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2008年6月26日

SHOOT!SNACH!DESTROY!

時間が無いので要点だけ書く。

たいへんだ!
『アインハンダー』がPS3のアーカイブスに!

いや!コレ、ワタシ的にものすっごく好きなシューティングだったんですよね!
手に取れる位置にソフトが置いてあるくらい。


い、いいか!これから始める同士よ!
『アストライアー』(ガンポッド2基同時装備できる自機)で、
120mmカノンしこたま奪ったら背中に積むんだ!

そんでテキに密着して脳の血管キレるほど連 射 だ !
シャレにならんくらい最強。並みの隠し武器が百円ライターに思えてくるぜ。

だが、回避は忘れるな?(笑)



いやー、『アイン』をPSPで(それしかなかろう(笑))遊べる日が来るとは!
長生きはするもんですねぇ。
この調子で、はやく『天誅』を!
オレに!オレに『ポケットテンチュウぅぅぅ~!』と叫ばしてくれ!

2008年6月23日

強い心 重ねて素早く

ようやっとー!
第2弾!

『機甲警察 メタルジャック』シリーズ
『ハイパーレッドジャック』

レビュー第2弾です!

-RED_CEPTER-

はい、お待たせいたしました。
何か、タイミング悪く(オイ!)スネーク休暇に入ってしまったり、
何故かゾイドの記事が載っていたり、

「ああ、やっぱりポシゃったか・・・。」

とか思われたかもしれませんが、

そ う は さ せ な い ぞ !

いや、オレか?オレなのか。スイマセンです、全く・・・。


今回、執筆に当たって、前回も触れた”小説版”の他に、
なんと、某ニコニコしてしまう動画サイトとか、”貴方の管”がどうの、という動画サイトなどに、
結構当時の映像が!

・・・載ってる事の是非は置いておこう。

いや!いやいや!カッコイイなあ!やっぱり!惚れ直すぜ!

そして、10ン年ぶりの勇姿に感涙すると共に、

うろ覚えで作った前回のトップ画像のポーズが全然間違ってると判明したり。

・・・orz。

ま、まぁ、良いんだ!雰囲気って事で!

しかし、それのみではなく、
実は”スーツ・オン”ではなく、”スーツ・アップ”だと小説版の記述から判明したり、

ぜったいやるまい、と思っていた

機甲警察機構警察

と書いてしまう誤植もやらかしている事を指摘されてしまったり。

こっそり直したから探してもムダだぞ!


あと、折角だからオレはこの赤い扉をマシン紹介とか設定妄想するなら、
劇中設定とか無いのだろうか、と、探してみましたが、ネット上には見つからず。
過去にケイブンシャから出版された本が存在するらしいですが、
そう都合良くは手に入らず、数字的な情報は、このトイのパッケージの記述しか無かったり。

ケイブンシャ系は、今高値な上に、情報精度としては凄まじい前科があるからなぁ。


まぁ、何だ。わりかし空回りしてるなぁ、と自らに苦笑してみたりしつつ、
テンションだけは高いままで!
お届けいたします!第2弾!

『ハイパーレッドジャック<RIDE-ON>編』

ハイパーレッドジャック<RIDE-ON編>

-RED_CEPTER-

『ハイパーレッドジャック』レビュー第2弾、
今回は、レッドジャックのサポートマシンにして、
メタルジャックのギミックを凝縮した『レッドセプター』をご紹介したい。

<SUIT-ON編>
<JACK-ON編>



『メタルジャック』は、各員が『ジャックアーマー』と呼称される支援メカニックを装備し、
それぞれ固有の形態・能力を有する。

メタルジャックの能力を総体的に強化する”ハイパープロジェクト”において、
このジャックアーマーも重点的な強化の対象となった事は想像に難くない。

三面図(1)


『ハイパーレッドジャック』専用のジャックアーマーとして開発されたのが、
この『レッドセプター』である。

トライク(3輪バイク)の形態を有するこのマシンは、
従来型メタルジャックシリーズの各特性を重畳して内包すると共に、
独自の新機構をも併せ持ち、
結果、従来のジャックアーマーに比して1m以上全長を伸ばした大型機となっている。

三面図(2)


サイズと共に、重量も100kg近く増加しているが、
高出力化した動力と、洗練されたボディデザインにより、機動性は損なわれていない。


と、妄想設定からスタートです。
半ば妄想なので本気にしないように(苦笑)。

フロントノーズ

しかし、”洗練されたボディデザイン”ってのは、ホントの話!
色々と詰め込まれて巨大化しているにもかかわらず、実に格好良く、シャープなフォルム。

フロント

オートバイ、というかトライクなのですが、ホイルベース?を拡張し、
その間にエンジン?などを落とし込んだ、地面スレスレのフラットなフォルム。

上面図を見ての通り、
リア側のボディはセンターと1対の後輪を収めたサイドの3パートに分割されていて、
センターとサイドを接続するブリッジ部分が搭乗者のフットレストになっています。


リア

そして、リアには、まるで噴射口のようないかついエグゾースト。
周囲を縁取るトラテープがまたカッコイイ。

下面図を見るとバレてお解かりの通り、トイ的にはサイド2輪はダミー・・・。
フットレスト下の補助輪でコロ走行する仕様だったり。

まぁ、なんだ。今の我々的にはダミーに見えるあのタイヤが、
きっと想像もつかないような技術によってちゃんと走行できる代物なんですよ、きっと。

タンクのような形状の部分に、『POLICE』のマーキングをシールで再現。
この世界ではれっきとした警察機関みたいです。
また、タンク上にはコンソール?がシールで再現。
”人が乗る”演出として、コンソール類の再現は嬉しい。


フィギュアと絡めて遊んだり。

タンク部は、後述の変形機構の都合、開閉するギミック有り。
まぁ、何を意図したものでは無いのでしょうが、
開くと内蔵メカニック?が露出するので、整備してる風になってイイ!・・・?

メンテナンスハッチ(?)


では、搭乗。

搭乗状態フロント

リア側センターボディに跨るように搭乗し、足をフットレストに収めると、
正に”マシンと一体”のフォルムに!

<SUIT-ON編>にて触れたヒジ関節に注目。
上腕の回転と、ヒジの”逆”関節によって、
自然にバイクのハンドルを保持するポジションになっているのが、
ある種アイデア賞ものだと個人的には思える。

ライディングポーズ

また、首も上方向に可動し、前傾したポーズでのライディングに対応。
少ない関節は、ほぼ全て、滑らかなライディングポーズのために設けられ、
トイとしての単純スペック以上に魅力的なラインを見せてくれている。

搭乗状態リア

3パートに分かれたリアボディの隙間に足が納まった状態が分かるリアビュー。
フットレストには特に固定部は無いが、
逆に、細かいライディング姿勢の変更にも対応できて、
この状態でのプレイバリューの向上に一役買っているとも言える。

しかし、それだけに、この状態でジャックスーツに持たせる武器類が一切無いのが惜しい。
劇中にも頻繁に登場した『バスター・ショット』などがあれば、
実に様になったように思えるが・・・。
まぁ、それが余りパーツになってしまったらそれはそれでイヤだけど。

それにしても、妙におしりがセクシー(笑)である。


そして、更なる変化!

リア側の側面が展開し、安定翼が展長!

後部スタビライザー展開

側面ユニットも外側に展開し・・・、

側部展開・・・

スラスターノズルが!

サブスラスター

そして、より機体に密着させるように低く伏せる。

対風圧姿勢


これが、レッドセプターの第2の形態、ジェットモードだ!

レッドセプターは、陸上での高速移動能力と空中機動能力を併せ持つアーマーなのだ!

JET-MODE

大きなユニット移動は無いものの、
意外とフォルムが変わって、”翼を展開”して見えるのが好印象。
側面のユニットがサイドに大きく広がりつつ、ちゃんとノーズに密着して
ラインを崩さないように配慮していたり、
”付け足しナンチャッテ変形”に終始させない工夫が見られる。

飛行形態背面

あのトラ模様の付けられたエグゾーストは、この形態のメインノズルなのだろうか?
サイドに計4基展開したユニットそれぞれにも、インテイクやノズルの形状が見られることから、
スラスターとして機能すると思われる。

また、リアのユニットの配置が、
フロントのユニットのノズル噴流を避ける(らしき)ポジションに展開していたり、
デザイン面でも”オマケギミック”と呼ばせない気合を感じさせる。

陸を、空を征したレッドセプター!
これで、従来型アーマーに対して無い機能といったら、
警察犬になるギミックくらいか(笑)。


というわけで、今回はジャックアーマー、『レッドセプター』をご紹介。

フィギュアと絡めて遊べるビークル、という視点でも、
十分に面白いメタルジャックシリーズ。
まぁ、前述どおり、フィギュア用の小物に一工夫欲しかったところですが。

サイズ的ボリューム感は申し分無く、フィギュアとのサイズ比は迫力満点!
内包したギミックが演出する、”みっしり詰まった”感触は、
単純なギミック以上のワクワク感をかもし出してくれる。
”これはきっと、良いトイだ!”という予感に満ちた手ごたえ!

RIDE-ON!

そして、
レッドセプターに秘められた、”従来型メタルジャックの各特性を重畳して併せ持つ”、
という言葉の真価は、次回、<JACK-ON>編にてついに明らかにされる!

2008年6月20日

スネークは、還る

ようやっとMGS4、一回目のクリアー。
早い人は先週末の段階で終わってたらしいので、やっぱりかなり苦戦した。

いやぁ、もう凄かったですね。
タイトルがタイトルだけに、見てる方へのネタバレ率が尋常じゃない(笑)ので、
内容に触れるのは避けますが、
確かにこれは、長い、長い『メタルギア』のエンディングに相応しい作品でした。

もう、色々と核心に迫ってくると、

「・・・なん・・・だって・・・?」
と、
「なぁ!なんだってー!」

しか言えなくなってくる私が居た。

そして、最後は泣けた。


考察屋・・・、というかこの作品の前では、私レベルではただの『うんちく好き』ですが、
そっち面でも見所は満載。

『MGS2』時、既に(現実側で)色々と発案されたり試験されたりしていた
次世代の軍事技術ネタを豊富に盛り込み、
更に、ひっくり返りそうなレベルに飛躍させていた状態だったので、
『MGS3』で、一旦過去の話になる、と聞いたときは、「無理もない」と思ったものです。
あの先なんて、それこそ当時は想像できるとすら思えなかったので。

そして、『MGS4』。
正味のところ、『MGS2』以上に飛躍した技術は、一見、登場していないような感じ。
しかし、凄すぎて現実味が欠けているようにすら思えた『2』の技術が、
我々が想像できるような戦場に"馴染んでいる"描写は、なんだか地味に凄い。

『2』の後半、雷電が主人公の時のように、
ナノマシンと仮想現実がもたらす、絡みつくような恐怖感は感じさせず、
その辺はやっぱり、スネーク&オタコンのコンビはそんなものに脅かされない、という事なのか。

色々と『ナノマシン』の一言に詰め込みすぎている気もしましたが、
しかし、確かにその一言で終わってしまう気もする。
理屈的には無限の万能性を保証してくれる(?)ガジェットなので、
演出の"らしさ"に全てが掛かっていると言っても良いかも。
その辺は、さすがというか気負い無く、あくまで"小道具"と割り切って使っている感じ。


しかし、さすがと言うべきか、
ストーリーは、『MGS』以降の全ての作品を伏線として絡めてきていて、
一回聞いただけではさっぱり分からない部分もあったり(苦笑)。

あと、『ポータブル』、外伝的なものかと思って未プレイのまま『4』に掛かってしまったら、
実は『4』へのネタフリ、結末への伏線的な重要な設定が含まれているらしく、
途中話にさっぱり付いていけないところもあってシマッター!とか。
月末に買ってこよう。

個人的に、半ば黒歴史になる事を懸念していた、元祖MSX版『1』『2』を
しっかり史実としてストーリーの中核に置いていたのが、とても嬉しかった。

まぁ、『2』ビッグボスが、"スナッチャー計画由来のサイボーグ"、っていう設定は
さすがにかなり濃いグレーゾーンに追いやられている感じでしたが(笑)。


ついでに言っておくと、

「オタコン!てめえ!この裏切りもの~~~!」

いや別にスネークを裏切っているわけではないのだが。
ネタバレなので言えないのが歯がゆい(苦笑)。

『2』の時から、「オマエなんか、もう称号剥奪だ!」とか思ってたんだが・・・。


あと、皆様、ムービーゲーと口を揃えておっしゃると思いきや、

骨の髄まで味わう事に

ええ、ぶっちゃけこんな時間(タイムスタンプ参照)まで掛かるとは思ってもみなかった。
ううう・・・、会社休みたい(泣笑)。

いや、だってー!
最終章になってどんどん盛り上がってきて、
あんな展開見せられたら、

「さーて、あとは明日のおたのしみ~。」

なんて言え る わ け  ね え だ ろ !?


まぁ、それはともかく。


MSXの頃から、好きなゲームの筆頭に常に含まれ、
最新作をかじりつくようにプレイしていた『メタルギア』。
それこそ、"一緒に年を取ってきた"この作品の、
最高のエンディングに立ち会うことが・・・、

いや、これはゲーム、
"主人公の一人"として、共に演じる事が出来たことが、本当に嬉しい。

最後のアクションシーンで、『R1』を押す指に全力を込めていた事、
エンディングロールでもコントローラーを手放さなかった事は、忘れないでしょう。


さーて、今度はやり込みモードですかねぇ。
(しんみりした空気がもっさりした空気へトランスフォーム。)

ちなみに、エンディングというかムービー時も操作に介入できる場合があるので、
(しかもクリア時得点に関わる)
コントローラーを手放せない、とも言える(オチを付けるなよ・・・。)。

HARD攻略は今回マジでキツそうなので攻略本の導入を待つとして、
今度こそ『(米国版NORMAL)』をやってみるかなぁ。

初回プレイは、完全な"殺さず"が出来なかったから、
(途中、辛いところがあって・・・、十何人か・・・(泣)。)
完全無殺か、あるいは逆か(合掌)・・・。

民兵を助けながら進んだら、案の定、プレイ後の『称号』に影響されましたが、
何か、それだけじゃない気もするんですよねー。
民兵、助けると進行がかなり楽になるけど、
それって思いっきり痕跡残してるっぽいので、ステルスゲーム的にはどうだろ、と。

完全未発覚とか、完全無傷とかの困難系はどうしようかな・・・。

コレに限らず、『天誅』とか『忍道』とか『ヒットマン』とか、ステルスゲーって、
真面目にやってると、なんか見つかった時点で萎えちゃう事が多いんですよねー。
『メタルギア』なんて、見つかった後の展開にすごい豊富なパターンがあるので、
見つかりつつ、でも良い気はするのですが・・・。
あと、減点にカウントされる行動は避けたくなっちゃうとか。

実は、初回時"手こずった"のもコレが大きい。
レーションなんてゲーム中5個くらいしか使ってない。
カップめんとリゲインも合わせても10は行ってなかったり。
コンティニューも2回だけ。
うち一回は、ラストバトルでやられてしまって、『EXIT』を選んだら・・・。
(ちょいバレ。一度はやってみる価値はあるかも?)

見つかりまくりー、食い物食いまくりー、で、クリアだけ目指すお気楽プレイも良いかもしれん。

あるいは、iポッドを聞きながら(笑)。


というわけで、緊急詰め込みプレイ、別名、

スネーク休暇

これにて終了でございます。
なんか先週末載せるはずが、何故かゾイド作例が載っていた
という、

「あ、ありのままを(略)片鱗を味わったぜ・・・!」

な事もあった気もしますが
今週末こそ『ハイパーレッド』の続きが載りマスよ!?ホントに!


いやー、楽しかった!
いや!まだまだ楽しむ。暮らしが破綻しない程度に。

2008年6月17日

JET-BLACK

-JET-

おもむろに『ジェノブレイカー』を超手っ取り早く塗装して、
『ジェノブレイカー・ジェット』をでっちあげるの巻


はい、ZOIDSです。いきなり。
今、何気に熱いゾイド。狂喜をも通り越し、恐慌にすら至らん大再販ラッシュを
目前に控えるゾイド。

前回の電動シリーズ再販の折に再び店頭に並ぶ事となった『ジェノブレイカー』を
量販店で発見し、「安!」とビックリ。
いや、最近の"大人向け"シリーズが高すぎる、と個人的には思うのですが。
とにかく、このくらい安いのならば、もう一個買ってもいいだろうか、
とか思ったわけで。
はい(苦笑)、例によって、所蔵品は暗黒要塞の奥深くです。

しかし、どうせジェノブレイカーなら、以前に限定版として発売され、
今では1万円オーバーの値が付いている『ジェノブレイカー ジェット』が欲しいなぁ、と。

んで、折りしも、その『ジェット』の"組み済現状 ジャンク扱い"というのが
秋葉の某店に展示されておりまして。
で、初めて現物を見たのですが、
アレー?なんか、想像の中では、装甲面は、ツヤツヤヌルヌルテカテカしていたのですが、
普通にマット仕上げになってるのですね。

まぁ、これも思い出補正である可能性があるのですが、
ジェノブレイカー(ジェノザウラー)のデザインソースの『デスザウラー』の当時品は、
装甲が不気味に濡れ光るようなツヤ有りブラックだった気が。
その印象(?)が強かったもので、ちょっとイメージと違うなぁ、と。

このキットに、かなりの期待&幻想を抱いていたので、
ギャップに結構ショック。

これだったら、いっそ自分で塗ったほうが良いのか?
と、ここでさっきの「安!」が脳裏に閃く。

どうせランナーごとに成型色換えなんだろうから、
もう難しいこと考えずに、ランナーごとスプレーベタ吹きで良いんじゃね?

それだったら、手っ取り早い上に、2千円ちょっとで
ヌルヌルテカテカのジェノブレイカージェットが手に入るぞ!

じゃ、もう作るしかねぇよな!

と、まぁ、そんな流れ。


黒い戦慄

というわけで、珍しく、実際にやってみた

まぁ、ご覧の通り、ユカイなオチは付かずに、ホントに珍しく、完成。

ご存知の方はご存知の通り、『ジェノブレイカー ジェット』とは、
設定はまぁ、割愛しますが、装甲面が真っ黒い『ジェノブレイカー』。

なので、とりあえず、量販店でジェノブレイカーを買ったついでに、
ツヤ有り黒のスプレーを物色。
いや、黒、といっても結構種類があって中々面白い。

とりあえず、今回は磨いたり本格的な手間を掛ける気は全く無かったので、
単色ベタ吹きでも面白い具合になることを期待して、
クレオス製『メタルブラック』をチョイス。
いい具合にトイっぽい仕上がりになってくれると嬉しい。

ちなみに、『ジェットブラック』というのは、実は一部家電メーカーの造語らしく、
ググってもウィキっても出てこなかったり。

『ジェット』というのは、『黒玉』ともいう、宝石?の一種だそうで、
石炭に近い物質で、しっとりした深い光沢のある黒い石だそうな。


余談。
秋葉の某店で思い立ち、地元に戻って量販店を覗くと、
うわ!無くなってる!?
という、定番の展開。
このまま、キットが買えずにフテ寝、というパターンが危惧されたが、
そうはさせじと、そのまま都心にとって返し、新宿で無事に入手、という
ちょっとした冒険をしてしまった。

真面目にコスト計算するなら、この交通費も乗せるべきなのかも知れないが、
そういうロマンの無い思考はとりあえず避けておきたい(苦笑)。

俗に言う、

「そういうこと言う人キライです!」

だろうか。


収束荷電粒子砲、発射形態。
発射時にエクスブレイカー(ハサミ)を展開するのは、ゲーム『ゾイドインフィニティ』に順ずる。

荷電粒子砲

まぁ、オチ、というほどではないものの、思ったより簡単には終わらなかった。

というか、実は当方、(この程度ですら)サフ以外のスプレー初体験
いや、経験が無いってのは何ともしがたい。
最初、そもそもツヤが全く出ず、「?」と首を捻るばかり。
それも、全体的にきれいなマット面になってくれるものだから、
もしかして、この塗料はこういうものなんだろうか?とすら思ってしまったくらいで。

で、乾かしてみたら、局部的にテッカテカのツヤ面が出来ていて、ギャー、と。

補機類展開

結局、最初に塗り始めたボディのパーツを実験台と割り切り、
ツヤが出るまで吹き続けた、というSなのかMなのか分からんプレイ。
危うく、エッジが無くなる前に、
"ある程度近くから、ある程度厚く、ある程度直角に"塗らなくてはならない、
というコツ?を会得。

途中、週末になるたんびに雨という、「ちょ!オイ!神!」
なトラブルに見舞われたものの、平日深夜に作業強行。

"カブる"っていう現象も初めて目撃したなぁ。
というか、明け方近くに、壁に貼っていた新聞紙が"ヘタっ"となってきたな、
と思ったら、ノズルから白い霧が噴出してギョエーとか。
湿気恐るべし。

重盾

まぁ、どうにか、このくらいの塗装面にできましたー、と。
最終的には、意図していたツヤツヤテカテカヌルヌルな感じになって、
メタリックも、良い具合に"トイっぽい重量感"が出てくれて、とても満足。

塗り残しとか、そもそもランナーから切らずに塗装ってくらいなので気にしない。

何気に、ちょっと飾ってるうちにずいぶんホコリ付いたなって事に、
写真の加工中に気付き愕然。ナンジャコリャー。

しかし、誤算だったのは、最初、装甲だけ黒く塗れば『ジェット』に見えるかと思ったのですが、
フレームも塗り替えないとかなり印象が違うっていうか、締まらないと判明。

ヌルテカ装甲との対比として、ツヤが無くて彩度の低い赤、ということで、
サビ止め赤なんかの『ダグレッド』を選択。
もはや多少の塗り残しは効果のうち、と豪語しつつバッサバッサ吹く。
まぁ、正味のところ、大きい面が無いし、ツヤムラが気にならないので、
吹くこと自体はとても楽だった。

・・・が、フレームを赤にした事によって、黒い(黒くした)装甲パーツに、
元から塗り分けで再現されていたダクト類の色も、
ダグレッドに塗りなおさなければならなくなってしまったり。

マスキングですよ!マスキング!
まぁ、実はこの赤抜きでも、ダクトの所はマスキングしてたのですがねー。
やっぱり、と言うべきか、ここが今回最も上手く行かなかったところになってしまった。

ぶっちゃけ、マスキング初心者がやるミスは一通り。
流れ込んでギャー。剥がしてギャー。

もう、
下地塗装が赤なんだよ!そこに電波吸収剤の入った黒を塗ってるんだよ!
剥げると赤い地が出て来るんだよ!だからこれでいいんだよ!

と、某キバヤシ殿みたいな集中線の付きそうな形相で叫んで、
己に「な、なんだって~!」

と言わせて、レタッチとか吹き直しとかしない(苦笑)。


ここで、はっきり言っておこう。

今回の、模型製作としてのテーマは、ずばり、

面倒と思ったことはしない

である。


コックピット周り。

操縦室、開放

コックピットハッチは、ランナー構成に従うなら、赤く塗装するべき部分で、
実際、商品の『ジェット』も赤いのですが、操縦席は最優先で装甲化されるはずだろう、
と、他の装甲と同じくツヤ黒で塗装。
配色バランスとしては赤いほうが良さそうだけど、考察屋として。

で、なんというか、このキット、コックピットがパイロットフィギュアに対してガバガバで、
正味のところ、フィギュアを放り込んであるだけ状態なので、
どうせ放り込むだけなら、と、『ブロックス ネオ』の、新規造形のパイロットを入れてみたり。
旧パイロットとの互換は無いのですが、ほんとにガバガバなので問題なく入ったり。
それに、ゾイドのパイロットっていったら、やっぱりメッキですよねー。


そして、おもむろにゾイド・オン!
ちゃあんと可動部は頑張って全部マスキングしたので、動く!
アグレッシブに!

しかし、コレ、キット段階で軸がグリスアップされているのに今回初めて気付いた。
動作を確実にしてくれる嬉しい配慮・・・、ですが、マスキングがおもっきし困難に(苦笑)。

ブレイカー!

露出長めで撮ってるから、凄い具合に動いてる感が出ておりますね(半ヤケ)。
目、光ってる、光ってる。

このジェノブレイカー(ジェノザウラー)、平成ゾイドにおける新規電動キット第一弾で、
初めて見たときには、このサイズで目発光に加え、
何より、この旧作とは比較にならない躍動的に体を震わせながら歩く様に、
ゾイドの新時代の到来を感じたものです・・・。

まぁ、色々・・・、色々あって、
今度こそ、本当にゾイド再燃!となってくれる事を切に願う次第。
カッコイイSFデザインの機械系ギミックトイって、ホントに絶滅状態ですからねぇ、今。


と、いうわけで、
思い立ったが吉日的、初心者モデリングでした。

いやー、今回は、実に楽しめた
先ほど言った、「面倒と思ったことはしない」ですが、
正味のところ、ネタ抜きなのだったりしまして。

当方、ある意味典型的な蜜柑星人、もとい、未完成人でして。

まぁ、アレです、
中学生ぐらいまでは、BB戦士なんかなら、
買ってきたらペイントマーカーで足りない色乗せて、せいぜい肩とか足の付け根を
Bジョイントに換えるくらい。所要時間せいぜい2、3日。
後はひたすら遊び倒して、次の小遣い&キット発売を待つ、というサイクル。

しかし、模型誌を見て小ざかしい知識を付け出す高校生くらいになると、
自分で設定するゴールが、あんまりにも遠すぎて
1サイクル中に到達不可能になってしまったりするのですよね。

ええ、『戦国伝考証』が最も冴えていた大学生ごろは、
ハードルも世界大会レベルになってしまっていて、
買ってくるそばからバラバラにして取り返しが付かなくなっていたりばかりでしたねぇ。

そうこうしているうちに、模型製作そのものに対して、脳が"苦しい"と学習してしまい
だんだん、買ってくるそばから押入れにしまうばかりに移行してゆくわけです。

ぶっちゃけ、一昔前の模型誌もイカンかったよな・・・、"入門"、と言っといて、
"まず、全面を#400で研いでヒケを・・・"から始められちゃったら、
いつまで経っても形が出来上がらないパーツを前に途方に暮れるだけだっちゅうの。

で、今回、たまたま目的と方向性が合致した為に実施した、
"塗装だけ楽しむ、しかもオイシイ部分だけ"
初心者的には大変面白く、ためになりました!

モデラーの諸兄がおっしゃるとおり、
模型作りで面白く、楽しみな工程の代表は、"塗装"の工程なのですよね。
あとの加工は、(ギミックを仕込む、とかは別問題ですが、)あくまで下準備な訳で。

蜜柑のひとは、下準備で力尽きて、あるいは、力尽きた経験に足踏みしてしまい、
ホントに面白い工程をいつまで経っても出来ない。
だから、模型製作=面白くないと学習してしまい、モデラーではなくなってしまう。

今回、何の準備も無しに、
袋から出したランナーにそのままスプレーをぶっかけたわけですが、
一通り塗り終えてみると、もっときれいな作品が作れそうだなぁ、と思えたりして、
じゃどうしよう?こんな感じでどうだろう、
ああ、そういえば、コレ昔、模型誌で見た手順だな!
・・・と。

こうなって初めて、延々と水ペーパー掛ける作業が、楽しくなってくるのでは無いでしょうか?

少なくとも、不肖ワタクシ、
10余年来で最も楽しい模型製作でした

黒玉

ああ、軟質パーツを塗装しなかったのが浮くなぁ、
とかも、ここで初めて実感できる。


ところで、お待ちかねのオチ

冒頭の方でのセリフを覚えておいででしょうか?

"・・・手っ取り早い上に、2千円ちょっとで・・・"

の下りですがね。

まぁ、ここまでの文章をご覧頂いたなら、
"手っ取り早く"の部分は、もはやどうでも良さげ、
というのはお解かり頂けるとかと思いますが、


・・・・・・、

終わってみれば、使った『メタルブラック』の本数、
実に5本

なんだかんだで、塗料だけで3千円は使ってしまっていたり。

・・・塗り重ねたからなぁ。加減知らなかったし、ツヤ出せなかったりで。
パーツよりも敷いている新聞紙がびっしょり濡れているという定番の失敗(?)もあったし。

い、いや!
それでもキット代合わせて5千円ちょっと!
まだまだ、本物の『ジェット』の市価よりゃ全然お得!だぜ!?

・・・・・・、
新宿まで首都高で買いに行った交通費と自分の手間賃と合わせたら、
余裕でコストオーバーとかいうヤツァ!誰だ!

「そういうこと言う人キライです!」

と重ねて言っておこう。


でも市販品より全然イメージどおりで気に入ったから気にしない!
おお、オチ返し!

2008年6月13日

そちらスネーク?

只今スネーク休暇中。


・・・・・・。
あい。
『メタルギア4』です。
あんまり有名作なのでもう注釈も解説も無しです。
ソニーのPS3販売戦略アイテム扱いだもんなぁ。世界レベルの。

思えば、MSXのゲームから、ずいぶん遠いところまで来たものです。


まぁ、”休暇”っていっても、
せいぜいこのブログの執筆時間が減ったってくらいで・・・、

あいたぁ!う、撃つな!味方!味方ぁ!

ええ、すいません、週末には『ハイパーレッド』の続きも載ります。マジで。

先週までは本当に有給とって、
今日一日部屋から一歩も出ないつもりだったのだが・・・。

それでも、フレックスタイムフル活用で、
朝イチで『デラックスパック』はキープしたからいいんだけどね!

今回はこの段階のオチ無しよー!?ナニを期待してるかー!

もっとも、予約し忘れていたので、内心ドッキドキだったのだが。


さすがに本体付きはパス。
しかし、本体付きパックにしか無い特典(本体以外で)、とか無くてホントに良かった。
最近、そのくらいやるメーカー、あるからなぁ。


で、ついさっきまで戦場を駆け回っておりました。

いや、それにしても、ホント凄い。
もはや『3』の時に、あまりの臨場感に”気持ち悪さ”まで覚えたオソロシイ出来でしたが、
スタートした瞬間、PS3の性能バリバリ活用したバキュバキュドカンドカン
うわ!怖!怖ぁああ!撃たれ!撃たれる!怖ぇええ!
始めた瞬間、逃げたくなったゲームって、今のところこれっきりですよ、ホント!

ようやく、へっぴり腰で壁の隅に貼りつきながらそろりそろり歩いていると、
ホラ、アレ。

”うも~!うも~!”って。

いや、前情報で知ってはいたものの、あの無人兵器『月光』がホントにフツーに怖い
改めて「ウギャー!」と。

もう、生理的恐怖でございます

ナニコレ?近未来ホラー?


その辺の恐さも増幅してくれたりで、何より堪えたのが、
やぁっぱり、と言うべきか、ここまでとは、と言うか、私自身の腕の鈍り

スネークは年取った!(外見だけだがね)

オレも年取った!

見つかる見つかる。
たぶん、初回プレイは全員に見つかった。

後ろから投げ気絶狙いで操作ミスって銃殺してしまった時は、何か泣きたくなった。
「あああ~!こ、ころ!うわあ!」
思わず電源を切った。

そしてトライ2回目で、
”プレイボーイ”読もうとしたら銃が暴発して敵に見つかった時も、泣きたくなった。
必死に逃げた。

最悪な事に、慌てると十中八九、『サイレントアサシン』と操作間違うんだよなぁ~。


いやはや、正直ナメてました。

「まぁ、オレも一応ゲーマー属性人間だし?
一般作のヌルい難易度じゃ足りんなぁ(フフん?)。」

とか言って、いきなり『(アメリカ版NORMAL難度)』を選びそうになりました!
やめて置いて『(日本版NORMAL難度)』にしておいて本っ当ーに良かったです。

もう、一周目プレイは、楽しみつつ試行と割り切って、失敗上等で行きますよー。



というわけで、当方が相当ムチャをしてPS3を買った理由そのもの!
『メタルギアソリッド4』!
どっぷり楽しませていただきマスよ!ええもう!モニターの中に入りますけど!?


あー、っと、
レビューとかも、それなりにハイペースで行きたいとか願っていたり。

いや、コレ、オチじゃナイヨ?ナイアルヨ?

2008年6月 9日

本当に健在報告

出社したら色々の方に一斉に聞かれたので、
もうブログに書いておく。

日曜は、何故か秋葉に出向く気にならずに、
当方、一日家でゴロゴロしておりました。

夜になって、ニュースで仔細を知り、背筋の冷える思い。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

HYPER-RED

さあ、長い、長いときを超えて、

ついに踏み出す時が来た!

JACK-ON!

『機甲警察 メタルジャック』シリーズ
『ハイパーレッドジャック』

の、レビューを載せ始めようかと!

もう、大騒ぎして買って、絶対レビュー載せる!と吼えて以来、
何ヶ月経ったのやら。

誰ぁれじゃあ!「またポシャッたか・・・。」とか呟いてンのは!

いや、オレも今回はヤバイと思ったが。


や、張り切って、大喜びで写真取り捲ったは良かったが、
気付くと途方も無い枚数になっていて、

「コレ、全部編集してまとめるんだよな・・・、文章付きで。」

と、作業量に気付いて思わず月を見上げてしまったり。

でも載せる!絶対載せる!
なぜなら!コレはオレのメモリアル(笑)だから!いや笑いごっちゃ無いぞ!

自分の負荷も閲覧する方の負荷も軽減する為、
今回は数パートに分けて、出来次第掲載というスタイルで行こうかと。

初回は、スーツ形態の紹介という、地味な部分のご紹介、ということで!

・・・コレだけかよ!とか言って下さってOKです(泣)。

これからだぞ!挫折すんなよ!オレ!


設定とか、例によってうろ覚えの部分をググったりウィキったりして調べているのですが、
なんと!カミサマも私の背中を押したり蹴飛ばしたりしてくれているのか、
トイを買ったまんだらけコンプレックス開店日に、
文庫版メタルジャック(川崎ヒロユキ著/TV版の構成・脚本の方)も
発見できてしまっていたりして!

いやいやいや!何たることか、この本も、ずいぶん長いこと探していたのですよ!
お陰様で、かなり忘れていたシナリオも思い出せました、ハイ。

更に、DVDボックスもあったのですが、

「・・・カンニンしてください、カミサマ。」

というわけで、形而上表現抜きで破産の危機を感じてスルー。
欲しいんだけどなぁ。

とにかく、あの日は局所的メタルジャック祭になっていたのですね、ええ。


まぁ、笑い事は置いておいて、
91年発売のこのトイを、今、改めてここまでの工数を掛けて取り上げて、
記録を残す事が可能な人間って、かなり限られているはずじゃ無かろうか、という、
ある種の使命感?もあったり。
90年代の、恐らく10年以内くらいにはもう訪れないであろう、
トイ全盛の時代の傑作を、情報だけでも後々の同士のために残しておきたいところ。

マイナートイ所蔵の諸氏も、ぜひ自慢の一品をWEBに公開し、
自己満足&後世の財産としていただきたいところ。

私の所持分だと、あと『フォートレスマキシマス』とか、なんとかレビュー載せたいですねぇ。
実は、ゴタゴタしてるうちに消滅してしまった前サイトに載せてあった
スゲエ拙いレビュー、再掲載希望のお便りを頂いているのですよ。
確かに、検索してみても、アレをまともにレビュー掲載してる方、見当たらないのですよね。

まぁ、あのサイズではしょうがないか(苦笑、直立で3歳児くらいのサイズ)


さて、前置きはこのくらいでOK?

では、スタート!

『ハイパーレッドジャック<SUIT-ON編>』

2008年6月 7日

ハイパーレッドジャック<SUIT-ON編>

JACK-ON!

長い、本当に長い刻を経て、
(レビューが載るまでもが長い、という自己ツッコミ。)
ついに、『ハイパーレッドジャック』、見参。


1991年にタカラ(現タカラトミー)より発売されていた、
『機甲警察(アーマードポリス)』シリーズの最終商品にして、
最上位バージョン、『ハイパーレッドジャック』。

同シリーズの集大成と言えるそのデザインとギミックの全てをご紹介したい。

次世代型機甲警察

まずは、通常状態。
『ジャックスーツ』フィギュア+『ジャックアーマー』マシン、という、
当シリーズの標準構成。

劇中、『犯罪組織 イド』との激戦の末に殉職した『レッドジャック』が、
『ハイパープロジェクト』の成果たる『ハイパー・スーツ』化手術により復活した姿。
従来型の『メタルジャック』に対し、大幅に能力が向上している。

ジャックスーツのサイズは、以前のエントリでお見せしたとおり、
『武装神姫』と同サイズくらい、という事で、各自ボリュームを想像のこと。
ギミックの集約されたマシンのサイズは実に迫力あるサイズ。
さっそくワクワク感上昇。


新たなる力


入手状態は、使用済・シール貼り済・焼け有・欠品無し。
価格は確か(レシート無くした)14,800円(定価 4,500円)
私は、安い、と思ったが、その辺は各自の判断に委ねたい。

焼けは、イコールプラの劣化なので、バリバリ遊ぶ派としては、
出来るだけ避けたいところだが、どうも、数年前に買い逃した際に見たものも、
最近、オークションで出品されていたものも、
いずれも全く同じ傾向で右肩が焼けていたので、
どうも、先天的な傾向のようで、少々保存に気を使うくらいではムリなものと判断。
購入時に、実際に触らせてもらった感触では、
剥落したり割れたりするほど進行していなかったので、良しとした。


尚、小オチだが、このレビューを書くのにもたついているうちに、
なんと、買った店に新しい個体が入荷。
20,000円で、焼け全く無し

「せっかくだから、オレはこの焼け無しをもう一個買うぜ!」

と言わしたいのだろうか?と神に問いかけた。

全く、出てこないときは数年も出てこないってのに・・・。


ジャックスーツ前面ジャックスーツ背面

ジャックスーツ単体。
プロポーションは中々良好。
少々、板っぽい胸の造形など、すこし”野暮ったい”ようにも見えるが、
逆に、中に人間が納まっている、という感じがして、これはこれでいい気がする。

前述の通り、『武装神姫』とほぼ同程度のサイズだが、
さすがに現代の目で見ると、アクションフィギュアとしては少々スペックが見劣りしてしまう。
・・・が!

メタル・アクション

中々どうして、ポーズが取れる。
このフィギュア、マシンとの絡め前提に作られているので、
バイク(?)やら、ホバーボード(?)やらに騎乗させたポーズが取れるように、足回りが良く動く。
特に、近年のフィギュアですら軽視されがちな足首前後方向がとてもよく曲がる!

肩が後ろに回りこむのは、実は変形用の関節で、正位置(真横)と格納時(真後)の
2ポジションでしか、本当は固定出来ないのですが・・・。
・・・当方入手の品は、右肩だけ若干ヘタっていて(苦笑)。

立膝

立膝もそれなりに可。
ヒザ短軸関節でも、モモ・スネの長さバランスが良ければ出来る。
何故ガンダムは立膝にこだわる割にスネ長にしたがるのだろう・・・。

ここで、手首と下腕の向きに注目。
実は、手首の回転が無かったりするのですが、
変形機構も兼ねる、ヒジの2重ヒンジが、逆方向曲げにすることも出来るので・・・、
写真の如く、手の甲を返した”フリ”が出来るのです。
まぁ、ちょっと不便ですが、最低限のスペックで、
バイク系のハンドルを握ったポーズなども可能にしている工夫を評価すべきポイント。

ハイパー・スーツ

スーツ、バストアップ。
実はスーツ状態でも従来の『レッドジャック』から強化されていたりします。微妙に。
額に、角が追加されているのです。地味ですが(笑)。

造形自体は、まぁ時代水準並。
よく言われる(?)通り、
劇中の造形と全然違う(劇中では生身+フェイスガード的形状)のですが、
”そこそこ格好良く、でも地味”なトイ版ジャックスーツとしてはこれはこれで有りかと。
フェイスやゴーグル(?)、アンテナなどは、塗り分け処理。
それなりに彫りが深いので、よく塗り分けているけど、
アンテナ部はマスキング、隠蔽、共に少々辛い。この辺は時代の限界か。

尚、お気付きの方がいらっしゃるかどうか、
肩には、本来シールが貼られているはずなのですが、
当方入手の個体は、この部位のシールが未使用のまま、台紙ごと箱に封入されていました。

これは、前のオーナー殿、
中々このシリーズのトイを遊びこんでいる方とお見受けいたします(邪笑)。

というのも、実は、後述の合体時、クリアランスがキツキツ過ぎて、
このシールがボロボロに剥けてしまうのです。

私が他に唯一所持している同シリーズの、『シャドージャック』も、
中古品で購入した時、既にここのシールがボロボロで、
ハテ?と思いつつ合体させてみると、正に目の前でゾリ!と削げた、という。

かなり気を遣って扱っても、そもそもギリギリの寸法しか無いので
どうしても擦れてゆく、という、『メタルジャック』トイの魔のポイントなのです。

というわけで、二代目(?)オーナーの私も、意向を引き継ぎ、
ストレスなく遊ぶために、このシールは封印しておく事に。


さて、勿体付けるように今回はここまで。

その力、掲げよ

次回、ジャックアーマー編~ジャックオン編。

今回はじっくり行くぞ。じっくりねっとり。


<RIDE-ON>編

2008年6月 3日

目を逸らさず、正面衝突

サー!イエッ!サー!

いつまで経っても載らないレビューの件にて、兄者宅の鬼軍曹少女に叱責されるの図。


コンバンワー。やづまです。
何にも更新しない地味な一週間を過ごしてしまったら、
ブログに何も表示されてなくてビックリ。
この設定、心臓に悪いから代えよう・・・。

さて、ネタが無かったわけではないですが、
ちょっと色々やっていて、ネット関係その他停滞中。

どのくらい停滞中かって、さっきマクロスFの4話をみたってくらい。


いや、「あのトランスフォーマー、何処に行ったか・・・?」と、
突発的に暗黒要塞潜ったり(もう部屋を探すという表現はぬるい)、
突発的にそうだ!大宮に行こう!とか言って、首都高C2に突進したり、
突発的になんだかゾイドが熱いぜ!とか言って、PS2ソフトを中古で買ったり、

あ、もう良いですか?申し訳御座いません。

しかし、突発ならぬ、慢性的な、特に、年明けからここ数ヶ月の
桁違い(ゼロが一個多い)の金欠は、
一体何事!?、

と、いう訳で、
生まれてこのかた、初めて実用的切迫感に駆られて、
収支計算をしてみた

ええ、初めて


リザルト。

まー、アレだ、私の支出(笑)はともかく、収入はあえて伏せるが、

結論から言うと、

月給だけだと、

月4万円赤字になる

と判明。
・・・マーヴェラス。

あー、そうかぁ、ここしばらく、上手い事逃げ回って
ぜんっぜん表稼業で残業してなかったなぁ、そういや。
月4万マイナスなのに、更に浪費を重ね、
PS3のローンが終わってなかったりするし、
それで月10万からの支払い請求が来るわけか。カード会社から。


サー!ちょ!待ちやがれサー!

あまりの酷さに財産を没収されるの図。


・・・あい、しばらく、ガリガリ残業して、少なくともマイナスは阻止します。
借入分はボーナスを充てるしかないなぁ。
気付けば、ずいぶんエキサイティングな人生になってる気がするぞ。


ある社長さんが言ってました。
会社作る時に、*億円の借金を抱えてしまったそうですが、

「(意訳)会社が上手くいっている限り、
利子さえ払っていれば*億丸々もらったようなものだ。

うはー。真似する度胸がねぇー。