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2008年12月31日

"寒中見舞い"

さて、先のレビュー記事をもってして、今年度は締め、な訳ですが。

実は当方、今年は喪中でして、
年賀状とか出さない出せない、という事のようです。

というわけで、恒例の"年賀更新"は、ご遠慮させていただく所存でして、
前もってお知らせさせていただき、
この記事にて、ご挨拶に代えさせていただきます。


前もって、と言っても、もう1時間切ったのですがね(苦笑)。


御来訪の皆様におかれましては、
今年も、こんな計画性無し!甲斐性無し!根性無し!なブログに、
一年お付き合いいただき、本当にありがとうございました。

自身の日記と、トイ画像置き場、
あと、何か書いて無いと落ち着かない気分の発散口として、
親サイトの『近況』コーナーに代わる形として開設した当ブログですが、
おかげさまで、何やら私以外の、
結構大勢の方にご観覧頂いている模様でして。

基本的に、私の頭の外に漏れこぼれる雑念で構築される、
という性質上、皆様のご期待に添えているかどうか、
イマイチ不安ではありますが、
来年も、この方向性にて、変わらず(邪笑)やっていこうかと、
思う次第であります。

そう、何しろここは、

余 剰 部 品

それでは皆様、良いお年を。
来年もよろしくお願いいたします!

良いお年をー

百年の時をループしても

さて、大晦日ギリギリ、年忘れ更新になってしまいましたが、
『スプラング』の続きですよ!

>前編

何度倒れても空を見れば


単体としてのトリプルチェンジ能力を排除し(?)、
シンプルなボディとなったスプラング、
しかし、彼には、
半身としてファンクションを増設する、たのもしい支援メカが存在するのだ!

支援メカ、発進!

大型の支援メカニック、
『アフターバーナーユニット(Afterburner unit)』が同梱。
日本名は『アタックブースター』。

アフターバーナーユニット

左右に搭載された巨大な推進器的ユニットと、前方に突き出た2門の砲が特徴。

アフターバーナーユニット背面

推進器ノズル?部は、ベクタードノズル的にボールジョイントで可動。
本体後部に固定ノズルもあったり。

アフターバーナーユニット底面

底面にまで、びっしりメカモールド。
この"スーパーリンク"、いわゆる"平成3部作"通年中でも、
モールドがとにかくびっしり入っていた印象。

そして、
トランスフォーム!

ウェポンズ ドローン

なんか『グラディウス』で大変お世話になりやがった敵メカみたいな、
2足歩行メカ、『ウェポンズ・ドローン』に変形!
日本名は特に無し?"バトルモード"と呼称。

ウェポンズドローン、アクション

砲塔が上下に可動、
脚部は、ご覧の通り、これ可動部の塊の如くな作りなので、
よく動く動く。
・・・のですが、重心の都合と、
足首になったベクタードノズルの可動範囲がイマイチなお陰で(苦笑)、
狙ったポーズで立たせづらいかも。

上脚部の収納部にハッチが設けられていて、
スプリングで閉まり、中の空洞を見せない工夫に感心。

そして・・・、
写真は無いのですが、
ライト&サウンドギミック搭載!

そう!これが、わざわざ海外版を探していた、ほとんど唯一の理由!
このシリーズ、中・大型キャラの多くがライト&サウンド仕様なのに、
国内版では一体何の都合か、ことごとくオミットされていて、
無駄にデカい容積のパーツのなんと恨めしい事・・・。

ついに、このトイの真価を味わう事が出来るのですよ!

天面に設けられた四角いスイッチを押すと、
砲塔のクリア部奥の赤色LEDが発光!
そして機関砲の如く砲撃音が響き渡る!

いやー、これが連射しまくるしまくる!
一回トリガーすると、ズキャア!ズキャズキャズキャズキャ・・・ズキャアゥン!
と、どうも20発近く撃ち込んでくれまして、迫力満点であると共に、
うっかり触ると大変(笑)。
サウンド中はLEDも点滅しますが、点滅が追いついていません。

更に・・・。
いや、説明書には掲載されていないのですが、
何というか?隠しギミック?とすら思えるような。
底面の写真で見える、緑の丸2つ、実はこれもスイッチ

説明書には無いし、そもそも爪先でやっと押せるくらい奥まっているし、で、
知らなかったら知らずに終わってしまうのでは、的な。

まぁ、知ってましたけど(笑)。

で、このボタンのサウンドは、というと、
なんと変形音!
そう、あのギ ゴ ガ ギ ゴですよ!
そう来たかー!

どうも、当方含め、G1直撃世代には、
あのサウンドが憧憬というか刷り込みというか、
強烈な感傷を呼び起こすもののようで、
ヘッドマスター以降(海外では2010以降?)無くなったものの、
前述の平成三部作以降では、
変形音では無いものの様々の形で使用され、
ついに近年の作品では、変形音としての復権を果たすのですが、
まさかこんな所に使用されていようとは・・・!

そして、2連になった緑丸ボタンの後ろ側を押すと・・・、

ガ ゴ ギ ゴ ガ

うわあ!逆変形サウンド!
ああ、もう、なんて仕事してくれんの、ハスブロ殿よ・・・!(感涙)


では、以降変形ごとにボタンを押しながら参りましょう。

支援メカたるアフターバーナーユニットは、
もちろんスプラングと合体可能!

ビークル・パワーリンク

ビークルモード下部にアフターバーナーユニットを接続し、パワーリンク!

日本では、"ビークル スーパーモード"と呼称。

スマートなフォルムが一気に重厚に。

合体と同時に、アフターバーナーユニットのスイッチが押し込まれ、
機関砲サウンド!
こういう連動はちょっと嬉しい。
・・・が、ここはギゴガギだったんじゃないか?本当は・・・(苦笑)。

ビークル パワーリンク 背面

スラスター群がずらりと並ぶヘリ背面。
ヘリとして色々間違っている気がするが気にしない。
宇宙だって飛ぶんだから今更何を、というか(邪笑)。

蒼い光の奔流

何というか、ローターの回転面が凄い力場になって、
凄まじい勢いで飛翔する!みたいな感じでしょうか。


勿論、ロボットモードでも連携!

背後を守れ!

とりあえず、乗ってみた。

騎乗状態

サイズ的にはちょうど乗れるくらいですが、
形状的に全然安定しない(笑)。

そう、乗ることは真価では無いのです。
では、お見せしましょう、スプラングwithアフターバーナーユニットの真価を!

パワーリンク!

スプラング・パワーリンクモード

日本では例によって、"スーパーモード"と呼称。

パワーリンク・スプラング

アフターバーナーユニットを背面に接続!
この状態では、ロボットモードのまま推進力強化、といった所でしょうか。

パワーリンク・背面

バックパック的形状の背面ローター基部に、ガッチリ噛み合って合体。
特にジョイント機構の無い、ツメ勘合ですが、
合いや手ごたえは良好。

巨大なバックパックとなったアフターバーナーユニットは迫力大。

アフターバーナーユニット、展開!

そして、アーム展開!
アフターバーナーユニットの脚部が、巨大なアームとして展開!
細身だったスプラングが、一気にマッシブな雰囲気に!

アーム展開状態、背面

このアームは勿論、自在に可動!
マスタースレイブっぽく、本来の腕とポーズを揃えるも良し、
四本腕として配するも良し!

前方に隙無し

重量は更に増しましたが、
少し腰を落とすと、背後のヘリ時テール部分が支えになるので、意外と立てる。

重厚なフォルムにアクティブなポーズが実に実にカッコイイ!

火力集中!

設定では、この腕はビーム砲になるようで、パケ絵でも
ここに"何かでるぞう!"的な光を宿してましたね。
ライトギミックを有する、機関砲部分も、ちゃんと前方に可動。
この形態だと、位置的に頭の後ろになって、
直接押せなくなる機関砲サウンドボタン、
頭を奥へ押す事で押し込まれ、ズキャズキャ鳴ります!

豪腕に加え、火力も充実!正に、隙無し!

君に誓いを僕は夢を

そして、機械の甲冑の中、瞳は蒼い焔を宿す!

集光部が良く出来ているようで、
背後が全くふさがっても、上から照らせば、メラメラ光る!

カード

おなじみ、キャラクターバイオ記載のカード。
何か爺さんスゲエマッシブですよ!

カード裏

パワーメーター。
8、10、9、9・・・って、強ええ!

精悍さと重厚さ、
カッチリしたギミックに満載したプレイバリュー。
見事に私好みのトイです!
いやぁ、惚れたぜ!爺さん!

というわけで、エネルゴン版スプラングでした。



















・・・・・と、すんなり終わらないですよ、今回は!

日本版、参上!

コイツを見よ!
日本版です。つまり、"スーパーリンク"版『スプラング』、
正真正銘、スプラングです。
もうホントにややこしい。

こちらも当方、持っているんですね。
というか、コレを触ったから、サウンドギミックに気付いた次第で。

ダブルでヘリ

ヘリで並べてみたり。
両者、ギミック的には、ライト&サウンド以外、何ら違いなし。
海外版だけあれば、ギミック指向の方は、日本版は不要とすら・・・。

ジジイがダブル

と、言いたいところですが。

どうも、日本版の方が後になって発売されたようで、
正味のところ、日本版は、"再調整版"と言えそうな感じ。

クリックの固さ、関節のテンション、ツメ勘合の掛かり具合など、
細かい精度調整が、これでもか、と成されているようなのですよ!

・・・ぶっちゃけ、後に海外版を触ると、
「おおっとぉ!?」
と言いたくなる(苦笑)。
いや、海外版も、十分及第レベルなので、
細かい事言わなければOKなのですがね。

"クラッシック"と"変形!ヘンケイ!"両方買った方はご存知と思われますが、
日本側スタッフは、こういう細かくかつ地味ぃな調整が本当に上手い。
無論、それ即ち、"世界のメイドインジャパン"全般に言えることではありますが。

日本版ヘリ

最も異なると言えるのは、写真をご覧の通り、

日本版の方が、濃い蛍光色で、海外版のほうは、ちょっと淡い色なんですね。
AFユニット部は、逆に、日本版の方が淡いブルーで、
色合いがくどくなり過ぎないように調整したのかな?

この変は、もう好み、としか言いようが無いのかもしれませんが、

しれませんが・・・、

日本版ヘリ背面

・・・個人的には、
どうも調色的にも、日本版は"再調整済み"な感じがしますね(苦笑)。

というわけで!

クロス・パワーリンク!(?)

やってしまいました!
写真だと良く分からないと思うけど!

スプラング完全版!

AFユニットを海外版と交換し、いわば、
日本版完全仕様

光って鳴る日本版!

本当は、内部ユニットだけ移植、と思ったのですが、
日本版のスイッチ部に取り付けられたダミーカバーが、
ガッチガチに接着されていて、
破壊覚悟で無いと外せそうに無かった・・・。

いや、カバーパーツ破壊覚悟なら出来そうだったのですが、

共闘!二人の空中防衛官!

片方潰しちゃったら、こうして"共闘!"が出来ないじゃないですか!

残像・・・?

「質量を持った残像だというのか・・・!?」ゴッコとか。


と、いうわけでして。

二つ集めれば、また楽しい、
『スプラング』完全版でした!

我が前に覇道なし!

もう、私の好み要素を9割方満たしている、という、珍しいほどのトイでして。
ホントに、何もいじるものが無いと、こいつを弄り回している、という点、
ゼノンバイン』に匹敵するかと。

こういう良トイに、また来年以降も出会える事を願いつつ、
2008年のトイレビュー締め、という事で。

われはいかずち

・・・・・・
帰還ー。

晴海の東

ほぅら、載せたかった写真ってコレですよー、
夜の海ってイイですね。
こんな遠くに・・・、
って、どこだか分からないですね、じゃあ、

東の灯火

こんな感じで。
ちなみに、手前のもしょもしょは当然の如く全部、正に夜営地。


トラブルに次ぐトラブル、って話はもうしたものの、
やはり、コミケとかって、
開会30分が勝負どころ
なんだな、と改めて実感。

ニュータイプ(ファンネル使い)はまた別ですが(笑)。

オールドタイプの単騎突入としては、
その30分でいかに中小の目標を撃破出来るか、
に掛かっていると言っても過言ではない。
なぜなら、その30分の後には、もう身動きが取れなくなるので。

そうなる前に、どこか1ヶ所定めた大手に並び、そこを最終目標とする、
みたいな作戦で、毎年掛かっております。

ところが、今年は入ったときには20分経過。
最初の最重点目標を攻略した時には40分経過、と、
オレ、終了!
な感じだったので、さすがに慌てた。

結局、中堅以下は前を通過して5分以上の列が出来ていたらスルー、
急遽、"何かトラブルがあった場合(つまり今回のような)、
ココのみは最低限戦果として攻略し、緊急離脱する、
というポイントとして選んでおいた中大手2ヶ所
(そもそも1ヶ所に絞りきれてないあたり、作戦が甘い・・・。)
から地勢的に到達可能な1ヶ所へ急行。

はい、もう、はっきり言って今回は、負け戦でした。
もう、開場50分で撤退戦に移行しておりました。

え?5時に並んでダメなら、何時なら良いのかと?
ちなみに、開催側指定の来場可能時間は、4時30分
まぁ、言わない。


そして、撤退戦だったわけですよ。
はい、決して降伏・投降ではなく、撤退戦でした。

では、どこへ撤退したか?

そりゃ秋葉原、でしょう。

ご存知の方はウンザリするくらい(笑)ご存知の通り、
秋葉原は、コミケ終了の後、
コミケ4日目、5日目・・・と称される状態に突入します。

ええ、委託同人が一気に入荷するので。

というわけで、会場を早12時前には後にし、勝鬨橋を渡り、急遽秋葉。

この作戦は功を奏し、
やったぞ!"とら"のレジがほとんど列を作ってない!
ところに到着。

ぶっちゃけ、この日使った弾薬の40%は秋葉で消費した。

ゲーセンで一息つき、帰りに同人ショップの入り口見たら、

「では!ここから10人の方、手を上げて・・・!」

とかやってて、

ああ、主戦線が到達した・・・

状態で、それは恐ろしかったですね(苦笑)。

そこには踏み込まずに離脱。

終日、逐次入荷があったみたいだけど、それは後日に当たるとしましょう。
(ちょっと未練。)

とまぁ、堅固な陣地を築けなかった事を逆手に取った、
まさに電光の如く行軍にて、今作戦の概要とする。

お粗末さまでした。


戦果。

ぴんくいろのばっぐ
東方系ですね

保管場所的に一番かさばるにも関わらず、
紙袋大好き
いやー、コレ持ってると、
ああ、コミケ来たなぁって思うでしょう!思わないですか!?

どうでも良いが、
いま、「この蛮族が少女趣味かよ・・・。」と思ったもの、面を上げい!

とびきりの(邪笑)にて応えよう。

2008年12月30日

突撃体勢

八紘輪・八端、参陣!

ワレは陣地正面より、
一 点 突 破により突入し、
要衝に目標を絞りこれを撃破、
しかるのち敵本隊到着に先立ち、離脱するもの也。

・・・、と気張ってみたものの、
いや、今回は参った。
準備、という言葉の重要性をかみしめる事となってしまった。

カタログチェックまではまぁ、予定通りに済んだものの、
それを入れていく携帯端末も、専用のソフトも新調して以来、
一度も実働チェックをしていなかったのはお粗末すぎる。

結局、修正パッチやら細かい調整や凡ミスで
予定を1時間近く割り込んでの出撃。
この時間帯の1時間の代償は途方もなく大きい。

現在、野戦陣地を構築し、仮設本営に戻り、作戦修正中。
いや、あんな後ろに並んだの初めて。さすがに勝算が薄まったが・・・。

どんだけ後ろかって、今回はカメラ持ってったから写真に撮ったのに、
SDカードが不調で携帯端末で読めないし・・・。orz
ううむ、いよいよ不調・・・。

しかし、ここで引くわけにもいかず、
一点突破の密度をより強固とし、最重要目標だけでも陥落せしむる所存。

2008年12月29日

弾薬・エネルギー、チャージ・・・

現在進行形で大開催中の、コミケ・・・、
と、半期に一度、同じ書き出しな気がしますが、
今回も、予算の都合で、3日目に戦力完全集中。

ええい!オレだって、たまには
一心不乱の大戦争
をしてみたいわ!

現在、案の定の、直前進行で、作戦立案中。

読み変えると、

いま、カタログチェックしています。

CD版カタログが発明されてなかったら絶望していた。

なんか、昔、『ギャラリーフェイク』でフジタが言ってた気がしますが、
人間、絵を見る脳と、字を読む脳は別なんだそうで。
だから、サークルカットとサークル名を読む作業は、
同時進行できないはずなのですが、
サークル名からサークル概要・絵柄へのハイパーリンク
脳内に付いている場合、その限りでは無いようですね(邪笑)。

右目サークル名、左目サークルカット、的なニュアンスで、
ざーっと見てくと、意外なほど見落としが無い。
サークルカットの絵柄だけって、意外と当てにならないんですよね、私の場合。

単なる無計画性の賜物であり、なんら自慢になりませんが、
会戦級イベントのサークルチェックが一日で出来るようになると、
いよいよ、
ああ、オレも10年越えの第2世代なんだなぁ、
と実感したり。


と、いうわけで、明日は参陣予定。
準備に余裕があれば、スプラングの続きを載せられるかな、的な。

2008年12月28日

黄昏の騎士

さて、自分へのクリスマスプレゼントこと、年内ラストトイネタはこちら。

ビークルモード

つ い に ね ん が ん の
海外版スプラング
て に い れ た ぞ !

はい、日本で言うところの、
"トランスフォーマー スーパーリンク"こと、
"TRANSFORMERS ENERGON"の、
『BULK HEAD』です!

・・・?

あ、ありのまま(略)
『スプラング』の海外版だから、
てっきり『スプリンガー(SPRINGER)』かと思ったら、
ヴォケー(『バルクヘッド(BULK HEAD)』だった。
な・・・何を言っているのか(略)

ちなみに、国内では販売されなかった番組終盤パワーアップ版の、
紅白リカラー版は、
クイック ストライク(QUICK STRIKE)。
もうホントに何を言っているのか(略)


さて、スプラング。
面倒なので以下『スプラング』で統一。

まずはビークルモードから。
アパッチとかあの辺の、スマートなフォルムの戦闘ヘリ。

ビークルモード背面

細長いテール、多面体構成のキャノピー、
スタブウイング様のパーツの上下に満載された武装類など、
意匠性は中々高し。

旧G1スプラングの、なんというか"ずんぐり"スタイルとは
うって変わったフォルムながら、カラーリングやノーズ近辺のディテールなど、
ポイントを突いたイメージ継承で、意外なほど雰囲気は似ている。

テールの穴は、同シリーズの"エネルゴンウェポン"を搭載するハードポイント。
水平尾翼には、"スーパーリンク(POWER LINX)"のエンブレム。

キャノピー周辺

スタブウイング下のランチャーからは添付のミサイルを発射可能。
どうせ失くすから開封してませんが(苦笑)。

キャノピー内には、コックピットシートがモールドされていたり、
中々に芸が細かい。

そして、

キャノピー内・・・

コックピット後部には、ナニかの顔。
同シリーズ(スーパーリンク/エネルゴン)の、
中・大型クラスのオートボット側のキャラは、
変形後の頭部がコックピットに入っていたり、前方を見ることが出来る位置に
置かれている事が多いのが特徴・・・、かも。


ギミック。
ビークルモード底部から、車輪を展開させて降着状態。
レイアウトの都合か、かなり傾斜した着陸姿勢。

ビークルモード降着脚

しかし、飛行メカトイでは、降着脚ギミックはやはり嬉しい。
尾輪は出っ放しですが、コレには別途の訳がある。

ローター回転

尾輪をトリガーの様に引くと、ローターがギアレーションで回転!
高速回転!
ぎゅんぎゅん回せます。


では、トランスフォーム!

スプラング、ロボットモード

ビークル同様、細身のフォルムが目を引くロボットモード。

キャノピーが胸、スタブウイングが腰アーマー、など、
パーツ配置が上手い。

こちらはG1版に対して、カラー以外はさほど似ていないが、
顔のシルエットなどは結構意識しているみたい。

プロポーションは特徴的ながらバランスは良い。
・・・のだが、ヒザ下がすごく長いので、
ポージングの不自由はある程度覚悟が必要。

スプラング ロボットモード背面

肩・モモ・ヒザの各関節にはクリック入り。恐らく金属クリック?
ただ、クリックの間隔が広い・・・というより、クリックの角度の都合で、
素立ちがしづらい
ダイナミックなポーズはガッチリ決まるのでそれほど不満は無いのですが。

スプラング フェイス部

頭部。

おなじみ、後頭部の採光窓による集光発光する目ですが、
これが今回は実にカッコ良く光る!
ゴーグルの奥の双眼が、力ある蒼い焔の如くメラメラと炯(ひか)るんですよね!

そして、顔の造り、男前ですが、なんとヒゲ面
国内版アニメを見た方には説明不要ですが、
このスプラング、ジジイキャラなのです!

しかも、まんま『水戸*門』の光圀翁ですよコレが!
設定的には、
"歴戦の勇士で、多くのサイバトロン戦士に敬意を払われている"
とかで、ホントにジジイなんですね。
ちなみに、年の功らしく、バカみたいに強い。

ご老公

完全に妄想ですが、
『スプラング』がジジイ、と聞いた瞬間、
全ての作品間歴史設定をすっ飛ばして、
あのG1『スプラング』が、年月を経た姿なのでは!?
と、思ってしまったのですよね。
あの軽やかでクールなイケメンが、
「ホッホッホッ。」とご隠居笑いが似合う、爺さんに!
しかも、歴戦の勇士と言われるまでになっており、
実際、バカみたいに強い!と。

TFにおいては、同名キャラが多数出てくる上、
時間軸が一部パラレルしていたり、人物の同一性を求めるに当たっては、
極めて困難(作ってる側も別に考えてなさげだし(笑))なので、
彼がG1キャラと同一という事はまず無さそうなのですが、
それでも、そうだとすると、何と感慨深い事か。

そしたら、今度は、
あのスプラングがこの姿になるまでに、
一体どれだけの年月を経てきたのか、
それだけの間、一体何に支えられて戦い続けてきたのか、
蒼くメラメラ光る目を見ているうちに、
もう、すっかりスイッチが入ってしまい、
色々妄想しましたとも、ええ、色々と!

今回の記事タイトルは、そんなところから付けております。


武装。

腕部が砲に

ビークル時、スタブウイング上にあった機関砲?は、
写真の如く、結構手間の掛かるギミックで変形。
G1でよくある(?)、手首がギゴガギと引っ込んで、にゅっ!と銃が出てくる、
みたいなギミックと思い込んでみても良しかも。

あと、ミサイルランチャーは、ただぶら下がっているだけと思いきや、
変形時、向きが逆になったり、やはり意外と手間が掛かっている。

クリスタル

左腕には、"エネルゴンスター"装着部。
シリーズ共通意匠で、クリアパーツの奥にインシグニアが刻まれている、
という凝った構造。
スパーククリスタルとは違うんだろうなぁ・・・。

そして、背面ローターは当然の如く武器に!

ローターブレード、抜刀!

かつて(?)直刀だったローターブレードは、四枚刃を束ねた双刀に。
ビークル時の回転機構も有する強力な複合兵装に!

ローターブレード 直刃状態<

ちなみに、パッケージではこのように上下の刃が直列状態。
ただ、互い違いになってる方が好みなので、以下、そのように。

ローターブレード 薙ぎ払い

アクション。

大振りなアクションが実によく似合う。

なで肩な肩は、変形用のアームのロックを外せば、
いかり肩に動かす事も出来、変形のため、ヒジがかなり深く曲がるので、
中々表情豊かなポーズが付けられる。

ローターブレード 防御

一方、足回りは前述のクリックの角度の都合に加えて、
腰のウイングに当たるので、きちんとクリックの入る角度にしようとすると、
更に制約が大きくなるので、ちょっと慣れが必要。
ただ、足首は、大きく前後に可動&少しだけながら左右にも可動するので、
結構、接地性は悪くない。


かなり長くなってきたので、唐突に続く。
カメラのバッテリも切れちゃったしー。

支援メカ、発進!

2008年12月26日

悪い子は自給自足

というわけでー、自分へのプレゼント到着ー。

蒼い焔を宿せし瞳

大したものじゃない(笑)わりに、国内では入手しづらくて、
中々見つからなかったものが、ヤフオクでポン。
ほとんど定価だったし、言う事なし。

"落札条件:開けて遊んでくれる方"

OK!OK!全然!全く!ノープロブレム!

むしろ、"少しは飾っておいて下さい!"とか枕元で呟かれそうな勢いで遊ぶぜ!

コレが無事に載れば、年内最後のレビューですかね。

2008年12月24日

いい子のとこには

「ハッピー!メリー!クリスマスー!」
「・・・くりすますー。」

はっぴ~、めりー、くりすます~!


「よい子のみんなには、サンタさんがプレゼントをあげますよ~!」

サンタのおねえさん

「よ・・・!」
「(ビクぅっ!)」

よ、い、子・・・?

「あ、ちょっ!」

逃

獲


よい子には、サンタさんが来てくれるのでしょうが、
悪い子とか独り者とか、その他の民草は、とりあえず自活しろ、という、
含蓄深いイベント、
それがクリスマス

皆様はいかがお過ごしでしょうか?
願わくば、多少悪い子の元にも、安息と幸運の訪れん事を。

2008年12月22日

古武士の幻想

7,800円もするバカキット(笑)、この資金難の折、どうしようもないじゃん、
とか思っていつつも、
なんかふらぁ~っと、ビックカメラに行ってしまい、
そしたら、最近しぶいビックにしてはしっかり3割引いていて、
しかも、セイバーリリィさん購入の為の後詰と思って控えさせていた
ビックポイントが4千円分近くもあった、とかで。
まぁ、1,900円だったら、さすがに買うわな、と。

とうとうキター

既に、模型人属性をほっとんど失った当方的には、
ちょっとコトブキヤ製ゲフンゲェフン!こんなビッグキットを組むのは
パチ組みでさえ荷が重いのですが、
なんとか、現役当時、
ドリームキャストでカラーエディットした仕様に作れないかなぁ、
とか、大それた夢を抱いていたりも。

レェッツ!アッセンブル!

いいかげん、軸穴もいい感じじにゆるきつになってきたので、
そろそろ何か一つくらい作らないと世間様に背を向けているようで、
一抹の寂しさを覚える、と、この異端者が言ってみます。

しかしまぁ、グリグリとばらして組んでしたものの、
結局、「ああ、こうなるよね。」的なものしか出来なかったり。


ミスター・アッセンブルwithバレルズスピーダー
火力強化打撃形態
"バレルズ・スキャッター"

叫び鳴く熱風

でっかい2挺拳銃、ってのはロマンだから確定として(?)、
もう、"ええ、使ってくださいよ、でっかい銃ですよ?"っていうパーツがあったので、
遠慮なく銃として使用。
落っこちないように、リボ球付きの排気管で手首をサンドイッチして保持。
以上。
みたいな。


ムズイー。ムズイですよ。

いや、決して余りパーツを作らない!という、
自分的マゾ縛り(アハゥン!)が全てを蹴っ転がしてしまっている、
というのは重々承知なのですがねぇ(邪笑)。

銃火のスキャット

というわけで、前回の
若干リボ球増結した状態のミスター&バレルズから、全く過不足無く、
かつ、可能な限り、バレルズスピーダーの形態からジョイントを移動させず、
この形態に出来ます。

だから何だ。

鈍く光る強化フレーム

いや、武器ラックと称して、
ミスターの背中にダブル小玉付けておかなかったら、
さすがの当方(?)もヤバかった。

作例で、すっごい自由自在にガンガン組めるよ!的に紹介してますけど、
追加のジョイント無しで、となると、とたんに辛い。予想してなかったー。
バレルズ本体には、リボ球5つしかないし、
それもデフォの位置から動かさずに使いたい(アハゥン!)となると、
かなり制約を受ける。

あらかじめ、ミスターの側に、ジョイント背負わせておこうかな、とか思ったら、
おっさん、穴1個しか無いじゃん!

うわあ、こりゃダメかもー、とくじけそうでしたが、どうやら、

重砲火器の自在な運用を可能にする、
背部・腰部の負荷増大を支持し、増力するスレイブフレーム

みたいなモノとして自分を納得させられる形にはなってくれました。やれやれ。

叫べ!鉄火の歌を!

腰を落として一斉砲撃!

バレルズスピーダーで強攻突撃、
敵陣のど真ん中で、この打撃形態にアッセンブルし、
取り囲む敵に遠慮なく銃弾を叩き込み、
必殺の砲撃で殲滅、大爆発をバックにカッコイイポーズで決め
みたいな。
うむ、内藤キャラとして何も間違っていない(真顔)。

何気に、撮影時にいっちばん困ったのって、
ポーズが全然キマらないってことだったり。

いや、今、キマってるとは言いませんが(苦笑)。

ホントにリボスキル低すぎだよー。
世のリボルテッカー?というかアッセンブラーというか、の方々の、
それはそれは恐ろしい遊び込みを、
すこしは参考にしたい所。


なんか、メーカー殿自信もビックリ!(・・・?)な売れ方のようで、
海洋堂殿自身は、

「(意訳)ちゃんと行き渡る数を売りたい。」

と思ってる・・・?らしいので、あわてて増産に入った模様ですが、
何はともあれ、『トイトライブ』ブランド念願のアイテム、
ついに本格始動した事は、誠に祝着至極。

もー、とっとと一般販売して、ガンガン普及させるといいですよ。
数が裁けて、ユーザー層が広がれば、
自然、品質問題も放っておけなくなるし。

なにはともあれ、
緊急発進!したこのシリーズが、
トイとして確かに"陣地構築"出来る事を、一トイファンとしては願いたい所。


そして、当方にリボぢからが目覚める事を願いたい所。

2008年12月17日

イージー・アセンブル

今更ムゲンバイン(しかも旧)で盛り上がろうとか思ってたら、

スピード・バレル

世はアッセンブルボーグ大祭の真っ只中に突入していて、
オォウ!ジャァアズ!(参考:TFムービー)状態の当方。

俗に言う、

「ゆっくりしてたら(以下略)

といったところか。

当方、まぁ、何しろ、内藤泰弘氏が大好きなもので、
氏の手掛けたこのトイは楽しみにしていたわけなので、
出遅れながらも、触れずにはいられないところ。

実は初見ではなく、
海洋堂の秋葉ショールームで、一度触っているのですが、
その感触、なんか覚えがある。

「・・・・・・、ああ、こりゃムゲンバインじゃねえか!」

組み換えで遊べる、というのは前々から聞いてはいたのですが、
実際にいじってみると、
形状的な"見立て"をメインに、パズル的な制約の中で
パーツを配してゆく、有形ブロック的なトイだったのですね。

これは、バイン好き属性としても、もはや放ってはおけない。

世のトイファンの方々は、もう、組み替えたり、組み替えたり、
組み替えたり、または組み替えたり、時折折ったり、しかし組み替えたり、

とにかく組み替えたりしている事と思われます。

しかし、当方はまだこの写真の形態にしか出来ておりません!

正義の熱風

"ミスターアッセンブル"&"バレルズスピーダー"

って、デフォルトじゃねぇですかよ!


デザイン的には、さすが、トイ好き内藤氏だけあって、
"そうコレ!"的ストライク加減。
これが欲しかった!いまトイ界にコレが不足している!的な見事なアプローチ。

このライディングポーズには惚れずにはいられない。

PVCのムクのずっしりした感触も心地よく、
ガンメタリック&シルバーの質感や、全体に施されたディテールの加減も、良好。


この辺はさすが、自ら"トイ部族"と謳うだけの事はある。


しかし・・・、
まぁ、なんというか、
当方、正味のところ、リボルテック属性皆無なので、
ちょっとしたポーズ換えだけで、なんかもう、ギクシャク。

ハの字立ちにしたいだけなんだよ!みたいな。

いや、それはこの際いい。
ロースペックに縛られながらも多機能化する、
という命題への一つの回答であるのは事実ですし、
その縛りを"味"にしよう、というメーカー努力は評価されるべきですし。

しかし、

しかし!

組み替えブロックトイを前面に押し出しながら、
工業製品であるってことを甘く見すぎちゃいませんか海洋堂殿?

ううむ、へこたれないメーカーにははっきり言ってしまう当方的には、
海洋堂殿、これだけリボルテックを作っているのに、
未だアマチュアなのか、と言いたくなってしまう。

当方が未だに組み替えてない最たる理由は、ナニ、単純。

バラそうにも二度とバラけそうに無い、あまりに固い勘合故。

周りの人が、口を揃えて『リボプライヤー』の使用を推奨するわけが分かりました。

というか、プライヤー云々の問題じゃないわ、コレは。

海洋堂殿、
いや、ここで書いても読まれないでしょうから、アンケートでも出すしかないのか、
言っておきたいが、

勘合をきつくしたり、軸の表面をデコボコさせたりするのは、
精度が出せない場合の苦肉の策
なんですよ、工業的には。

リボ玉&穴の勘合については、ほとんどストレス無かったのに、
新規パーツのストレート軸が酷い。
ことごとくギッチギチのはめ合い。
とても、付け外しを前提にしているとは思えない。

さらに、そのギチギチで長軸バージョンとか、もうねじ切れと言ってるようなもの。

前述の秋葉ショールームのプレイサンプルでも、
ここをねじ切っている例がとても多かった。

軸径や形状から検討からしなくちゃならないし、
どうしても丸3mm軸共通、という方針に背きたくないなら、
もっと高いハードルを越えなくちゃならない。

とにかく、"組み替えて遊ぶ"が前提条件である以上、
はめ合いについては、厳しく見直すべきだと思われる。

リボ球の方については、かなり久々にさわった感想として、

「・・・・・・、気に食わん。」

と、思わずつぶやいてしまう位、良好になっているのですよね、コレが。

ナイロン樹脂が押し歪んで動く感触しか感じなかったのが、
もっと硬質な弾力になっていて、
確かにこれなら、廉価な共通ユニットとしては悪くないのか?
と、色々と違う道を模索しようとした当方としては、
あまり面白くない(苦笑)進歩を遂げている。

こういう、地味な改良が出来るのだから、
何年も何年も、COMING SOON!だったこのシリーズには、
もう下地が固まっている、という安定感を求めてもしかるべきであろう。

当方が最近、"ハイターゲットトイ"をことごとく避けているのは、

「オトナなんだから、わかるよね?」

的な、妥協を、ディテール重視で品質向上ではなく、
コスト不足の品質低下の言い訳にしている商品が大変増えてきているから。

業界の"ツッパリ"海洋堂殿としては、
その手のパチモントイと十把一絡げにされるのは、
それこそ面白くないであろう。

大変面白いジャンルにして、興奮のデザインだけに、
奮起を願う。

音速の熱風

と、ダーッと文句を書いてしまいましたが、
もう、コレは期待への反動と言うか。

組み替えないで何してたかって、
軸穴が慣れるのを待ってたんですよね。

組んで丸二日。今、試しに側面のパーツをはがしてみたら、
ようやっと!素手でバラせる固さになった!うわーい!

しかし、特にキツくて、組む時にドライヤーを使ったタイヤ部分の穴は、
未だにビクともしない固さだし、
それに未使用の穴はいちいちコレをやらないといかんのでしょうし、
放っておくと、またある程度キツくなるんだろうな、とか思うと、
やっぱり、解決とは言い難い。

・・・あ。こんどはスカスカですり抜ける穴がある(泣)オオィ!

ううむ、もう何日かは、バイクにまたがっていてくれ、ミスター。

2008年12月15日

その時、ヤツは

盟友、エアレオンの仇を取るべく、
仲間の制止を振り切り、ひとりゼノンバインに挑むファングタイガー。
強攻形態<アサルト・モード>にバインし猛攻を加えるゼノンバインに、
ファングタイガー執念の牙が炸裂する。

逆転の一撃!

だが、無敵のアサルト・モードを破られたゼノンバインの相貌には、
不気味な笑いが浮かぶのであった・・・。

不気味な余裕

次回!『ムゲン合体・ムゲンバイン』、

『X(クロス)ロードに牙は沈むか!?』に、

ムゲンバイン!


エアレオンは1クールのラストに、アサルトレオンになって復活します。

ウソです。


妄想ムクムク調子に乗って、ゼノンバインネタを載せようと思っていたら、
写真2枚編集した所で時間切れ・・・。

ええ、すいません。
ウッカリ夜まで一心不乱にアサシン・クリードやってました。
コレ、面白すぎです。"ステルスゲー"好きにはたまらんです。

失敗に対して細かくペナルティを取られない(多分・・・。)ので、
気楽に、雰囲気に浸りつつ遊べるのがとても楽しい。
操作も簡単、難易度自体も(今は)割とやさしく、
しかし、縦横無尽に街中を駆け回ったり、アサシン的動作が出来るのが爽快。

今まで一番多い死因。
転落死


え、う、あー、ええと、
ゼノンバインネタの続きは、近日中に載せたい所。

2008年12月11日

あなたは稲妻のように

安っくて、遊びでがあって、カッチリしてるトイ欲しいなぁ、
と、秋葉某リバを散策したら、珍しく真心中なモノを捕獲。

鋼の儀杖兵

久々の、ムゲンバイン。
バンダイ ムゲン合体シリーズ 『ファングタイガー』です。

開済品ながらほぼ新品。ジョイントも全て元気。シール未使用。
これで680円
ううむ、マーベラス。

ていうか、いきなり妙な形態からお送りいたします。


コードF・"ファングタイガー"、儀杖兵形態
実体装甲を兼ねるバインパーツを全身に鎧い、
パーツ個々の抗力場発生機能を相互干渉により最大展開した、
"全面領域展開形態"。

主力戦車による砲撃を、距離1200mでは全周囲無効化、
距離500mにおいては前面および上面の貫徹を完全に阻止可能。
この強力な力場は浮遊移動にも用いられ、擬似空力効果により、
時速120kmで巡航可能。
また、攻撃においては、作用圏内の運動量を任意に操作し、
攻撃対象をれき断、圧壊させる。
作用圏は最大半径400mまで展開し、
半径30m以下においては、駆逐艦クラスの抗力場に拮抗する干渉力を有する。

全面領域展開形態

なお、この"全面領域展開形態"は、
ムゲンバインシステムを採用したマシンロボにおいては、ほぼ標準的に実装され、
力場的作用から逆算的に決定される形態ゆえに、
いずれのマシンロボにおいても、おおよそ画一的な、彫像的シルエットになるため、
式典などでは、この形態で整列されることが多い。
このため、"儀杖兵"という通称が与えられている。


のっけから妄想全開。
いや、組み替えたら、妄想しなきゃよ(笑)。

ムゲンロイドを、びっしりパーツで覆ってみたらこんな感じになったというか。

当方、ムゲンバイン買うと、このパターンは必ず作ってみるので、
その辺から上の妄想設定が発生!というような。


ではデフォルト状態。
マシンモードは、ジェット機?的な形態。

ファングタイガー・マシンモード

ブレード状の長大な機首がカッコイイぃ!

当品、同シリーズ『エアレオン』のリデコなのですが、
追加されたこのブレードパーツと、ちょびっと組み方を変えただけで、
シルエットがこんなに変わるのに、改めて感心。

巡航形態?

『エアレオン』と同等に組むとこんな。
ブレードパーツは翼上にエンジンポッドっぽく搭載してみたり。

デルタ形状の翼のパーツの構成が、
後々の"ムゲンバイン黄金時代"に続く巧みさの片鱗を感じさせる、と思う。

後背面

逆に、初回作(エアレオン)故の迷走とも見られる、
マシンモード用ランディングギアを展開出来る下面。

飛行機トイとしてはとても嬉しいギミックであるものの、
特定のデフォルトビルド用の可動ギミックというのは、
後々のシリーズにおいては可動ギミックが、
"何かに使えそう"な方向性でまとめられている事を考えると、少々不足。

あと、エアレオンでは無かったノズル的なディテールが有り。
トラ頭の裏側あたり。


そして、トラ。
アニマルモード。

ファングタイガー・アニマルモード

アニマル頭部、"ヘッドパーツ"の完全新造により、
エアレオンからこれまたイメージをガラリと変えてきました。
幾何学的に処理された"トラ縞"が、このシリーズのデザインの妙味。

後々の、さらに後々あたりの、
まぁ、その、あれだ、ぶっちゃけ迷走期では、
大きくデザインの方向性を変えて、
良くも悪くも普通のヒーローメカ的方向性になりましたが、
個人的には、この幾何学基調のデザイン傾向は、
"有形ブロックトイ"というコンセプトに相応しく、
また、メカトイとしても斬新であった、と思ったり。

ブレード展開!

背面に装着されたブレードパーツを展開してみる。
ムゲンロイド肩部可動軸を使ってここまで展開できるが、
真正面には向かない。というか、広げるものじゃないのか・・・?

ブレードライ・・・

と、それなら、これでどうよ。

ちょこっと組み替えるだけで、こんな事が出来てしまうのが正にムゲンバイン。
ブレード側のジョイント位置や形状が、
上手くムゲンロイドの形状を避けて取り付けられるようになっている?のが、
実に快感。


さて、恒例、ムゲンロイドフル装備モード。

ファングタイガー・ソーディアン

"ファングタイガー・ソーディアン"
とでも呼びますか。

ソーディアン背面

脚部の構成は、エアレオンの時も迷ったのですが、
初期のほうのシリーズはパーツ数も少ないため、
"ちょっとだけ頭身を伸ばしつつガッシリしたフォルム"が中々作れず。
何パターンかやってみた中で、
"もう、トラの後足がダンパーで良いじゃん"
というわけでこんな感じ。トラ前足はこの配置にするとつま先っぽく見えそう。


そして、単体ロボを組むときに、決定的に困ってしまうトラ顔とジェット機首を、
開き直り的に両腕に配置!
だがこの腕は・・・!

ブレード展開!

武装展開!ファングブレード・アクティブ!

やっぱり、巨大なブレードを作れるパーツがあるんだから、
巨大なブレード装備したいじゃないですか!

トラ顔は・・・、シールドだ!シールド!
OK!有り有り!

扱いに困るパーツは逆に大胆に活かす、ビーストウォーズ的発想。

半ヤケ(苦笑)くらいに思ってたら、
なんと、マシンモードと同パターンで組んだ機首が、
上手いことにヒジっぽく可動してしまった!

このブレードパーツは、
この後の(個人的評価における)ムゲンバイン最盛期を思わせる、
色々使いたくなっちゃうカッコイイパーツ!

しかし、まだ最盛期じゃないんだなぁ、と(苦笑)思ってしまうのは、
凹ジョイント1個所しか無いので、ビルディングには、非っ常に活かし辛い・・・。

ただ、2刀を合わせた時に、ジョイントでパチっと留まるのは、
トイ的にとても良い。


ムゲンロイド・コードF

文脈的に出しそこなっていた、ムゲンロイドの頭部アップ。
やっぱり、この
"アルファベットシンボル"+"アニマルモチーフ"+"メカニカルフェイス"
って良いデザインですねぇ。


アクションポーズも実はイケる!

ブレードアクション!

シールド側の腕は、この角度なら干渉せずに固定可。

前も言ったことがあったかもですが、
ムゲンロイドの手足の可動部は、全て堅牢な金属ばねクリック構造!
プラばねと違って、クリックの途中で止めてもヘタりはしない!

・・・と、思うのですがね(苦笑)。
まぁ、正味の話、金属ばねも披露してヘタるのですが(苦笑)、
それでも、プラばねクリックよりも(一般的には)ヘタり辛いはず・・・。

真面目に検証はして無いので、一応自己責任という事で(弱気)。
いちど真面目に検証してみるかなぁ。


そして、ブレードファングと基部を連結!
(真っ直ぐにしただけですが。)

ムゲンザンバー!

ファングブレード・ブーストアップ!
"ムゲンザンバー!"

全身が駆動し、唸る轟剣を叩き込む!

更に、肩まで全て剣化。
単体で巨大剣運用は剣キャラ?のロマン!

肩ジョイントをこれまた中途半端な角度にすることで、
何となく可動してるっぽくできたり。

ムゲンの剣闘士

というわけで、突発的にムゲンバインを買ってきて遊びまくってみました。
ああ、この"買う。・即・載せる"フットワークは気持ち良い。

あとは、"オレを使え!"的な丸ごと剣形態にして、
巨大メカに持たせるだけですねぇ。
ううむ、公式合体『ムゲンカイザー4』の構成面子でも集めてみるか。

いや、常に手元に転がっている『ゼノンバイン』以来、久々のトイ版ムゲンバイン。
楽しくて楽しくて。
やっぱり、このシリーズは傑作。
最近、秋葉近隣では中古も手に入りづらくなっているのが、残念。
・・・というか、同好の方々に買い尽くされてしまったのか?

改めて、再販&復活を願う。

2008年12月 8日

戦闘メイドは泣かないで

そういやぁ、結局ホントに、
"ベルリネッタ・シャドゥ"さんも買ってしまったのですよね。

ベルリネッタ・シャドゥ

これで、今月は、
デュエルメイドDX3体、武装神姫2体、正味のところ一気買い
値段?
そんなもの、熱く目覚める魂の前には、ただの数合わせに過ぎぬ!

(信販会社に)払うもん払ってから強がろうな、自分。


まぁ、ともあれ、
ライオット・ブレード形態からザンバー形態にも変形できるバルディッ(違)、
と、フェイトちゃんごっこも出来るぞ!
言うほどフェイトちゃんに見えないですけどね(笑)。


リボンが赤なのが、意外と第一印象を変えているみたい。

とは言え、

「・・・・・・・・・。」

と、黙念していると、だんだんそう見えてくる気もする。

シャドゥさん、細部

まぁ、出来に関しては、前回言い尽くしているので、
リカラーという意外、特になし。
ただ、ベルリネッタさんがまっピンク色という、
どこのお店のメイドさんかね?(笑)という有様だったのに比して、
濃紺を基調としたわりとノーマルなメイドさんですね。

戦闘メイドだけど。


・・・って、あれ?

あるべきものがない

・・・無い!


やってくれました、アトリエ彩殿。
というかあっちの大陸の工場のひと。

もう、手首がもげる、なんてネタにもならんと思っていたら・・・、
ええ、今回ももげましたよ、どこでもげるか分かってても抵抗不能でしたよ、
最初は1時間掛かってたのが、もう、片手15分で作業完ですよ。
こんなん慣れても嬉かないですよ。

・・・手首の洗礼も、軽くクリアー(苦笑)して、さぁ、フェイトちゃんごっこでも、
と、思いきや、翼の軸部の、なんか丸いパーツが付いてない。

まったく、破損の次は欠品、今回は、試練に次ぐ試練です。

とりあえず、アトリエ彩殿に電話してみました。

こちらのメーカー殿、WEBサイトでも、再三強調して、
電話のみです!
と言ってるのですよね。

他にも、"箱の交換は不可"とか、
"在庫の都合により、お時間を頂く場合が・・・"とか、
"中古店での購入品は保証できません"とか、
色々あったんだろうなぁ、的な注意文でしたが・・・。

ただ、良い点としては、電話だけ、と言うだけあって、
受付は、なんと平日夜22時まで!
他のメーカー殿だと18時までとか、下手すると16時までとか、
勤め人はどうすれば良いのじゃ!という有様なので、そこはありがたい。

で、応対は・・・。
過去、何社か不良対応してもらった中でも、
最も人間味溢れてました(笑)。

い、いや、別に怒ってないし、かしこまれとも言わないけど、
そんな手馴れた調子でさばくなよ(苦笑)。

「・・・はい、翼の軸の・・・、あれ?以前に、ご連絡いただいてます?」
「いえ、初めてですよ?」

他にもあったのかよ!

結局、部品を送ってくれる、という事になったのですが、
やはり時間が掛かる、とのこと。
不良対応のための予備部品とか、あんまり無いのね。

しかし、何より落ち着かないのが、
結局、この電話一本のいわば口約束でしか動いてないこと。

・・・だ、だいじょうぶ!だよ?

・・・だ、だいじょうぶ、だよね、きっと、だいじょうぶ、だよ?

2008年12月 5日

武装淑女にお願い!

全国数多の武装紳士総員抜刀状態で待ち構え、いや待ち望んでいた、
武装神姫第一弾リニューアルバージョン。

天使娘&悪魔っ子!

なんというか、こりゃもう、わ し づ か み !っだぜ!
わ し づ か み !

大興奮で紹介したいのもヤマヤマながら、
組んで「うおおお!」と言っているだけで夜半を軽く回ってしまったので、
デフォ組み正面写真だけ往生際悪く載せてしまう。

詳細は、専門の紳士たちのサイトを・・・、
というか、この写真で反応するヤツぁ、買っておしまい!


みんな大好き、ついんて悪魔っ子、『ストラーフ bis.』さん。

重武装の悪魔っ子

うわあ、普通にカッコイイ!
それでいて、カワイイというのは、もう条約違反としか!(何の?)

外腕は、マスタースレイブ風に連動させる様式美もありだし、
それぞれ武器を持たせてフルファイヤにするもまた良し。

新造武装のロケットハンマーが凶悪な迫力をうわんうわんと匂わせている。

同じく新造の外腕基部バインダーは、接続ポイントが4ヶ所もあるので、
豊富に付属する禍々な刀剣類をそれっぽく装着。

悪魔っ子に死角無し!

初期版も買っているのですが、いや、2年の歳月はさすがに伊達ではない。
品質に目に見える向上が見られ、
外観は現行のトレーディングフィギュアくらいのものと比較して十二分に耐え、
遊び勝手は、安定していじりまわせるレベルに向上している。

OK!グッジョブですよ、コナミ殿!

この娘さんの場合、犬歯がチラ見えする"ニカっ"笑いが似合いそうなのですが、
同梱はこの無表情フェイスと、"何かを待っているような"眠り顔のみ。

ああ・・・、"神姫ライトアーマー"から持って来い、と言うか。
いや、持ってるけど。

あと、これまた禍々なアイマスク版の前髪パーツが新造されてたりしますが、
顔が見えなくなっちゃうので、とりあえずまだ付けない(笑)。


そして、
個人的に大当たり、いいんちょ系天使っ子、『アーンヴァル トランシェ2』さん。

金髪・姫カット・無表情。
当方のガードはこうも易々と破られるのでしょうか。

空飛ぶ砲火の天使っ子

なんとも美麗なフォルム。
それでいて、やっぱりカワイイ。
もうこんなの国際的にアウトですよ!(だから何の?)

流線的なアーマーや翼に、SFチックな大型火器、ひるがえる髪、
実に見栄えのする、広がりのあるシルエット。

しかし、この大型砲は手こずった。
持たせるのも、構えさせるのも、神姫第一弾にして、
未だにトップクラスに持て余す武装であろうと思われる(苦笑)。

まぁ、このバージョンでは、以前の限定カラバリ販売時に追加された
手首接続保持用パーツが追加されているので、初版のように、
息を止めてアクロバティックなバランス取りをして持たせる、
という過程が省かれただけ、もう比べ物にならん位ラクですがね(笑)。

天使っ子は正面突破!

こちらも、品質に関しては著しい向上、と言って良いかと。
何しろ、顔の("ザクっ"「ギャー!」)

いや、なんでもない。

今、初版をすぐ出せないので、比較できませんが、
造形が変わっているのかアイペイントを改めたのみなのかは不明。

ちなみに、こちらもライトアーマー『ウェルクストラ』さんと、
フェイスなどの組み換えが出来るかな?
とか思ったら。向こうもフェイスパーツは"無表情&眠り顔"だったりで、


しかし、個人的には現状で既に瀕死レベルの攻撃力なので、
不足はございません。


余禄ながら、
白子さんことアーンヴァルさんがほんとに真っ白だったので、
撮影時にシルバー地のバックシートを使ったのですが、
コレ合わなかったなぁ、と、今更ながらに思う。

他の色も揃えなくては・・・。


今回は、キャンペーンで、先着で"クリスマスカード"をもらえるというので、
難民リスク回避のため、値引率度外視でフラゲ店にて発売日前に購入。

普通?なら、入荷数と同数くらいのカードを配布してくれていそうなものですが、
こと景品がらみは、タカラトミー殿でトラウマになっているので(苦笑)、
慎重になるクセがついている。
オロオロしたりする時間と心労を思えば、千円二千円は安い(邪笑)。

・・・・・・そして、それだけの事はあったと思う。カード素晴らし過ぎ

"各キャラ2種ずつ"というのがニクい。さすがに2個買いとかしないので、
(2個買ってもダブった紳士も多いらしい・・・。)
もう一方の絵柄を見てみたいもの。

ちなみに、当方は両方とも"赤"を所持。だれか"緑"持ってないかなぁ・・・。


さて、週末にでも、もうちょっといじり倒せるかなぁ、とか、野望を抱いたり。

全国津々浦々の武装紳士たちの鬼気嬉々とした声も
色々のところで聞こえてきていて、
メジャーアイテムをリアルタイムで楽しむ、というのも、いいものです。
基本的に世の動向無視な当方的には珍しいのですがね(邪笑)。

2008年12月 3日

Regalia of "ENGINE"

ちょっぴり「よせばいいのに」とか思いつつも(苦笑)、
完成したら嬉しくて、やっぱり載せてしまった、
超手抜き塗装ミニプラ 『エンジンオーG12』。

究極の炎神王

・・・のうち、今回は、ちょっと小細工エンジンオーだけチラ見せ。

見せれば見せるほど手抜きが浮き彫りになる、
ある意味マゾプレイ

妄想設定も満載!全部デッチアゲですから!


"エンジンオー ステージ1.17 <Built -to-Regalia>"

炎神王

現行のエンジンオー ステージ1.02に対する、改修プランの一つ。

大破したエンジンオーの修復のため、半風化状態で回収、保管されていた
同型旧式機"炎神大将軍"(エンジンオー ステージ0.88相当)の
シャシーおよびサブフレームを、最新の窒化炭素複合素材を用いて復元、
機関、補機類は、現行キャストから流用し、リビルドしたものが、これである。

黒いエンジンオー・・・

"炎神大将軍"は、高機動特性や最大速力、また機関の出力安定においては、
現行のステージ1.00シリーズに及ばないものの、
筐体(キャスト)の堅牢性、瞬間的な出力上昇特性において、
現行機を上回る数値を示す。

このステージ1.17では、限定的にだが、この特性を取り込むことに成功している。
独自の堅牢構造を持つシャシーに裏打ちされた機関の大出力化を可能とし、
構造強度も大幅に向上することとなった。

多分に実験機的な要素を孕む試みであったが、
結果的に、実戦に十分耐えるレベルの完成度に達している。

また、この改修により、
奇跡的に可動状態で回収されていた大型戦闘刀剣・『炎神剣』の実装が可能に。

旧型機の破壊力と、現行機の高機動を併せ持つ、一点突破性能を獲得した。


ハイ、デッチアゲです。いま適当に考えました!

まぁ、妄想はともかく、
ご覧の通り、ミニプラ『炎神大将軍』を、『エンジンオー』として組んだものです。
というか、炎神大将軍をエンジンオーにムリヤリしたというか・・・。

炎神形態

炎神形態。
"ステージ1.17"仕様のスピードル、バスオン、ベアールV・・・、
だと思っておいて下さい。
バスオンなんて、ヒゲをむしった獅子之進でしかないからなぁ、シールとか。

実に簡単な構造なのに、カッチリ変形するのが素晴らしい。

個体差か、バスオンの上甲板?(エンジンオーのリアスカート)が
閉じた状態で上手く固定されないが、他は大変良好。
特にスピードルの肩の収納固定は、極めてシンプルながら確実な動作。

なお、ギミックとか、時期的にいまさらなんで、
"詳細は専門のサイト殿参照"ってことで(苦笑)。
いつもながら実にカッチリと動くのが素晴らしい。


アクションさせてみたり。

抜刀!

可動に関しては、もう、最近のミニプラですから、
執拗なほどに動く。

ただ、構造的に、下碗と手首が一体で、ちょっと刀剣類が構えづらいのが惜しい。

二刀流!

ゴーオンソードも格納状態から展開、装備可能。
武器収納ギミックはやはり燃える。
炎神剣と二刀流!カッコイイ!

・・・・・・、
やっぱり、見れば見るほど塗装がいい加減ですねぇ。
しかも、部分的にしか塗ってないし。

ええ、コレなにかっていうと、要はG12状態で特に目立った部分だけを
順繰りに塗っていった、というわけでして。
だからベアールなんて全く塗ってないぜ?

二刀連突

いや、それにしても、
見栄えのするアクションがガンガン決まるのが気持ちいいこと!

かかとの形のせいか、ヒザ下が長すぎるせいか、
ちょっと重心を上げたポーズが安定しづらい傾向が・・・。
ただ、そのぶん足回りが動きまくるので、結構自立できたり。


細部拡大。
いよいよマゾプレイ。
はみ出しまくり、ムラ出まくり。

エンジンオー、バストアップ

お察しのことと思われますが、使用用具は、
ガンダムマーカーとつまようじのみ。
いや、コレだけでも、上手い人は全然上手い。全ては当方の不徳の以下略。

塗り分けが大変そうだったロボ顔面は、割り切って、
"昔のロボトイ風"に、メタリック銀一色に、アイマスクだけざっくり金を乗せたら、
なんかそれっぽくなって、意外と満足(笑)。

前述どおり、途中まで、普通に炎神大将軍として作っていたので、
塗り分けは全く大将軍のそれに準拠。
胸鎧というか顔鎧が付く部分は取り外し、鎧を参考に塗り分け。

やっぱり今回も、ガンダムマーカーの使いやすさに感動。
もう、各所で言い尽くされていると思われますが、
狭い場所でも、ぱっと取り出して、ちょこちょこっと塗って、後始末不要、
乾燥も早く、匂いも無く、発色も良い!恐るべきアイテム・・・。

色的には、これも言い尽くされていると思われますが、
やはりメタリックシルバーが凄い。
前も『シャンゼリオン』のレストアで使いましたが、
ものすっごいシルバー感!

前述の顔面とか、スピードルのエキゾースト部分とか、
ワンポイントがギラリと映える出来に!

そして・・・、
今回の妄想設定の元となった、大変アホらしく贅沢な小細工。

お気付きでしょうか?
頭(の上半分)と、肩の装甲の成型色が微妙に違うことに。

ええ、ここだけ、ノーマルのスピードルから流用です。

いや、大将軍のキットにも、
スピードル用のパーツが余剰として付いているんですがね、

まさか使うまい、と思って、捨てちゃったんですよね!

・・・おかげで、スピードルのキットを1個潰すハメに(苦笑)。


もらったぜ!最終コーナー!

ゴーオングランプリ!

番宣とかでも登場していた、ゴーオンソードをトンボに構えて、
"シュザーー!"っていう感じで滑走してゆく、この"ゴーオングランプリ"のポーズが、
個人的に大好きだったり。
・・・と言いつつ、既にポーズがうろ覚え。ビデオ残ってないだろうか?(苦笑)

実は、当方も、このトーテムポール的デザインに、
最初はかなり拒否反応が出ているクチだったのですが、
新番組告知で、この"シュザーー!"を見て、
「・・・うわ、カッコイイかも。」
と思ってしまい、今に至る。


と、いうわけで、製品の出来は素晴らしい!
けど、
塗装の出来がアチャーな、当方謹製、妄想ビルディング、
『エンジンオー ステージ1.17
を、駆け足にご紹介でした。

まぁ、手前で言うのも何ですが、
こうやって気軽にペタペタ塗って、
どんどん鮮やかに見栄えするようになってゆくのを楽しめれば、良いのかも、と。

・・・ただ、あんまりにあんまりな部分は、実はこれでもかなり直している(苦笑)。

その過程で、悪名高き消しペンも多用しているので、
経年変化がちょっぴり心配な今日この頃・・・。

やっぱり、もう1セット買っておくべきか?

2008年12月 1日

セラフィック

最終決戦!

アトリエ彩殿の『デュエルメイドDX』。
トレーディングフィギュア版から、色々増強されて、(ようやっと)堂々登場。

メイドさんが何やら覇権を争って、
メカメカしい武器のリミッター解除して戦う、なんだかスゴイ世界観に、
きみづか葵氏の美麗なデザインが妙な勘合具合(邪笑)で、
どうも気になってしまう同シリーズの、文字通り、豪華版。

いろんな意味で、かなり葛藤した末、

なんか、ここで逃したらもう、
(いろんな意味で)二度と手に出来ない気がする・・・。

と、自分のサイフにマゾプレイ!と怪しい笑みを浮かべつつレジへ。


ブラインド版では、とうとう引き当てられなかった、
ピンク色ツインテールメイド(濃いなぁ(笑))さんを、ここぞと購入。

ベルリネッタさん本気状態

今にもインフィニティ・ウインズを繰り出しそうな大剣、
ツインバスターソード『ガーディアンソード』と、背部の翼が主な新造部品。
足元のベースも、"浮いてるっぽい"エフェクト含め、新造。
何気におさげ部分とリボン部分の可動はDX版での追加部分な気がするけど、
前述の如く、通常版は持って無かったりで。

正直、最初、ベルリネッタさんはパスと思ってたんですよね。
ええ、そうです。
ガーディアンソードの合体で余剰部品が出るから

まぁ、そんな事は今回は瑣末事であったが。

ベルリネッタさん細部

細部の造りや塗装などは、
ここ近年のトレーディングフィギュアの平均値、と言った所でしょうか。
ほんのちょっぴり期待していた、
塗装クオリティの向上とか塗装部の細密化とかは無し。

ただ、翼や、武装の金塗装部分のパール処理が中々きれい。

可動も、というか、
正味のところ、何もかも、Ver.2素体そのものです。
すっぽ抜けやすさ(苦笑)もそのまま。

以前には、アクションポーズ準拠の"ひるがえったスカート"を付けるなど、
多少の心配りを見せてくれていましたが、
今回、ロングスカート状になり、可動面で不利になって、
さぁ、どうするんだろう、と思った足回りは、やっぱりどうもなっていなかった(笑)。

まぁ、良いんです、瑣末なことです。

そもそも、可動スペックより、
立ち姿のきれいさを重視している傾向があったからなぁ、このシリーズ。

とは言え、新規添付のベースが、足裏との結合が結構しっかりとしていて、
足首のジョイントを上手く使うと、上の写真の如く、"突撃滑空!"なポーズとか、
それなりに応用性は見出せる。


さて、個人的本命、パンテーラさん。

銀髪・赤目・無表情は、当方的にかなりガードしづらい。

パンテーラさんやる気モード

スペックに関しては、ベルリネッタさんと同じ。
ていうか同じ。金型が。

・・・・・・、分かってます。無理と分かってます。
しかし、プロポーションの違いが、とか言っちゃぁいけませんか・・・?

こちらの大型武器、『デュアルファング』は、
2丁銃から大型銃への合体には、一切余剰無し!(まぁ、光刃モードの刃が余るけど。)
短銃身の方には、簡単ながら変形ギミックまでありで、
これで銀髪・赤目・無表情では当方に勝てる余地無し。

パンテーラさん細部

クールな印象がありましたが、思いの他、あどけない顔。
いや、それで良い(笑)。

ポニーテールは、残念ながら軸を差し込んでいるだけ。
その代わり、結び目?の部分から垂れているバランサーみたいな長い部品が
ポニーテールと同軸で可動。

ベルリネッタさん共々、服の部分は、正味のところ、
結構塗装が荒い部分もあるのですが、首から上の塗装は結構しっかりやってくれてる。


しかし、まぁ、なんというか。
先から文中には出てきている武器の合体分離ギミックとか、
それなりにはあるプレイバリューをご紹介しつつ、
またしょうもないネタ記事でも作ろうかなぁ、とか思ってたのですがね、

パンテーラさん開封して速攻で手首軸もげたのを直すのに、
時間とテンションを食われてしまいましてね・・・。

しかも、ソレを1時間くらい掛けて直した後、
さぁ!今度は勝手は分かってるからダイジョウブ!と、
言ってるそばからベルリネッタさんも速攻でもげたのは、
もうどうしてくれようかと。

最初の時は、細っそーい軸だって見て分かっていたのに、
うっかりグリグリこじっちゃったので、まぁ、自業自得とも言えるのですが、
2個目は、明らかに前のパンテーラさんや、ベルリネッタさんの
反対側の手よりも軽く折れたので、
どうやら、製品組み立て時に既にダメージが入ってしまっているとしか。

「・・・・・・・・・。」

と、三点リーダ3順位迷った末、
ゴメン、スマン、と合掌しつつ、
以前に買っていたVer.1シェルビーさんの腕と交換して応急処置!

と、思ったら、

Ver.1より、軸、細くなってるのね

・・・何を考えてる、アトリエ彩殿。いや、訳が有るのか?理由が有るのか?

というわけで、
都合、腕2本分、シンチュウ線を埋め込みましたよ、ええ。


まぁ、なんだ。
上の如く、ちょっと取り扱いに"慣れ"を期待されているところとか、
出来に関しては、ほぼトレフィグ版相当であるところとか、
そのトレフィグ版は1個840円であるところとか、その辺かんがみて、
やっぱり3,675円って、ちょ・・・っと、その、高いと思う。

羽と武器とベースで、2,800円相当って事ですよねー。

故に、
量販店で出会ったときには、運命の後押しかと思った。

そして、
断続的に絶叫し続ける我がサイフへの、
更なる責め苦へと踏み切らせる最後の一押しがコレ。

これは良い台紙

ブリスターパッケージの台紙に、大きくイラスト。
うわー、これは破壊力がある・・・。
ヘタをすると本体と同等に(笑)。

表紙だけで同人誌を買ってしまったりする人種的には、
この台紙に600円分くらい配分しても良いのではなかろうか。

と、いうことで、
およそ2,200円くらいの装備品が追加になった、
デュエルメイドDXでした。


ところで、この『デュエルメイドDX』は、"全3種類"。

今回、購入しなかった3つめは、ベルリネッタさんのリカラーで、
『ベルリネッタ・シャドゥ』というそうで。

ええ、概要としては、
髪が金(黄塗装)で、服がモノトーン調、武器のクリアー部が、
雷光をイメージしたイエロー・・・、

って、そりゃ

ほぼフェイトちゃんだね!?

・・・。
・・・・・・。
ぅ。
ぁ。
ええと、買わなきゃならない気がしてきたけど、気の迷いですよね?