そうだよ!
新製品を買えないんだったら、(略)、
パート2
トランスフォーマー・復刻版『スターコンボイ』です。
・・・が!
さて、今回はどこが違うでしょう!
って、
見たままだろう!
はい、
今回は屋根上の砲を2連装に増設改造をやってみましたー。
コレをやってみたくて、捨て売りの時に、もう一個買っておいたんですよね。
というわけで、さくっとご紹介ですよ。
まずは、ビークルモード。
巨大トレーラー!
"重量2千トン"という設定。でかい。
トイとしても、全長は300mm近く、中々のボリューム感!
今流に言うと、"スプリームクラス"なのか?
大型トレーラートラックだった初代との共通意匠を残しつつも、
トレーラーヘッドとコンテナ部のサイズ比や、コンテナ後部のキャタピラなど、
もっと巨大な車両としてデザインされています。
トレーラーヘッド上の砲塔?が、巨大武装トレーラー、という感じでカッコイイのです。
そして、形は変われども、
側面のブルーストライプにオートボットマークは正に"コンボイ!"
トレーラーヘッドは、旋回したりはしないのですが、
ちゃんと後部と切り離された造形。
よく見ると、屋根側で接続されているという、珍しい形状。
窓やウインカー部などは塗装&タンポ印刷。
この辺は恐らく当時品ではシール処理だったと思われるところで、
復刻版の嬉しい点。
また当時品では、白い成型色だったコンテナ部などがシルバーに!
ぐっと引き締まった印象になり、素晴らしきかな、復刻版。
そして、屋根の上の砲台は、この通り、2連装に改修!
基部パーツ。
プラパイプとWAVEプラサポによるでっち上げを元々の砲基部パーツに接着。
意外とそれっぽく見えてるけど、じっと凝視してはいけない。
そして、元々ど真ん中に付いていた砲を左右に搭載した事により・・・、
このように!
小砲塔付きレーダーマスト?パーツと併用し、さらにマイクロTFを搭乗させ、
重砲座状態に出来るようになりました!
ひとつ上の写真で、元の砲取付け穴にはまっているグレーのプラサポは、
レーダーマストの高さが微妙に干渉するので噛ませたスペーサー(苦笑)。
巨大感溢れるトレーラーモードが、さらに迫力を増して参上!
写真では分からないのですが、このスターコンボイ、電動ギミックを内蔵!
キャタピラ部が電動で駆動し、自動走行!
スイッチ切替で後退も出来たり。
このスピードが、ムッチャ速い!ことは、結構有名(笑)。
いや、チョロQみたいな豪速ではもちろん無いのですが、
"ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・"と擬音が付きそうなどっしりしたアクションを想像してると、
あっというまにテーブルから落ちる、予想の一枚上を行くスピード。
また、この動力をコンテナ後部上面まで融通しており、
先程の小砲塔付きのレーダーマスト?を取り付けると、くるくる回転。
地味ながら、電動であちこち連動して動くのは、やっぱり楽しい。
このアンテナの後ろのジョイント、
ここには、同シリーズの『グランダス』を連結、
さらにグランダスの甲板に『スカイギャリー』を搭載し、満載状態で走行可能!
まぁ、スターコンボイ以外は依然、絶版なのですが・・・。
スカイギャリーは、『黄金勇者ゴルドラン』で、
『デスギャリガン』として復活した事もあるので、一応はそちらでも可、なのか?
まぁどちらも結局絶版ですが、G1期?のTFよりは入手しやすいかと。
ただし、デスギャリガンは、添付のコンテナ(後述)のギミックが
省略されているので、期待していると肩透かしを食う(苦笑)。
グランダスは、『勇者指令ダグオン』で『ダグベース』として復活したものの、
こちらはかなりリデコされており、
スターコンボイとの連動は無くなっているとの事。残念。
スターコンボイの電動パワーの強力さは、
この満載状態で走らせるためのように思える。
やはり、スカイギャリー&グランダスも復刻して欲しいなぁ・・・。
まだまだギミックはある。
コンテナ後部、および上面を開放し、後部デッキ展開!
内部には、マイクロトレーラーを2両搭載!
マイクロトレーラー。
このシリーズの中核といえるアイテム。
後部ハッチを展開し、内部にはマイクロTF1台収納可能、
内部には、スプリングで稼動するカタパルトが備えられ、
フロントのスイッチを押すと、内部のマイクロTFを射出!
ハッチの固定は、ちょっとゆるめで、
ハッチを閉じた状態で射出し、マイクロTFがハッチを押し上げて発進!
みたいな事も可能、という事のようです。
そしてこのマイクロトレーラー、
側面のジョイントで、横にどんどん連結できたり・・・、
前後にも組み合わせられたり。
ただ、こちらは何故かハメ込んで保持は出来ず、位置決め程度。
当時からの仕様か、再販時のものかは不明。
さらに、同シリーズおよび、前作にあたる『トランスフォーマーZ(ゾーン)』の
共通規格の連結タラップで接続したりして、
(タラップはいま出てこない(苦笑)。)
"増結基地トイ"として遊べたのです!
集めれば集めるほど、基地が大きくなるぞ!みたいな!
あー、当時どうして集めなかったんだ!と、昔の自分を詰問したい。
そして、もう一つの中核アイテム。
マイクロTF・ホットロディマス
この鋭角的なビークル形態は実に格好良い!
排気管のシルバーが無塗装なのが惜しい。
あとでやってみようかな?しかし剥げが心配・・・。
マイクロトランスフォーマーは、
基地プレイ主体の前作『トランスフォーマーZ』から標準化された、ミニサイズTF。
現行の『マイクロン』のような本体連動ギミックは備えないものの、
基地トイを基地たらしめる、"乗員"と"搭載メカ"の要件をまとめて満たしてくれる、
正にTFならではのアイデア。
ミニフィギュアがTFに乗り込むというアイデア自体は、『ザ・ヘッドマスターズ』が元祖?
技術的にも、このシリーズの直接の血筋を感じさせる。
『ホットロディマス』というと、『ムービー』『2010』で活躍した、
燃える新米司令官の彼ですが、
TF世界でよくある、名前や姿を継承した別人なのか、
ボディをリフォーマットした本人なのかは不明。
個人的には、"本人"が燃えるなぁ。
ロボットモード。
簡略化されながらも、よく特徴を捉え、かなり良い感じです。
さすがに背中のウィングはムリだったか。
この時代にして、ミニサイズTFはここまで出来てたんですねぇ。
ボンネットのファイヤパターン&オートボットマークは、
復刻版はタンポ印刷で再現。ビバ!復刻!
はがれを(あんまり)気にせずガシガシ遊べるのがゴキゲンです。
可動範囲は、両腕が前に出せるくらい?
両足はモモ、ヒザともに前後に可動しますが、ヒザの軸が左右貫通なため、
ポージングには貢献しない・・・。この辺が当時の技術の限界か。
しかし、座りポーズに出来たり。
マイクロTFは、基地トイとの連動を意図して、
ほとんどのものが座りポーズに出来る模様。
さらに、足裏に固定ピン穴があり、砲座やコックピットなどに、固定できたり。
"主役"たる基地を演出する、もう一方の"主役"として、
申し分ないスペックと存在感。
スターコンボイに格納した状態でも、
上部の黄色いブロックを押し込むと、マイクロTF射出ギミック発動!
"格納したまま間接操作"、というのはメカトイ心をくすぐられる。
そして、トレーラーから車が発進!という、
ナイトライダー的シチュエーションが、実に燃える!
が、何気にマイクロトレーラーの斜路が浮いているので、正に"射出"ですね(笑)。
斜路の角度は、後述の基地モードの方を優先で設計されたためかな?
ところで、
ご存知の方はご存知と思われますが、
同梱されているマイクロトレーラーは、1両のみ。
いやー、投売りでもう一個確保しておいて良かった(邪笑)。
武器パーツとコンテナまで入手できて言う事無し。
ただ、マイクロTFは当時品を持ってないので、
マイクロン登場。
いや、全く違和感無いですね(笑)。
"マイクロンブースターVer.1"のシナプスですね。
ディテールは中々細かく、ビークルのプロポーションも良好。
ルーフ上にマイクロンマークがあるのですが・・・、
このオレンジ色、すごいにじんで写らねぇ!
そして、このサイズで中々に複雑な変形をこなす。
これで"フライトモード"・・・って言ったらダメかな(笑)。
ロボットモード。
大きな下碗が独特のフォルム。
足が動かないのが残念。
こうして見ると、直接的係累の有無はよく分かりませんが、
マイクロンは、やはりマイクロTFの子孫なんだなぁ、と改めて感じたり。
それでは、いよいよ基地モードにトランスフォーム!
でか!
というか、面積でか。
どうにか撮影スペースに収めた。いや収まってない。
しかしもっとパース付けて写せば良かった。この"でか感"をどうお伝えすれば(笑)。
全長の半分程度を"開き"にしているため、2次元的にかなり大きい。
この面積で圧倒される感じが"基地トイ"だなぁ。
前述の通り、マイクロコンテナや同シリーズのトイをどんどん増結して、
巨大な基地を構築可能。
ちなみに、真横方向からのショットしかないのは、撮影バックに入らないから(苦笑)。
写真のマイクロトレーラーは適当に置いただけですが、
適当に置いても、何かコンテナ風、とか、駐車してあるトレーラー風、とか、
色々見立てられる、良い基地演出アイテム。
キャタピラの付いた部分は電動ユニットで、砲台は、電動で回転。
置いてあるだけのようですが、隅のところ、ちゃんとつながってるんですよね。
また、本来はここにタラップやランプ(斜路)パーツを接続し、
キャタピラの電動パワーでマイクロTFが発進!
というギミックがあったのですが、そんな絶対的余剰パーツ知らん(邪笑)。
・・・一応でも、トレーラー時にどっかの穴にぶら下げておける、とか、
ロボ時に武器として使える、とか、全然無いんだもん。
マイクロトレーラー格納部分も、もちろん機能してます。
今度は、斜路が地面まで接地しているので安心(笑)。
マイクロトレーラーを抜いた部分にも、路面風のディテールがあり、
直接マイクロTFなどを設置してもそれっぽい。
中央部は、司令室。
やっぱり、基地にはコレが無くちゃ。
マイクロTF一体を固定するピンあり。
・・・実は、デフォルトの基地モードでは、
ロボット上半身そのまま、という、なんというかダイナミックな様相というか、
実に潔い状態になってますが、
個人的に、往生際の悪い状態にアレンジしております(笑)。
ん?
しまった!基地モードの写真、全部銃1挺状態だ。
ロボの左手部分に、ちゃんともう1挺取り付けられます。
ロボ腕はこんな感じに、"砲台なんだぜ・・・"っていう風にすると良いかも。
電動ユニットは、単体でマイクロキャリアーとして運用可能。
キャタピラに窓のディテールが付いてるだけ、ですが、
確かに何となくロケットとか運搬する巨大トレーラーに見えてそれっぽい。
上部にマイクロトレーラー2両を搭載可能。
ただ、何も固定するものが無いので、乗せているだけ。
マイクロトレーラーより大きな貨物を運搬するシチュエーションがあれば似合いそう。
適当なネジ穴に砲台をセットして武装キャラバン風とかどうだろう・・・。
デフォだとネジ穴のほうが若干大きいので、スルっと落ちてしまいますが、
ちょこっと瞬着で穴を狭くして解決。
さて、いよいよ・・・。
トランスフォーム!
トレーラーヘッド部分は展開して腕に、
コンテナ上面が展開して腰が出現。
ロボットモード!
でか!
全長45mという設定。でかー。
時代が時代だけに、完全棒立ちロボですが、
これが中々どうして、
パキっとした、ソリッド感のある面構成に、下半身のどっしりした感じ、
いや、カッコイイじゃないですか!
"コンボイ"の名の通り、
顔の造作や窓の付いた胸部の形状などにG1コンボイの意匠を色濃く継承しつつ、
肩上の砲塔などに、"巨大メカ"感が感じ取れたり。
胸の窓はクリア成型。 よく見ると内部の司令室が見える。
頭は結構大きめだけど、フェイスが小顔で目の奥まった造形で、
このバランスは実にカッコイイと思われますがどうでしょう?
そして、胸に輝く金十字!
当時品では黄色パーツだった部分が、復刻版ではメッキに!
ビバ・復刻!
そして、これがしたかった!2挺拳銃ならぬ2挺キャノン!
デフォルトの片手武装だと、銃自体はサイズも大きめで格好良いのですが、
どうも巨体に対して物足りなかったので、
両手に持たせたら・・・、って、ずっと思ってたんですよねー。
背面は、ぶっちゃけほとんどトレーラーの車底部そのまま。
あんまりディテールも無いのですが、まぁ気にならない。
お気付きの通り、キャタピラはロボ形態でも接地しており、
電動で前進!後進!自動走行!
電動でくるくる回るアンテナは、ロボ時には余剰なのですが、
たまたまここにハメ込める事に気付いた。
ディテール不足感のあった背面が少し色付いて好都合。
下半身は、もう全く完膚なきまでに無可動ですが、
腕部はそれなりに可動。
肩を左右に開ければもっと良かったのですが、前後可動のみ。
ただし、変形時のロックを外せば、ちょっと浮いた状態になるので、
ナンチャッテながら少し表情を付けられる。
各関節は、カッチリしたクリック入り。
バリバリポーズは付かないけど、このガッチリした感じが手に心地よい。
手にした銃の銘は、ギャラクシーボンバー!(本当)
ちょっとバカっぽいけど、強そうだ!
ダブルギャラクシーボンバーで、デストロンを爆砕せよ!
胸のゾディアックルームには、ロディマスが搭乗!
見ようによっては、まるでロディマスがコンボイを操縦しているような・・・。
設定によると、スターコンボイは、超エネルギー"ゾディアック"により蘇生した
コンボイ本人、という事ですが、
個人的妄想では、
その正体は、
危機に陥り、士気の低下したサイバトロンを救うため、
"伝説の英雄・コンボイ"を模して建造された、戦略級トランステクター。
マイクロ化と引き換えにパワードマスター能力を獲得したロディマスが合身し、
"英雄コンボイ"を演じサイバトロンを勝利へと導く!
って感じ(邪笑)。
パワードマスターの定義が間違ってる気がするが、まぁ気にしない。
どちらかというと、ブレインマスターなのか?いやどうだろう・・・。
生前のコンボイを知りかつ、
総司令官としての力量をも備えた数少ない生き残りであるロディマスが、
「こんな時、コンボイなら・・・!」
と、苦悩しながらも、正体を隠し、
幾多の同胞を、時に死地から救い出し、時に望んで死地へ赴かせる。
・・・とか、
最終決戦で、胸のキャノピーが破損して正体のロディマスが露呈し、
愕然とするサイバトロン戦士、とか、妄想が止まらねぇ!
というわけで。
復刻版・『スターコンボイ』"ダブルギャラクシーボンバー"でした!
これもガキャの頃買い逃してしまって以来、ずーっと欲しくて欲しくて、
中古ショップのショーウインドウの中の、*万円の値札を睨みつけつつ、
「いつかはスターコンボイ・・・。」
なんて、ト*タのキャッチコピーのような言葉を脳裏に浮かべるばかりでしたが、
まさか、の復刻!
狂喜狂喜に乱れ踊った事はまだ記憶に鮮明です。
そして、よもや投売りされるほど生産してくれるとは・・・(苦笑)。
まぁ、おかげで、
コンテナ2両にダブルキャノン、という完璧版の完成となったわけですが。
今日のTFに比べ、可動や変形パターンなどは、明らかに簡易ですが、
手を動かして触って楽しく、自分でレイアウトした基地を眺めてまた楽しい、
という、"巨大ロボ&基地"、という、プレイバリューは、
ちょっとクセになりそうですよ。
設置面積が問題ですが(苦笑)。