしてる方が有機的ィ!で、ムービーTFらしいよね?よね?
と己に言い聞かせていたら、結構気に入ってきた。
あとは、トイ的にガチャガチャさわりまくっても塗膜が目立って落ちなければ合格。
その辺加味して、今回使用したのはこちら。
某ラオ*クスのエアガンフロアで発見。
"G.スミス.S"殿の"新艶銀"。
輝くクロム・ステンレスの金属光沢。
トイガン用なら、サバゲーでの使用にも耐える前提なんじゃないかなぁ、と、
勝手に期待してチョイス。
ちなみに、あのフロアの店員さん、スゲエ造詣深くて丁寧。
しかし、道具が揃ったものの雨降りが続いたので、
いっそガンガンにエアコン掛けた室内で・・・、
と、自爆的構想を抱いていたら、先週末、2日連続で快晴になったので、
ここしかあるめぇ、と、急ぎ作業を敢行。
さて、大雑把なことではちょっと定評ある当方、
今回も、大雑把さに磨きを掛けて、
もう何にも考えずに頭からブシャー!
・・・・・・、とかやったんじゃね?
と思った貴方、
そんなこという人、キライですっ!
(笑)。
いや、ゴメンなさい。
実は直前までそれで良いと思っていた(邪笑)。
よくよく見てみると細かいマスキング必須だったり。
目とか。
そして、
つくづくマスキングって、大雑把には出来ないんだな、
と、思い知らされたわけで。
前回もやっちゃったんですが、
マスキングテープの密着してない部分から毛細管現象で
しゅるしゅる塗料が吸い上がるらしいんですよね(泣)。
ああ、もういいわい!味、これは味だよ!味!
そして、マスキングゾルの悪夢。
唯一、タンポ印刷されていた右ヒザのディセプティコンマーク。
これはもうどうしようもないから、塗るか塗らないかだなぁ、
と思い、最初は大雑把にテープで覆って、
グラデーションっぽくマークごと周囲の緑地を残そうと思ったものの、
ええ、ぜんぜん手加減できなくてブシャー!
大雑把なマスキングの形にきれいに塗装されてしまったり。
仕方がないので、マークの形状出来るだけギリギリにマスキングゾルを塗布、
再塗装し、ゾルをガリガリ剥がすと・・・。
溶 け た !
ゾルのアルコールか、塗料のシンナーか、
タンポ印刷がズルズル剥けていってギャー!
もう知らん、全く知らん、と、マークを完全にこすり落としてしまい、
三度塗装。
結局、マークを残せなかった上に、色味が微妙に違うという・・・。
ちなみに。
作業の上で避けられない労であるはずの、塗装作業場所の確保ですが。
今回、どういう巡り合わせか、
当家のまん前の道路が、工事予定になってましてね。
数日中に、舗装を引っぺがして、ガス管の工事をするそうで・・・。
まぁ、なんというか、
夜中の道路のど真ん中でスプレー作業してたり。
飛び散り気を全く気にしなくて良いってステキなワーク環境でした。
・・・工事が終わるまでに、もう1個くらい何か仕上げてみるかな?(邪笑)
というわけで、完成状態。
トイの仕様については、レビュー記事参照。
全くもってさりげなくないギンギラギンっぷり。
製品状態の緑よりは劇中の印象にはだいぶ近付けられた。
全身銀色のインパクト、恐るべし。
特に背後のフォルムの"謎のエイリアンマシーン"っぷりがスゴイ。
塗装が上手くいった部分。
平滑に仕上がった、ギラリと光る塗装面。
下地処理とか何もしなかったから、
これでもまだまだ塗料のポテンシャルは出せてないんだろうなぁ。
やや失敗。
ツヤが無い割に金属粉が目立っちゃってる。
今回最も多いケース(苦笑)。
まぁ、次に多い、"やや金属光沢のあるねずみ色"よりはマシか・・・。
大失敗。
ボコボコにダマになった部分。
よりによって肩とか胴体前面とか・・・。
しかも、皮脂でも付いていたのか、こすると剥がれるレベルの密着不良。
アギャ!
いいんだ、ダイジョウブ。
劇中だってソリッドで平滑って感じじゃ無かったじゃないか・・・。
ね?
胴体前面まわり。
緑の時は気付かなかったのですが、形状そのものが生み出すコントラストによって、
銀一色でも、黒い陰影が付いて実にメリハリのある感じになるんですね。
塗装時分解ついでに、
どうにも地味だった体内のメックアライブギミックの歯車を、金色に塗装してみたり。
それなりに動きが見えるようになったかな。
頭部まわり。
実は一番苦戦。
本来なら、
目と口の中を構成する赤いクリアパーツを外してスプレーしたかったところ、
赤いクリアパーツがどうやっても分解不能。
自分のマスキング能力的に、
目のあたりに塗料が流れ込んで取り返しが付かなくなるオチがはっきり見えたので、
顔面周り全部、大雑把にマスキングしてスプレーの後、面相筆塗り。
実は、もともと、顔面の目立つ面はシルバーで塗られていたので、
多少色が乗ってなくてもそれほど違和感無いだろう、とタカをくくっていたら、
追加塗装した銀色の面が、色の乗ってない部分の緑の地色を反射しまくって、
目立つ事目立つ事・・・!
結局、面相筆で外からは見えない奥~の方まで塗って、ようやくまともな見た目に。
さぁ!戦いだ!
塗装的には失敗してるものの、やはり全塗装の効果は中々。
やっぱりメガトロンと来たら、凶悪!メタリックエイリアンロボ!ですねぇ。
塗膜の剥がれは・・・、今のところは良く分からん。
一月くらい、いじりまわしてみますかね。
軟質パーツも、ダメもとで塗ってみた。
ちょっと動かしたくらいじゃ全然平気っぽい?
ギア連動ギミックとか全然マスキングしなかったのですが、
全く問題なく稼動。
この大雑把さがトランスフォーマー、大好きさ!
手足とかホントに全然分解できなかったので、
もう構わず組立て状態のままブシャー!っと無神経に吹いてしまったり。
動かすとちらちら塗り残しが見えるがもう気にしない。
トランスフォーム!
エイリアンタンクモードにも問題なく変形。
ホントに大雑把塗りでどうにかなっちゃったなぁ。
意外なほど銀一色の存在感UPの効果が出ているエイリアンタンク。
メタリック塗装の威力、スゲエ。
装甲上面のブラスゴールドのV字ライン、マスキングがどうも上手くいかなかったので、
諦めて塗りなおす事に・・・したけど塗るの忘れてたなぁ。
装甲背面のガンメタル塗り分け、苦労して(するなよ)マスキングして残したのに、
周りの銀が強くて全然印象が弱い。もうひと手間、メタルブラックとかで塗るべきかも。
パーツ分割の無い部分は、スミ入れしないとのっぺりするかな?
と思いきや、モールドが深いので自然に陰影が入って良い感じ。
重量感すら覚える強力なメタリック・・・、これはクセになりそう!
―――疾る銀雷、燃ゆる白炎―――
というわけで、
とうとうガマンできずにやっちゃいました、な、
リペイント・メガトロン。
まぁ、何しろほとんど銀一色、なので、手間的には楽でしたかね。
スプレーorエアブラシ塗装に慣れた方なら、
それこそ片手間レベルで攻略出来るんじゃないかと。
顔とか分解できればもっと楽なんだが・・・、
今回、組み殺しの構造多すぎ。
そして、効果はバッチリ!
劇中の印象そのもののメガトロンが出現!
塗装そのものはちと失敗気味なおかげで万全では無いものの、
ギラギラ光る異形のボディはホント、存在感に溢れてカッコイイのですよ!
そろそろ劇場上映も終わってしまう"リベンジ"、
しかし、まだまだ燃え尽きない止まらないですよ!
コメント
初めまして。
以前からちょこちょこ見させて頂いていたのですが、
塗装メガトロンがあまりにカッコ良かったので初めてコメントさせて頂きます。
もともとカッコイイボイジャーメガですけど、
きっと銀色ならさらにカッコイイだろうな~と思ってたんですが
これは予想以上ですね!!
ここまで全塗装じゃなくても、プレミア版で前回のような銀色ボイジャー出ないかなぁと期待してます(^^)
投稿者: Bクロコ | 2009年8月10日 03:02
申し訳ありません、勘違いで二回投稿してしまいました・・・
不都合がありましたら削除していただいて構いません。
投稿者: Bクロコ | 2009年8月10日 03:03
>Bクロコさま
どうもーですよ!はじめまして、やづまです。
いやもう、やった自分でもビックリで。
ここまでキマるんですから、やっぱり塗装バージョンは発売して欲しいところ。
前作の氷メガ様も、銀塗装で惚れ直したからなぁ。
ところで、2回投稿、全然問題ないので、お気になさらずに。
というか、URLリンクブロックに引っかかって
投稿コメントが表示されてなかったようで。
サイトの方、拝見したら無茶苦茶ステキだったので、
手動でブロック解除してリンクごと掲載させていただきました!
腕が動くリーダーメガ様とか!スゴすぎですよ!
いっつもまったりぐったり、気分次第で進行しているブログですが、
よろしければ、今後ともよろしくお願いいたします!
投稿者: やづま | 2009年8月10日 05:10