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2011年6月28日

ERL_『CYBER VERSE』

さぁ、お仕置きの時間だ・・・!

スイマセン、前回掲載のサイバーバースオプティマス、
製品状態じゃないものを載せてました。

ダブルヘッド・オプティマス

左が前回、撮影したもの。
右が、『ARMORED WEAPON PLATFORM』に添付のオプティマス。
塗装の仕様と成型色が全然違うっていうか・・・、

ぶっちゃけ、右のは簡易版としか思えん。

ファイヤーパターンが無いってのは、やっぱりちょっと寂しい。

ファイヤーパターン有りバージョンプラスコンテナがあんまりしっくりくるので、
開封後直ちに交換、後、それっきり。
実質二個一状態で撮影していたので、そりゃ見栄えも良いってもんだわな。


ロボットモード。

二人のプライム

赤い部分の成型色が、左のは彩度を押さえた暗めの色で、心なしかつやも控えめ?
右のは、明るい色で、よりつや有りに見える。

青い部分も、右のはパープル掛かった白っぽい感じ。

何より印象的なのは、右のは普通のシルバーメタリックの部分が、
左は青み掛かったブルースチール的印象の色合いになっていて、
全体の暗めの成型色と相まって、より劇中の印象に近い、
巨大感や緻密な印象が増して感じられる、このサイズとしては見事な出来栄え。

ポジティブカラー

かと言って、右のが全然ダメってわけじゃない。
全体に明るいカラーの組み合わせでぱっと見て目立つ。

アサルトビークル形態

これが製品デフォルトのアサルトビークル形態。
成型色や銀色部分の色調などは、よりコンテナ側に近い感じでこれも中々。

豪腕プライム

オプティマス本体は、実は関節などの組み上がりに個体差があったみたいだけど、
幸い、当方のもの2体とも結構しっかりしていた。

トレーラーモード

そして、トレーラー形態。
これはこれでもちろん、違和感無くカッコイイけど・・・、
ううむ、やっぱりファイヤーパターンがあるのを見ちゃうと、ちょっと物足りない。


さて。

ジェットウィングオプティマス

こちらが、ファイヤーパターン付きオプティマスのパッケージ状態、
コマンダークラスの単品販売バージョン。
予告ムービーなどですっかりおなじみの、『ジェットウィング』装備形態ですね。

海外では、『プレビューパック』としても販売された、
本シリーズの先触れとして正にふさわしいプロダクト。

ジェットウィング、リア

手のひらサイズながら、迫力のリアビュー。
このモードのオプティマスは、リーダーサイズでのリリースも控えているが、
まさかコンテナ以外にこういう方向性で"似合う"新モードを繰り出してくるとはビックリ。

ウイング展開

ウイングも展開可能。
やっぱこの装備、ヤケクソっぽくていいなぁ。
オプティマス、またぞろ速攻でパージしちゃうんだけどねぇ。


オマケ形態。

低重心オプティマス

足を一段縮めると、ちょうど同シリーズのメガトロンと同じくらいのバランスに。
これはこれで良い感じかもしれない。

オマケその2。

バトルトレーラー

G1の攻撃トレーラーみたいな。

後ろのくぼみにリージョンサイズのやつを座らせたりするとかなりそれっぽいかも。


そろい踏み。

コンボイ・アーミー

どっちの装備も素敵。

ちなみに、皆が皆、考えそうな"全部盛り"は、当方のバイン力(邪笑)ではダメでした・・・。
ジェットパックのジョイントが変な向きで、付かないor変な位置になってしまう。無念。

プライムの軍団

いじってるとどんどん写真が増える。
やっぱり面白い、サイバーバース。

個人的には、やっぱりジェットウィング版の本体をコンテナに合わせたいところ。
まぁ、本体のカラーバリエーションが増えるのもそれはそれで楽しい。

海外では、既にエナジーソード装備バージョンもリリースされているらしく、
こちらも日本発売に期待。

どんどん止まらなくなるサイバーバース、新たな世界がどんどん広がる・・・!

2011年6月25日

CALL_『CYBER VERSE』

こいつはあれこれ語るよりも、見てもらった方が早い。

Engage CYBER_VERSE

今回は文少なめの変則レビューで。


サイバーバースメガトロン・ビークル

サイバーバースオプティマス・ビークル

ベースモードで迎撃!

メガトロン、アタックジェットモード

爆撃

アサルトビークルで圧倒

アサルトビークルモード


つうわけで、どうでしょう、TFムービー3、『ダークサイドムーン』より登場の新クラス、

"CYBER VERSE"

の、恐っそろしいほどのプレイバリュー!
スゲエ楽しいのですよ。

オプティマスプライム@DM

サイズが分かる写真があればよかったのだけど・・・、
従来のレジェンド+一回り大きめ程度にして、
オプティマスの顔面とか、全体のたたずまいとかの再現度の高さ!
細かい彫刻とか従来よりすごいレベル上がってる。あと、メタリック塗装の色調もとても良い。

メガトロン@DM

メガトロンの方は、何気に特徴的な肩の張りかたとか鉤爪の形状など、
シルエットで新たなアースモードのメガトロンの特徴を捉えた良作。
顔とか、ちゃんと半壊してるの、写真で見えるかな?
やや低めの頭身も、このサイズだとガッシリしてて見栄えがする。


メガトロン胸部

ボイジャー版のように胸のバンパーがV字に展開するギミックが無い代わりに、
バンパーの下に、セイバートロンモード同様のエイリアンチックなディテールがある解釈。
ああ、なるほど!っていう面白い構成。


これらは、サイバーバースの中でも新機軸としての要素が凝縮された、
『コマンダークラス』

従来の小型サイズ、スカウトクラスと、
廉価グレードのレジェンド(日本だとEZコレクションとして販売)の中間程度のサイズ。

そして、さらにコマンダークラスに合体と基地プレイが楽しめるビークルをプラスした、
アクションセットがこれ。

手のひらで遊んでコレクションできる手軽さに、
従来レジェンドよりも作りこまれた緻密さを感じさせる完成度、
小ささを利点とした大きなスケールに広がるプレイバリュー。

これ、面白い。

原価高騰のあおりで?、デラックス以上のサイズのTFが軒並みダメージを受ける中、
恐らくこれが、ハスブロさんの回答なのでしょう。


"サイバーバース"は、単一サイズクラスを指すのではなく、
こうして基地プレイで遊べる一連の互換グループのようで、
従来のレジェンドクラスとほとんど変わらない、『リージョンクラス』というものや、
日本でも来月発売の、大型プレイセットなどがある。

今回のムービー3シリーズで、正味のところ、最も期待してる。

メガトロン、アサルトビークル砲撃体勢

特に、このアクションセットは良い!

ちっちゃいスケールながら、ひととおりポージングと変形をこなせるフィギュアに、
そのフィギュアと絡めてガンガンブンブン遊べるビークルの組み合わせが

ヒャッハーしちゃうくらい楽しい。

メガトロン砲撃体勢(正規変形)

実は一枚上の砲撃ポーズメガトロンは、足の向きが逆。こっちの写真が正規位置。
でも、逆にするとちょっと後ろに反ったポーズでも安定するから、アリじゃないかな。

この『MEGATRON BLASTWAVE WEAPON BASE』は、
写真だとイマイチかもなぁ、と思ったけど、現物で化けた。スゲエ惚れた。

最初の方の写真のビークルモードもご注目。
"ちょっと小柄なデラックスサイズ"くらいのサイズのタンクローリーが、
ボイジャーとはまた違った解釈でカッコイイのですよ。

アサルトビークル、突撃!

一方、こちら、
『OPTIMUS PRIME ARMORED WEAPONS PLATFORM』
早期情報サイトで見ちゃった写真でべた惚れ。
ヤダ、ナニコノカッコイイマッスィーン!

初代系デザインのコンテナが、パワーローダーに変形して搭乗!
もう、目が釘付け。

このちっちゃいサイズでちゃんとコンテナ付きオプが出た事だけでも嬉しいというのに、
カッチリした出来で、好感高し。トレーラーヘッドが回転しないのが残念だけどー。

まぁ予想通り、合体すると足回りはほぼ地蔵ながら、
巨大なアームはグリップを把持したままでも結構動くので、
こうやってアクション時は足の結合を解除して、腕で前傾を支えてもオッケーじゃなかろか。

無敵のフォーメーション。

合・体!

基地形態では、こうやってどんどん横に連結するジョイントを搭載!
オプティマス&メガトロン、夢のタッグフォーメーション!

今回買ったのは海外版だけど、
夏に発売の日本版も買えば、さらに連結して広大な陣地も構築できるぞ、と(邪笑)。

ご期待通り、全身にCジョイント対応バーと、メックテックも付けられる5mmジョイントを備え、
もう、何でも!合体できちゃう?

ある意味、全てのクラスの中心に鎮座するシリーズなのかも。

機械たちの詩歌

いやいやいや、ナニホントコレ、楽しすぎる!
日本ではずいぶん前に絶滅してしまった、プレイセット的楽しさを、
トランスフォーマーのフォーマットにするりと落とし込んだ、快作!

デスクトップでどんどん広がるトランスフォーマーたちの活躍!

もう目が離せない!CYBER VERSE!

2011年6月19日

ワンフェス2011夏について

さて、今年もワンフェスのシーズンが近づいてまいりましたが・・・。

ワンフェス2011夏、

サークル "Ctrl+N"(シンキサクセイ)は欠席いたします。

今更のお知らせになってしまって、大変申し訳ありません。

すっかり言い出すタイミングを逸してしまい・・・。


今回のワンフェスは、東日本大震災の影響も大きく、
いろいろ問題もあるので、
特に、当日版権が大ダメージを受け、
どういう顛末を迎えるのか、参加者として確認しておきたかったところなのですが、

と、いっても。

他の被災者の方に比べると、当方、全然軽傷で、兄者にいたってはほぼ被害なし。

被災はあんまり理由じゃなかったりで。

もっとも大きな理由は、参加のGO/NOGO決断期に、

当方に金が無さ過ぎたこと

半年前に、東北に赴任して以来、まだ業務が軌道に乗らず、
実はかなり経済力が減退しておりまして。

そこに例の地震で、ちょっと半年後どうなってるか予想がつかなくなってしまって。

ほんとに、ふがいない限りで申し訳ないです。


開発資金というか、製造資金が今後のネック。

ふつうのガレージキットだったら、2、3万でどうにかなった?のですが・・・、
CAD設計のため、削り業者使用、ABSウレタン使用のため、抜き業者使用、と、
金がモリモリ出てゆく工法なんですよね・・・。

それでも、参考出展くらいはできたのでは、とも考えたのですが、
前回、それで結局兄者と当方、二人そろって展示のみ、という体たらく。

それでいて、しっかり企業ブースに買い物には出て行ったりしてるので
今回は、何か確実に売れるものが無いなら辞退しよう、
的な空気となりまして、サークル的に。


兄者の『JMSDF] 薩摩』の方は、
気合入れれば夏までに間に合う可能性もあったのかもしれませんが・・・。

当方が真っ先にギブアップしちゃったからテンション上がらなかったのか、
あちらも開発中盤超えたあたりから、思いの他、工数がかさんで予定が立たなくなり、
もう3回くらい"落として"いるので、
"参加申請時に原型完成"くらいしてないと、確信が持てなかったのか、

「販売できないと思う。」

とのことで・・・。


というわけで、

今回は、欠席御免、なにとぞご容赦いただきたい次第であります。

2011年6月18日

ENDLESS SCREAMER

―終わり無き叫喚が、三たび幕を開ける―

終わり無き叫喚

"彼は信じがたき熟練の戦士だが、
その真の秘訣は、彼、スタースクリームが、決してフェアではないことにある。"

"彼は常に、敵よりさらに巨大で強力な武器を携え、戦いに赴く。"

"そして、他者を信用せず誰を頼むことも無い。"


(パッケージ裏より意訳)


トランスフォーマー・ダークサイドムーン(Dark of the moon)
スタースクリーム登場!


いよいよ始動、劇場版トランスフォーマー第三作、"ダークサイドムーン"トイ!

発売日ダッシュで入手した、スタースクリームをご紹介。

つうか"速攻レビュー"目指して発売翌日に記事書きだしたのに、
モタモタしてるうちに、そろそろ第2弾出る・・・。
ていか今日だ今日。コレ載せたら、トイざラス行ってくる。

ボイジャー、ボイジャー、レジェンド、リーダー、と、
順調にサイズラインナップを埋めていったスタスク、3作目にてついにデラックスサイズが登場!

ミニサイズのレジェンドを除けば、今まででひときわ小さいサイズで、
このキャラクターをどう再現しているか、さてさて?

ビークルモード


映画のおかげですっかり有名になった?F22戦闘機、ラプター。
お見事な出来。

機首下面

プロポーションや各部のバランスは申し分なし。
相変わらず機体下面はセイバートロニアンマシンだけど、
薄さはリベンジ版ボイジャーに迫る比率。
各部の面構成やラインのつなぎ方のおかげで、細身な雰囲気に仕上がっている。

前作リベンジ版ボイジャーでは、コストダウンゆえに手の爪が収納できず
苦渋を飲んだものの、今回は念願の完全収納!どこもはみ出してません!

機体上面

今回も、謎めいた"エイリアンタトゥー"は健在。
体内のエネルギー流路を調整し、様々な効果を引き出せる、みたいなものらしい。

サイズダウンを感じさせない緻密なパターン。

今シリーズでは全体的に塗装などのコストダウンが著しいが、
このスタースクリームはかなり善戦してくれている。

コックピット

コクピットはクリアパーツ。内部にシートの造形有り。

ナルレイ・カノン

そして、今シリーズの特徴、外装式の大型武器・メックテックウェポン
大型の方はバレルが開口されていたり、中々に芸が細かい。

機体裏面

専用ハードポイントは、メックテックポートと言うらしい。
翼の下、胴体下部、尾翼の下、と、計6ヶ所のポートがあるけど、
スタスクの場合デザイン的にほとんど翼下にしか積めない。

あと、ランディングギアはこんな感じに折りたたみ可能。

ナルレイカノン、装備

翼下に搭載。

この状態でも、ランディングギアは接地。いちおう外さずに展開可。

増槽ポッドのような形状もあって、思ったより違和感が無い。
デラックスサイズということで、
ちょっとくらいのデフォルメが許容される雰囲気なのもプラスに働いている?

空を切り裂く叫び

フル装備で空戦開始!

空を切り裂く叫びを聞かせろ!


さて、トランスフォーム!

特異なロボットモードのスタイルゆえに、これまで、ひし形になったり、開きになったり、
変態・ザ変態変形の名をほしいままにしてきた?スタースクリーム、
(リーダーは未所持なのでなんとも・・・。)
初のデラックスサイズは・・・!

トランスフォーム

・・・今までで最もノーマルです。
ふつーに折りたたまれた手足を展開して、機首が折れて翼が畳まれて。
アレ・・・?やろうと思えば普通に変形も出来るわけ・・・?

翼部上昇

ただ、第一ステップのこの"翼が垂直に上がる"が、
最初どうしたら良いかさっぱり分からなかった。
ツライチのフォルムとパーツの移動を両立した面白い動き。

メックテックポート移動

翼下のメックテックポートは、そのまま脇下に移動する。
慣れると武器を付けたままでも変形可能。

難易度、カッチリ感、ともに手ごろで弄りやすく好印象。


変形完了!

DSMスタースクリーム、ロボットモード

最初はな、なんじゃこりゃー!!!だったけど、
もうすっかりおなじみになったスタースクリームの雄姿を見事に再現。

今までで一番普通の変形であるとともに、各部の比率が一番普通っぽいフォルムかも。
とはいえ、異形なカッコよさには変わりなく、見ていて飽きない。

ボディアップ

逆三角の独特のフォルムに、入り組んだ感のあるパーツ配置がメカニカルさを盛り上げる。
この逆三角を作る方法が全てのバージョンで違う、というのがすごい。

背面

背面は、1ピースで構成されている背面装甲がちょっと平板な感じ。
まぁ、元々平たいキャラだったけど。

尾翼部のメックテックポートは、ロボットモードでは使いやすい位置。


そして、ご尊顔。

スタースクリーム、顔面

気合のパーツ分割で、目元やあご周りの立体感もバッチリ。

スタースクリーム、頭部

目は塗装されていて、集光窓も無さそう。
しかし、四つ目のディーテールも潰れ気味ながらちゃんと分かる造形。

スタースクリーム、頭頂

フリッツヘルムの様な個性的なフォルムもよく再現され、このサイズなら文句なしの出来。


関節とか手足。

逆足はきちんと再現されつつ、かなり柔軟に稼動する脚部。

スタースクリーム脚部

大きめに造形されたランディングギアがそのままカカトに。
デラックスサイズならではの面白いアイデア。

スタースクリーム、腕部

長い腕部に鋭い鉤手、これもまたトレードマークの一つを、しっかり再現。
肩付け根、ヒジ、と、2ヶ所のボールジョイントで柔軟に可動。

腕部可動

今回も手首が回転せず、前後に回転。フォルム的に難しいのかなぁ。
まぁ、結構それっぽいポーズになるので良し。
また、下腕のの裏側には、いまや標準仕様となったCジョイントの取り付けシャフトあり。


メックテックウェポン!

ナルレイカノン、装備

装着!

ナルレイカノン、起動

両手の手甲部分に、ガンポッド状のメックテックウェポンを装備!

ナルレイカノン、装備状態

現行ラインナップで唯一の、2挺一対のメックテックウェポン、
ナルレイカノン
大小の機関砲のようなスタイル。G1スタスク以来の"ナル光線"を踏襲したネーミング。

クローズド・コンバット

大型・大口径の銃器が実に好戦的なイメージ。

劇中では腕部に内蔵された火器をしばしば用いていたけど、
大型の外装火器が長い腕によく似合う。

襲牙

双腕を牙と化し、襲撃!

背面にマウント

背面、尾翼裏にも装着して無手状態もいける。

胴体側面ポートに装備

胴体側面メックテックポートに搭載状態。
この形態へは前述どおり、ビークルから付け外し無しで移行可能。

機銃乱舞

よりガンポッドというイメージの脇装備。
鉤手での徒手戦闘と機銃の複合攻撃!


そして・・・!

コネクト!

接・続!

メックテック、アクティベーション

2挺をジョイントさせつつ、大型の方のシリンダ部分を押し上げると、
リンク機構でソードが展開!
これが、"ぐるり!"というか、"じゃきん!"というか、実に見栄えのするアクションで出てくる。

金属ばね内蔵で、小気味よい作動感、
分離すると元の位置に自動的に戻る凝った構造。

しかし、実は現行デラックスサイズでは、

展開状態では固定できない

のがデフォルトという、恐ろしい仕様・・・。何故だ。なぜ!

第一弾シリーズでは、
このスタースクリームのみが、ちゃんと展開状態で保持できる

ふたつのパーツをかみ合わせることで、
"擬似"ロック機構を実現している稀有な存在だったりする。

そして、"固定できる"ことで発生した新たな問題、
ばねが展開モードでは反発力が強すぎて、ぴんとまっすぐ伸びなかったり、
ロックが外れてしまったり・・・。

実は、例によって切ったり削ったりして調整を試みたものの、
今回は上手くいかなかった・・・。

少なくとも"外れやすい"に関しては、合体状態でかみ合ってる側のバレルが長すぎて・・・、
もしくは、受けのシリンダーの穴が浅すぎて、
合体ロックの爪が完全に掛かる位置まで挿入できないことが主要因なので、
バレルの先端を削って微調整・・・、

するわけにもいかないので、

シリンダー部穴底

シリンダーの底をドリルとマイクロノミでちまちま彫って・・・、
彫りすぎたら、プラ版を接着して底上げ・・・、で微調整。

さらに、ジョイント部の爪を瞬着で高さ増しして、外れてしまうは解決。

しかし、この過程で、この機構が
シリンダを押し上げるアクションに対しソード展張がかなり"敏感"な構造と判明。
コンマ数ミリのゆるみでも見た目はっきりたるんでしまう。
早い話、思いっきり奥まで押し上げて保持しないと、ソードがぴん、とまっすぐ伸びないのですよ。

接続部

結局、こういう機構はちょっと押し込み代に余裕を持たせて、
展開した刃側に与圧を与えてやるしかないんですが・・・、

そう、"外れやすい"くらいシリンダーとバレルの位置関係がきつかったのも、
どうもこの対策らしい。
外れそうなくらいキツキツに押し込んでどうにか伸ばしていたみたいな。

現状だと、"外れにくい"で"ぴんと伸びる"のバランスが、めっちゃむず。
しかも、機構的には中のギアの角度とかいじらないと抜本解決にはなり難いので、
外れにくくはできたけど、ぴんと伸びきった状態の固定はもうちょっと頑張りたい状態。

シリンダ奥を削るのが結構億劫なので、お手軽に実施したい方は、
いっそバレル側を慎重に削って、あとで塗装しなおすのもアリだと思う。
金型的には、ぶっちゃけ、こっちを調節してると思うし。


国内販売分が安定供給してるうちに、壊すの覚悟でもうちょっといじるか・・・。


ブレード展開!

ツインナルレイソード

ツインナルレイソード、展開

ナル光線ソード?
二挺のナルレイカノンが一つに連結し展開!
身の丈ほどもある、長大な薙刀状のブレードに変形!

抜刀

本島に長い。

刀身には、スリット状のモールドとセイバートロン文字?の刻印。

ソード刀身

シルバー塗装部分はよく見るとシボ仕上げが施されており、
メタリック感が増してカッコイイのですよ。


さぁ!斬り伏せろ!

巨刃一閃

うわあ、ナニコレカッコイイ!

もともと異形の体型ながら、今回はかなり人型に近づいているためか、
巨大なブレードによるアクションもバッチリキマる!というか非常によく似合う。

跳梁跋扈

保持は、もちろんメックテックポートに接続。
ソードの方には、ほぼ中心付近と、先端寄りと、1ヶ所ずつピンがあり、
色々構えを変えられる。

しかし、やっぱりソード系はちゃんと手に持たせたかった・・・。ちょっと惜しい点。


―終わりなき饗宴

エンドレス・スクリーマー

終わりなき叫喚―


と、いうわけで。

いよいよ待望の『Dark of the Moon』トイ国内展開、
『ダークサイドムーン』シリーズ発売開始!

個人的に今回最も期待していたデラックスクラス・スタースクリームを、
無茶苦茶遅い速攻レビューでご紹介でした。

orz

・・・発売日に会社定時抜けしてグレートダッシュで購入、
遊び倒してテンションあげて、そのまま半徹で更新してたようなバイタリティはもう無いのか。

それはともあれ。

"リベンジ"以来、市場的に安定した?のか、
なんだかんだでコンスタントに商品が出続けてくれて、第1作のときのように、
"久々の大規模展開"みたいな大騒ぎでは無かったものの、
やはりムービーシリーズは2年くらいに一度の"お祭り"、
期待いっぱいの気持ちに答えるような、順調なスタート。

キャラとしてすっかり定着した"ムービー版"スタースクリームの魅力を、
ぎゅっとデラックスサイズに凝縮したような、快作となっていて、嬉しい。

巨大なメックテックウェポン、という、本シリーズ新規採用の要素も、
大型のナギナタ状ブレードという、新たな個性として取り入れられ、実に魅力的。

異形のエイリアン、正統派ロボット、どちらの線でも高いレベルでの仕上がりとなっています。


実のところ、本文中でも触れた、

"コスト削減"

の問題が、今シリーズではもうどうにもならないところまで来ちゃってるようで・・・。

正味の話、今回の第一弾リリースでは、満足レベルの評価に至らなかったものも、ちらほら。

とにかく、パーツが足りないんですよ。もう全然。

メガトロンの時にアレ?とは思っていたけど、まだまだ甘かった。

パーツがあんまり足りなさすぎるのか、
設計や変形の巧みさ、みたいなものを感じられないやつも、ちらほら、いたりして、
今シリーズは、ずっと右肩上がりの印象があったTFトイにおいて、
初めてグレードダウンと言わざるを得ないかも・・・。

リベンジの時も、設計側がかなり苦慮された(有名な、スタスク設計者の方のインタビュー等)
ようでしが、それでもレベルダウンとは感じられなかったけど、
今回はどうしようもなかったようで・・・。

複雑なギミックを外装式にしたメックテックも、個人的予想では、
コストのかかるギミック部品を複数商品で共通金型にしてしまおう、という発想では、
と目論んでいたら、案の定、第2弾シリーズ以降、流用武器のキャラがどんどん増えるし。

世界経済って、ホントに悪化したままなんだなぁ、とこんなところで感じてしまうとは。


しかし!

そんな中で、このスタースクリームは、個人的評価ながら、ほぼ唯一、
全然衰えを感じなかった一品。

恐らくパーツ数も減ってるんでしょうが、デザインや変形の面白さでフォローして、
十分にトイとしての魅力を保っていると思われます。

っていうか、やっぱりスタスク優遇されているように思ったり(邪笑)。

第1弾シリーズで、全体塗装仕上げって、コイツ以外だとオプティマスくらいしかいないし。

もしかして、また、かのスタスク設計者の方のワークなのかな・・・?
興味深いところ。

スタースクリームは、終わらない

色々とハードルの上がっている中、期待通りのクオリティを維持してくれた、
このデラックス版スタースクリーム。
劇場版第3作のスタートを飾るキャラの一つとして、相応しい出来になったと思われます。

さて、今作は、まだまだ、まだまだ、まだまだ多々買いが続く・・・。

どうなる!やづま!生き残れるのか!?やづま!

2011年6月16日

アイアンハイドは壊せない

回 答 編

まぁ、持ってる方は大体想像ついたと思うのですが、

アイアンハイドは余らない

"リベンジ"版の大型キャノン砲を背中にマウントできる穴を追加

キャノン追加工部

とってもお手軽改造、角穴を空けただけ。
テンション調整で挟んだ白いプラ版が目立つけど、まぁ基本隠れる部分だからいいか。

この穴の両サイド裏側には部品接合ピンがあり、切ると強度が落ちるので、
もし試す方はご注意。

背面装甲

背面装甲裏側のこの突起に差し込む。
あつらえたようにしっくりくるバランスになるので、いっそデフォで積んで欲しかったギミック。

トイに刃物入れちゃうのに躊躇のない方には割とおススメだけど、
まぁ、自己責任でー。


ついでなんで、"リベンジ版+HUNT for the DECEPTICONS版"、
全部盛りアイアンハイドをちょこっと写してみたり。

全積載ビークル

ビークルでも問題なく搭載可能。

もっさりですね、もっさり。
荷台に隙間なく武装びっしり。

ジャングル迷彩?のリーコンアイアンハイドなれど、
こりゃどっちかというと、紛争地帯を走ってそうな感じ。

ちなみに、大型キャノンを取り付けるトランクの穴は、
全バージョンにあるので、個体差はあれどもどれでも取り付けられる。

無双状態

ロボットモードで、合体大型キャノン装備!
でかい。
もはやヒジが曲がるどうのじゃなくて、腕が見えない過剰ボリュームが、
この大型キャノンの魅力。

そして、リーコンの銃器は全て束ねて左手に装備。
小型キャノンの銃器取り付け穴がかなり応用が利いて、いろんな形で武装できる。
このフレキシブルさがリーコンの面白さ。

そ・し・て!

破城槌

直・列!

馬上槍

連・結!

オーバー・マキシマム アタックモード

大型キャノンを、破城槌のごとく直列結合長砲身モードに、
リーコンの武器もひと束ねの長銃に、銃剣が装着され馬上槍のようなフォルム!

リーコン版の全火器合体形態が"マキシマムアタックモード"と呼ばれるのに対し、

"オーバー・マキシマム アタックモード"とでも呼んでやろう。

鋼鉄面皮は揺るがない


―烈震怒涛の鋼鉄面皮
アイアンハイドは揺るがない―


ってわけで。

レビュー未満ながら、ちょこっと載せてみたり。

アイアンハイドカッコいいよ!アイアンハイド!

鉄の皮の戦士

黒く分厚いボディに入り組んだユニット構造、メカニカルで有機的、
たくましくヒロイックなプロポーションに多彩で巨大な兵装火器!

ううむ、たまらん!

ムービー3部作の最初期品ながら、
アップデートを繰り返され、未だにトップクラスの出来だと思われるのですが、どうでしょう?

オートモーフ機構、合体連動アクションキャノン砲、
初のCジョイント規格実装、多彩な組み合わせ武装・・・。

頭部も3回のリメイクを経てかなり劇中似のナイスガイな仕上がりで、
ギミック面でもルックス面でも死角無し、
構造的にもしっかりしていてヘタリやゆるみも生じにくく、
変形パターンもまぁまぁ手ごたえがありつつ難解というほどではなく。

鋼鉄面皮は眠らせない

例によってまたぞろ入手困難なので、
ダークサイドムーン版としてアップデート再販してくれないかと、ちょびっと期待してみたり。

まぁ、個人的趣味も入ってますが、
ぶっちゃけ、これだけ誉められるTFも珍しい。

もっとも、実質、2体購入しないとこの状態にならない、という、
やや反則モードではあるのですが(邪笑)。

無骨でヘビーなTF好きなら、間違いなく必見の傑作でしょう。

2011年6月10日

鋼鉄面皮は壊れない

今日のアイアンハイド

アイアンハイドは笑わない

昨日今日と定時で帰ったのにまたぞろレビューが進んでないのはどういうことかと。

なんか更新しないクセが早くも付いてきたので、ちょびちょびでも何か載せるぞ、と。

個人的に、ヴォイジャーサイズでは、ダークサイドムーン版まで出揃った今でも、
この"リーコン アイアンハイド"が最強バージョンだと思うんですがどうでしょう。

たくましマッスルなプロポーションに、ガワを装甲のようにまとった重厚なフォルム、
オートモーフ搭載、多彩な武装、などなど・・・。

そして、上の写真の間違い探し

さて、ナニが違うのか。
回答編はあるのか?

2011年6月 8日

そうなのです

ひとまず生還

ぬああああ、中庸ってもんはねぇのか、この職場。

年明けからずっとヒマ、やべえ全然金が稼げない。

ああ!?車検?速攻魔法発動!オレの人生を贄(担保)に!

このカードの効果は!限度額まで(略

だったのが、
いきなり前職の最盛期なみの工数に。うむう。
なんか今度はまた暇になりそうで、アレー?


も-、ねー、もー!

鋼鉄面皮は壊せない

コレとか!

ネメシスの牙

こんなのとか!

ななこさん

・・・これとかね、

Call_"CYBER VERSE"

こんなのとかさあ!

載せたくて載せたくて!


っていうか、あんまりヒマなときは、なんか不思議と更新する気力もそんなに出てこない。

だからといって忙しいと更新してる物理的時間が無い・・・。

すてぃんぐれいでおでかけ

ああ、なんかこういう言葉ありましたねぇ。

時間が無ければ更新できない、金が無ければ、生きていく資格がない・・・。

2011年6月 1日

そうなのか?

レスとかメールとか掲示板とか、
あと更新とか、
色々滞っていて申し訳ないです。

思いがけず表家業が多忙に陥っているので、ちょっとお待ち頂けますよう、お願いいたします。

るみゃ子さん、隙だらけ

環境映像として、るみゃ子さん、ぺたり。
るみゃ子さん、東方じゃ結構好きだなぁ、労せず会えるし。


何を思ったのかとっつぜん降って湧いたように仕事が溢れかえりまして。

つうか、仕事が多いのはこのご時勢喜ばしいが、

よりによって月末、うわ、アレもコレも発売か、こりゃ秋葉出るしかねぇか、って時にコレよ。

ええ、流通がー、とか、震災がー、とか全く抜きで、
コミックスの新刊が入りませんよ?この土地・・・。

そーなの、か?

結局、どうしても!これは行かざるを得ん!と、
土曜の夜まで仕事して、日曜早朝に秋葉行き、月曜未明帰宅、
というムチャクチャを強行。
今週は明けからコンディションボロッボロです。もう若くねぇんだしなぁ。

しかし、残業も休出もつっぱねていられない。

いられない理由があるのだ。

金 が 無 い 。

ええ、ええ、残業いつでもウェルカム!って勢いですよ。

Count the Money!

現在、やづまが使える現金は・・・!

8千円くらいですよ。

給料日まで半月残して