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2009年7月31日

Prime

さて、もう値引きしてる店のどこにもオプティマスプライムが売ってない件

orz


ジェットファイア発売日に、リーダーサイズ2つ抱えてレジに行ってやるぜ!ガハハ!
とか思ってたら、なんだよぉ、この前まで5、6個転がってて全然余裕っぽかった
地元ザラス、いきなり全滅してるじゃんかよ・・・。

オプティマス・プライム

結局、捜索に唯一引っかかったコトブキヤ立川で、
定価で買った。

あああああ・・・・・・、やっぱ先週リベンジ(吹き替え版)観た帰りに
今更デモリッシャーとか買ってないで
オプ買っておくのが正解フラグだったのかああああ!

しかもキャタピラ切れてたし(泣笑)。


一時は、バスターオプまで待つことすら検討したが、
当方の性癖的に、絶 対 、9月頃になって

「うやああ!ガマンできん!爺と合体させてェ!」

となって、途方も無い苦労をしてプレ値で買う、みたいな事をしでかしそうなので、
先手を打って定価でもまだ安いと思える時に買っておくことにした。


・・・なんか、再販情報もチラッと聞いた気がするんですけどね。
もーいいです。
明日、リアルタイムで爺と合体させる喜びを満喫するのです。

そして、いま、やっと変形1セット終えたところ。

噂に違わぬ超絶技巧

おおよそ危ない点は、ネットの同志たちが洗い出してくれていたので、
まぁまぁ詰まらずに1時間掛からずに修得。

しかし、ボンネットまわりの変形は、絶対取説がいけない(笑)。
矢印がどこを指してるのかさっぱりだよコレ。

いやー、このサイズが醸し出す存在感、スゴイ・・・。
タカトミの方もアピールしていた通り、似てる似てる!
胸張らせて突っ立たせて、

「アァイ、アムオ プティマス プラインンム!」

させるだけで、ウホォ!と盛り上がってしまう。素晴らしい。
コレが、さらにスーパー合体するとは・・・、ワクワクがはちきれそうだ!


レビューは今さらにも程があるので省略。
替わりにオマケ。

オチは劇中ネタバレ注意。










カウンターの隅

「・・・あの時は、正直、起き抜けでよく状況も分かってなくて・・・。」

「成り行きであんな事になって、少し、その、何というか・・・、」

「カッとしてしまって・・・。」

マスター、おかわり

「とにかく夢中で引っ張って、何も考えずにああいう風に言ってしまったんですよ。」

「まさか、本当に・・・・・・、」







苦い酒

「剥がれるなんて・・・。」

2009年7月30日

COLD METAL-SILVER FLAME

―――白銀揺らめく冥府の炎―――

銀色の炎

はい、いきなりですが、

>"リベンジ"版ボイジャーサイズメガトロン・・・、
劇中イメージのメタリックシルバーリペイントバージョンです。

いやあ、ガマンできなかった
全然出来なかったなぁ(笑)。


まぁ、作業としては、例によって大変大雑把。
正味の話、
塗装作業としては失敗の域

いやー、相変わらず、全然模型作らないもんで、
ゾイドの時にあれだけスプレー吹いたのに、
久々にやってみたらコツを全く忘れていて、中々ヒドイ事になった

まぁ、TFムービー的に、

ぴっかぴかに平坦でキレイよりも、
少しボコボコグツグツしてる方が有機的ィ!で、ムービーTFらしいよね?よね?

と己に言い聞かせていたら、結構気に入ってきた。

あとは、トイ的にガチャガチャさわりまくっても塗膜が目立って落ちなければ合格。

その辺加味して、今回使用したのはこちら。

新艶銀

某ラオ*クスのエアガンフロアで発見。
"G.スミス.S"殿の"新艶銀"。

輝くクロム・ステンレスの金属光沢。
トイガン用なら、サバゲーでの使用にも耐える前提なんじゃないかなぁ、と、
勝手に期待してチョイス。

ちなみに、あのフロアの店員さん、スゲエ造詣深くて丁寧。

しかし、道具が揃ったものの雨降りが続いたので、
いっそガンガンにエアコン掛けた室内で・・・
と、自爆的構想を抱いていたら、先週末、2日連続で快晴になったので、
ここしかあるめぇ、と、急ぎ作業を敢行。

さて、大雑把なことではちょっと定評ある当方、
今回も、大雑把さに磨きを掛けて、
もう何にも考えずに頭からブシャー!

・・・・・・、とかやったんじゃね?

と思った貴方、

そんなこという人、キライですっ!

(笑)。

いや、ゴメンなさい。

実は直前までそれで良いと思っていた(邪笑)。

よくよく見てみると細かいマスキング必須だったり。
目とか。

そして、
つくづくマスキングって、大雑把には出来ないんだな、

と、思い知らされたわけで。

前回もやっちゃったんですが、
マスキングテープの密着してない部分から毛細管現象で
しゅるしゅる塗料が吸い上がるらしいんですよね(泣)。

ちゅるちゅる

ああ、もういいわい!味、これは味だよ!味!


そして、マスキングゾルの悪夢

唯一、タンポ印刷されていた右ヒザのディセプティコンマーク。

これはもうどうしようもないから、塗るか塗らないかだなぁ、
と思い、最初は大雑把にテープで覆って、
グラデーションっぽくマークごと周囲の緑地を残そうと思ったものの、

ええ、ぜんぜん手加減できなくてブシャー!

大雑把なマスキングの形にきれいに塗装されてしまったり。

仕方がないので、マークの形状出来るだけギリギリにマスキングゾルを塗布、
再塗装し、ゾルをガリガリ剥がすと・・・。

溶 け た !

ゾルのアルコールか、塗料のシンナーか、
タンポ印刷がズルズル剥けていってギャー!

もう知らん、全く知らん、と、マークを完全にこすり落としてしまい、
三度塗装。
結局、マークを残せなかった上に、色味が微妙に違うという・・・。

ディセプティコンマーク跡地


ちなみに。
作業の上で避けられない労であるはずの、塗装作業場所の確保ですが。
今回、どういう巡り合わせか、
当家のまん前の道路が、工事予定になってましてね。
数日中に、舗装を引っぺがして、ガス管の工事をするそうで・・・。

まぁ、なんというか、
夜中の道路のど真ん中でスプレー作業してたり。

飛び散り気を全く気にしなくて良いってステキなワーク環境でした。

・・・工事が終わるまでに、もう1個くらい何か仕上げてみるかな?(邪笑)


というわけで、完成状態。
トイの仕様については、レビュー記事参照。

シルバーリペイントメガトロン
(クリックで拡大)

全くもってさりげなくないギンギラギンっぷり。
製品状態の緑よりは劇中の印象にはだいぶ近付けられた。

リペイントメガトロン背面
(クリックで拡大)

全身銀色のインパクト、恐るべし。
特に背後のフォルムの"謎のエイリアンマシーン"っぷりがスゴイ。


塗装が上手くいった部分。
平滑に仕上がった、ギラリと光る塗装面。
下地処理とか何もしなかったから、
これでもまだまだ塗料のポテンシャルは出せてないんだろうなぁ。

ギラっ☆


やや失敗。
ツヤが無い割に金属粉が目立っちゃってる。
今回最も多いケース(苦笑)。
まぁ、次に多い、"やや金属光沢のあるねずみ色"よりはマシか・・・。

ちょっとつぶつぶ


大失敗。
ボコボコにダマになった部分。
よりによって肩とか胴体前面とか・・・。
しかも、皮脂でも付いていたのか、こすると剥がれるレベルの密着不良。
アギャ!

ダマダマ・・・

いいんだ、ダイジョウブ。
劇中だってソリッドで平滑って感じじゃ無かったじゃないか・・・。
ね?


胴体前面まわり。
緑の時は気付かなかったのですが、形状そのものが生み出すコントラストによって、
銀一色でも、黒い陰影が付いて実にメリハリのある感じになるんですね。

リペイントメガトロン・バストアップ&内臓機関

塗装時分解ついでに、
どうにも地味だった体内のメックアライブギミックの歯車を、金色に塗装してみたり。
それなりに動きが見えるようになったかな。


頭部まわり。
実は一番苦戦。

リペイントメガトロン頭部

本来なら、
目と口の中を構成する赤いクリアパーツを外してスプレーしたかったところ、
赤いクリアパーツがどうやっても分解不能
自分のマスキング能力的に、
目のあたりに塗料が流れ込んで取り返しが付かなくなるオチがはっきり見えたので、
顔面周り全部、大雑把にマスキングしてスプレーの後、面相筆塗り。

実は、もともと、顔面の目立つ面はシルバーで塗られていたので、
多少色が乗ってなくてもそれほど違和感無いだろう、とタカをくくっていたら、
追加塗装した銀色の面が、色の乗ってない部分の緑の地色を反射しまくって、
目立つ事目立つ事・・・!
結局、面相筆で外からは見えない奥~の方まで塗って、ようやくまともな見た目に。


さぁ!戦いだ!

白金の悪魔、再び!

塗装的には失敗してるものの、やはり全塗装の効果は中々。
やっぱりメガトロンと来たら、凶悪!メタリックエイリアンロボ!ですねぇ。

塗膜の剥がれは・・・、今のところは良く分からん。
一月くらい、いじりまわしてみますかね。

白刃一閃

軟質パーツも、ダメもとで塗ってみた。
ちょっと動かしたくらいじゃ全然平気っぽい?
ギア連動ギミックとか全然マスキングしなかったのですが、
全く問題なく稼動。
この大雑把さがトランスフォーマー、大好きさ!

凶火
(クリックで拡大)

手足とかホントに全然分解できなかったので、
もう構わず組立て状態のままブシャー!っと無神経に吹いてしまったり。
動かすとちらちら塗り残しが見えるがもう気にしない。


トランスフォーム!

リペイント・エイリアンタンク

エイリアンタンクモードにも問題なく変形。
ホントに大雑把塗りでどうにかなっちゃったなぁ。

銀色のエイリアンクラフト
(クリックで拡大)

意外なほど銀一色の存在感UPの効果が出ているエイリアンタンク。
メタリック塗装の威力、スゲエ。

装甲上面のブラスゴールドのV字ライン、マスキングがどうも上手くいかなかったので、
諦めて塗りなおす事に・・・したけど塗るの忘れてたなぁ。
装甲背面のガンメタル塗り分け、苦労して(するなよ)マスキングして残したのに、
周りの銀が強くて全然印象が弱い。もうひと手間、メタルブラックとかで塗るべきかも。

リペイント・エイリアンタンク、リア
(クリックで拡大)

パーツ分割の無い部分は、スミ入れしないとのっぺりするかな?
と思いきや、モールドが深いので自然に陰影が入って良い感じ。

重量感すら覚える強力なメタリック・・・、これはクセになりそう!


銀炎、再焔
(クリックで拡大)

―――疾る銀雷、燃ゆる白炎―――


というわけで、
とうとうガマンできずにやっちゃいました、な、
リペイント・メガトロン

まぁ、何しろほとんど銀一色、なので、手間的には楽でしたかね。
スプレーorエアブラシ塗装に慣れた方なら、
それこそ片手間レベルで攻略出来るんじゃないかと。
顔とか分解できればもっと楽なんだが・・・、
今回、組み殺しの構造多すぎ。

銀の復讐者

そして、効果はバッチリ!
劇中の印象そのもののメガトロンが出現!

塗装そのものはちと失敗気味なおかげで万全では無いものの、
ギラギラ光る異形のボディはホント、存在感に溢れてカッコイイのですよ!

そろそろ劇場上映も終わってしまう"リベンジ"、
しかし、まだまだ燃え尽きない止まらないですよ!

2009年7月25日

オレの忍耐が燃え尽きるほどヒート

当方、今座したまま悶え転げております

月末にジェット爺さん、さらに未だに未入手のリーダーオプを同時買いしてやろう、
と目論み、来るべき出費に戦慄ゥ!なんで、クールにスルー予定だった

魂スペック・テッカマンブレード&ぺガス

なんですが、
某所の最速レビューを目の当たりにして、早くも決心がグラグラグラグラヌハァ!


あと、国内版発売まであと一週間にして、
ボイジャーメガトロンにステンレスシルバーぶっ掛けたい欲求がマキシマム!

日本版と海外版がホントに同じだったら問題ないんですがねぇ。
ああ、あのゴツゴツボディが、シャープな銀色に輝いていたら、
どんなにカッコヨイだろうじゅるり。

あああ、スプレーがそもそも高価いしこの湿気でカブりそうだし
入手し辛い海外版は念のためキープで日本版でやろうって決めてたのに
どうにも辛抱たまらずゴロゴロゴロゴロ転げているわけで。


なお、現在、趣味人*十年目にして、ようやっと『ジョジョ』読み始めたんで、
しばらくの間、徐々に文章とか擬音が変になると思われます。ドッギャーーン。

いま6巻。今更過ぎるけど願わくばネタバレしないで、ね?

2009年7月23日

わ・・・、ワンフェ・・・

そういえば、今気付いたので、憶えてるうちにお知らせですが、

サークル"Ctrl+N(シンキサクセイ)"は、
今ワンフェスは欠席です。

で、思い出して気付いたんですけど、
ワンフェス、来週頭だったんですね。
本気で忘れてた。

"えー?サークルってなに?"言うな。
本気で転げまわりたくなる。


黒いジョークはさておき、今回は本当に欠席。

主力たる兄者が、暮れからずっと、
割と限界まで表稼業に注力せざるを得ない状況で、
作品の進捗度がぶっちゃけ前回のワンフェスから変わってないので、
"ご紹介までに・・・"というわけにもいかず。

で、
そういう時に威力を発揮しなければならない、
副将たる当方はっていうと、

全然成果が上がっておらず

orz

・・・いや、面目ない。

しかし、ちょうど良かった、とも思える。

何しろ、出れば出るだけで確実に数万からの出費になるワンフェス、
今回はとても工面できなかったので、
仕方が無かった、と己に言い聞かせます(泣)。


まぁ、気分的にも、
例のエスカレーター事件が、すっかりこじれてしまい、
冬は中止、夏はやるの?やらないの?
的な、モチベーション上げて良いのかムダなのかみたいな、
微妙な時間が長かったんですよね、今回。

あのタイミングで"夏はやるよー"と言われても、「えー!?」みたいな。

んで、次回はぜひ、ビッグサイトと仲直りしておいて下さい、WF実行委

海浜幕張って、だいぶ遠いオマケに、
誰が言ったか言い得て妙な、
"地形効果"が全然無い会場ってのは、辛い・・・。


いい加減、当方も作業を再開しないと、
冬までに間に合う気がしない・・・。
技術的なヤマに差し掛かって挫折しそうな所で、
ちょうどリベンジ祭で、すっかり中断してしまったけど、
そもそもアレが売り物になるようなものか、
というのも未だはっきりしないし・・・。

というか、それ以前に、
冬までに経済状況が回復している事を切に願う

2009年7月18日

コンストラクティコン!集結せよ!

買 え た !

集結!建機軍団

勝った!勝ったぞ!
戦いに勝ち残り、EZデバステイターの回収に成功せり!


最後まで心配だった、ベイブレード列に混ざって並んでる状態も、
列さばきの店員さんに、
オレの後ろの果敢な若者が"このへんTF者"ってアピールして、
列分岐させる事に成功。

その若者が後ろにきた時、

当方「ん?ベイブレード?」

とイジワルを言う当方(邪悪笑)。
(全力で否定してくれました。ゴメンゴメン。)

結局、あれだけ(100人くだらない人数だったような)の行列で、
TF者はたった7人

・・・あい、ワタクシが先頭でした。どうもすいません(邪笑)。

しかし、人数が確定した段階で、
皆が抱いている不安が、膨れ上がって店員さんに炸裂。

「幾つ有るんですか?オレら買えるんですか!?」

だがしかし、このザらすでは、要領ゲフンゲフン!お店の都合で、
セットを作っておらず、
カートンもわざわざ全部ばらして単品状態で陳列しているから、
セットが幾つあるか、は「分からない」と答えてしまったから大変

ウワア!その回答は燃料投下だよ兄さん!

・・・そう、今回ザらすは、たぶんグループ方針で、
EZデバはあくまでバラ商品扱いで、合体云々はお客に一任、
というスタンスらしいのです。たぶん「分からない」もテキスト回答。

でも、わざわざチラシに全部集めると500円引きとか
書いちゃってるのに、
店員が仕様を知らんわけ無いだろう、的に詰め寄られ気味になってたので、
まぁ、当方、現場でぶっちぎり一番年長者の余裕で、

「あー、店員さんや、"あの箱"状態で、ざっくり幾つくらいあったのかね?」

という聞き方に切り替えてあげた所、

「あ、だいたい4箱くらいです!」

「ああ、じゃあ、ひのふのみ(列の人数カウント)、ギリギリ全員間に合ったね!」

我ながらナイス鎮火、と思ったけど、
限定数無しだったから
手前の人が複数買いしたら後ろの人噴火しそうだなぁ・・・、
と、内心ドキドキしつつ、いよいよ店内に!

おおおおお!

あった!これが!夢にまで見た!EZコレクション・コンストラクティコンズ!

密かに心配してた、列崩してダッシュするようなヤツも居らず、
なんか、軍隊みたいなきれいな密集体形で棚に到着。
キミたち、マジカッコ良いよ!

「で、では、先頭のおいちゃんから順にとってくよ~よよ~。」

んもう、早よせな、という感じで、
後ろの人も1個ずつ取って行く。

そして、ほぼ同タイミングで、後ろの人とワタクシは声を上げました。

「・・・分からん!」

ええ、そうなんです。
あれだけ焦がれて資料を眺めていたはずなのに、
直に見るパッケの中の彼らは、

思ってた以上に個性が薄くて

ぶっちゃけ、どれとどれとどれを買えば良いのか、分からん!

ぅええええええ!?

オレら先頭グループは、マジ恥じている場合ではありません。

床に並べて首実検しつつ、
気の利く人が店員さんにオーダーします。
「カゴ!カゴ!」

「ちょ、待て!黄色二つ、赤二つ・・・?アレ!?6つしか無いぞ!?」

「あ・・・?えー、あ!黄色3つ!3つ!」

その頃、カゴを抱えて戻って来てくれた店員さんがぽそっと一言。

「・・・通しナンバー振ってありますから。」

「「あ!」」


数分後、ベイブレードを抱えたお子でごった返すレジでお会計を済ませた当方。
ちゃんとコンプ割引500円も適用されて、
「コレ3000円!?すっげえ!」
と、幸せの最中。

あ、ちゃんと自粛して1セットしか買いませんでしたよ(苦笑)。

となりのレジでも、
ずっといっしょに並んでいた戦友が、意気揚々とレジを抜けてゆきます。

おお、おお、良かった良かった!

と、袋を覗きこみ、ピタリと静止し、踵を返して売場に戻ってゆきます。

あああ、あれだけ言ったのに、ダブって買っちまったのか!?

と、人のふりを見ると、自分も気になってきます。
というか、先頭であれだけ確認したものの、
万が一、という事があれば、挽回のチャンスは今しかありません。

ガサッ!と袋を開いてかき回します・・・、が、よくわからん!

ええい、もういっぺん床にまいてやろうか!?

と、ここでアラーム

はい、憶えておられますでしょうか?
当方、この後、
15分以内に移動して法事だったのです。

当方、寺まで移動の足役なんです。
どうあっても外せない用事があるから、と言って、
ギリギリまで待たせているんです!

「・・・大丈夫、一度は全部並べて見た、ナンバリングも確認した・・・。」

一抹の不安が芽生えつつ、ダッシュで自宅に戻ります。
ええ、まだスーツも着ていません。

ダッシュ!ダッシュ!ダンダンダダン!
と、脳裏に歌が聞こえます。


その後、ザらすの袋は、車のトランクに詰め込まれたまま、
いっしょに寺へ

お経を聞いて煩悩、というか、雑念、というか、
ダブりへの不安を洗い流しつつ、
祖母の御霊をスペースブリッジ的に極楽へ送り出すことに専念する事、半日。


今ココ。

スーツを脱ぐのももどかしく、
袋を逆さにして、ナンバリングを確認・・・。

『1・2・3・4・5・6・7』

全部揃っていた時の安堵といったらもう!

いや、こんな激しい
(いや、7時半から並んだのは自己責任だが)争奪戦は、久々。

たぶん、後ろの勇士6、7人も、きっと仲良く1セットずつ手に入れたと思われます!
(現場の雰囲気的に(苦笑))

みんな!おめでとう!我ら全員の健闘に乾杯だ!


さて、当方、これでやっと安心して、
卒塔婆を立てにゆく作業に戻れます。

いやはや、法事のシーズンに"多々買い"が重なるとキッツイと、
改めて思い知らされたデバステイター祭りでした。

戦陣鬼

さぁ~!建機狩りの時間ですよ!

せっかくこういう機会に備えて用意した野外用写真アップツールが
動かねぇじゃん、
やれやれ、現場の生々しい有様をご覧いただこうと思ったのですが(邪笑)。

え?今、ザらすですよ!ザらす!

リアルタイムですよ!
時間は"パーマリンク"で確認してくださいねー。

それにしても、さすがに早すぎたか、誰もいねえ。
ジョギングのおっちゃんじっちゃんばっかりが後ろを通過する。

いやぁ、当方、今回はここが決勝戦。
前にも申した通り、よりによって本日法事でしてね。
集合時間10時30分
ここから集合場所まで15分
という、恐ろしくピーキーな電光石火の一発勝負なのです。

ゆえに、勝算が1%でも増えるなら、
ええ、3時間でも待ちましょう。

...にしても、だぁれも来ねぇし居ねえ(笑)、
蚊しか居ない...。

と思ったら、なんと少年参陣!
(with 保護者)
おおお!これはなんと世も末将来有望な頼もしい若侍か!

...って、ああ、今日はベイブレードもあるのね。

これ書いたり間違って消しちゃったり(泣)してる間に、
かれこれ1時間だが、TF者は現れず。
蚊の食事も終わったようだ...。

もしや、結局このままひとり無双!?

いや、それは構わないんだが、
開店したら実は一個も入荷してなかったとか、
それだけはカンベン...。
マジでここ一発勝負なんだ。

おお、オールスパークの名に誓って!
どうか加護をお与えください!

・・・なつ・・・!

ちょろっと夕方出かけて、夜には戻って、明日早いからとっとと寝よう、
・・・とか思ったら、
なんか都心から三鷹辺りまで、上下問わず大渋滞

ナニコレ!?

仕方なく、新宿で時間をつぶし、
渋滞がはけるのを待ってから移動開始したのが、実に0時過ぎ
うぉぉぉ・・・、眠ぃ・・・。

まぁ、この時間なら、もうタクシーくらいしか居ないから、
道もスイスイ、もうマジでとっとと帰ってバタン、と寝る!

・・・・・・ナニこの牛歩

流れてる。
流れてる、っちゃあ流れてる。

しかし、何故、
追い越し車線に車がいっぱい詰まったまま80キロ巡航してるんだ!?

ここで、ようやく合点した。

ああ、夏休みか!連休か!

うおおおおい!バスと併走してないで退いてくれ!
**キロしか出さないんなら退いてくれ!

右側は追い越し車線だから、基本開けておいてくれ・・・。

と、思ってたら、大クラッシュしてありえない姿勢になった車が、
一車線塞いでたり・・・。

アンタは飛ばしすぎだ。生きてて良かった、全く・・・。

また、どうにも危なっかしいホリデードライバーの季節がやってきました(苦笑)。

2009年7月16日

すた☆すく

まさかと思って本当にタイトルの如く書いてみたら、
本当に"ゆる~い学園ロボット・イン・ディスガイズ"になった。

すたすく

というわけで、
EZコレクションのスタスクがバラ売り高騰してて手が出ねぇよ!

と、思ったら、何のことはない。

某秋葉近郊のアメトイショップで、
LEGENDSクラス(海外版EZコレ)のスタスクが、880円で売ってるじゃない。


何か、EZコレクションのスタースクリーム、
どうしてかコレだけ、ワンケースに1個、入ってるとか入ってないとかで、
希少アソートになってしまっているそうで。
秋葉原だと、大体1000円前後~2000円くらいで販売されていたり。

さすがにそれを聞いてなお、運を信じて引く気になれん。
もし、またバンブルビーが出たら、
さすがにその場でO・R・Zのボディサインを実践してしまいそうですよ。
前作のやつと通算で、幾つバンボビ引き当てたと・・・。
1個くらい、赤いスプレーぶっかけて、
クリフジャンパー!と言い張ってしまおうかってくらい。

880円ノンリスク(笑)、おまけにパッケまで付いてるんなら万々歳ですわ。
色とか、違うのかな・・・?
まぁ、気に入ったからいいけど。


というわけで、

LEGENDSクラス スタースクリーム

ちっちゃくてもスタスク

レビューって程じゃない手抜き撮影。

幅広のプロポーションがことさらに強調されていて、
写真だとシリーズで一番微妙な感じでしたが、
実際見てみると、さほど違和感無かったり。

ただ、
「ポージング?うん、それ無理!」
な感じ。
足がほとんど固定なのと、せっかくヒジが可動するのに手首の向きが変なんだ(苦笑)。

ちっちゃくてもトランスフォーム!

トランスフォーム!

パケ裏の解説がさっぱり分からない、と思ったら、
図が間違ってるというオチ。
ジャマなもの全て裏に畳んでひっくり返す、的な。

ちっちゃいラプター

ビークルモード

おお、中々良くまとまっている!
プロポーションもそれなりにラプターっぽいし、
"エイリアンタトゥ"もしっかり入っていて雰囲気良し。

ちっちゃいけど手首(苦笑)

そして、手首が収納できない所まで再現されてるお茶目さん


LEGENDSクラス(EZコレクション)、やっぱ面白いなぁ。

オプティマス&ジェットファイアも、変形前後のプロポーションも良く、
意外と遊べて、思いの外良くまとまってたし、合体も"くっついただけ"の割に見栄えしたし、
このスタースクリームも、このサイズによく特徴を落とし込んでいて、
良く出来てる感じ。

どれも、手にちょこん、と乗せられるサイズながら、
ちまちましたギミックで変形させて、中々さまになってるのが実に楽しい。
確かにこれは集めたくなってしまう。

フォールンも欲しいが、初動が遅くて全然見つからん。
再入荷があると良いが。

しかし、EZの期待の星!EZコレクションDX デバステーターは、
もう皆様ご存知どおり、まさかまさか!の、メーカー非常事態宣言、
脅威のショート率で、とても行き渡る数は出荷されない、との事で・・・。

あるお店では、初回入荷ショート率85%という恐ろしさ。
聞き込みしたりネットで情報を見てたりすると、
だいたい1店舗3、4セットしか確保できなかったみたいですね。

ネットで予約してた方々も、続々撃沈し、
18日当日に店舗突撃の方々で、阿鼻叫喚の争奪戦が予想されますね・・・。

当方も参戦したいところ、
参戦したい、
ええ、ぶっちゃけ、店舗で奪取!が大好きな当方的には、
まぁ、さすがにちょっぴり戦慄の激戦ですが、参加したくてしょうがない。

・・・当日、法事でしてね。

orz

今のうちに、11月分予約しておくか・・・。

2009年7月14日

逃げるのは臆病者、しかし

しつこいようだが、狩り被害関連捕捉。

記憶をたどっているうちに思いついた、被害回避できるかも法。


大体、連中がターゲットを見定めてから、追尾を始める間に、
追尾が空振りになるか否か、オイシイかオイシくないか、
判断に若干のラグがあるようです。

結果として追跡開始時には、彼らは文字通り、
ターゲットの後方から追う事になる事が多いようです

当方も、背後で、急に小走りで追って来る人間に不意に気付き、
何となく意識に入れつつ避けようとしたら真隣に並ばれて声を掛けられた。

この際、もう1人が、
(ご存知の方も多いと思いますが、彼らは必ずツーマンセル以上で行動します。)
反対側に回り込もうとしています。

というわけで、とりあえず対策として、

尾けられている、と感じたら、即座にダッシュで逃げる

というのはどうでしょう?
もちろん、

声を掛けられても同じくダッシュで逃げる

前方です。まっしぐらに。
側面は固められている可能性があります。
声を掛けられても振り向いてはいけません。

もし、これで本気ダッシュで追って来たら、

助けて!襲われてます!

と、大声で叫ぶのはどうでしょう。

それでも追って来たら、頑張って中央通りを走り抜けて、
秋葉原駅か、地下鉄末広町駅に逃げ込み、
SUICAを常に携帯しておいて、
ちょうど来た電車に乗れる、というラッキーを期待できるか・・・?

店舗に逃げ込むのは、意外とダメそうですね。
基本的に袋小路だし、非常階段などがあっても、
構造を熟知して無いと辛いし、最悪、店員が敵に回ります

建物に慣れていて、ある程度距離を稼げていれば、
"密林"ドンキホーテとか、
裏口・非常階段・エレベータ、と、移動に選択肢のあるラオックスとか、
比較的有効かも。

場所によっては、裏通りを駆け抜けて普通にまいてしまうことも出来るかも?

何しろ、彼らは基本的に余所者です。

いかにも、ココ詳しいんですよ、的なことを言いますが、
でもよく会話を思い出したら、

「車どこに停めてる?
UDX?それってどこ?

って言ってましたからね。
たまにやってきては、駅~中央通り~同人ショップ周辺を延々周るだけ、
という、土地勘ナシ者である可能性も。

ただし結構有名な、某アングラDVDショップのあたりは多分、
むしろ重点的に通い詰めている可能性があるので注意。

最後に。

それでも健闘空しく捕獲されてしまうかもしれません。
何しろ彼らは、給料もらって業務としてトレーニング積んでるチート野郎です。

彼らは恫喝的な態度で言うでしょう、

「何故逃げた?」

と。

自信を持って答えてください。

怪しい人間が走って追ってきたからだ!

と。

この上ない正論に思える。
まぁ、彼らが暴威を持ち出したらどうにもならないだろうけど。

機会があったら試す。

2009年7月12日

羊たちの牙

ところで、よくよく考えたら、

ビクトリノックスが無いと家でナッツの殻を割ったり魚のウロコを取ったり、
折り紙を作るための新聞紙を切ったりリモコンのネジを回したりする事が出来ない

と、気付き、

新・ビクトリノックス!

しょうがない、任意提出させられた、故・二代目ビクトリノックスに代わる、
三代目を購入して来ましたよ。


ちなみに、返還させる方法もある。
ただ、裁判所に書類で意義を申し立てて、通れば、の話、
みたいな、果てしなく面倒でこじれそうなプロセスを経る必要があるので、
普通は泣き寝入り。

中には、ガチで"友人からもらった記念品"だから返還を請求したけど、
何年たっても音沙汰が無い、なんて方もいるらしい。


三代目ビクトリノックス。

ビクトリノックス

やはり、美しいですね。
道具として決してコストパフォーマンスの良い部類ではありませんが、
携行用ツールとして磨きこまれた、"老舗"の息吹を感じる事が出来る一品です。

今回購入したのは、
定番の"ナイフ/ハサミ/ヤスリ&ミニマイナスドライバー"に加え、
片面にツースピック(つまようじ)orピンセットホルダー、
反対側に、LEDライトを内蔵した、スイスライト

2代目は、ピンセットホルダーの替わりにボールペンが入った
シグネチャータイプだったのですが、
このボールペンが思ったより頼りにならない代物(苦笑)だったので、
(も、もしや防水インクだったりとか?ワクワク・・・、アレ?乾いて書けない・・・。)
今回はピンセット付きをチョイス。

フルオープン

フルオープン。
可動部のテンションやガタの無さ、スムーズさは、
さすが、某大陸製品のパチモンとは正に比べるべくも無い見事な手ごたえ。

残念ながら近代日本工業製品ではないがしろにされがちな(暴言)、
"感性"を設計に取り入れるのを得意とする、
ヨーロッパ人らしいプロダクツと言えるでしょう。

ナイフ

ナイフエッジは結構鋭い。ちくちくする。
ただ、刃厚が薄いので、乱暴に使ってるとすぐナマクラになってしまう。
そうすると刃研ぎしなくちゃいけないんですが、当方、ヘタクソなんですよね。

ハサミ

ハサミ。
不思議なくらい切れる。これはホントに設計と研ぎ精度の良さとしか。
ただちっちゃくて使いづらいのは携行ツールの宿命か。

ヤスリ&ドライバー

さすがに使用頻度の低いヤスリと、
コレばっかは毎度オマケとしか思えないミニマイナスドライバー。
マイナス、ってのはともかく、刃の部分が短いからネジ穴に入らないことが多々。
ダメじゃん・・・。

LEDライト

LEDライト。
"スイスクロス"エンブレム部分がラバー?になっていて、隠しスイッチになっている。
中々良いセンス。
しかし、今時赤色LEDって、どんな特殊用途かと、小1時間(略)。
おもちゃのプロジェクターライト(壁にキャラクターが投影できるぞ、みたいなやつ)
だって、いまどき白色LEDなのに・・・。

分解して変えちゃおうか、とか思ったけどコレ、どこからバラすのかさっぱりわからん。


というわけで、携行ツールの王道定番ブランド、ビクトリノックスでした。
いやぁ、やっぱり、手に取った時のワクワク感がたまらないですね。

ああ、もちろん、皆様ご承知と思いますが、

家から持ち出したら犯罪ですので

まぁ、携行ツールなんですがね。存在自体が日本国の法に反する代物です。
だから、日本においては、これは観賞小物ということです。
古刀剣コレクターの方に比べれば、家にある分には合法なのでまだ楽ですね、
ああ、良かった。

ところで、ウェブサイト(ビクトリノックスジャパン)を見たら、
なんと、小刀の所持を犯罪として適用している某国家でも
実用できるツールを目指してか、
『ブレードレス』なんていうタイプがあるみたいです!
搭載ツールが、ほんとデフォのやつしか今のところ無いのが残念ですが、
これは欲しいですね。

ただ、ハサミが入ってるので、官憲のご機嫌を損ねたら、これでもNGって気はしますが。

読んでみると、驚くほど曖昧な法律ですからね、軽犯罪法。

当方が被った状況が生温く思えるような、
とんでもない過去事例が幾つも有るようなので、皆様、くれぐれも、
道で警官を見たら気付かれる前に逃げるか、
笑顔で平伏して、くれぐれもご機嫌を損ねないよう、ご注意下さい。

**追記********

ホントにビクトリノックスのハサミもNGだったらしい。
"「人を殺傷しうる凶器になる」"って言われたそうだ。

チッ、今、まさにアマゾンでポチろうとしてたのに・・・。

ググってると、ナイフ狩り被害の方が、ホントに多い事が伺える。

中には、ビクトリノックス社にメールで、
"ナイフの無いバージョン作って"
的なお願いをした方もいらっしゃるようですが、
そのビクトリノックス社からの回答が丁寧で、内容がすごい。
どうやら、諸々の被害の口実としてよく使われるマルチツールの発売元であるビ社は、
この問題を重視しているようで、結構情報を集めておられる模様。

ビ社としては、マルチツールの携帯が違法とは思えない、とのこと。

そして、ぶっちゃけ、
新宿、池袋、秋葉原
以外では、こういう被害はウォッチされて無いそうです。

・・・わかっちゃいたが、露骨なピンポイント。
"こっち系"の人間は見た目と雰囲気が"気味が悪い"から犯罪者で、
"あっち系"の人間は、見た目ヤバイけど"カッコイイ"から善良な市民、ってか。

"こっち系の人間の偏見ですが"、と、断っておきますが、
渋谷とか立川とかの方が、治安が悪そうという点ではよっぽど危ないと思うけど、
なんで、素手でリンチしてきそうな連中が闊歩してる地域には
おまわりさんは入ってこないんですかね?

"「ヤ*ザに道を歩かせる道理は無い」"?ほんとに実践しようと思ってる?

************


オマケ。

いっしょに買ってきた刃物色々。

穴あきハサミプロ

穴あきハサミプロ185(サンスター製)。

"185"は、刃の長さ、穴あき、は、見ての通り。
しかし、コレの真価は穴がどうこうではなく、
ちょうつがい部がスライドしてせん断角を深くする機構にあると思う。

ちょうつがいがスライド

いいなぁ、バカだなぁ(賛辞)。

グリップまでステンレス一体のすっきりしたフォルムもカッコイイ。
"グッドデザイン賞"だとか"ステーショナリーオブザイヤー"だとか取ってるそうで。

マグネタッチ

マグネタッチ(オルファ製)。

昔からよくあった、"かまぼこ型"グリップのちびカッターの末裔的代物。
名前の通り、裏面にマグネットが入っていて、
冷蔵庫とかPC筐体とか(やめてぇ!)に、ペタペタくっつく。
また、刃がスプリングで自動的に引っ込む安全機能付き。

おまわりさん曰く、

「(上記)みたいなカッターが筆入れに入ってる分には、
さすがにそんなの取り締まらないね、普通。」

と言っていたので、早速買ってきた次第。
ただ、なんか軽犯罪法の解釈で"凶器"って言われる可能性は
否定できない気がする

このおまわりさんはOKでも、別の機嫌の悪い警官はNG出す事もあるかもね。

セラミックペンカッター

セラミックペンカッター(京セラ製)。

いわゆる一枚切りカッター。
ペンタイプで、コンパクト、携行性もバツグン。
ちみっちゃい切れ刃はしかし、セラミック製で切れ味中々に良好。

セラミック刃

ただ、刃先が1mmちょっとしかないので、厚い封筒なんかだと、
(具体的には、とらのあなの袋とか。)
切れても貫通できないような事も・・・。

あとそもそも一枚切りなので、梱包を浮かせてテープだけ切る、
みたいな使い方をするには、結構コツが要るんじゃないかなぁ。

とはいえ、これは便利なので車に常備したいですが、
軽犯罪法の解釈で"凶器"って言われたらオシマイだから
やめた方がいいですね。

・・・・・・、
コレで人に負わせられる怪我って、ボールペンとか車のキーとか、
何なら生身の爪とかの方が、まだ重傷になるんじゃね?って気もするけど。

聞いてみたくなってきたな、警察に、どこまでNGか、って。


刃物。

とても便利な、しかし、人間を害しうる道具。
そしてそれゆえ、そのパッケージングには、
職人的センスを持ったメーカー各社が、趣向を凝らし、
生活に溶け込む、自然な使用と携行が可能になっています。
そこには当然、道具としての魅力が生じ、
我々、"こちら系"の人間を魅了して止みません。

それを、あるべき状態に保有する事が罪というなら、
それは、ほぼ人間そのものの原罪、なのかもしれませんね。

あとは、使う人間次第。

2009年7月10日

彼らは正義の味方だそうです

さて、面白いネタを拾ったからには、書いておかないと損だ。

警察に捕まりました。
ええ、例の秋葉原ナイフ狩りで。

いや、ココをご覧の方なら、想像つくと思うのですが、
ここんとこ、リベンジ祭で、車上品評を頻繁にやってたし、
昨日もトイ目当てで秋葉に行ってたので、
梱包を切るビクトリノックス持ってたんですよね。
(別名"十徳ナイフ"だが、そういうと怒る人多いぞ(笑)。)
(警察用語では"アーミーナイフ"という、いかにも殺意に満ちた分類名となる。)

で、まぁ、ここにも以前に書いたので、ご存知の方も居られると思うのですが、
当方、前歴があるので、
今回は書類送検という事になり、
その結果、もしかすると、裁判所から召喚がかかり、
その取調べの如何では有罪
だそうです。

ほぉら、面白い。
ようやく皆様のご期待に答えられました(邪笑)。


ちなみに、取り締まっていたのは、私服警官の方。
ええ、例によって気さくなお兄さんでしてね、
こちら系の趣味にも結構造詣深そうだったので、
ひょっとしたらすごい偶然でここをご覧かもしれませんね。
そうしたら、コメントでも残していってください。

お兄さんいわく、

(要約)
「普段見ない人がいるからとりあえず声を掛けた。」

ええ、普段は夕方から夜に来ています。
やっぱりいつもどおり夜来るんだった。

(要約)
「貴方を取り締まるメリットは警察には全く無いけど、
見てしまったからには警察として逃がす言い訳が立たない。」

「メリットが無いどころか、こうしている間に、本当に悪い人間が取り締まれず、
デメリットにすらなりうるけど、どうしようもない。」

「ほんともう、何で持ってるんだよ・・・。」

平和への貢献には全くなってない上に、ひどくバカバカしいコスト高な処置、
という自覚はあるけど、決まりだからどうしようもない、みたいな。
お仕事ご苦労様です。

あと、同様の件で万世橋署は満席だそうで、
(ほんっとにご苦労様
近隣の別の署まで、車で送っていただきました。

取調べのディテールは、前回やったから省く。
ちなみに、今回調書を作った方は、前回の方より所作が的確で、
こちらも要領を得ていたので半分くらいの時間で終わりました。

ただ、ちょっとした会話の隙をうかがって、
こちらが精神的に何らかの問題があってナイフを常時携帯している
可能性を引き出そうとしている、という点は、
今後の皆様へのアドバイスとして書き残したいところ。

帰りは、もちろん、中央通りまで送っていただきました。
もう、ほんと何からなにまでお手数お掛けして申し訳ないですね、ホント


ちなみに、今回は身元引受人として、
隠居している当方の親父殿に電話をされましてね。

おかげさまで、後で私は犯罪者として扱われました

まぁ、犯罪者ですがね


アンフェアなんで、
向こうに良いことも書いておきますが、警察のお兄さんいわく、

「相手がヤ*ザだったら、これでもう即座に手錠を掛ける。
奴らに道を歩かせておく道理は無い。」

との事で、それに関しては同意。
ヤバイ人間を取り締まるための"理由"みたいなものだから、
何とか一般人に対しては穏便に済ませたい意向だけど、
何しろ当方、前歴があるので、寛容な処置が取れないそうで。
どうも、お手数お掛けします。


さて、念のため申しておきますが、
当方、ナイフが護身になるような腕の立つ兵法者ではありません。

素人でも殺傷力のある武器があれば護身になる、という考えは、
分からないでもないが、
当方的には、
その武器が奪われた場合が恐ろしくて持つ気にも抜く気にもならない。

素手が一番ですかね、護身っていうなら。


故 峰隆一郎氏が、著書の中でよく言われたこと。

「相手の命を奪うなら、まず自分が死なねばならない。」

私なんかみたいなどうでも良い人間ではなく、
前途ある人間、社会的に有意義なことの出来る人間が、
ちょっと便利だから、十徳ナイフを持ち歩いていて、
運悪く取締に遭い、社会的信用を失ってしまう、

そんな国益すら損なうリスクを負ってまで、
ああして膨大な手間を掛けて中央通りに展開している彼らは、

では、もしもう一度"あの事件"が起きたら、阻止出来得るのか?

と、問いたい。

自分が死ぬ気で自暴自棄になった人間と、
リップクリーム、ボールペン、ナイフ、という感覚でたまたま持っていた人間を、
同列に取り締まる組織に、その時、そういう覚悟が得られるのか?と。

彼らが、真に我々にとっての防人となりうるなら
私はその彼らの正義に逆らった、という罪を真摯に受け入れよう。
彼らの存在を、平和と治安の象徴として、尊重し、尊敬しよう。


というわけで、
大体、書類送検から、
呼ぶ/呼ばないの判断まで、手続きに2ヶ月近く掛かるそうで。
ええ、向こうも忙しいそうで

2ヶ月くらい後に、前触れも無く更新が途絶えたら、
「ああ、檻の中か。」、とでも思っておいて下さい。

やれやれ、残り2ヶ月か。
部屋の整理が終わらない。

何にしろ、もう日中の秋葉原には近づきたくないですね。
やっぱり、私はどこまでも、"夜の生き物"であるようで。

2009年7月 7日

BLADE SILVER

―――無限の銀河を蹂躙し―――

次元を超える破壊の主


もうしばらくは何も無いだろうな!?
TFだけでも瀕死なのに、潜在能力を発揮しろ!とでも言うように
リボ冥土とかfigmaお嬢様とか容赦なくやってくる月末月頭。
預金残高を見ると気分が悪くなる今日この頃・・・。

オルタニティメガトロン

それでも買ってしまった、
"オルタニティ"メガトロン
(ブレードシルバー)

発売が延びに延びて、
よりによってこのリベンジ大戦の真っ只中にぶち当たりよった・・・。

しかしまぁ、難民になるのはゴメンだし、
難民になるのを恐れつつスルーし続けるのもイヤだなぁ、という、
スケジュールに買わせられてしまった感があったものの、
箱を開けてみて、そんなヤレヤレ感は吹っ飛んでしまいましたね。

良いわ!コレ!


密度感のあるビークルモード
スケールは1/48

(2009/10/20追記)ゴメンナサイ、1/32の間違いみたいです。

NISSAN フェアレディZ
(クリックで拡大)

モチーフはNISSANの新Z(FAIRLADY Z 34型)。
マッシブなカッコ良さが中々によく再現されている。

映えるブレードシルバー

塗装色は、"ブレードシルバー"とのことで、
チタンっぽい色味の深みのあるメタリック色。渋くて実に素敵。
塗膜もきれいでホイールあたりのアルミシルバーとの質感の差など、
ミニカーとしても価格帯を考えると十分に合格点。

Zのしり

リアのあたりの、曲線とボリュームのある色気とか、"らしい"感じ。
ミニカー的スケール感に対して、変形のための継ぎ目が目立つのが惜しい。
リアフェンダーあたりのゲート跡も、もうちょっときれいにして欲しかったなぁ、
とか思うのも、
通常のTFより断然、塗装の仕上がりやカーモードのプロポーションがきれいだからか。

Zの顔

ボンネットまわり。
ヘッドランプは形状とか中々頑張ってて雰囲気はバッチリ。
さすがクリアパーツの厚みで、
中は再現されてるんだかされて無いんだか分からない。
中央には、もちろん、ニッサンエンブレム。
・・・なんだけど、まぁ、さすがに『NISSAN』の文字はサイズ的にムリか。

Zのテール

テール。
テールランプは中身はないものの質感は実にいい感じ。
太っといマフラーは、このサイズなら開口して欲しかった・・・。

あと、見えますかね?ニッサンエンブレムの脇の
『FAIRLADY Z』のマーキングも再現。これは細かい!

Zのドア開放

ドア、ゲート類は、あらかた開閉可能。
この辺は、"バイナルテック"ですでに確立しているとはいえ、
やっぱり変形トイなのに凄い。
ドアがちょっと変形ギミック寄りの構造で、全開に出来なかったりですが。

Zのエンジン・・・?

エンジン・・・?
シルバーのシリンダカバーみたいなものは、まぁ、後述。

Zのインテリア

インテリア・・・、は、まぁ、なんだ、スケールと値段相応、というか。

ドアミラーがメッキで再現されてたりでちょっと嬉しい。

Zのラゲッジ

ラゲッジスペースは全部謎の物体で埋まっています。


さても変形!トランスフォーム!

トランスフォーム!

いや、このトイの何気に高評価な所って、
すこぶる変形させやすい事だと思うのですよ。
いや、前のオルタニティコンボイは、
結局そんなにサクサク変形は出来ない方だったので、
今回も気構えていたのですが、なんですか、このサクサクっぷり!

さすがに初回の変形はわけが分からなかったのですが、
一度やったら、戻す時はすんなり。次もすんなり。アレェ!?
ウソのようですが、リベンジトイと大差ないレベルです!ホントに!

シンクロテック?

この胸部や背骨のパーツ移動はオルタニティの顔とでもいうのか、
コンボイと全く同一のギミック。

"次に動かす部分が直感的に分かるシンクロテック"
に関しては、さすがに「ちょっと黙ってろ」ですが(邪苦笑)・・・。
言ってることは悪くないが、一ヶ所として直感じゃあ分からんかったぞ。

あと、前述のビークルの継ぎ目にも関わるのですが、
ビークルに戻す時に、何気に細かい微調整が要るみたい。
何というか、ビークル変形完了時に、ちょっとにぎにぎして
パーツの決まる位置を探る感じ。


変形完了!ロボットモード!

オルタニティ・メガトロン

これは見事な鎧武者!
正直、どこがメガトロン、と言ったら、銀色である事と、顔、位しかないのですが、
元のZのマッシブさに負けない、重厚であり均整の取れたプロポーションは、
ストレートに格好良いですね。

カーロボット・メガトロン

フロントとリアの特徴的な形状が前面に配置された姿、
正に"カーロボット"と呼ぶに値する。

メガトロン肩鎧

肩の日本鎧風の処理が、見事。
ドアがスライスしてこの形態に変形するのは、思わず感心。

変形が楽、と書いたものの、2点ばかり少々面倒。
まず1点が、この腕の出し入れ。胸部装甲側面と腕の外装が引っ掛かり気味。
まぁ、慣れれば楽になるレベルか。

オルタニティメガトロン背面

背中は結構"楽屋裏"というか何というか、色々の機構が露出している。
スネが、実はほぼ外装だけで出来てるのが分かって面白い。

変形が面倒なところ2点目。
スネ側面(後輪)のパーツをスネの位置合わせタボに入れるときに、
リアランプがぶつかって合わせ辛い。入れてしまえばきちんと合うが、
何度も何度もぶつけているうちにランプの塗装が剥げてきてアアッー!

しかし、そもそも正規の変形パターンで部品が干渉気味だったり、
二度と変形させる気にならない超技巧なものに比べれば、
並みのデラックスクラスと同等の難度まで落とし込んだコレはやはり見事。

オルタニティメガトロン、バストアップ

バストアップ。

独特のアレンジの顔。G1メガトロン様のデザインを大きく踏襲しつつ、
なんというか、細面でのっぺりした、日本人顔なんですよね。
あと、なんか若々しい(笑)。

リベンジのモンスター系の顔ばっかり見て感覚が鈍磨してきていて、
何か物足んねぇなぁ、もうちょっとタバスコかけようぜ?
とか思えてしまうんですが、正気に返れ、これで普通だ(苦笑)。

目は、赤く塗られたクリアパーツで、頭頂部に集光窓が有るのですが・・・、
覗き込んでようやく「光ってる?」くらいの集光率。ちょっと残念。

また、襟元に折り畳まれた外装のニッサンマークが見えるのが嬉しい。
オルタニティコンボイだと、完全格納されてマークが見えなかったんですよね。
個人的に、こういうエンブレムは変形後も見えてて欲しい派。


抜刀!さぁ、戦いだ!

メガトロン、抜刀!
(クリックで拡大)

腰にマウントされた刀、
次元を超えた斬撃を放つ『テセラクタルソード』は、もちろん手に持たせられる。
この刀、ビークル時はちゃんと車体底面に取り付けておける。

刀収納

最近、バンダイとかだとこういうの平気で余りパーツにするから、
こんな当たり前の事でほっとしてしまう。

踏み込み
(クリックで拡大)

可動は、正味のところ、"並"といったところですが、
フトモモの前後方向は結構上等なクリック感があり、それ以外の関節も、
よくテンションを保っていて、しっかり保持させることが出来る。

フトモモは妨げるものも無く、良く動き、ヒザ上のロール軸もちゃんとあるのですが、
ヒザの位置がちょっと上過ぎる。
その代わり、足首が前後左右に非常に良く動き、バランスさえ取れば、
かなり大開脚して見栄を切れます。

威を放つ

腕は、肩アーマーの干渉に気を付ければ、手首のボールも効いているし、
中々良好。
ただ、腕の付け根がかなり後ろなんですよね、胸の厚みに対して。
腕を前に伸ばしたポーズが決め辛いので、
逆に後ろに向かって腕を振ると良い感じに見栄を切れるみたい。

グラビカルブレード!

下腕部の、カタールみたいな形状の短刀も展開可能。
『グラビカルブレード』
徹底的に近接ブレード戦闘特化な装備。

次元を超えて、斬る!
(クリックで拡大)

サイバトロンの繁栄に、今終止符を!


というわけで、リベンジ真っ只中の意外な伏兵
(になってしまった(笑))
"オルタニティ"メガトロンでした。

次元を超える破壊者となれ

いや、発売が遅れに遅れ、期待が不安に代わり、
いつの間にか忘れていた(酷)のですが、結果的には大満足!
"リベンジ"の中での十分に輝く、逸品でした。

とにかく、ほとんど"デラックスサイズ"で定価4,725円は伊達ではない品質、
そして、正統派カーロボット直系トランスフォーマーの魅力を存分に味わえる出来。

メガトロン、というキャラクター性も加味し、かなり高得点。

最初、メガトロンなのに、シンボルアイテムとすら言える、
"融合カノン"が無いのは如何か、と思ったのですが、
中途半端に付けるよりいっそ銃器を無くして、サムライにしちゃえ!
という思い切りのおかげで、確かに新しいメガトロン像を構築できたと思われます。

このシリーズ、"オルタニティ"という存在があまりに超越者過ぎてスゴい、
と評判ですが、なるほど、空間を超越する武装やら、次元をまたいだ存在やら、
ホントに高次元の存在同士の戦いなんですね。

でも、そんなことより、このメガトロン、

異なる次元のメガトロンたちの意見を取りまとめて同盟した

って事が何よりスゴイ気がする。
見回す全員が破壊的なオレサマだってのに、
このひと普通に地球でビジネスマンやっても食っていけるんじゃ・・・(笑)。

まぁ、とにかく、色々と楽しめる、骨身を削って手に入れた甲斐のある、
最新の原典回帰といえるアイテムです。

2009年7月 1日

アウト!アウトっ!

リボルテック アイリさん

がんばれアイリさん。

このオレに、リボルテックを買わせよってからに、大嶋優木殿~!

しかし、箱を開いた瞬間、

「・・・こんの、アホンダラ!」

と叫ばされたフィギュアは初めてだ。海洋堂、自重(笑)。
(買ってみて確かめよう。)

つうか、商品仕様的にも色々アウト。


ところで、だれも怒らないから、
このタイミングでリボルテック・トランスフォーマー(もちろん変形)とか
作りませんか、大嶋殿?

でも、エナジーアックスはマイスターに付属とかやったら買わね(邪笑)。