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2011年12月31日

電光過ぎ去り

"状況終了

電光過ぎ去り

疾風迅雷の戦場よ、また会う日まで


一点突破!一点突破!電光石火の一点突破!

一点突破の大戦果

今回も、準備も弾薬(金)もやっぱり全然不足だったので、ほとんどほんとに一点突破にて侵攻。

そろそろカタログチェックしようか、という時期に突発的に表家業を突っ込まれて、
今回はマジで6時間くらいしかチェックに使っていません。

しかし、こんな時に限って、いつも突撃させていただいているサークルさんがいくつか欠場したり、
実は中々主目標が定まらなかった今回。

結局、出撃ギリギリまで悩んだ結果、前回も突撃したサークルさんと、
前々から気にはなってたけど難易度が不明だったため例年はプライオリティを下げてたとこを
満を持して攻略。

その戦果は、ご覧のとおり。
やっぱり、大手なれど2件に絞り込んだ甲斐あって、全て攻略成功。

これぞ、電光石火の一点突破!


しかし、ショックというか、やっぱりか、というか、

"うおおおお!一点ンンンン!突破アアアアアア!"

と、完全にリーチ掛かった位置まで列を進め、ヨッシャア!と心中勝ち名乗りを上げてるところで、
横に並んでた兄さんが電話で

「え?あーごめん、手違いでここ最後に回しちゃったんだ、今から買うところ。」

ってアンタ何時から会場に居たんだ!っていうか、チケ入場の方ですよね。

ワンフェスのときに強く実感しましたが、モノを作って、サークルとして参加、
という、会場を構成する要素として、一般参加者よりも深い位置に居るほうが、
優遇されるのは当然なのかなぁ、とかも思ったり・・・。

やっぱり早朝から一般ワクだと、
大手は素性のよい(列の早い)ところで1、2件が限度、
そのまま一般列開放で戦闘終了、かなぁ、という毎度の結論に。
まぁ、ここ数年、資金的にも体力的にも、どのみちそのくらいで限界なのですが。


ついでにネタをもうひとつ。

今年は、前述どおり、準備6時間で飛び出してしまったせいか、
どうにもマヌケなミスをしている。

ええ、チェックリストを作って、しっかり防寒具って書いてたのに・・・。

夏生地のシャツとコート一着で出てきちゃったのです

いや。

いやいやいや、ダメダメダメ、死んじゃう死んじゃう。良くてDEAD、下手すりゃLOST。

何か!?何か無いか!?もう並ぶしか無いんだけど何か・・・!

ええ・・・、
トランクから出てきた、車中泊用に積んでおいた百均の防寒フィルムシートに穴を開けて、
貫頭衣にして着用。
そして上からコートを着て完璧ぃ!「

おおお!?いける!いけるじゃん!あったかいよコレ!しかも百円!

・・・・・・、動くとガサガサガサガサ、すげえ不審。みんな振り返るぞorz。

しかも、列固定したあと、一旦車に戻って脱いでみたら、
内側汗でびしょびしょ。・・・あー、コレあれか、サウナスーツみたいなもんか・・・。

まぁ、今回は背に腹は変えられず。
コミケ会場を跋扈する、謎のガサゴソマンを目撃した方、当方です(邪苦笑)。


さて、年末も押し迫ったところで、わりとダメまった戦果報告にて、
今度こそシメ。

やっぱりこんな当方ですけど、来年もこんなでいいですか?

では、改めて、良いお年を!

参陣

さぁ・・・、戦いだ!

暁

2011年12月30日

オレのあざなは"電光石火"_2011冬

と。

いうわけで。


今年も無事だったような無事じゃなかったような感じですが、過ぎ行くようです。

結局、またしても土壇場で急直下で色々新年に持ち越し状態になってしまいますが、
シメに入ろうかと。


正直言って、"無事なもんかい!"な感じの、

干支を数周してる当方の人生史感の中においても、激動、といって全く問題の無い一年。

まぁ、何しろ地震

そして転勤

転勤したら行った先で地震に遭遇した、という、なんというコンボ。

転勤の経緯は、どうしてもドロッドロの話になるし、ここでも一度書いてるので割愛しますが・・・、

激務になる、今までどおりに稼げる、と聞いて投入された現場で、
年収前年比マイナス100万という状況はどうしたもんか。

当方、ポジション的に用心棒になっちゃってるんですよ。

基本、ヒマ。業務が正常な限り、ヒマ。

しかし、一朝事あらば、ドドっ一極集中に忙しくなる。

ただ、せいぜい2週間くらいしか続かないし、時には、

「たいへんだ!今日の夕方までに設計してくれ!」

みたいな、全く儲けにならないことも多々・・・。

最近、残業代が見込めないので、ちまちま諸経費を要求するようになって、
微妙にうっとおしがられています(苦笑)。


任に付いて早1年。

それなりに職場も理解できてきたし、それーなりに信用もされてきたので、
来年はぜひ、もうちょっと稼げる仕事を回して欲しいところ。


福島県内、今年最後の買い物ー。

ぺたん娘

しかし何しろ、地震で閉鎖されてしまった郡山駅前のビルが復活した、
と思ったら、こんなに使えるヨドバシが入るとは。超嬉しい誤算だった。

基本、フィギュアはバンダイ・メガハウス、グッスマ、コトブキヤ、程度しか入らないけど、
それでも旬なアイテムが近距離で手にはいるのがもう、嬉しくて嬉しくて。


orz

去年まで、車で50分で秋葉だったからなー。
まさか、一番早い入手手段がAmazonになるとは・・・、このオレが・・・。

"夕方起きてネットニュース見て発売を知り、速攻で秋葉出撃、駆け込んでラス1ゲトー!"

とか、超テンション上がる行為は、もう少なくとも数年は出来ないんだなぁ・・・。


まぁ、当方もいいかげんジジイなので、
これ以上、パッションな人生送ってるわけにも行かないのですよねぇ。

現状、相当にパッションなことになってますが。


というわけで、本年はこれまで。

いろいろ、やり残したこともいっぱいありますが、年明けの景気づけ?に残しておきましょうか。

まぁ、尋常な更新はこれまでってことで、
例によって、明日あたり、尋常でない更新が載ることになるんじゃないかなぁ?


では、これより出陣。


こんな当方、当ブログに、今年もお付き合いいただき、ありがとうございます。
それでは、皆様、良いお年を。

















伝説の、始まり

To be continued NEXT LEGEND...

2011年12月28日

2012冬ワンフェス欠場のお知らせ

浮かれたクリスマスも終わったところで、年を越す前に告白しておきます。

夏フェスに続き、今回も欠場することが、実は夏直後からほぼ確定しておりました。

さすがに、落とし>落とし>欠場、と続き、
当方らを"造形サークル"として認識されている方も居られないかもしれませんが、
告知無しでフェードアウトはさすがにだらしがないので、お知らせさせていただきます。


欠場の言い訳、というのもみっともなさに輪を掛けるのですが、

"出ません、以上"

というのも、トンズラと変わらないので、ちょっと状況説明を。


まず、当方。

『コンボイ・コマンダーズ・キット』に続く、同人TFサプライとして、

"タイラントスピア的なもの"

を企画しておりましたが、

計画中止とさせていただきます。

大変申し訳ありません。


理由としては、ほとんど一つ。

"お金が出せない"

というところが、唯一、最大のネックとなり、推進不可と判断いたしました。


大きさとギミックの草案からパーツ割を仮定して、過去実績から見積もり予想を出したところ・・・、

きちんと作りこむと、初回費用30~40万円に達する事が判明。

企画時点での見通しが甘すぎた、と言うほかありません。

業者抜き使ってガレキ造るなら、ありえない額ではないのですが、
まともな単価で売るなら、それこそ大手と同じくらいの数を販売しないと償却できない。

それでも、アマディーラーが償却など考えるまい、と、本気で取り組むにしても、
半年くらい禁欲生活して貯金でもしないとそもそも立ち上げ資金が捻出できず・・・。

・・・ごめんなさい、ここまで考えた時点で、全くモチベーションが上がらなくなりました。

いっそ、同人インジェクションキットとして立ち上げられれば、
クオリティを上げつつ償却の可能性も出てくる、これはとてもやりがいがありそうなのですが、
激安業者を使っても初回経費100万はいるところで・・・。

無計画の上に、ダメを切り出すのが遅くなったことを、重ねてお詫び申し上げます。



さて、一方、

"JMSDF 薩摩"

を企画している兄者の方は、というと・・・。


全く進んでいません。

これについては、昨年夏ごろより、作業時間がほとんど取れなくなってることを
お伝えせねばなりません。

表家業、つまり、社会的意味で本業の方が、強烈に多忙に陥ったままになっているのです。

正直なところ、夏フェス直後には、出展どころか、会場に来ることすら困難と、
予想、でなく、予定されていたのです。

これについても、早くお知らせ出来なかったことが大変に申し訳なく思います。
待てば何か進展があるかも、と、見通しの立たない願望で、
言いづらいことを先延ばしにしただけの結果です。


いちおう、

"完成させたい"

とのコメントを引き出してきましたが、
"いつ"は明確に出来ないことをお許し願いたく思います。

現状、表家業でいっぱいいっぱいになってしまっており、見通しの立たない状況です。


我々が2会期休んだ間に、ワンフェスそのものは、何か"踏み越えた"感があります。
良いのか悪いのか、よく分かりませんが。

参加者としてそれを味わっておきたかった、というのが、
一昨年まで、ディーラー参加していた者としての感想です。


また、あの場所に参加したい、と願う一方で、こうして2度も機会を逸して改めて、
あそこに立ち続けるのは、何ともバイタリティの居る行為だったのだな、と。


"元気があれば何でもできる"

と、どこかのスポーツ選手が言っておりましたが、逆もまた正。

色々の意味で枯れ始めた当方に、
あとどのくらい、そうした楽しみが許されるのか、よく分からないところです。

せめて突っ張れるうちは、突っ張り続けたいところ。
しかし、まず金がネックになる、というマージンの無さ過ぎる人生を何とかしたい・・・。


次にワンフェスがらみで記事を書く時は、ぜひとも明るいトーンで行けることを願います。

2011年12月24日

白い魔法


「・・・・・・くりすます。」

白い魔法の女の子

さぁて、今年も美少女サンタがやってきた!


えー、ドール苦手な方ご容赦。

っていうか、最近のこの辺のグレードはかなりフィギュアに近いと思うのですがどうでしょうね。


というわけで、
白サンタコスのみうさん。

みうさん白サンタコス

アゾン・『えっくすきゅーと』シリーズのみうさんですね。

チクショウ、可愛いなぁ!

ドールに手を出すと身を持ち崩す、という意味が心底理解できてしまう・・・。

アゾン毎年恒例のサンタドレス着用。
髪が暗色系なので、白にしてみた。中々良い。
前のコスよりも地味にクオリティアップ。
何がって、リボンに付いた鈴がちゃんと鳴る。

ふわふわ素材がキュートな、シンプルなミニワンピと帽子のセット。


ちなみに、このみうさんは以前に載せた彼女たちではなく、新作

魔女っ子みうさん

えっくす☆きゅーと8thシリーズ
魔女っ子☆みう リトリウィッチオブザウォーター

シリーズ最新作、居ても立ってもいられず、後先考えず身請けしてしまった・・・。

魔法をかけるよ

くっそう!魔女っ子で!みうさんとか!ゴルゴ並みに狙い済ましたオレ殺し!

ちなみに、今までのみうさんとはパラレル設定だそうです。

まぁどのみち、みうさん4人目だけどね。

強烈に好みなんですよねぇ、この子。

キュートな水の魔法使い

ううむ、美少女度高っかいなぁ。

ジャケットの燕尾っぽい裾と、
パニエで膨らませた段つきフリルのスカートの組み合わせのシルエットが実に愛らしい。

ステッキもクリアパーツやスワロフスキっぽいクリスタルがはめ込まれ中々それっぽく。

スカートふんわり

なにぶん単価が高いので、2年にいっぺんくらいしか手を出してない感じですが、
どんどんクオリティが上がっていて、
特に今回は、何しろコスチュームの凝り方・完成度がハンパじゃない。

しかし、こうしてたまに手にすると、世の女子の方々が味わってる努力の片鱗を味わって戦慄。

特に、髪。

以前まで、ストレートロングの髪をきちんとセットできないままだったのが心残りだったので、
今回は、ちょっと度胸出して、お湯パーマに挑戦。

おっとり魔法少女

ネットでググってみても、具体的な方法がよく分からない、
というより、みんなそれぞれ我流を持っていて、方法論がいまいち定まらない。
中には、熱でチリチリになった・・・、なんて恐ろしい失敗談も出てたりしてガクブル。

しかし、カワイイみうさんをドリフ大爆発状態で写すわけにはいかん、ついに決意。

ブルーサファイア

このブルーサファイアの髪が、光に透かすとこの通りとても美しい。
ピンクサファイアの瞳と相まって、ちょっとミステリアス。

さて、お湯パーマ。
当方の選んだ方式は、何のことは無い、頭から熱湯ぶっかけ

結論から言うと、成功。

霧吹きと低温ドライヤーで何十分も格闘して取れなかった寝ぐせ(?)が、
ほぼ一瞬できれいなストレートに!

まぁ、乾燥に一昼夜以上掛かるので一瞬とも言えないけど、実に爽快。

そして、水を切って乾いたあと、予ねて用意してあったオイルミストを吹きつけ。

オイルミスト&眉コーム(人間用)

これがまた効果てきめんで!というか使ってみてはじめて分かる、
コレ写真とか撮るなら無くちゃやってらんないレベルだわ・・・。

最初、すごいぺっとりした感じになってしまい、"あ!?やっちまった?"と思ったけど、
丹念にブラッシングしてるうちに髪全体になじんで、だんだんさらさらになってきて見違えた。

ホコリも簡単に落ちるようになったし、くしの通りも全然違うし、
細かい跳ねっ毛やボサボサした膨らみも解消。コレも必須ですわ。

くしは、人間用の眉コームが無双

以前は"ドール用"というのを買って使ってましたが、今回どうしても見つからず、
近所のドラッグストアで買ってきましたが、これが実に使いやすい。

櫛歯の細かさも丁度良いし、
ブラシ側は表面を整えたり、細かいホコリを落とすのにもってこい。

ううむ、なんか、今回初めてちゃんとドールの髪をメンテできたって気がする。
今までゴメンよぅ、みうさんたち。

しかし、そこまでやっても中々きちんと髪ってまとまらない。
撮ってからよく見返すと、いつのまにか毛先がほつれてたりするんだよなぁ。
今回も枚数を重ねて後半に撮ったやつがようやく、目に見えるほつれが減ってきた感じ。

パケ写真とか見ると、どうやってるんだ?ってくらいきめ細かいレベルで
ストレートになってるので、まだまだやりかたがありそう。そのうちリベンジしたいところ。

たのしそう

キャストオフ

上着と帽子を脱がせて軽装タイプ。
重ね着してる一点一点の作り込みが優れているがゆえに、
こうして薄着にしてみてもぜんぜん違和感が無い。

っていうか、これはこれで、実に可愛い。

魔女っ子的記号が無くなってシンプルに。
しかしブラウスは良くみると結構凝った装飾。リボンタイもワンポイントになってたり。
この状態でちゃんとデザインが成立してるのが見事。

・・・ブラウスの生地が結構薄めでしてね、さらに下に何も(自粛

しましま

やっぱり凝ってる足回り。人間用と同じ構造のブーツとか相変わらずいい出来ですが、
しましまタイツが何気によく出来てて。

以前に買ったハイニーソは、ヒザ曲げに追従できずに、伸びちゃったんですが、
コレ結構ボディラインにフィットしててかつ、曲げにもよく追従する。スゲエな最近の素材・・・。

そして、作りこみは重ね着の枚数にも至り、タイツの下には(自粛

ちなみに、今回コス替えしてますが、全裸に剥くと罪悪感・・・、

いや。

元に戻すのに時間が掛かるので、脱がせずにボディごと交換。
人体ハンガーよろしく、そのまま服を保管しちゃってもいいのかな?

お嬢様っぽい

危うさを感じるほどのイノセントな雰囲気。

胸が苦しくなるほど愛らしいぞ。

ああ、こういう妹とかが居たら人生持ち崩さずに歩んでいたんだろうか・・・。


さーて、とか書いてるうちに夜が明けて、

めーりークーリースーマースー、皆様。

当方らコッチ系の人間的に、クリスマスに予定が入ってる、というと、
休日出勤か医者の予約っていうオチが大半を占めていたりしますが、
今日はどっちも無いぞ!やったね!

きみがプレゼント

そしてこの子はまさにクリスマスプレゼント!自分へ!

ええ、この子以外にはありえません!
何しろあまりに衝動的に分割払いまで使って購入したので、
もう金銭的には、内蔵口から吐き出して魔力に変換してる勢いです!

だが、この可愛さに悔い無し!
若さって何だ!振り返らないことさ!愛って何だ!ためらわないことさ!

そうだろう・・・、ギャバン・・・。


そして、フィギュア、ドールの写真を撮りまくるクリスマス恒例行事は、
怒涛の年末の始まりを告げても居る・・・。

さあ!戦いだ!

2011年12月12日

G11

発作的に。

G11

携帯を変えました。

iida G11(black-black)ですね。


G11上面

発作的に、というか、9年も使っていて来年とうとうサービス終了してしまう
Aシリーズだったので、検討はずっとしていたのですが・・・。
すでにかなり限界に来ていて、バッテリフタが閉まらず通電しなかったり、
バッテリ自体ももう30分の通話に耐えないレベルになってたし。

そして、
ぶっちゃけ"換えろ換えろ"とAUからずっとメールやら電話やらが
来まくってて。

つーかさぁ、前にも一回ブチ切れたけど、

最近は電話掛かってくると、

「スマートフォンっていうパソコンみたいにアプリが入る携帯が・・・」

とか説明しだすし、

いやスマホじゃ無い方が良い、と言うと、それこそ満面の笑み(であろう声音)で、

「それなら、かんたん携帯が!」

って、長期間機種変してない人間を漏れなく、

「"けえたい"って、ポッチが多くてよくわからんのぅ・・・。」

って人間だと決め付けてくるのが毎度毎度大変腹が立つのですがー。


この前はついに電話してきたお嬢さんに言ってやりましたがね。

「AU2回線使ってて一個はとっくにスマートフォン、ちなみにスマホ暦は5年。」

「もう一個は9年替えてないけど、
換えても良いと思えるデザインが無いんだよ!ずっと!

って。


というわけで、9年の時を越えて、"換えても良い"と思わせてくれた、iida G11。

G11、側面

"デザイン携帯の本気"、というキャッチに相応しきスタイリッシュ。

ソリッドな傾斜面カッティング、スライドオープンの機構も込みで、層を成す構成、
各層ごとに、シボ目や材料の質感、微妙な色味で、それぞれ違う黒。
写真に上手く写らない・・・。

写真にといえば、、肉視だとそんなに気にならないけど、
保護フィルムがすごい色に写っててガラスの質感台無しでショック。下のほうの写真とか。
段差にホコリも付いてるし。強化ガラスだし、剥がしちゃおうかな・・・?

G11、背面

端面は切り落としたようなエッジ感、角は正接ラウンド、と、
無機的に引き締まったフォルム。

CAD時代の工業製品、という言葉が思い浮かぶ、素直に格好良いと思えるデザイン。

G11、上端面文字盤

周囲のベゼルは、塗装の剥げ難い処理をしたステンレスとのこと。

何色も積んだ黒の上端に位置する、
このベゼルの表示側端面のみ金属光沢仕上げにしている、という芸の細かい処理。
3色のラインナップの中でも、
特に、黒の積み重ねにこだわったこの"black-black"は面白いと思う。

写真だと、公式サイトですら、その辺の質感はよく見えないので、
購入検討されてる方は、現物をお手にとって検討されるのをオススメします。

G11、LED点灯

LED点灯。

ベゼルと本体の隙間、直接光源が見えないように設置されており、
金属光沢面の反射で見るようになってる。
素材と層と隙間で遊ぶ演出に心がくすぐられる。

G11、キーパッド

斜面状にエッジが突き出すキーが特徴的。
また、カーソルの周囲のキーも別の勾配で配置されており、
平板な印象にならないようにしつつ、小さいキーを触感で押し分けられる工夫にもなっている。

個体差か、隅や一部のキーに、やや音鳴りがあるのはご愛嬌か・・・。
原因は大体想像が付くので、分解できれば直しちゃうんだけど、いきなり保証切りたくないなぁ。

打鍵の感触そのものは良好。適度なコシで、小気味良い感触が返る。
静電式もずいぶん普及したけど、やっぱりハードキーは捨てられない。

G11、表示部

表示部。
こういう凝った筐体だから、標準壁紙ももちろんデザインの一部。
トイとかフィギュア、ドールの壁紙を貼るのは自重。

様々な表示に使われるフォントや文字配置なども、気配りされ、たとえばダイヤル時とか、

"Diaring"

とかわざわざ表示されるなど、逐一演技が入った感じにいちいちニヤニヤしてしまう。

実は、購入状態だと、ニュースのアイコンと横断幕が表示されていたが、
いかにも雰囲気を壊していたので、速攻で取っ払い。

画面は高精細はもちろん、輝度やコントラストも良い具合で、
まるで印字されているように感じるくらい。最近の液晶スゲエ・・・。

また、下端部は静電タッチキーになっていて、折りたたみ状態でもアクセス可能。
さらに、ハードキーでタッチON/OFF出来るのが大変良い。

G11、専用ホルダー

やっぱりノリで周辺機器はそろえたくなってしまう。
お約束の専用ホルダー。
本体と勾配を合わせた面構成。

差し込むとツメが起き上がりしっかりホールドされ、引っ張るとスポっと外れる。
地味によく出来てる。

ホルダー充電中は専用のカレンダー・時計モードに。

室内では常にこの状態にしておきたいけど、
新品の電池を常時充電で弱らせたくないので悩ましいところ。


スペックや機能については、ぶっちゃけまだよく分かってないし、
この見た目に惚れた向きとしては極論、どーでもいいくらい。

ただ、1Ghz CPU搭載による軽快な動作、WLANによるネット接続対応、
また前述の静電タッチや高精細液晶など、
スマートフォンに必須だったがゆえに、近年著しく発達した数々の技術を投入し作り上げた、
旧来スタイル(フィーチャーフォン、とか言うらしい)のエンドバージョン、
とでも言うべき出来栄えになっていると思われる。

スマホとフィーチャーフォン、両手持ちがベストと考える向きとしては、
最後に買うフィーチャーフォンとして相応しい選択なのではないだろうか。


さて、こちらがその、

A5404S

9年近くも、当方の修羅道を支えてくれた忠臣、A5404S

ご覧のとおり、正に満身創痍。
コネクタカバーは伸びきって閉まらずバッテリふたもツメ一本残して全損、
カメラモジュールが故障して撮影不可。
恐ろしいことに、これでも一度外装・ユニット交換修理してる。

何の遠慮も無い、激しい行軍によく9年間耐えてくれた。
ありがとう、ほんとにご苦労様。


A5404S、開状態

これも、この開閉状態で独特のラインを描くデザインに、

怪機能・モバイルムービー搭載、

というバカバカしさにベタ惚れてしまい、衝動的に買ったもの。
まぁ、当時は携帯安かったですけどね。

モバイルムービーの華麗なる遍歴については、各自ググれください。

A5404S、デスクトップスタイル

そのモバイルムービー視聴形態、とされる、デスクトップスタイル。
そう、コイツはトリプルチェンジャーなのだ!

この形態ゆえに、通話形態の独特のS字ラインが生まれたとも言える。
ヒンジの使い方に、類似業者として感心した覚えがあったり。

主役交代!

新旧そろい踏み!
機体乗り換えって、やっぱり熱いですよね。

偶然にも、というべきか、どちらもソニーエリクソン製。

iidaブランドがあったればこそ、とはいえ、
こういうカッコつけに一途なもの造りが出来るメーカー、ということなのか。

デザイン携帯が欲しい、というなら、
当世ぶっちゃけ、iphone最強だというのはさすがに否定しがたい。
あれだけ、自分らが打ち出したデザインに一途なメーカーは、
とりあえずモバイル分野に絞るなら、他に存在しない。

つうか、良くも悪くもお客のニーズをバッチリ取り入れてくれる日本企業の体質が、
見事に仇になってしまっている。
お客の要求をすべて取り入れる、って、一見してすごく良いように思われるけど、
おかげでデザインにいまいち芯がない。

しまいにゃ、カタログスペック合戦になって、ガタガタ・・・。

前述の、壁紙にデフォルトでニュースアプリが、なんて、その典型でしょうね。
デザイナーは内心胃をキリキリさせてるはず。

デザインって外観だけじゃないんですよね。使い方、見せ方、ぜんぶ。

で、今回なんでiphone買わなかったかって、
まぁ、今回はフィーチャーフォン狙いだったのと、冒頭に述べたとおり、
スマホはすでに持ってるんですよ、ええ、当方、

IS02使いなので(邪笑)。

うふふふふふ、
世はAndroidかiphoneか、とか言ってるところに、
レガシィもレガシィ、枯れ切った技術のWM6が参上!

いや、イイですよぉ、長年の実績に裏打ちされた安定性!
難点は、だれももうアプリを作らないことか・・・。

・・・・・・、iphone、いいよね。
あとキーボードが付いてれば言うことないんだが
(デザインの芯がなんだの話をさくっと否定した気がする。)


あ、オチですか?

ええと、機種変のときに、お姉さんに、

「すいません、"じーいちいち"に機種変したいのですけどー。」

「はい、かしこまりましたぁ、えー、じー、いち・・・?え?」

(うらでごそごそするお姉さんたち。「じー・・・?いちいち?」)

「あ、これ、これですよ。」

「ああ!ジーイレブンですね!

orz

ゴメン・・・。
つうか、とっさに"ジーヒトヒト"と読まなかっただけマシと思ってくれ・・・。


受け継がれる、魂

というわけで、ついにその魂は受け継がれ、新たな物語が始まるのだ・・・!

Aシリーズの終了が後押しとはいえ、この土壇場で、最良の選択が出来た、と、
いま改めて思っていたり。

デザインって、大事ですよね。
永く使いたいアイテムだったら、持っていることが嬉しくなるアイテムじゃなくちゃ。

さて、末永く活躍してもらうぞ、G11よ・・・!(邪笑)