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2008年2月28日

遅延ブラスター化

・定時日に定時帰り
・職場そばのおもちゃ屋で探していたシゲさん発見
・探していた『ファーストガンダム大将軍』発見
・探していた『青狼頑駄無』発見
・ふらりと秋葉へ
・狙っていた箱フィグが先週の半値くらいに値下がり、ゲット
・やたらイカしたトイを廉価に入手
・某トリコロ特装版をフラゲ成功
・一週間ぶりのバーチャロンで何故か8連勝
・一週間ぶりのぱずるだまでワンコインクリア
・一週間ぶりっていうか普段やらないプライズキャッチャーで一発ゲット


ざっくざく


いまさら、”ブラスター3”化してどうするオレ?
なんだろう、この『我が心、既に空なり!』みたいな凄い勢いは?
今度こそ、死亡フラグなのか?

なんか、ぴーとかブザーが鳴って、

”運勢が無くなりました。硬貨を投入するか、人生を終了してください。”

とか合成音が流れるんだろうか?
硬貨ってきっと、10万円金貨とかなんだぜ。


でまぁ、見つけたトイってのはこんなので。

CRUISEMISSILE TROOPER/Re-entry form

スターウォーズシリーズのやつですね。
”CRUISEMISSILE TROOPER”だそうで。

いや、このくさび形のフォルム、たまらないですね、
だが、それだけに終わらない!

Maneuvering form

展開!
うわあ!

翼と、エンジンポッド一体のプロトン魚雷投射機が展長、まではいいが、

パイロットの頭が!機体上に露出!

いやぁ、この突飛ギミックなのに、機体は掛け値無しにカッコイイときたもんだから、
もう、激・燃えですよ、こりゃ。

しかし、
”どうせ、一発芸トイ、がちゃこん、とトルーパーの頭だけパーツが上下するのを見て、
笑ってやろう・・・。”
くらいに思っていたら大間違い。

Bottom surface

なんと、パイロットは半身まで造形されていて、レバー操作で
身を起こして、連動して開くハッチから頭を乗り出させる
という芸当をこなしているのですよ。
副兵装らしき”Dual Laser Cannons”が、フィギュアの腕の辺りにちょうどかぶさっていて、
旧軍の戦闘機よろしく、直接操作してそうなレイアウトになっているのも芸コマ!

タドタドしい我が英語力で、つっかえつっかえ、箱書きを読んで見たところ、
どうやら、翼を畳んだClosed positionは、大気圏再突入形態、みたいな感じで、
突入後に翼とエンジンポッドを展開、Open positionになり、
速度と機動性を武器に敵拠点に肉薄し、プロトン魚雷をお見舞いする!
・・・みたいな兵器なようです。

顔が出るのは・・・、いちおう記述がありますが、
なんか、”白熱する戦場の中に、ターゲットを見出す!”みたいなニュアンスの文章なので、
別にコレがホントにターゲッティングシステムの一環、というわけでは別に無いもよう

機動性を確保するためにシールドを積んでいない、みたいな事書いてありますが、
なるほど、中の人むき出しだ
(たぶんそういういみじゃない。)

いやー、でも、かなりカッコイイですよ、コレ。
今回、かなりいい加減に写真撮ってしまったので伝わりにくいですが、
古トイ屋などで見かけたら、箱写真だけでも眺めてみて下さい。


ちなみに、いい加減な写真を撮っているカメラは、
先日、親父殿の晩酌に付き合っていた際、大変気持ち良く酔った親父殿、
興奮気味にカメラの話を始めたので、適当に合わせつつ、

「へー、オレのカメラは未だにでっかい(図体の)210万画素だよ。」

と言ったら、かなり型番オチながらコンパクトデジカメをぽん、と一個、くれたのでした。

うわあ!父上、酔いが醒めないうちに付属品と取説も下され!


後日談。

「なぁ、入ってたメモリ、1GBも使い道無いだろ?良かったらメモリだけ・・・。」

「ああ、親父殿、いま秋葉なら1GB二千円切ってますから。

せめて、買いにいってあげようとは思いますが(親不孝者)。


いやぁ、ずっと欲しかったんですよねー。
ポケットに入って、起動が早くて、燃費が良くて、メモリー残量ケチらなくても良い、
マクロに強いポケットカメラ!

・・・ぶっちゃけ、このCYBER SHOT、
手ぶれ搭載前のモデルだから、マクロはかなり使いづらいですね(苦笑)。
ストロボ使わないと、全然ムリ。
シャッタースピードいじらせてくれないのも、実にもどかしい。

まぁ、それを補って余りある、携行性・即応性・恒常性、というメリットがありますし、
なにしろ、タダだし。

ところで、ワンフェス。

もう、スルーして無かった事にしたい、
というほど、落ち込むことばかりでもなかったので、
そちらは後日、ご紹介したい所。

「タコー」「イカー」

こーいうバカ写真が思いつきのままに撮れるのが素晴らしい利点だと思う。

2008年2月26日

いつかくる「もしも」

あーれぇ?

ワンフェス当日が過ぎてしまいましたが、いよいよ全開全力

ブラスター3

は、まだなんですかねぇ、八端どの?


当日、会場に御来訪頂いた皆様、および、成り行きをみてご心配頂いた皆様、

大変申し訳ありません、結局、落としてしまいました。

無残・・・


ちなみに、ここ数回恒例だった会場生更新が無かったのは、
凹んでいたあまりに、とか不貞寝していて、とかではなく、
単純にZERO3を忘れていってしまったため。WLANが使えればPSPならあったのですが。


これだけ大騒ぎして周囲に心配してもらったり励ましてもらったりしつつ、
自分もハイになりまくって、土壇場でどんどん無計画になってゆき、
結果として、今回の私は無様な敗残兵です。

もう、思いっきり罵って頂くのを期待しつつ、欠席して寝直そうか、くらいに、
かなり本気で思った朝でしたが、
やはり、ここ数日間のわたしの熱狂に中てられた兄者が奮戦し、
(本人は全力否定ですが)結構形が出てる段階にまで造り込まれた
次回出典予定アイテム・『原子力潜水艦 薩摩』の展示までふいにしてしまった日には、
敗残兵どころか、背逆の徒として地獄にすら入れてもらえないであろうと、
足役だけは勤めさせていただきました。

次回出典予定

急遽、当日のメイン展示物に担ぎ上げられた『薩摩』、
見た目の地味さからか、『90式・改』ほど写真に撮られたりはしなかったものの、
それなりに注目していただけたようです。
夏には無事に販売にこぎ着けられるよう、サークル一同(2名ですが)、
精進していきたいところです。


結局、往生際悪く説明書用の図面を貼らせてもらった『Click_a』、
上段の『薩摩』とのギャップのせいで、皆様、首を傾げられるばかりで、
コレがそもそも販売物であったことにすら気付かれないようでしたが・・・、

それでも数名の方に、お問い合わせをいただきました。
重ね重ね、申し訳ありません、
夏こそは、と言いたいですが、
客観的に見て、今の私が言っても説得力が全くありません。


ちょうど、この間買った漫画に、こういう言葉があったのですが。


「不屈とは、折れた事がないという意味ではない!」


「折れてなお、立ち上がる者を言うのだ!!」

(木城ゆきと著/銃夢 Last Orderより)


果たして、私は日頃の公言どおり、”不屈”足りえるのでしょうか?

答えは、6ヵ月後。

2008年2月23日

伝えたいよ、想像―まぼろし―を破り

ワンフェス2008冬直前情報!
ブラスター2(やめなさい)第二報!


もしオレが、

「未だにシリコン型が無い。」

って言ったら、どうする・・・?


・・・・・・・・・、?







止められない、
止める方法を教わっていない・・・!

(寺沢武一著/『ゴクウ』より)

・・・法も道理もねじ伏せてここまでやってきて、こんな所で終われるかよ!
(金とか表稼業の信用問題とかetc)


えー、ぶっちゃけ、”スパートに入る”前の工程で手こずって、
スパートに入るタイミングを逸してしまいました。

具体的には、さっき量産型のシリコンを流した。
・・・けど、DRUM(歯車)とPLUNGER(尖ったヤツ)の型流し中に、
硬化剤を切らすという大失態。

夕方、最後の買出しに出るか、時間的損失を避けて有りもので作業を続行するか、
という判断をした際の、致命的ミス。
なんで硬化剤が足りないかって、まぁ、時間が無いときの常套手段というか、
容赦なく硬化剤2倍投入していたから、なんですがね。

・・・、算数の問題じゃねえかよ!
1kg入りのシリコンに定格通りの投入量+α程度しか付いてないんだから、
そら倍も入れてたらほど無くなくなりますぅー。

あー、去年まで、カップケーキサイズまでの型しか作ってなかったから、
量の感覚が全然追いついていなかった。

硬化剤バカ投入+風の噂で聞いたヤツはまだ燃えている湿度付加と温調で
硬化がかなり短縮される、というのを試みて、AM2時までに型が出来れば、
ギリギリ間に合わせてみせる!
・・・、と思っていたのですが、


「・・・ですが、」なんだ!?
まだ終わってねぇ!オレが終わったというまで終わってねぇ!

足りない型は、一次原型用を調整して、抜けるだけ抜いてみる。
強度度外視の型だから、果たして15個・・・、いや10個保つか?
だがまだやれるはずだーー!


結論。
販売数は恐らく減ってしまうでしょうが、持っていけるだけ持っていきます。
あと、インスト作っている時間が無くなってしまったので、
大変恐縮ですが、参考図面のコピーをお渡しして、後日、サイトに掲載、という形になるかと。


日頃の不摂生が祟って、崩れ落ちそうな体をアドレナリン加給状態でぶん回す夜半前。

ああ・・・、ワンフェスって感じがしてきましたねぇ?

「ピンチの時こそ笑え」

という言葉が、今まさに胸中にこだましております。

まだ見えぬ未来―よる―の先に

ワンフェス2008冬直前情報!
ブラスター1前日第一報ー!

造形サークルCTRL+N<シンキサクセイ>の広報部長でもあるところの私が、
作業が終わんなくてテンパりまくっている状況ゆえ、
今年はサークルサイトの更新は事後になりそうです。
カタログを見て、向こうのサイトをご覧になられた方は大変申し訳ないです。

というわけで、とうとうここに写真を載せる余力も無くなって来た、
ワンフェス開催32時間前
現在、二次原型取りの型にようやくキャストを流し
シリコンに気泡が入ってる個所を発見してのけぞっている所です

開口するためのガイド形状なんですが・・・・・・、
ぶっちゃけ、場合によっては今回のみ、
ご購入の方に二次加工で修正してもらうことになるかもしれないです。

不幸中の幸い(この表現今期何度使った?)、
中枢たる『DRUM』(歯車に見える部分)の品質はまぁまぁレベルに仕上がりそうなので、
あとは歩留まりですね・・・。

これより、量産用シリコン型を作成開始。約12~15時間にて完了の予定。
そこから、取れるだけ取って、さて、幾つ販売できるかなぁ、みたいな。


というわけで、
造形サークルCTRL+N<シンキサクセイ>、今期の出し物は以下の通り。

・汎用関節素材 『Click_a』(C0545/c1):(500円/1セット)30セット販売予定

前回、仕様テスト版として販売させていただいた『Click_a』の問題点の改良を行い、
さらに、組付けやテンション調整の作業性を改善するため、専用の固定ケースを同梱しました。
部品点数UPのため単価が上がってしまいましたが、
ワンパッケージでクリック可動部を構築可能です。


・次期主力作品展示(展示のみ)

 我がサークルの”主砲”たる、谷保の新作展示を行います。
 今回はアウトライン程度の完成度となりますが、
 その方向性と特異性を垣間見るには十分な段階と思われます。


・のみの市?

 出かけに余裕があれば、八端宅のガラクタを積み込んで、適価にて販売予定。
 詳細は今をもってして未定。


*尚、物販は(今回、特に梱包作業が会場にまでもつれ込みそうですので・・・)
 午後からになると思われます。
 一回りした後に、余裕をもって御来訪ください。


と、いうわけで、キャスト臭い部屋より、広報部長・八端より第一報。
次があるか?

ところで、どーでもいいですが、
LEGOの『ローグシャドウ』は、
作業というか作業をジャマしまくる諸々に対するウサ発散で、
昨日もう買っちゃってしかも組んじゃったので、
死亡フラグは(少なくとも一個は)消滅・回避しました!うわーい。

オレ、ワンフェス終わったらブログに『ローグシャドウ』のレビュー載せるんだ・・・。
(死亡フラグ)

2008年2月19日

言い訳で飾られた過去、攻略―クリア―したい

ヒャフー!
ったりい表稼業が終わったぜぇい!
さぁさぁさぁ!本職続きですよーー!

って、

不確かで固めた

むあー。

オーケイ、悪いほうの予測だが、予想の範疇内だ。
大丈夫、まだ大丈夫、まだミスってない

真剣勝負!死んだら負け!
って何でしたっけ?「サイボーグ クロちゃん」?
オレはまだ倒れていない、だから負けてはいない!


案の定、というべきか、フッ素加工とシリコンの相性は最悪だった模様で。
はい、人柱~、人柱~。

一応、ググって調べたんですがねー。
出て来た文献が、『フッ素樹脂の表面にシリコンを定着させる技術』みたいなもので、
ううむ、どうやらくっつきにくいもの?なの?なの?かな?
とか思ってやってはみたのですがね!

ダメじゃん。

鉗子を枠の外周に突き込んでこじる。
古いシリコンをケチって使ったのが災いしたか(止めろよ・・・。)、硬い。
ガシガシ、ガシガシ突き込んで、グリグリ、グリグリと痛めつける。

そう、痛めつける。
型枠は引っ張りで歪み始め、金具固定のリベットが一本弾け飛び、
内壁には鉗子の先端が引っかかった傷。
べったりと癒着したシリコンを引きちぎりながら剥がしてゆきます。

ただ、不幸中の幸い、
完全に癒着しているわけではなく、単に”強く貼りついた”状態である事、
また、どういう仕組みか、カタマリの外縁部分が強く接着し、
中程は、強く引っ張ればペリペリ剥がれて来る程度である、ということ。

だから鉗子を強引に奥まで突き入れるより、
外周だけ丁寧にナイフで切ったほうが損傷が少なくて早い、
という事に中盤でやっと気付いたり。

っと、う お お お !(エキスパンダーの要領)
・・・・・・、剥がれました。
型枠は、ガタガタですが、歪みを修正して、細かい所は目張りでまだ行けそう。
肝心のシリコン型は・・・、

・・・・・・、たぶん、健在です。少なくとも、見た目は。

ふっはあ!(哄笑)

まだまだ、これしき危機と呼ぶには程遠い!
オレを止めたくば、この10倍は用意してもらおうか!
いや!もう来ないで下さい正味のところ!


二の腕の筋肉が、張って力が入りませんが、
とりあえず、型から原型取り出しにかかりますー。

ああ、ホントにこれ以上ネタ記事が増えなきゃいいなぁ。

おお、ムゲンの歩みよ

ムゲンファラオ 高速侵攻形態・『ムゲンアースティル』

王の歩み

埋装文書(ベリアルドライバー)Ver7シリーズで実装された抗力場制御であるが、
ドライバー不具合による呪的スルーホールが発見され、
その修正が施されたVer7.24まで、本格的な運用は事実上不可能であった。

(参考/Ver7.24の主な修正点)
[・感染呪術的フィードバックの最適化]
[・搭乗者保護の脆弱性による魂魄喪失/呪厄死の危険性回避]

Ver7.26では、上位機能である"無慣性化による準光速航行"が使用可能になり、
専用形態にムゲンバインすることにより、
通常巡航0.82004光速、最大戦闘速度0.9992光速を実現。
これは、ムゲンファラオ計画指示書である「埋装文書」に記載された、
実践ステージ"BLASTER-2"に相当する。
(BLASTER-1は戦闘拠点形態(未実装)、
BLASTER-3はムゲンファラオ形態である。)


ムゲンファラオの構成モジュールである『五神獣』のうち3体が
制御中枢である『ムゲンスフィンクス』を中核に機動ユニットを構成し、
擬似ムゲンロイドを内包し最も細密な動作が可能である『ムゲンアヌビス』に
ムゲンファラオ全体の武装・装甲システムの38%を単体で占める
『ムゲンセベク』による強化を施し、騎乗させた複合形態である。

王の軍馬

正に"人馬一体"の高度な機動戦闘能力を有し、
準光速の領域から繰り出される"セベク・ラーの聖槍"は
立ちふさがる者を容赦しない。

速度と破壊力を兼ね備えた、正に"光の速さの歩み"を実現する形態である。


またやっちまったー、です。
全然こりてませんが!
ムゲンバイン妄想、『ムゲンファラオ』編の続きでございます。

ムゲンファラオ

今回は、誰もが考えそうな、ムゲンファラオをあんまりバラさずに
ビークルORモンスター形態を組んでみよう!
・・・というテーマで始めたのですが、
結局足首と腕、バックパックの基本構成くらいしか残らなかったり。
ううむ、バイン道は遠く深い。

というわけで、まとまってみれば、
いわゆるマジキングで言うところのマジドラゴン、といった感じに。

アヌビス&セベクはお約束。
残った3体を出来るだけファラオの構成を崩さずにスフィンクス型にしてみたのが
ミソっていやミソ。

ムゲンの王の軍馬
ムゲンの軍馬背面

単体で見るとやったら胴が長い(苦笑)。
バックパック周りの構成を維持したかったのと、
アヌビスを跨らせるスペースの確保のためなんですが。しかし長いな。

後ろ足の懸架方法に気付いた時には、設計者に喝采を捧げたくなったり。
アヌビスの腰幅とファラオの腰幅が同じなんですねー。やはりコレすごいですわ。


というわけで、
もはや妄想が止まらない、妄想の泉を湧き出させる奇跡の食玩『ムゲンファラオ』。

妄想文の中でも書いているのですが、
あと"要塞形態"、が欲しいなー、とか思ってたりするのですが、
不肖ワタクシのバイン力では、まだまだ苦戦しそうです。

ただでさえ狭いデスクトップの常駐玩具がまた一つ増えてしまったようです。

2008年2月18日

勝利の女神を味方に付けて

だ ぁ ! 埋めるぞ!

本日の一品

うぇい、とうとう、生存確認のコメントまで頂いてしまった八端です。
人の温度が、ボクの心を溶かしてゆきます(泣笑)。

一日休みを取った甲斐があって、どうにか、

「・・・まぁ、食い殺されはしないだろう(誰にだ?)。」

な品質に達し、ランナーも付けて、ようやっとこれから一次原型のシリコン流しです!
はい、スゴイ絵面になっておりまして、シリコン複製出来る方から見たら、

「・・・?、なんじゃあ、こりゃあー?」

と言われてしまいそうなモノですが、コレが今回の作戦でございます。

一次原型は、6個くらい一度に生産できる量産用シリコン型のために、
原型を複製するのが目的なので、型強度は度外視で、分割無しの一発埋め、
カッターで切れ目を入れて原型を取り出し、型枠で締め付けてレジン流し、という感じで。

外枠は、知ってる人は知っている、スポンジケーキを焼く時に使う型ですね。
あんまり売ってない、こんなちっちゃいサイズなので、
お店で取り寄せてもらったのですが。

ええ、バレンタインムードでほわほわしている製菓用品売場を
”ズルぅっ”という擬音の付きそうなうっそうとした黒衣の野郎が
ノギスを持ってウロウロしている、というステキな場面になっておりましたが。
そいつに、「底が取れる8センチのありませんか?」と聞かれた店員さんは、
コイツがケーキを作るのか!?と想像して内心で吹いておられた事でしょう。

まぁそれは余談。

この型枠、底が外れて、側面もストッパーを外すと広がる、というものでして、
このままシリコンを流して、固まったあとも壊さずに外して、
再度装着して型の締め付けに使用しようと目論んでおります。

ご存知の方はご存知なとおり、
シリコン型ってちょっと熱してやると、レジンの流れが格段に向上するものでして。
今回、量産に使用する注型用樹脂が常温だと扱えないモノである事もあって、
型をホットプレートで熱するわけなのですが、何度でも付け外しができて熱にも耐える、
このケーキ型枠はまさにうってつけだと思われるわけでして。

・・・”思われる”の域を出ないのは、まだ一度も実験をしてないからでして。
型枠の作業性に関しては、脳内検証はしたものの、やってみないと分からないですし、
なんか、表面のフッ素加工がシリコンとか注型レジンに対してどんな挙動を示すか、
とかぶっちゃけ構想レベルでデータ取っとけよな情報がまるで無ーいので。

ていうかー、湯が全然流れずに型作り直しとか、
複製してみたら、接着したパーツの隙間が埋まってなかったー、とか、
「アレ?やっぱコレ、歪んでね?」みたいな原型レベルのミスが判明したりとか、
細かい技以前の基本的な技術上のハードルが超えられているかどうか、
まだわかんないんですよねー。

全て、ぶっつけ本番。
”決戦兵器はピンチにぶっつけ本番で投入”という、
勇者的お約束を、またも実践してしまうハメになっているワタクシでございます。

ああ、そういう物語にあこがれてここまで来た私的には、
ある意味冥利に尽きる、という感じでございましょうか。

さて、いい時間になってまいりましたので、

でぃやあ! 埋めるぞ!

答えは12時間後。ワンミスで死ねる状況に活路を切り拓けるか、オレ。

2008年2月17日

蘇れ僕の鼓動

手ごわいです

”ラスト5秒の逆転ファイター”を自称するワタクシですが、
今回はどうもホントにラスト2時間くらいまでは追い詰められそうな予感がしております。

ええ、ワンフェスの話ですよ。

こーいうアホな成り行き含め、先週は、何だかんだいってほっとんど作業が進まず。
ええ、ほっとんど

というわけで、当方、明日は有給取得
一日で何がどうなるわけでもないのですが、とにかく、
一次原型をシリコンに埋めるところまで行かないと、
もうどうにも潰しが利かない時点に差し掛かっている事を受けての強攻策でございます。

えー、もう、楽なほうに流れたいのはヤマヤマなんですがねー、
今回は、原価程度は売れてくれないと月末の引き落としが落ちないという、
まぁ、野暮な事情がございましてねー。

その一次原型ねー、
今日、もーいい加減粘土にうめちまえー、と思ったんですがねぇ、
あんまり作業台@暗黒要塞が暗いので、
撮影用に使ってた蛍光灯電球を運び入れたのですが、
いやぁーあ、明るい所で見たら、直角も平行もぜぇんぜん出てなくて、
ア ハ ハ ハ ハ ハ !と、湿度を全く含まない笑い声と共に
ニッパーで分解したり。

いま な ん に ち だ !


うえーん、ムゲンファラオの記事載せたり、Figma長門と団長を遊び倒したり、
アーマードコア4やりたおしたいよぉー。

「オレ・・・、ワンフェスが終わったら、LEGOの『ローグシャドウ』買うんだ・・・。」
(死亡フラグ)

2008年2月13日

今日からそれはステキな

って言った端から、

「毎日使わせるといった憶えは無い。」

と切り捨てられ、暗黒要塞での作業に戻る事に。

「今日だけは使っても構わないが・・・。」

いや、いらねえよ。一日二日でどうにかなる仕事じゃないって言ったじゃないか。
これから一週間以上、毎晩作業できる環境の確保が優先だわ。
道具の持ち帰りと、作業スペースの改善に時間を食われて夜半。

もういい。寝る。


年休使ってでも埋め合わせるしかないな・・・。
昨年は結局後半、年休足りなくて欠勤までしてしまったのですがねぇ。

2008年2月12日

今日からステキな!

某氏に当ブログのタイトルについて、核心に迫るご指摘を受けた件。


・・・は、別に深くは突っ込まない(邪笑)。
なんとなく写真を撮ったので載せておいたり。

ゆうしゃとぬいぐるみとおんなのこ

微笑ましいですねぇ。


ところで、
いよいよワンフェスもあと2週間後に迫り、
そして私の作業は順調に滞り続け
まぁ、ぶっちゃけ、

「まだ、ていねいに作業してても間に合う。ただし、ワンミスで死ねる。」

、な感じになってまいりました。あれー?

ので、非常手段として、ついに暗黒要塞での作業を中止。
当方の親父殿の職場の作業室を夜間だけ貸してもらうことに。


いや、なんか急に作業に打ち込めるようになってきたのですが!?

辛くなくなったような。


ネタ抜きに、今までの倍以上の作業効率になったような気がするし、
作業開始から、集中が切れて挫けるまでの時間も、挫けた後の復帰時間も
格段に改善されたような。

作業専用の部屋って事もあるのですが、
まぁ、今までA3用紙大の作業スペースに体育座りでかがみ込んで、っていう、
ちょっと精密作業に向いてるか向いて無いかっていったら、ねぇ、まぁ、な環境だったので。


まぁ、打ち込めるようになって改めていままでの仕事を見てみたら、
いままでの作業の3割はリテイクだったりしたのですがね


あれだ、
「もういいよー!こんなもんでー!」
となるレッドゾーンの上限が大幅に上がった事による。

結局、今日には複製用型の作成だったはずが、
精度に関する製造工程を見直すことに。

兄者曰く、
「目見は案外当てになる。」
のですが、私の場合、目はともかく手が当てにならないことがはっきり分かった。

直角・平行をきれいに出すための治具作りまくり。今さら。


でもー、あんまり辛くないからいいんですけどね~~~。

部屋が広々しているって快適ですねぇ。
足を伸ばして本が読めるし!
覆いかぶさるような至近距離にトランスフォーマー置かなくていいし!
(ギミック参考用に持ち込んだ。決して・・・遊ぶためでは・・・。)
ライトセーバーで素振りも出来るし!
(ええと、決して・・・、なんだ・・・。)


というわけで、本日の
-余剰部品-(ょじょぅぶひん)-でした。

2008年2月 7日

おお、ムゲンなる王よ!

『我が咆哮のもと、合一せよ!ムゲン合体!』

ムゲンなる、合一

ちょっと間が空いてしまいましたが、
いざ、五体合体!

ますますもって写真&悪ノリ大量全開で。
長いです!重いです!

>五神獣状態


バーン!

その身を断片とし




バーン!

その心臓を曝け出し




ズバーン!

その魂を、奉げて




ズバッ!

そして玄室は開放され




ズォォォォォォォ・・・!

棺は開き・・・




ズドオォォン!

・・・そして閉ざされる

「ロイダーの封印を確認。
"埋操文書"(ベリアルドライバー )Ver7.27b"ロード・・・完了。」
「汝、我が心臓を棺に収め、我が魂をムゲンへ誘え!埋操開始!」

ズゥ・・・

そしてその魂は・・・


ズシュッ!

・・・冥府に至る





「埋操文書・228章常駐、ムゲンバインシステムに最適化。
ムゲンバイン開始!」

『王の合一一一一一




「右脚部・左脚部、再構築。」
『王の脚脚脚脚脚!』

断片たる肉体は・・・




「腰部、再構築。」
『王の腰腰腰腰腰!』

・・・渦を為して積み上がり・・・




「胸部・埋操中枢、機関補機、上体部、再構築。」
『王の腕腕腕腕腕!王の心臓臓臓臓臓!』

・・・新たな血を・・・
新たな肉を・・・




「頭部・・・埋操中枢に一次接合。」
『王の脳脳脳脳脳!』

深き冥界の果てより・・・




「・・・拘束開錠(レリーズ)。」
『王の開眼眼眼眼眼!』

・・・魂は再び・・・




「・・・"擬似ムゲンロイド『王』"準活性状態起動開始。」
『おおおおおお、王は目覚めたりたりたりたりたり!』

昇り来る




「埋操文書・444章常駐、ムゲンバインシステム、全力稼動用意。」
『王は不滅なりなりなりなりなり!

王は不滅なり




「・・・起動、各部異常なし。」
『王はここに来たれりれりれりれりれり!』

王は来たれり




「ムゲンバイン、完了・・・!」
『王は、ここに蘇れりれりれりれりれり!』


王を縛すること・・・




「最終拘束・・・、」
『おお王は、いまこそこそこそこそこそ!』


・・・敵わず!

ついに王は・・・




「・・・解除!君臨せよ!王よ!」
『解き放たれり!れりれりれりれり!』


君臨せり!

「大王ロボ・・・!」
『ムゲンファラオラオラオラオラオ!』



というわけで、調子に乗って合体バンク(?)を作ってしまったり。
ああ、これも、コイツがあんまり稀なるカッコ良さゆえのこと。

誰が呼んだか、"大王ロボ"・ムゲンファラオでございます。
(いや、発売前のプレスには確かに記されていたけどいつの間にか消えた。)

そして、ファラオといったら、もうセリフにはエコーを付けたくなるのは、
ワタクシだけでしょうかしょうかしょうか

王の前面

いかがでございましょうや、このプロポーション!まとまりの良さ!
正に、食玩ムゲンバインシリーズの集大成と言って全く支障の無い、
素晴らしい出来であろうと存じ上げます。

何故、謙譲語になっているのか、存じかねます。

"古代エジプトの壁画に描かれている人間"的な体形になっているのが、
なんとも芸が細かい。ロボのプロポーションとしても実にカッコイイと思われます。

王の背面

合体シーンで(そりゃもう派手に)お見せしたとおり、胸部内には『ロイダー』を収納。
コックピットギミック大好き派の私的には、もう鼻血ものです!
・・・が、カッコイイ棺ハッチを開けると中にはシートも何にも無かったりするのが
ちょいと残念。自作するかな・・・。


そして、当然のように動く!動きまくる!
もう、前例があるからそのくらいビックリしないぜ!
という方も、「な!なんだってェーー!?」っと絶叫するくらい動くかもしれない!

王のにらみ

つま先!つま先まで動いてしまう!ヒザは90度近くまで曲げ込めるし、
(一応、アヌビス時の関節も使えば2重関節になっていますが、
上の関節で曲げるとスネが長すぎる状態になってしまうので私的には固定。)
ヒザ上の横ロールも、モモの十分な開脚も完備!
足首は前後・左右で十分な可動域をキープし、
近年のロボトイオーナーが呪言の如く(邪笑)指摘する"接地性"もかなり良好!

王の構え

一方、肩周りはまぁ普通(笑)。
デザイン的に干渉物が多いので、ちょっと気を使いますが、ポーズ付けには全く困らない。

セベク(ワニ)からなる腰周りのアーマーに注目!
特に前面アーマーは、中間に2ヶ所のヒンジを備え、動きまくりです!

王の舞

長杖・ウジャトスジャッジメント(公式サイトより)を構えるポーズが実に様になる。
手首の鎖がまたカッコイイのですよ。

参考までに、公式サイトよりの写し。

全高:24m
重量:144t
武器(攻撃):〔アイオブフォルス〕ウジャトの目が判断を下し、悪しき敵を裁く。
武器:〔ウジャトスジャッジメント〕神鳴る力を呼び起こす杖。


設定作ってる方も、ノリが良いようです。
実は、ムゲンスフィンクスの側面のラインがそれ(ウジャトの目)っぽい紋様になっていたり。
合体すると全く見えませんが(笑)。
合体時のメインウジャトサイト(?)は、胸部正面でしょうね、多分。


ところで。

ラーの頭


合体時の、ラーの頭はこんなところ(後面腰アーマー裏)に付いているのですが、
意匠にも関わってこないし、可動時にふくらはぎがぶつかりまくってジャマだし(苦笑)で、

「ぶっちゃけ、余りパーツじゃね?」

とのご意見もありますが、忘れちゃならねぇ!
コイツはムゲンバインだって事を!

"余り"じゃなくて、必殺形態のパーツを余さず取り付けておけるんだぜ!
と、もうやたら好意的に解釈!

というわけで、ゆくぞ!妄想再開!





「埋操文書・9章、アクティブ。"ジャッジメントシフト"ムゲンバイン!」
『おお王に力を力を力を力を力を!』

王の魔力




「・・・ムゲンバイン完了。"アモン・ラーの聖杖"出力準備。
埋操文書常駐解除・代替スクリプト"神判指示書"ロード。序章アクティブ。」

『おお汝を凌ぎ、汝より声高き、汝より大いなる、不滅なるものものものものもの!』

天上の力
王の聖杖
王の宣告

スターライトぉぉ!ブレイk(や、止めろ魔王様に裁かれるぞ!)


『神判指示書・終章アクティブ!
我は聖なる言ノ葉にて、汝が罪を焼き滅ぼさん!』
『我は王なり!我は神なり!
我は聖なる白火焔(ほむら)にて、
汝が罪を焼き滅ぼさんさんさん!』

王の・・・裁き!

『極大砲撃・グレイブエンド・メルトダウン!』
『極大神判・グレイブエンド・メルトダウンダウンダウン!』


『焼滅を確認。代替スクリプト終了。』
『王の判決判決判決判決判決!』


はい、ええ・・・。

・・・ああー!妄想が楽しすぎる!

しかし、久々に妄想させてくれる良トイですよコレは!
妄想させてくれる=遊ばせてくれる!
そういう意味で、遊べるトイが近年減っていると魔王的八端的には思うのですよ。
トイ遊びの極致とは、妄想にあり!と!

カッコ良くてガシガシ遊べてガシガシ妄想できる!
コイツは逸品と言って過言ではないでしょう!


この手の廉価の合体トイには付きものの、いわゆる"ポロリ"も、
従来シリーズに比してもかなり良好なレベルであると言えます。
まだ組み換えを試してないので、全部の軸・穴に関してかどうかは不明ですが、
ファラオ形態への移行に関しては、全然ゆるい/キツイは無く、
しっかりしたテンションを維持しています。
こんな製品管理、食玩でやらかすのバンダイくらいだよ・・・(驚)。

"食玩"であるが故の弱点も色々あるっちゃ有るのですが、
(肉抜き穴とか、シール(苦笑)とか、穴勘合部の恒久的強度とか・・・。)
逆に、食玩で現状出来る最高の商品であると、もう言っちまいましょう!


コレ書いている時点では、まだまだ買えると思いますので、
ファラオの勇姿に「おっ!」と来た方には、是非オススメ!

なんか、コレでムゲンバインに"入っちゃった"人も多いとか(笑)。


というわけで、
食玩ムゲンバイン『ムゲンファラオ』を、これでもかってくらいご紹介いたしましたー。

あー・・・、最長のトイ記事かも。

2008年2月 3日

既知との遭遇

不思議とこのペース(週2デフォ)で秋葉に礼参していて
知人に会うことが全く無かったのですが、
本日ついに某氏に生八端の
生態を目撃されることに!

果たして某氏の運命は!
そして八端は果たして何しにそんな頻繁に秋葉に通うのか!?
今日なんか雪で道路規制まであるのに!

2008年2月 1日

この季節がぁ!

毒を吐いている場合ではないぞオレ。


2008冬・ワンフェス情報!

はい、ホントに抽選なのか疑わしくなるくらい、またもや当選しております!

というわけで、兄者は今日も、コツコツと少ない作業時間をやりくりして
形をだしているはずです!

モノは、去年夏に発表した、あれですよ!

見てない方のためのヒント:
海モノ。今回も妄想ミリタリー。現在の海の兵器と言えば・・・!?

今回は展示のみで、少々お時間をいただきクオリティ向上の上、夏フェスにて販売予定。
難産だった『90式G型』に比して、かなりサクサク(あくまで”比して”)進んでいるようですが、
この半年で、幾度が

「早く作らないと現実が追いつきつつある・・・。」

とぼやいていたのを記憶しております。
つまり、そういう方向性の作品!という事で、請うご期待!


そして、この私は!

・・・・・・ええ、そろそろ作業を始めます。


いや、スイマセン40%くらいウソです。

しかし、我ながら完璧なまでにケツを見定めてから作業を始めているので
ぴったりワンフェス前日くらいに販売状態にもっていけるでしょう!(威張れない。)
_
前回、夏に販売し、ご好評、というか、怪しいもの見たさというか、
お陰様で完売いたしました、汎用関節素材『Click_a』
とにかく、実働に耐える、という状態に持っていくのが精一杯だった前回に対し、
品質の向上と安定化を目指し、鋭意製作中。


実は、『Click_a』は、3次元CADで設計して手で削りだしている
という、何か根本からねじれている工程を経て作られています。
正味のところ、実際に削っている期間より、設計している期間の方が倍近く長かったり。

・・・手で精度出せる形に設計するの、スゲエ面倒なんですよ(苦笑)。
夏の時は、最初、格安の成型屋に作らせるはずだったので、そういう検討してなくて、
作る段階でかなり修羅場になりましたが・・・。

えー?成型屋ですかぁ?

逃げた。

今回は、市販の定尺部材を徹底的に使いまわせるよう、設計段階でかなり手を加えました。
(しくじっていなければ)使い勝手の点でかなり向上されている、と思われます・・・。

あとは、この追い込み時期に表稼業が変に多忙にならないことを祈る



尚、当サークル、午前中から駆けつけるような立派なものは無いので、
また昼前からの商い開始になると思われます。
のんびりいらしてください